水の底で暮らすガラス吹き職人は
毎朝一番はじめに真っ赤に燃える
とろけた溶岩を試し吹きをして
水の中に薄くて綺麗なまんまるいガラス玉を放つ
大体は途中で魚や鳥などに突かれたりして
弾けて ...
からからにかわいた猫とはす向かいぬるくて不味いビールを開ける
背伸びして届かない空、 十二月、とり残された犬はびしょびしょ
ここから.ここまでがセスジ部分です。
それよりも
結局は、焼いてしまえば同化する
それが形成肉の良いところでしょう。
─〇─〇─〇─〇─〇─
私、隙間だらけの本棚じゃ
どうも落 ...
頭がよさそうなそぶりをしている人間をみると
殴りたくなるんですよ
といいながら
うどんをたべているので
凶暴とわかる
習字は書けない
ならってないから
ロリコンになって五回目の冬がきて
年上の人に恋をしていたことが
俺のみが知る苦い思い出となって
七回目の冬がきて
その人の娘を直視できなくなった
五回目の冬を越えようとしている
...
もっともっと惨めにさせてくれ
いくらでも試してくれ
あらゆるシチュエーションで試してくれたらいい
もっともっとこの純情をズタズタにしてくれ
それでも愛を守るから
それでも ...
電車でブラリ
名前はラブリ
目線にクラリ
朝食はエブリ
信じる事を諦めないで
愛は勝つきっと勝つ
辛い時を耐え忍べ
良い事あるさ
弱くなると
心を閉ざす
強くなると
...
俺は飲んだくれの
酔っ払い
ジョッキ片手に
冷たいのを一気に飲干す
文句アッカー!
俺はハッカー!
煩いオッカー!
強いサッカー!
何が何だか分らない。
酔っ払いは何をするか ...
網戸越しに世界を見つめている
そうしたときのコテツ様は
ひどく冷静で、明晰で
私は
そのしずかな横顔に憧れる
うつ伏せて
同じ目線で目を凝らすが
すぐに飽きてしまう
私は
無防備 ...
さっき屋上にいくって
めがねのおじさんが言っていたからです
「お宅の留守に 何だか知らないが
一匹入っていきましたよ」
主人(照れて)「いや、それはもう」
妻(ほほを染めて)「ええ」
...
ゐ惑る、縁ぺいる、う、
嫁い、あうふ、ふふ、
レイプは不謹慎な言葉だなんてそんなことは知っているけど、
それでも見落とすといけないから定期的に検索しなきゃいけな
い。僕は「レイプ 洋画 ...
深い井戸で口を開く女の陰部
押し広げられた涯の口紅
それを覗いてしまった僕の背中に戦慄した芋虫が這う
民話の語り口から滴る古い童心を奪われ
錆びた鋸が林立する平野は黙って火を食み続ける
...
牛をひらひらき、うちうちをたて
かがかえりみへ、かかははくるゑ
むこう三げんみるみる焼けの
どうど、うどどど、どういたしまし
どうま、うまうも、もうどうしょうもな
しろいてらてら、あ ...
兄の表具師と弟の指物師が勝手に呟きあう
若かりし血潮は流されたままだ
色褪せた髪は汚されたままだ
あぁ なつメロは 演歌か 軍歌かなぁ
...
丘の上 灰色のあかるさの中に
観覧車は立っている
色を失くしたその骨格を
冷たい空気にくっきりと透かして
ただしずかに廻っている
ゴンドラのひとつひとつに
乗っているのは
かつてそこ ...
君には 僕の
あやまちで居てほしい
いつだって可能性は
可能性以外を赦しているはずだよ
君よ
君を
がっかりさせないでおくれ
誰も
しらないはずだよ
これは世界で はじめ ...
壊れない名刺を刷った
どんな道具を使っても
壊せなかった
時々きらきらと光って
きれいなもののように
良い匂いがした
今日はこれをもって
お得意様回り
でも名刺の真ん中にあ ...
あったかいコーヒーが飲みたい。
あたたかいコーヒーは偉大なのです。ほかほかでいい匂いがして、マグカップをもっているだけでふにゃあとなってしまいます。
飲んだらほうっと言葉にならないためいきがでて、 ...
雲がいそがしく動く
そのしたで昼寝をする
病院という場所の二階で
腹をさかれてるひとがいる
命うまれ
命きえて
雲がいそがしく動く間に
私が目をつぶる間に
今日という日も
二十四時間 ...
脚立を担ぐ
キャベツ畑で
赤毛に嫉妬
井戸から神話じみた
スポンジ状の
つぶやき
蜜の季節風
家など何処にあったのだろう
四葉のクローバーだらけで
バカにしている
...
けたたましい目覚ましの音で
新しい一日が始まる
レプリカントのスタートスイッチが入る
洗濯機がしゃべる
電子レンジがしゃべる
TVがしゃがべっているのは
今日の天気予報
くもりのち雨
...
韃靼蕎麦、とても読めませんが
だったんソバ、と読むようです
ニ八蕎麦が大好物の主人が
スーパーで選んだもの
先日 いただきました
にはちソバ
にっぱちソバ
人によって 色々と ...
それは、手のひらでした
空気が冷たくて目が覚める朝
寝床から出るきっかけを作るために
ひとつ大きな伸びをした
ふと指先に感じたもの
腕の中でほんの少し身体をひねる
バランス ...
おはようございます。
今まで本当にありがとう。
酔い潰れてひっくり返ったり
楽しかったけれど迷惑ばかりかけましたね。
ほんとうにごめんなさい。
あなたが心の葛藤を持っ ...
手にした物は
いつか 手にしていない物として 私の元を離れていく
私は防波堤の先端に立っていた
魚の形を いつも 追い求めていた
私は何をしていたのだろう
いつも人の形を遠くに ...
毎日嫌でもたくさんの人の手に
触れていたら、人間嫌いもなくなった。
まめができて、硬い手。
綺麗で真っ白な小っちゃい手。
傷だらけの冷たい手。
しわくちゃであ ...
景色は遠ざかり鋭くわたしの心臓あたりを逆撫でる
ブルーグラスという熱帯魚みたいに
紅い美醜を纏って
三角の空をながめている気分
ミントグリーンの空気
浮つく不揃いの恋人達が
汽笛を ...
愛
と発語すると
鼻白む思いだが
それは存在可能だ
安易に云えば
隣人への愛
自己への愛
ひいては敵への愛さえも
ここまで生きられたこと
そのこと自体
愛だといえる
...
...
あるところに一人の男がいた
男は理想を見いだせない革命家であり
大義名分をもたないテロリストだった
彼にはため込んだ多くの武器があったし
破壊活動のためのノウハウもあった
それらが彼を一つの ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ガラス玉掬い
灰泥軽茶
自由詩
6*
11/12/10 1:25
猫と犬
はるな
短歌
4
11/12/10 0:27
形成肉のような本棚
yuugao
自由詩
4*
11/12/10 0:06
うたわないパラボラ
6
自由詩
2
11/12/9 23:58
師走に思うこと
一 二
自由詩
4
11/12/9 23:39
トレーニング
吉岡ペペロ
自由詩
2+
11/12/9 23:34
ブラリ
ペポパンプ
自由詩
2*
11/12/9 22:42
酔っ払い
〃
自由詩
5*
11/12/9 22:42
コテツ様
佐野権太
自由詩
8*
11/12/9 22:29
頭痛
根岸 薫
自由詩
4*
11/12/9 21:43
セクスプロイテーション
古月
自由詩
1*
11/12/9 21:13
泥と口紅
飯沼ふるい
自由詩
0
11/12/9 21:12
うしを
古月
自由詩
5*
11/12/9 21:10
Quatrain
信天翁
自由詩
0
11/12/9 20:45
冬の観覧車
塔野夏子
自由詩
13*
11/12/9 20:17
すぺしゃるな ちんこ
鈴木陽一レモ...
自由詩
2*
11/12/9 18:57
壊れない名刺
たもつ
自由詩
7
11/12/9 18:55
喫茶店
鈴木みか
散文(批評...
8
11/12/9 18:22
とけだした時間
朧月
自由詩
3
11/12/9 12:05
マグノリア貸し借り
timole...
自由詩
2
11/12/9 12:04
沈黙恐怖症の恋人
そらの珊瑚
自由詩
7*
11/12/9 11:31
だったんソバだったん
藤鈴呼
自由詩
2*
11/12/9 10:41
101個目のぬくもり
あ。
自由詩
9*
11/12/9 8:51
ありきたりな私信
梅昆布茶
自由詩
4
11/12/9 5:26
まぼろし
番田
自由詩
5
11/12/9 2:33
手手手
晝
自由詩
3
11/12/9 0:56
景色
マーブル
自由詩
6*
11/12/9 0:51
生きる愛
シホ.N
自由詩
4
11/12/8 23:45
たった一杯の生玉子入りの熱い豚汁の為に人は人を殺せる
TAT
自由詩
2*
11/12/8 23:43
あるところに
ただのみきや
自由詩
11*
11/12/8 23:42
3280
3281
3282
3283
3284
3285
3286
3287
3288
3289
3290
3291
3292
3293
3294
3295
3296
3297
3298
3299
3300
3301
3302
3303
3304
3305
3306
3307
3308
3309
3310
3311
3312
3313
3314
3315
3316
3317
3318
3319
3320
4.94sec.