まだつたない指先で
あのときの私は私なのよ、と
マフラーをひっぱる少女
きみはまだ生まれてなかったでしょう?
たくさんのことがあった
毎晩 それをノートに綴った
ぼくの家は絵描きだったから
銀色のきれいなカブラペンをよく使った
ろうそくにともす
ぼわっ と
窓が染まり
瓶の中の蒼い影をもちあ ...
ニッカポッカ もっとずっと遠くへ出かけたいな
ニッカポッカ リュックしょって地図を広げて
ニッカポッカ ポッカロバを一頭引き連れて
ニッカポッカ 闊歩闊歩マングローブの森を歩いてゆく
暗闇 ...
かぞえる
今コーヒーカップに落とす角砂糖を
喫茶店のドアで涼やかに鳴ったベルの音(ね)を
雨上がりの街角で曲がった回数を
巻き戻して
振り返って
かぞえる
音がとぶまでCDを回した数 ...
夜ってきっと縦長
昼間干された空は
くるくるまるめられてる
夜ってきっと縦長
仔馬のたてがみみたい
しなやかだけど強いの
朝に潔く譲る
人はピンポイントに照らされ
ひとりひ ...
そうしてまた
ここで壁に 突き当たる
何度も来た袋小路
幾度間違えれば
正しい道筋を 覚えられるのだろう
いやむしろ この惨めな反復を
彼は愛しているのかも
またスイッチを押 ...
まだ愛している。
離れたくない。
たとえ君の毒に
当たろうとも
毒を飲み干そう。
眠い眼を開け
仕事に出かける。
愛する者の為に
今日も働く
毎晩食卓に
甘い蜜を並べ
次 ...
麻薬によったように
のた打ち回る
誰にも愛されないのか
苦しい。
She is everything!
She said to me.
She laugh at me.
She ma ...
あの安心感
あの落着き
あの開放感
あのトキメキ
あの喜び
あの悲しさ
あの緊張
あの嬉しさ
あの苦しさ
あの悲しさ
あの辛さ
あの絶望
西の夜空に
月が置いてあるよ
黄色いオレンジが
おまえの温度のようだ
夜はなぜ来るんだろう
地球のことが分からないから
この世のことが分からないから
夜は ...
あなたにのせたいなー
しにぎわのうたと
わたしのさいぼー
とおくなるの
こわくないの
あなたわすれてしまう
けっしてつたわらない
ひふいちまいおんどさ
ほかんしておくよ
ばいようされ ...
夜食は食べる前がいちばんおいしいのであって
ほんとうに食べてしまってはいただけない
だから、
その先は言わないで
最近離人症が治ってきて気づいたことがある。
どういう風に治っているかというと、朝起きて「ああこの身体は俺のものだな」と再認識するといった具合である。
それは別に離人症の治癒過程では無いといわれるか ...
すきま風に吹かれたような
元栓を閉め忘れたような
福神漬けがないのにカレーを作ってしまったときのような
元から1人なのに、1/2人になってしまったような
月はほんとうにきれいか
花はほん ...
靴音が遠ざかる
今日も心のどこかで
待っているわたしがいる
鍵をかけずにいなさい
さすれば彼女は……と
根拠のない
地下からの教えが聞こえるのを
深い深い地底からの、
マグマす ...
私のことばは
うつくしくない
気高くも
やさしくも
はかなくもない
繊細さも
巧妙さも
素朴さもない
気が触れたような独創性も
気が晴れるような辛辣性も
気が遠のくよう ...
ついさっきの
出来事のよう
ばか、
しね、
どっかいけ、
泥水のような言葉の
あてのない応酬
道端で
ながい雨にぬれ ...
毎日小さなバスに乗る
手を上げないと通り過ぎる
キーッと止まりむーっと出る
少量の客は揺すぶられて
たった100円で駅に着き
たった一本の桜のもみぢ
見つけたから今日は佳し
優し ...
くだらない唄をうたっている
性懲りもなく
くだらないのだとへつらっている
誰に言われたわけでもなく
自分勝手に自己嫌悪して
くだらないと、しょぼくれている
くだらない、を逃げ口にしてい ...
ひらひらと
群青の夜空に舞う
暗闇の蝶――蛾。
揺蕩うように 揺らめくように
滲んだ月に 白い影が踊る
「今宵の闇は深く
あなたの声も聴こえない」
女は
蒼い月影のランプで手 ...
仮題 群島収容所
このしまでうまれるはずだった
ものがたりがふねにのって
とびたつこともなく
おいだされていくひに
わたしの母はまたあたらしいこどもをうんだ
このしまでうたわれたうたの ...
南風オレンジ色の夏休み青春というオーラを纏う
雨の夜母からの手紙読み返す敬語ばかりが並んでいるね
蛇口から流れ出ている天然水湧き出す恋の色は複雑
遠くても一瞬で来るEメール遙か ...
詩を書ことする思いは 自分だけにしかなかったはずだ
そう つぶやいた
何故だろう
時の流れは 早すぎる
街の流れも 早すぎて
道行く人は通り過ぎた
現代詩フォーラムに 感じるものなど何 ...
いつかきっと
そんな先のことはわからない
いままでもそうだったように
未来を確実な強度でたもつこと
そんなことは一体誰ができたんだろうか
過去に二回結婚を約束したりもした
それ ...
ゲッ、朝目覚めたらこんなことに・・・・。
えっ?あんなのお兄ちゃんじゃないだって?
ひでえのー!
はだけた空の向こう
だんだんと透明になる秋の模様と
そろりとかき回す
乾いた、みどりいろ
やがて
脱ぎ捨てていく
いちまい、
いちまい、
はらはらと、
はらはらと、
...
千代千代と鳥が鳴く。冬には朱色だった夕方がもはや黄色である。子宮が死んだ。かの様な月がまだ暮れない空に浮かぶ。女。隣に住む奥さんが産まれたばかりの赤子を連れて庭園散歩から帰って来た。其れを見た女は ...
みちづれはいらないか?
世界には逆らいきれない
それよりもあの高い塔を叩き潰せ
暗い雲の上から見下してやれ
地下密かに潜り
蕁の縄に縛られて
地上を見上げたまま呪う
...
好き島?
嫌い島?
気持ち海
海いのち
なみ切実
風ちから
愛しい
たまらなく愁い
愛しい
気持ち海
海いのち
なみ切実
...
最近はお金が無くて彼女とデートもできません
美しい格差の国は何処のはなしなのでしょうか
高村光太郎では無いのです〜がちょっと頭の軽い彼女と
悪癖に懲りない僕との明るい毎日です
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ふれないよ
mizuno...
自由詩
1
11/11/1 23:02
かさぶた
T.L
自由詩
0
11/11/1 23:00
ニッカポッカ症候群
灰泥軽茶
自由詩
2*
11/11/1 22:56
かぞえる
つむ
自由詩
4*
11/11/1 22:55
縦長の夜
朧月
自由詩
4
11/11/1 22:41
D.V.D
さすらいのま...
自由詩
8*
11/11/1 22:39
愛している
ペポパンプ
自由詩
4*
11/11/1 22:39
夜な夜なうなされて
〃
自由詩
1*
11/11/1 22:39
信じる事を止めないで
〃
自由詩
2*
11/11/1 22:39
四谷の夜
吉岡ペペロ
自由詩
5
11/11/1 22:30
細胞
杳
自由詩
0
11/11/1 21:59
夜食
かなりや
自由詩
3
11/11/1 21:53
離人症
GrassR...
散文(批評...
3*
11/11/1 21:34
月夜のカレー
かなりや
自由詩
4
11/11/1 21:10
靴音
〃
自由詩
1
11/11/1 20:46
過ぎる
faik
自由詩
4*
11/11/1 20:01
靴下
草野春心
自由詩
3*
11/11/1 20:01
今日のもみぢ
木原東子
自由詩
8*
11/11/1 19:47
自虐自慢のエゴイスト
faik
自由詩
0*
11/11/1 18:31
【 pulse 】
泡沫恋歌
自由詩
15*
11/11/1 17:44
未完成品の断片羅列01
ballad
自由詩
1*
11/11/1 17:41
南風
夏川ゆう
短歌
1
11/11/1 15:51
僕はただ、君の詩を読みたいだけ
番田
自由詩
0
11/11/1 15:02
おしえてほしい
キメラ
自由詩
5
11/11/1 14:41
写真を見てひとことvol.9
花形新次
携帯写真+...
0
11/11/1 13:48
一葉
あ。
自由詩
4
11/11/1 11:19
嫉妬
長押 新
自由詩
3*
11/11/1 10:25
こおるどえっぐ (No.2
アラガイs
自由詩
2*
11/11/1 7:36
愛愁
吉岡ペペロ
自由詩
2
11/11/1 7:31
明るい生活
梅昆布茶
自由詩
3
11/11/1 7:16
3271
3272
3273
3274
3275
3276
3277
3278
3279
3280
3281
3282
3283
3284
3285
3286
3287
3288
3289
3290
3291
3292
3293
3294
3295
3296
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3300
3301
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3310
3311
5.37sec.