星が廻るみたいに

どんどん変わっていく

空から見たら小さい


そうだね、なんて小さい

{引用=生まれ生まれ生まれて明るく
死に死に死んで死んだら暗い}

繰り返されない ...
 

ここは雲の影の下

ここだけ雲の影の下

指先ほどの小さな蝶が

風に飛ばされるまいと羽ばたいて


ああ、もうすぐ嵐がやって来る



人は自律を失って

こ ...
体中の細胞ひとつひとつに爽やかな風がみちあふれてくるような朝
どこまでも青い空が広がっていた。

浜中朱理(あかり)は、今年、城西大学医学部を卒業して研修医になる。
将来は、脳神経外科医をめざ ...
バス停に佇むやじろべえがいます

いくらバスがやってきても乗ろうとせず

バス運転手たちの間では有名な話です

水族館にマンタばかりを眺めているやじろべえがいます

あまり手を大きく広 ...
              111016



経営陣は一連の不祥事の責任を取って速やかに総辞任いたします
朝になるといつもの顔ぶれが胸を張って正面玄関にやって来る
あれは単なる夢だっ ...
昨日は、朝、銀座で、
「ベニスに死す」を見た。
むかし、見たときは、よくわからなかったけれど、
(そりゃ20才くらいのときだから、当たり前だ)
まだまだ、十分にわかるには、
あと最低20年は ...
 
 
紙を飛行機にして
窓から飛ばす
しばらくして
砂漠に不時着する
近くでは
砂場と間違えて迷い込んだ男の子が
砂遊びをしている
こんなに集めたよ
振り返って
砂でいっぱいに ...
  鮮やかな桃の色をした
  あなたの大切な鞄が
  線路の上にある
  今は秋の朝
  未だ人のまばらな
  プラットホームから眺めるとそれは
  轢かれるのを待っているように見 ...
A君

僕もなんで生きているのか
わからないんだ

なにかを失ったように
彷徨っているけど

本当は
最初から
何にもないんだ

A君

僕は誰かと話したい
そして誰 ...
浄まってゆく

それに身を任せている

この十年となえていた名前が

さいきん出てこないんだ


きょうさ

なん時ごろ元気だったんだろう

だれとも喋らずに天井を見ているよ ...
百万の蛙と同じ数だけの忍者がいると思えば楽しい

この夜の全ての書肆の灯りをも狂って吹き消す風のいじわる

大輪のひまわり折れているばかりこの世の息をあの世でも吸え

舞殿で無心におどる鬼 ...
木の葉降る楽しい声は秋の空


カレー派の彼は枯れ葉に別れ華麗


図書館でさわやかな日に生理学


野良猫に辛子つけ麺不道徳


枯れ葉かさねて渡されキレ芸のみ


友 ...
今年になってやっと
我が家の底冷えのする土間に
ウミガラスが営巣した
すでに蓄えは底をついた
ぎりぎりのタイミング

かつては家族全員
障害者認定だったから
近所の一部マスコミからは
...
{画像=111016151903.jpg}



迷ってばかりではないんだよ
ゆっくり歩いて来たんだ

途中に声を掛けてくる者もいたけど
脇目も振らず歩いて来たよ

...
 山ほどCDを買って 本当に気に入ったのは多分、全体の1、2割だろう。
 今聞いているのは 老ピアニストが奏でる イマフウのジャズなのだが

 Black and White というタイトルの曲 ...
「むせないように、ゆっくり吸い込んで。そう、深く。目一杯吸い込んだら、そこで息を止める。出来る限り長くね。堪えきれなくなったら、注意深く鼻から細く出してみて。少しずつね。一編に吐き出して、咳こまないよ ... いまや フィルターは染みがつき
一滴一滴が
嫌だ 嫌だと呟いて
ドリッパーから墜ちてゆく
レギュラーコーヒーのしずく達
次第に近ずくカップの満杯
もう熱湯は入れられない
じっとみつめてい ...
梨の始末をどうしよう
この梨を線路に設置して
レールと車輪の間でひき潰すなど
してみたいが
どこか目立つところに
置き去りにしてやりたいが
梨がきゅうきゅう鳴くので
ずっと持っている
...
二階から目薬ってホントに無理なのかしらね
その前に やった人がいるんだとしたら
そいつはかなりのバカ者なんじゃないかと思うわ
いや いい意味でだけどね

棚からぼたもちっていうけど
そんな ...
太陽のカーテンがあがつて

君にKissをする

柔らかな声で

寝癖のついた髪で

聞こえてくる

きみのおはよう


僕は幾千もの浜辺にうちあげられた流木

海と風と ...


君の眼の内容に鉱脈が続く。僕は君の眼の地軸が太いことを君に隠してきた。君には幻覚を売る権利がある。そして眼の先端を選ぶ権利も。僕には君の血の流れる音がまぶしすぎて、脂肪の宛先を忘れてしまう。 ...


静かな糸で縛られたふたつの命。命が影のように伸びていくといつか人間にぶつかる。初めまして、僕らこんなに遠かったんだね。お互い嫌いなほうの手で握手しよう。服さえあれば知らない街でもさかのぼって ...
遠くの街からやってきた
遙か 遠くの 街から
彼らはやってきたのだろうか
そんな気のする
私の眠り
眠りなのかは
わからないけれど


今日もそうしている
どこにいくのか わか ...
たぶんそう思うかもしれないけれど

そんなこっちゃありませんよ

だから何回言おうとわたしはそんな風な目で見ていませんよ

もっと確実な方法はありませんか

それだけあなたはとまどって ...
mixiも ブログも Twitterも やってるの
そんなにつながりを求めてるの? って 言われると
多分そう と 答えるしかない

初めは 面白いから始めたの
だから 飽きたら止(や)める ...
{引用=祝婚歌}
旅は美しい
金のウンコを過ぎた辺りで助走に入り
爆発的加速でトップスピードに乗れば
船尾のエンジン焼けのひどい匂いも後方へ置き去られ
大川の生ぐさも顔打つ風に堤へ跳ね返され ...
膨らむ想い 奪われた心(ハート)
こんな気持ち初めてさ
恋愛(こい)は遊び 束縛は嫌い
そんなオレを夢中(マジ)にさせた

紅蓮よりも熱い瞳で オレを虜にしたね
覚悟はいいかい? 君を溺れ ...
研究室に女が入ってきて
めがねをしていて
地図をスキャナに読み込ませて
香水のにおいをさせているから
はなしかけなかったら
でていったから
じぶんが
わるものとして
あつかわれて
い ...
セルロイドの花が咲いている
背景のない淡い闇のなか

赤い花も緑の茎も葉も
ツルンとしていて

それなのに/だからこそ
異様な存在感を放っている

それを見ている僕にも
背景のない ...
黒髪の細さで結ぶ約束を、交わした朝はいっそう綺麗

秋の背にさしのべられた手のひらの、影のあやとり、きみの遠さよ

三角の星座みたいに膝をおる、夜に流れた祈りのほうへ
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
思い出すひとの話寿自由詩1*11/10/16 22:09
亡霊mortal...自由詩211/10/16 21:43
大、大、大、だぁ〜い好きー1草野大悟自由詩2*11/10/16 21:19
やじろべえ灰泥軽茶自由詩5*11/10/16 20:53
空を飛ぶより楽しいことあおば自由詩5*11/10/16 19:50
4月20日はだいろ自由詩211/10/16 19:29
不時着たもつ自由詩811/10/16 19:15
桃色の鞄草野春心自由詩7*11/10/16 19:11
A君佐藤伊織自由詩011/10/16 18:33
こんなものを失った吉岡ペペロ自由詩511/10/16 18:32
まつりのあと春日線香短歌211/10/16 18:22
秋と血球kawa川柳011/10/16 16:38
ウミガラスシリ・カゲル自由詩311/10/16 15:53
迷子 / 寄り添ってきた想いへbeebee自由詩20*11/10/16 15:22
私的な音楽牧場さすらいのま...散文(批評...111/10/16 12:23
ちぽっけな世界蒲生万寿自由詩1*11/10/16 11:21
ひび割れのフレーム(六)信天翁自由詩3*11/10/16 9:35
梨の始末春日線香自由詩311/10/16 9:21
Forget-me-not涙(ルイ)自由詩211/10/16 7:44
アクター梅昆布茶自由詩311/10/16 6:46
探索葉leaf自由詩5*11/10/16 5:32
自由詩5*11/10/16 5:30
手をつなぐこともなく番田 自由詩111/10/16 1:54
バームクーヘンのひとりごと灰泥軽茶自由詩0+*11/10/16 0:36
ネット凪 ちひろ自由詩311/10/15 23:55
シオンのあばずれと地獄の犬salco自由詩9*11/10/15 23:55
紅蓮のキスと罪洞野いちる自由詩411/10/15 23:54
ワトキンソン教授6自由詩411/10/15 23:45
セルロイドkauzak自由詩4*11/10/15 23:34
無題笠原 秋人短歌111/10/15 23:31

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