おやすみから はてははじまり
おやすみから はてなはうまれる

おはよう はてのはてな
黒い羽の眼鏡が
タクトを宇宙に投げる

バトンガールの腕の中
くるくるう
地球が回った

...
天使が翼を広げて

お前の戸を叩いている・・・

お前は眠っている


心を解放せよ

制限を突破し 人々の境を越えて

お前自身となれ


お前は一体何を怖れているのか? ...
昨日は小石を拾って歩き
そのいくつかを空き缶にしまい
いくつかで池の平和を乱し
残りにズボンのポケットをやぶられた

今朝は花を摘みとって歩き
少しを家の花瓶にさして
多くは風邪のあの子 ...
よしなさいよと言われても
夜な夜な無意味な逢瀬に応じ
しなしな軋む体は重く
由無い出会いはしだいによしな
加速する時間矢印多方向

拡散する宇宙不可思議赤緑

旧約収縮仮説エントロピーの低下遷移

創造主の仮定物理は罠だって

ニュートンの林檎から始める定理

引力がなければ衝突 ...
星月夜廊下は長くのびており  

夕暮れの

赤い切り口 地平のところ

東(ひんがし)の

少し高くに昇った星を

闇に紛れた雲竜(くもりゅう)が

飲み込まんとば大顎(おおあぎと)


竜に左右 ...
ずいぶんと長く走ってきた
満月がようやく山の端にかかるのに
まだ夜が明ける気配はない

そういえば
後席でにぎやかだった
家族はどこへ行ったんだろう
愛しい顔がどうしても思い出せない
...
空間耕す

捏ねる時間

香りがいざなう虚空のしらべ

舌の根深く余韻がはためく

はためく蝶の歓びの燐粉

店主の眼差し豆一つ魂

店を出れば空が街が人々が

鈍色の光沢 ...
気が付けばまたルーターの点滅を凝視している


人の意見を覆す度量がないばかりに口癖が「確かに」


言うほど気にしてないことを人に言われてがっつり凹む


どうしても言いたいほどの ...
サツマイモ工場で火災が起きて
町中が秋の香りに包まれた
一週間、焼き芋祭りが繰り広げられた工場前の大通りには
今も皮や食べ残しが転がっていて
野良猫がその取り分を巡って抗争を繰り広げた
僕は ...
つき立てたスプーンは
さながら銀嶺

氷寒は、あまい
あまくて
ぬくい


だれかの失くした王冠と
つとめてしずかな
舌鼓


ありふれた脱ぎ捨て方で
癒しのすべが
...
例えるならば、高いところにたまった塵

例えさせて頂けるのであれば、
新しいのを買った途端に出てくるそれ

のような
 
見つけられた途端に、疎まれるような
見つかりさえしなけりゃ、ど ...
血液という海に守られている

骨という外壁に守られている



わかっていながら、



あたしはその中で平気で紛争を起こします

それを片や、狂気沙汰に批判します
...
星が廻るみたいに

どんどん変わっていく

空から見たら小さい


そうだね、なんて小さい

{引用=生まれ生まれ生まれて明るく
死に死に死んで死んだら暗い}

繰り返されない ...
 

ここは雲の影の下

ここだけ雲の影の下

指先ほどの小さな蝶が

風に飛ばされるまいと羽ばたいて


ああ、もうすぐ嵐がやって来る



人は自律を失って

こ ...
体中の細胞ひとつひとつに爽やかな風がみちあふれてくるような朝
どこまでも青い空が広がっていた。

浜中朱理(あかり)は、今年、城西大学医学部を卒業して研修医になる。
将来は、脳神経外科医をめざ ...
バス停に佇むやじろべえがいます

いくらバスがやってきても乗ろうとせず

バス運転手たちの間では有名な話です

水族館にマンタばかりを眺めているやじろべえがいます

あまり手を大きく広 ...
              111016



経営陣は一連の不祥事の責任を取って速やかに総辞任いたします
朝になるといつもの顔ぶれが胸を張って正面玄関にやって来る
あれは単なる夢だっ ...
昨日は、朝、銀座で、
「ベニスに死す」を見た。
むかし、見たときは、よくわからなかったけれど、
(そりゃ20才くらいのときだから、当たり前だ)
まだまだ、十分にわかるには、
あと最低20年は ...
 
 
紙を飛行機にして
窓から飛ばす
しばらくして
砂漠に不時着する
近くでは
砂場と間違えて迷い込んだ男の子が
砂遊びをしている
こんなに集めたよ
振り返って
砂でいっぱいに ...
  鮮やかな桃の色をした
  あなたの大切な鞄が
  線路の上にある
  今は秋の朝
  未だ人のまばらな
  プラットホームから眺めるとそれは
  轢かれるのを待っているように見 ...
A君

僕もなんで生きているのか
わからないんだ

なにかを失ったように
彷徨っているけど

本当は
最初から
何にもないんだ

A君

僕は誰かと話したい
そして誰 ...
浄まってゆく

それに身を任せている

この十年となえていた名前が

さいきん出てこないんだ


きょうさ

なん時ごろ元気だったんだろう

だれとも喋らずに天井を見ているよ ...
百万の蛙と同じ数だけの忍者がいると思えば楽しい

この夜の全ての書肆の灯りをも狂って吹き消す風のいじわる

大輪のひまわり折れているばかりこの世の息をあの世でも吸え

舞殿で無心におどる鬼 ...
木の葉降る楽しい声は秋の空


カレー派の彼は枯れ葉に別れ華麗


図書館でさわやかな日に生理学


野良猫に辛子つけ麺不道徳


枯れ葉かさねて渡されキレ芸のみ


友 ...
今年になってやっと
我が家の底冷えのする土間に
ウミガラスが営巣した
すでに蓄えは底をついた
ぎりぎりのタイミング

かつては家族全員
障害者認定だったから
近所の一部マスコミからは
...
{画像=111016151903.jpg}



迷ってばかりではないんだよ
ゆっくり歩いて来たんだ

途中に声を掛けてくる者もいたけど
脇目も振らず歩いて来たよ

...
 山ほどCDを買って 本当に気に入ったのは多分、全体の1、2割だろう。
 今聞いているのは 老ピアニストが奏でる イマフウのジャズなのだが

 Black and White というタイトルの曲 ...
「むせないように、ゆっくり吸い込んで。そう、深く。目一杯吸い込んだら、そこで息を止める。出来る限り長くね。堪えきれなくなったら、注意深く鼻から細く出してみて。少しずつね。一編に吐き出して、咳こまないよ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
は てるな砂木自由詩9*11/10/17 7:16
起床yamada...自由詩211/10/17 3:39
届けものつむ自由詩5*11/10/17 2:46
しなしなよしなはるな自由詩211/10/17 2:19
1995年と2012年高濱俳句011/10/17 2:18
星月夜春日線香俳句311/10/17 1:58
mortal...自由詩111/10/17 1:28
通行止西天 龍自由詩211/10/17 1:27
珈琲一杯灰泥軽茶自由詩411/10/17 0:40
「遂には雨まで降り出したわけで」自由律十伍篇faik短歌6*11/10/17 0:06
埋葬haniwa自由詩511/10/16 23:06
モンブラン千波 一也自由詩7*11/10/16 23:06
茫洋、茫洋faik自由詩1*11/10/16 23:01
机上での自己解剖自由詩5*11/10/16 22:49
思い出すひとの話寿自由詩1*11/10/16 22:09
亡霊mortal...自由詩211/10/16 21:43
大、大、大、だぁ〜い好きー1草野大悟自由詩2*11/10/16 21:19
やじろべえ灰泥軽茶自由詩5*11/10/16 20:53
空を飛ぶより楽しいことあおば自由詩5*11/10/16 19:50
4月20日はだいろ自由詩211/10/16 19:29
不時着たもつ自由詩811/10/16 19:15
桃色の鞄草野春心自由詩7*11/10/16 19:11
A君佐藤伊織自由詩011/10/16 18:33
こんなものを失った吉岡ペペロ自由詩511/10/16 18:32
まつりのあと春日線香短歌211/10/16 18:22
秋と血球kawa川柳011/10/16 16:38
ウミガラスシリ・カゲル自由詩311/10/16 15:53
迷子 / 寄り添ってきた想いへbeebee自由詩20*11/10/16 15:22
私的な音楽牧場さすらいのま...散文(批評...111/10/16 12:23
ちぽっけな世界蒲生万寿自由詩1*11/10/16 11:21

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