たよりない軸をつかんでわらってた 人工衛星みたいに遠くで



罵倒してもよかったんだよ ボディソープの淡い匂いのぬけがらを抱く



かみさまの代わりにネオンの消えた街へ ...
感覚とは、
どこまでが可能であるのか
すぐ先の現実は掴めたとしても
その先には確信がない
わたしは今、 ...
ポケットから
手帳を取り出す手が冷たい
ことばを整理する
その過程で
冷えてゆくものも温まるものもある
あられが窓をしきりにノックする
冬が訪ねてくる深夜

うまれてきたことに感謝し
...
今でもね…
君の言葉が…
君の口癖が…
ついつい僕の口から…
ポロリポロリと…
こぼれ出るよ。

自分で言ってるのに…
まるで君が言ってるよう…。

そんな時…
君との思い出が… ...
鉄路の車窓に

繁華街と映画館がゆき過ぎた

ふたりで一緒に

映画を見に行ったことがなかった

それでもふたりはよく映画の話をした

ヘブン、竜二、ぼくの大好きな映画は

ふ ...
バックシャンなら

雨降りの金曜日
待合室に
見かけし彼女
名も知らず
長い髪の毛

病気なのだろうな
ひどいのかな
薬の調剤の合間に
彼女のことを思う

窓外を見れば
し ...
小さなガラス壜の中は海
群青のさざなみでゆらめく

海をコレクションする女は
孤独であるけれども
絶望的に孤独ではなかった
本当の海まで
もはや歩いていくことは不可能
この部屋から出る ...
お互いの娘の墓に柿落葉

リストラをされたと言えず日向ぼこ

君の咳止まらないのが心配で

未成年けんちん汁で乾杯を

鴨川に八百万羽の都鳥

セーターをほどいたもので首くくる
...
路地裏を抜けるとそこは黄昏の国


鮭の半身が海へ帰りたがつてゐる


今しがた刺身が自殺したと云ふ


亀を何匹積まれても此処は売らん


傷痕に潜むバクテリアいちや ...
シャボン玉割れたら春がきた


春を運ぶ春日通は空いてゐる


春まみれのスナフキンがやつてきた


春と云ふ字を書けないでゐる風の子


道を渡るとそこは春であつた


...
アラバマに行きたいななんて歌いつつどんな国かと人に尋ねる
愛よりも恋より金より仕事より雨と布団が愛おしい
昼過ぎになったらお店に出かけようポテトチップス頬張りながら
冬の朝遠い空から雨の降る 何 が 
どれだけ

そんな考えなんて
このひとつぶの雨にも勝てやしない

自分の心の中は
広いのか狭いのか
答えは 狭い
ならなんで迷う?

ないものを探して
あなたからほし ...
海はどこに隠れた? こんなにも空は涼しく、こんなにも山は遠慮しているのに。/それが教授と愛人との踏みならされた日々の果実のような疑問だった。/僕は居てはいけない人間なんです。あらゆる部屋、階段、交差点 ... 何度決意しても

捨てられないものがある

過去に生きているわけじゃないけど

宝物のような思い出は。

そっとそっと
しまっておいて
温かいままでいたい

こんな寒い雨の夜に ...
王国はいつまでもそこにありますように
ありつづけますように

(そこ、
という代名詞の罪ぶかさについて考えていた)
尾を振りながら過ぎ去っていくいくつかの流体
真白の雪原がどこまでも広が ...
レモンあじの ドロップ 空にきえた それでも青い鳥は唄いつづけている
ギンガムチェックはみどり 黒いニットキャップの男は氷を口に含んで車を走らせた
赤毛のルルは今日も刺繍でマーガレットと四葉のクロ ...
ぐうるり 見渡したら
ガラスのからすが飛んでいた

星のオルゴールうごきだした 
ひつじ大喜び

捨てられたぬいぐるみ ルル
お利口さんだったのに
だったのに
ゴミ捨て場からてくてく ...
林檎の匂いのする空から
上手く云えないけれど
指さきに吸いつく 音符

バスケットガールの公園で
痩せていく木々を見ながら
つまさきに駆けぬける 車輪

ゲーテの詩集の栞紐が
二 ...
パーリラパーリラ
パーリラはいはい
粗相!粗相!
なに粗相?

アーリランアーリラリオー
アーリラン峠を越えてゆく

咳止めシロップパーティー
銀の指輪
彼女との写真
フラッシュ ...
楽園はすぐそこにある
汗水たらして
働き
魂は離れてゆく

悪魔は来たりて
勝利の笑みをこぼす
涙によって
体は冷え、凍える

死は来たりて
敗北の人生
サクセスストーリーは
...
貴方はひどい人
その気にさせといて
恋愛の対象外だって
イケメンで金持ちがいいのか?

金が欲しいのか?
愛が欲しいのか?
快が欲しいのか?
血が欲しいのか?

殺せ!殺せ!殺せ! ...
街より低く
花はこぼれ
音になり
蛇になる


ひとつの手首
四つの手
ひとつの花を
廻している


火をくすぐると
飛ぶ子たち
どこで誰に
会いにい ...
 決して建て終わることのない塔がある
 光をまったく反射しないその塔は黒い輪郭に
 太古の文様を刻んでいる

 日の光のもと 
 それは実体のない白い影となって横たわり
 存在を忘れさせる ...
目をつぶり。心の鼓動に耳を傾けると

いつも君が呼びかけてくれた。

できる。できる、必ずできる。。


光の無いトンネルの中を走っていたときも、

雨でずぶ濡れになった泥沼を歩いて ...
パチンコに置き換えて考えると

世の中って

座っても仕方のない台ばかり

なに不自由のない幸せになるために

ひとは宗教に喰らいついて

自己肯定を宗教肯定にすりかえて

挙 ...
冷たさの切っ先を研ぐ月光へと
自殺志願者の息が首をもたげる
いっとう美しい行いの後も
彼は彼のまま生きるだろう
あぁ穴だらけの空が光っているよ


サナギではないというのに
殻であ ...
青春ごっこを今も



続けながら旅の途中









...
... 同じ時代に生まれおちた奇跡

同じ時を刻み
同じ空気を感じ
この瞬間の風を受ける

あの空も
あの月も
大地の声も

共に感じる事が出来るこの世に
生息している今を感じながら耳を ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
アンチ・ハッピーしろいろ短歌10*11/12/3 15:22
『自我の孵化する音』あおい満月自由詩311/12/3 14:46
冬が訪ねてくる深夜かんな自由詩16*11/12/3 14:06
僕の中の君清風三日月自由詩111/12/3 13:03
ふたりで映画を見たことがない吉岡ペペロ自由詩2+11/12/3 12:05
バックシャンなら生田 稔自由詩311/12/3 11:15
てのひらの海そらの珊瑚自由詩8*11/12/3 9:42
俳句2011 冬2北大路京介俳句12*11/12/3 9:18
人魚のミルク冬野 凪川柳6*11/12/3 9:14
俳句1*11/12/3 8:59
アラバマ只野亜峰短歌111/12/3 8:54
冬の朝こしごえ俳句1*11/12/3 8:41
雨の役目朧月自由詩211/12/3 8:24
無題葉leaf自由詩3*11/12/3 7:48
捨てられないものがある森の猫自由詩18*11/12/3 4:53
monologue雛鳥むく自由詩1011/12/3 4:22
リタマーブル自由詩211/12/3 3:16
ルル自由詩111/12/3 2:17
12古代 透自由詩2*11/12/3 2:16
嗅ぎタバコペポパンプ自由詩3*11/12/3 0:53
地獄自由詩5*11/12/3 0:52
あなた自由詩2*11/12/3 0:52
夜へ 海へ木立 悟自由詩511/12/3 0:49
イメージという名の傷跡ただのみきや自由詩7*11/12/3 0:12
心の中の君(自分)にルビー自由詩011/12/2 23:51
メッセージ吉岡ペペロ自由詩4+11/12/2 23:11
よるさえIMAGAM...自由詩211/12/2 23:01
盗作TAT自由詩1*11/12/2 22:23
フランキー・フレデリクス短歌1*11/12/2 21:42
時を共に菜穂自由詩2*11/12/2 20:35

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