君が逝き
残されて在る
確かさは
もう幸せになど
なることのなさ
点滅する光を舐め
月を背負い 歩き出す
鉄の地図に描かれた目
錆の花にひらかれる
十一月と十一月
灰と白と黒
入り江の星や
声の星
鏡の前の窓
映すも ...
気づいてきたと思うけれど
とても苦しいよね、ほんとうに。
「倫理」と「倫理でない」
「堕落」と「堕落でない」
とか。
今、仮にしていることが「倫理的でない」として
もし ...
君は浮上するために
身体に無数を纏ったんだ
離した右手は植物に委ねて
誰にもいえない
誰にもいやせない
この傷は
結構深いところまて刺さってる
心や頭や体が
ずっと助けを求めて騒いでいる
「私はいつまでこの痛みを感じてればいいので ...
隣の彼岸花は赤く連なる
都市伝説の田圃道
学生が歩いていたら
宗教的オバサンにさらわれて
洗脳 されちゃうんだ って
興味本位の友人の背後で枯れた蓮が揺れていた
いつか見た歩行のつぼ
皮と肉を感じさせない陶器の心
手出しが無用になる夕暮れを過ぎれば
手出しが不用になる朝焼けを待つだけ
円形に結んだ口の先が
総じて地平線と重なるようにできていた ...
1日働き続け
いつ寝たのか分らない。
甘い蜜の味
ハニービー
何の楽しみもない。
何の遊びもない。
何の感動もない。
毎日同じ事の
繰り返し
毎日同じ人に
会うばかり
...
楽しいな
愉快だな
嬉しいな
快感だな
人生楽しんで
地味に生きる。
収支は合うもの
楽しみすぎると
不幸が残るもの
人を誉めよう
人を楽しまそう
人の話を聞こう
人に ...
かっこ悪くても
女ばかり追いかけて
いつも振られても、
最後にもてればいい
もてても選ぶのは
1人
誘惑がなく
1人
あわてる乞食は
もらいが少ない。
我慢するほどいい。
...
かきのきをみて
かきのきだとおもってる
ひとをみて
ひとだとおもってる
かきのきからみたら
ひとはひと
ひとからみたら
かきのきはかきのき
なまえもなく
...
唇のすきまからしみだしたものが死んでいた
放射線の中でも一番強いやつ
強い光を放って死んだ
いや、それは見えない
それは見えないのだから、誰も気づかない
見えないものはどこにもない
...
枯れ葉が踊るよ
そば猪口ちょこ
満たして、浸して、
そばつゆどこだ、
野山をえっちら暖簾はどこだ、
日も暮れあてどのない風景
でもどこかでみた風景は
私に描か ...
草原をバトルフィールドに見立て
匍匐前進が一時間以上続いている
周囲から仲間たちの気配も薄まり
冷たい月と数えきれない星々の下
体重の半分近い装備を背負い
身長ほどの銃身を両腕で抱え
...
そう
これが人生
空白の中で ぽつんと立ち尽くしている
前も後ろもない
あるのはただ 紙切れのように破れやすい
自分という存在
かさかさと音を立てて 私は首をめぐら ...
.
嘯嘯と渡る風 牡蠣殻の谷間
置き忘れられた巻き貝
さんざめく天空の波濤
人には気づかれない 水底{ルビ=みなそこ}の弾き手
.
冷たい秋の雨の夜はあなたのいる
彼方から かすかな ...
むらさき色に
宇宙がのびていくのを
見た
小さな
わたしの夕暮れ
家々の窓には
サーモンピンクが
反射して
遡上の川を
わたしは想う
街灯がともるには
...
渡辺満里奈だけが、
永遠だった夏が、
確かにあった
書泉ブックマートのB1Fで、
よいこの歌謡曲の
バックナンバーを買い求めていたころ
けっしてやってこなかった夏休みが
いま、た ...
それでも雲は流れ・・・
夜になり、日が昇る。
心が立ち止っている間でさえ、
雲は流れる。
止まっているのは自分だけ。
確実に時は流れている。
苦しくも悲しくも…
{引用=帰る、家
いつか誰しもが欠落してゆく
群像劇の
舞台
+
尋ねたいことがある
あなたは
マンモスを知っていますか
***
草野春心氏に感謝 ...
歩いていた犬が棒に当たったころ
風が吹いて桶屋は儲かっていた
僕は爪に火をともしながら
石の上で三年間
糠に釘を打ち続けたのだった
壁には耳があった
障子には目が ...
目の前に広がる暗闇の世界 そこにそびえる苦難の山脈
足がすくんで壊れそうになっても 逃げやしないさ
いままでしてきたことが敵わないとしても
この夢は決して尽きることなどないんだ
夜が ...
またひとつの魂が消えた
そして別の場所で
またひとつの魂が生まれた
いのちをつないで
絶えないように
あなたのいのちは
わたしのいのちは
どんなおとを奏でる?
いのちの音楽 ...
「私が死んだらヴァルキナファソに埋めて」とあの人は言った
「カラスはきれい」とあの人は言った
「曇り空が好きだ」とあの人は言った
「アイラーとシェーンベルグは楽しい」とあの人は ...
透き通ったグラスに
白く砕けた貝殻を入れる
カラカラと乾いた音が
私の耳を潤す
グラスに耳を当てれば
澄んだ音色が
脳天から足の爪先まで
私の体を支配する
あなたは恥ず ...
髪のみじかい{ルビ女=ひと}よ
するどい傷のような
月の居る夜に
はじめての女よ
きみが歌うのなら
ぼくは歌わない
使い終えたはずの
あの夏の歌は ...
上空フォフォフォフォンがやってきた
それは!
やってきたと言うより
上空フォフォフォフォンは木綿豆腐の香りがする
そして
髪をかきあげる
上空フォフォフォフォンの音 ...
言葉が離れてゆく
まるで塵のようだ
堕ちてゆく言葉に求めてはならないもの
あれは何だろう
言葉が壊れてゆく
まるで自分自身のようだ
愛されていないと不安になる
...
生きる為と
趣味の為にお金が必要だから
バイトをしている
接客業だから
働いてて客に
「何だこいつは?」って感じたり
理不尽な事があったり
腹が立ったりして
思ったことをそのまま客 ...
忘れようと沈黙の雨を降らす世界
夜を迎える怒濤が濡れた一粒の雨にかわる
若者は燭台をまえにして償いの祈りを捧げた
母の死を 父の死を
天使が誘う子供たちの死を青空にみつめながら
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
喪失
シャドウ ウ...
短歌
2
11/10/15 3:09
夜に 変わる
木立 悟
自由詩
4
11/10/15 2:29
Kへ
A2
散文(批評...
1
11/10/15 2:15
_
nia
自由詩
1
11/10/15 0:41
いえぬ傷
とわ
自由詩
1
11/10/14 23:58
通り道
照留セレン
自由詩
1*
11/10/14 23:55
足が出ないでいる内に
yuugao
自由詩
2*
11/10/14 23:47
その味は
ペポパンプ
自由詩
3
11/10/14 23:45
大切なこと
〃
自由詩
2*
11/10/14 23:44
一人にもてれば!
〃
自由詩
1*
11/10/14 23:44
柿の木
小川 葉
自由詩
3
11/10/14 23:21
記憶
ブロッコリー...
自由詩
2*
11/10/14 23:09
そば猪口ちょこ
灰泥軽茶
自由詩
2*
11/10/14 23:02
星月夜
カワグチタケ...
自由詩
4
11/10/14 22:47
紙人形
さすらいのま...
自由詩
4*
11/10/14 22:26
キュリエ
Giton
自由詩
4*
11/10/14 22:15
わたしの夕暮れ
千波 一也
自由詩
8*
11/10/14 21:55
渡辺満里奈
はだいろ
自由詩
4
11/10/14 21:20
雲は流れる
菜穂
自由詩
1*
11/10/14 21:13
尋ねたいこと
もっぷ
自由詩
7*
11/10/14 20:38
オリ非ナル
たもつ
自由詩
7
11/10/14 20:05
Mt. Hardship
アヤメ
自由詩
1
11/10/14 20:02
いのちのおと
れもん
自由詩
5
11/10/14 19:09
あの人は言った
蒲生万寿
自由詩
2*
11/10/14 18:34
虚像
subaru...
自由詩
18*
11/10/14 18:31
夏の歌
草野春心
自由詩
3
11/10/14 17:49
上空フォフォフォフォン
空中分解
自由詩
3*
11/10/14 15:37
ミュウズ
アラガイs
自由詩
7*
11/10/14 15:27
はたらく
一 二
自由詩
5
11/10/14 14:50
兵士
アラガイs
自由詩
2*
11/10/14 14:15
3278
3279
3280
3281
3282
3283
3284
3285
3286
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3288
3289
3290
3291
3292
3293
3294
3295
3296
3297
3298
3299
3300
3301
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4.97sec.