起きてその瞬間から
死について考えている
生よりも少し多く
死について考えているのだ
計画せよ
計画は成功をもたらす
そんな言葉が浮かんだ
計画とは
成 ...
ひかりを浴びていた
海をみていた
ひかりの中で鏡はしろかった
鏡の中で海はしろかった
だれかをおきざりにして
おきざりにされたものがいる
通りすぎてゆく
陽射しが眩しかった ...
あ、あ、あああ。
あ。
あ。
あ
あ
あ
ああ
ああ。
あ、あ、ああ。
あ、あ。
あ!あ?ああ、あ。
あーあーあーあ、あ。
希望の楡の大樹の根元
絶望の日溜まりの中で
君は何を想い
溜息を吐いているのだ
柔らかな秋の陽射しの中
ゴツゴツとした大樹の根元にしゃがみ込み
君は何を想い
溜息を吐いているのだ
...
{引用=引き裂かれた敵ではない。明快な裂け目など存在しない。 1}
(右のかかとの皮膚が痛い)
存在しない。
存在しない。
存在しない。
君の皮膚は夜に呼吸を始める
それととも ...
星には
たどり着きえぬことを
受け入れたところが
はじまりであるはずの
命です、だれも
おそらく
涙をこぼすな、
とは申しませんが
絶望するような眼差しで
星を見上げることは ...
ふうわりとした優しさを想ってせつなくなりました
花火のように夜空に打ち上がりたいのです
仕事帰りにバイクを駐めて観てました
鴻巣の花火大会でした
彼女も対岸で車を駐めて ...
仲間の旅は晴れを望みたい
旅のち
もっと晴れ
二人旅は風に吹かれたい
旅のち
そっと晴れ
一人旅は雨に打たれたい
旅のち
きっと晴れ
「お父さん、納豆って、どんな花が咲くの?」
「納豆は腐っているから、花は咲かないよ」
「えっ、腐ってないよ、だっておいしいもん」
「そうだね、調べておくよ」
すし詰めの通勤電車の中で
納 ...
夢の国の住人だった頃、
気が着いたら家に帰っていた。
遊園地の帰り、
おばあちゃんの家の帰り、
いつの間にか
気が着いたら家に帰っていた。
そんな夢の国の住人を
今、僕はだっこして
...
わたしの言葉 わたしの世界
月は空にうたい
太陽を背に夜をうたい
光の翼をひろげてうたう
わたしの言葉 わたしの世界
光の降るとき 影のさすまで
月は ...
遠くで黒い煙突が三本ぼくらを眺めている
カラスが夜を迎えにいく少し前に
船の汽笛が鼻をかむ
ポロー ポロー ポロー
遠吠えしている喪服の野獣は
煌めく闇を愛すと叫び
...
時の中で 眠った
多くのものを 私は 見つめた気がしていた
今日もわからない だけど
理解させられた事実
ああ それは一体何なのか
時だけは流れていく
多くの 見るべき形が
私の 見 ...
なしくずし的に日常は押し流される
幼気な愛情、情熱、正義は マスメディアの洗礼に遭い、浄化される
絶望という享楽が流行る巷には、常識という仏像が飾られる
拝む者に幸せ者を見た ...
一寸法師アリス症候群の針
白雪姫小人が見ゆる針の穴
縫付けた継母の口×××
貴種流離餓鬼阿弥墓より生まれ
手押車癩の卑人が寺巡り
吸い込まれる大空の
透き通る空気のように
緑に輝く海の穏やかさのように
少女のような純粋な笑顔
この暖かい場所は
この愛しいと感じることができる場所
...
六感を 全て盲する君との恋
暗闇に浮かび香るクチナシの列
生活を全て書き出し提出する
日が差して暑い手足冷たい中身
旅の友 一本くださいその指を
...
掛ける言葉がない
空白をうめるための夕焼け
匂いもなく 沈黙する季節を
少しだけ足を止めて
言葉の代わりに写し取る
夜に飲み込まれる手前の時間
喉をふさいで通りすぎる
ティールーム 星をひとさじ入れ混ぜて ひとくち 甘い、苦い、甘い
切り口から こぼれ落ちるのはビーズです ぽろぽろころころ 赤赤赤赤
夏が来る 迫る暑さと怖い日々 日に照らして ...
車は嫌いだけど
走るのは好きだ
このひょろりとした二本の足で ぐずぐずと走るのが
周りの景色が 少しずつ風の中に溶けていく感覚
肺が 呻きながらも 喜ぶ
口を きっと結ぶ
僕には 目的地が ...
きおくも れんが色になれば
なくなるばかりの 公園のベンチは
にじんで消えて ● ●そぼ濡れ枯れる
潮のわかれに ● ●つめたさが湿 ...
{引用= 悲しみを一匹の鼠と錯覚していた正午に、
石から石へと移ってゆく影こそが私なので
あった。落葉が、古くなってしまった楽譜
のようにぺらぺらと捲れてゆくときに、ゾ
...
今君はどこで何をしているの?
私の声は聞こえますか?
あのとき私にくれた優しさを
あのとき私にくれた愛を
私は忘れない
いつまでも忘れない
あのとき確かに愛し合った事実だけがこ ...
腹黒いきみは夏がキライだろ?
もうなんだかわからなくなつて青汁飲む
落武者の同居人がキレて凄む
無国籍風な外観の遊園地。
尖塔から垂れ下がった鶯色のジェットコースターのレールがコロシアム型の建物からはみ出す様に大きくカーブを描いている。
入り口はエスカレーターになっていた。この地域は治 ...
路駐した車に戻りながらひとを探していた
心当たりは遠くで
そう
ほのぼのと淡くずっと一緒に
ずっと一緒にいたかった
秋であるのに春の夜のようだ
ほのぼのとした淡 ...
穏やかな秋の一日
その暮れ方 テレビ越しに眼を凝らして
日の丸に敬礼
しようとしたときに 虫が
灰色の繊毛の生えた虫が 少女のお下げの髪に虫が
這っている こんなこともあるものか
それを払 ...
いつものように、
秋葉原のケンタへ寄ってから、病院へ行った。
携帯ショップの前で、
いかにも秋葉原風の中太りの男性が、店のキャンギャルと、
スーツの店員に、なんか、クレームをつけていた。
...
窓に眠る
結晶、
その韻律
雪は記憶
線のない記憶
傷ついた草花は
物陰で葉を休め
官吏は雲に刻む
自らの
不完全な名を
無菌室のようなコンピュータールーム
病院のような真っ白な世界
0101101010
コンピューターが呟く
enterを押して
enterを押して
逆流する情報
enterを押して
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
計画せよ
吉岡ペペロ
自由詩
2
11/10/9 16:35
車窓
アラガイs
自由詩
12*
11/10/9 15:26
「デザインあ」にて
小脳
自由詩
2
11/10/9 13:46
秋の日だまりから雨
……とある蛙
自由詩
8*
11/10/9 13:45
(連作) 公然たる敵
榊 慧
自由詩
2
11/10/9 13:27
受理星
千波 一也
自由詩
3*
11/10/9 12:37
花火
梅昆布茶
自由詩
3
11/10/9 8:47
旅のち快晴
イオン
自由詩
1*
11/10/9 8:12
納豆の花
〃
自由詩
2*
11/10/9 8:11
夢の国の住人
FUJIMA...
自由詩
1
11/10/9 7:14
八尋の白千鳥
mortal...
自由詩
4
11/10/9 3:37
青い夜は孤独を装う
空中分解
自由詩
2
11/10/9 3:27
いつかの日
番田
自由詩
2
11/10/9 2:36
ざれごと
山崎 風雅
散文(批評...
0
11/10/9 1:37
一寸法師
高濱
俳句
1
11/10/9 1:09
あなたを思う
山崎 風雅
自由詩
0
11/10/9 1:02
果物のかおりの君
やや
川柳
3*
11/10/9 0:15
夕焼け
メチターチェ...
携帯写真+...
3*
11/10/9 0:12
ビーズ
やや
短歌
2*
11/10/9 0:11
自転車
さすらいのま...
自由詩
3*
11/10/8 23:12
だれ
乾 加津也
自由詩
8*
11/10/8 22:50
私へのコラージュ
草野春心
自由詩
4*
11/10/8 22:35
聞こえる?
桜 歩美
自由詩
0
11/10/8 22:33
もうなんだかわからない
冬野 凪
俳句
0
11/10/8 22:10
リュウグウノツカイ
済谷川蛍
散文(批評...
0+
11/10/8 22:06
ほのぼのとずっと
吉岡ペペロ
自由詩
3
11/10/8 20:40
日の丸に敬礼
オイタル
自由詩
5*
11/10/8 20:14
キチガイの楽園
はだいろ
自由詩
4
11/10/8 19:49
記録
たもつ
自由詩
4
11/10/8 19:02
enter
あやとり
自由詩
2
11/10/8 18:47
3285
3286
3287
3288
3289
3290
3291
3292
3293
3294
3295
3296
3297
3298
3299
3300
3301
3302
3303
3304
3305
3306
3307
3308
3309
3310
3311
3312
3313
3314
3315
3316
3317
3318
3319
3320
3321
3322
3323
3324
3325
加筆訂正:
一寸法師
/
高濱
[11/10/9 1:31]
文章修正致しました。
4.46sec.