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からっぽな心 / 一日の始まりに駅のホームで
からっぽな心は何で量ればいいのか
朝日 ...
とどくきみ電話の声にねころんで
正しく蒔いたわたしの母音
はじまりの予感にまみれ匂い立つ
いとおしい小さな過ちよ
今日もやっぱり晴れたよねわたしたち
多摩一番の ...
ときがたい遺失のなかに君はいる
わかってるさでもまたいつものようにつっこんでくるし
僕もこたえるさ
男同士でケツ触りながらああ気持ちいい……とかねえねえもっととか
これって仕事 ...
棒ティラミスを奢ると笑ったから
これは気がある
茶を汲んだりしたし
気がある
寺に一緒に行く約束したし
気がある
一本の草となり風にゆれている
無数のいのちの気配
静かで心地よいざわめき
一本の草となり風にゆれていた
触覚をおもいっきりのばしてみる
しびれるような蜜蜂の羽音
暑く深く
生と死 ...
冬の樹木は裸のおんな
背中を向けた太陽の
冷たい背中にしがみつく
鎧みたいに着込んだきみは
冷たい世間にそっぽを向いた
遠くに祖国を
持つ身のように
養護学校の連絡帳に書いてあった
先生が
悲しいことは? と聞いたら
きみが
「ママに怒られた」と答えましたって
何故怒られたの?と聞いたら
「タマゴ割った」と答えましたって
...
ブラックホールとホワイトホールつこたら未来に行ける思うねん、
タイムマシンの開発を本気で考えている息子がそう言って目の前で紙を折りはじめた
紙折ったら、折ったとここんなふうに伸びるやろ、ブ ...
二〇一〇年夏。オーケストラのリハーサル。
まだ若い、俊英と称される指揮者が壇上に立つ。
曲の中途。世界的な老指揮者が駆け寄り、大きく両手を振って演奏を止めた。
ここは指揮棒を叩くんだ。なぜな ...
妻の運転する車に乗り
CDの再生ボタンを押す
「状況はどうだい、居ない君に尋ねる」
新たなる日々が、始まろうとしていた。
3年前、自ら世を去った友を思い出していた。
こ ...
ぶっきらぼうにわらって
ひとりになった
敵も味方もいなくなった
それから詩情が急激に流れ込む
俯瞰視すると
東京の半分が廃墟を建築し続ける中
女は女を探す旅へ
俺は自分に着させる ...
こうやってバスに乗って
流れる風景を見ていると
自らの来し方が思い出される
私はこれで良かったのだと
今は心からそう思える
私は行ける所まで行った
何も悔いはない
今の平穏な生活があるの ...
似た人
意識しあう二人
見つめあう二人
無駄な時間が
規則正しく
過去に変わってゆく
というのも、
電子レンジで温める様を見つめても
眼球が爆発しないだとか
鼻水をすすった ...
優れたものは
君を入り口まで導いてくれる
だが扉を開け、その先を歩くのは
あくまでも君の仕事なのだ
終わりはすぐそこにある
君が過去を振り返れば すぐそこに
君がど ...
クリスマスの準備に忙しいのは、
雪だるまだって、同じ事です。
飾り付けのための樅の木、プレゼント、
おいしい食べ物やおいしいお菓子。
だから雪だるまはこっそり脚を伸ばして? ...
僕達は北極星からやってきた
銀河の闇を切り裂き
暗黒星雲や超新星と交感しながら
遥かな光年をやってきたのだよ
オーロラのカーテンをゆらしながら
氷雪を溶かしながら
...
愛していると告げた時
何かが間違っていた
それは
蜜を湛えた
花というよりは
壁から伸びた 鎖だった
君という船を 僕という港に 繋ぎ止めておくための
その言葉は 何も与えずただ 拘 ...
穴のあいたバケツみたい?
そんなバケツみたことない
ありもしないもの
あるように語る
雨がふったら痛くなる
この心の原因なんですか?
ありもしない
傷がぐずぐずいう
だれかが憎 ...
夜の海をゆらゆらと私は舟を漕いでいた
天球の子宮のような空間
おだやかな潮の香りがおびただしい生を封じ込めている
櫂の力を緩めると島が見える
オレンジ色のひかりを放ち島がゆらめいている
火の ...
緑を背にして空を見下ろす
雲ひとつない空
吸い込まれそうで、落ちてしまいそうなけがれもない空
ただ 金縛りにかかったように空を見下ろしていた
視界に写りこむ時計 ...
変わりすぎた季節が
額縁から溢れ出してる
部屋は君が投げ出した
何もかもで
埋まってしまった
居なくなってしまった神様の
ナイフだけ光っていた
描けば一瞬さ 風景画
閉 ...
赤い砂漠をトボトボと
白いドレスの女は行くよ
背中に担いだ木の十字架は
太陽に焼かれ{ルビ暗の暗=くらのくら}
既に神は干からびたもうた
軽い軽い炭のクロス
...
ピノキオは人間で出来た木だったんだ
一見ばかなことでも視点を変えれば正しいことだと分かるとピノキオは言ったんだ
サンテンイチイチの予兆などまるで感じない八月の伝説の一週間
夜なの ...
ガムは
包んで
屑篭へ
煙草は
消して
灰皿へ
服は
畳んで
押入れへ
さて
この感傷
何処へやろ
飲み込んで
腹の中に?
揉み消して
道の端 ...
家族を失うことは
心の一部が切りとられるということ
腕の一本麻酔もなしに切り落とされたと思ってみれば
その痛みの激しさと
後々続く消失感が
少しは想像できるでしょう
だけど心は人の目に ...
あなたを包むこの空気が
ずっときれいであるように
わたしを包むこの空気が
ずっときれいであるように
名もない朝焼けが
空を包んで 夜明け告げたとき
あなたとわたしは離れずに 同 ...
悲しくて悲しくて
忘れることにしたことが
胸の中にはたくさんある
もうさよならをしたんだ
諦めたんだ
だからいいんだ
出かかった言葉は
またもや飲みこまれ
外へと生み出されることは ...
からっぽになりたいのに
わりときっちりはいってる
あたしの心ん中
整理整頓きらいなのに
夜空みて深呼吸
ごめんね
悪いもんはきだして
だれも文句言わないから
ぜんぶこぼしてしま ...
突然やってきて
ふらっといなくなる
さっき笑っていたかと思うと
3秒後には落ち込んでみたり
あたしは猫が嫌いです。
どっちかっていうと犬派で
その人懐こい瞳とか
後ろからつい ...
涙を流して石になる
横で女も泣いている
生き物たちは銀河だ
生き物たちの銀河だ
本当にもうにどと
会えない人なんているのだろうか
誰か教えてくれないか
天 ...
日付順文書リスト
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からっぽな心 / 一日の始まりに駅のホームで
beebee
自由詩
23+*
11/12/13 23:26
多摩のうた十二月
たちばなまこ...
短歌
18
11/12/13 23:25
ふれんず
梅昆布茶
自由詩
5
11/12/13 23:10
多変量解析
6
自由詩
1
11/12/13 23:09
蟷螂の夢
ただのみきや
自由詩
13*
11/12/13 23:03
白い息
〃
自由詩
5*
11/12/13 22:33
連絡帳
花形新次
自由詩
4*
11/12/13 22:16
経歴8年
吉岡ペペロ
自由詩
2+
11/12/13 21:28
口伝
角田寿星
自由詩
3
11/12/13 20:41
船に乗る日
服部 剛
自由詩
5
11/12/13 20:37
如何にして裸で、略して
timole...
自由詩
4
11/12/13 19:35
_
渡辺亘
自由詩
2
11/12/13 19:04
似た人
七味とうがら...
自由詩
6
11/12/13 15:26
入り口
yamada...
自由詩
3
11/12/13 13:14
雪だるまのクリスマス
非在の虹
自由詩
0
11/12/13 10:52
星の子供達
梅昆布茶
自由詩
10
11/12/13 10:13
契約
まーつん
自由詩
5*
11/12/13 9:21
地球人
朧月
自由詩
8
11/12/13 8:22
燃える島
山人
自由詩
8*
11/12/13 6:16
空 2011.12
イワキ
自由詩
3*
11/12/13 2:50
サナギの色
こういった
自由詩
1
11/12/13 2:25
赤い砂漠
faik
自由詩
11+*
11/12/13 1:13
ピノキオたちの夏
吉岡ペペロ
自由詩
2+
11/12/13 0:42
_
faik
自由詩
12+*
11/12/13 0:32
悲しい特権
ただのみきや
自由詩
4*
11/12/13 0:31
空気
アヤメ
自由詩
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11/12/13 0:20
剣とおじさん
s
自由詩
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11/12/13 0:08
夜にかくれんぼ
朧月
自由詩
1
11/12/12 23:56
Your cat.
AquAri...
自由詩
0
11/12/12 23:01
生き物たちの銀河
吉岡ペペロ
自由詩
3+
11/12/12 22:59
3276
3277
3278
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