雪だ雪だ雪だ
世界が真っ白
恋の季節
温まりたい
雪合戦して
雪だるま作って
カマクラを作る
手袋はビショビショ
サンタさん願いを
叶えてください。
赤い糸を下さい。
真 ...
もう君はいない
一緒に食べたマック
一緒に寝たベット
一緒に歯を磨いた
一緒に朝コーヒーを飲み
一緒に音楽を聞いて
一緒に話しをして
一緒に泣いて
もう君はいない
楽しかった ...
白髪ビン底めがねの厨房はきたなく はうつたは茶色く粘としていて カウンターにきりたつ壁のむこうは
ブラックボックスなんだ どんな方程式でもって 死化粧をほどこすのだろう
あら くろいのよ ...
捨てられた孤島の美術館を支える大理石の柱の気丈さ
黒くつつまれた肌は梅雨の泡立つため息をかたくなに拒み
妖しい香の静けさはシベリアの狡知を委縮させた わが世の春 素晴らしき家庭菜園
...
鏡には包み隠さず映り込む過去も未来も一つになって
木登りを教える君は子供の目入道雲に触る夢見た
穴を掘る道具は錆びて脆くなる愛がなければ心は脆い
君を待つただ待つだけは辛い夜星 ...
OTOKO
この奪われた町には、もう本当になにも残っていないのさ。ああ、巷ではそれをサードインパクト、学者の連中はね、シンだって噂している。もし、悲しみや喜びが、実際にいるって言うなら信じるよ。 ...
土は乾いていて、サラサラと。
女の手より柔らかい風が、表面を削っていた。
粒と粒が懸命に腕組みをしている。
もう少し湿った深い所は、虫の墓場であった。
背中を下にして、動いているカナブン、
...
watashiha とても気持ちが悪い いわゆる「キモい」「キモい」「キモい」「キモい」「キモい」…エンドレスのその岩。
差し出しているのは希望でも感動でも憤怒でもなく、 新しく溶けてしまうその過程 ...
Y一家北国に行く
鹿児島から、蒸気機関車にて
二晩寝て座席から転げ落ちた
到着、霜月、小雪
窓から永遠に降る雪を
あきず眺めた
二階まで積雪
道から雪の階段を下りて
やっと ...
雨の降りはじめる 特別な においがして
猫のヒゲがゆれる
森の虫が 鳴いて その余韻の先で
おこめのたける匂いは
のりしろのにおい
やま と たに を
のりづけしようと ...
薄暮に出現する影は
限りなく
薄い
太陽が西に消え
その魔力から
逃れた
サターンが
息を吹き返す
何処へ
行くのですか?
柊の赤い実が
真面目な顔して
問う
ええ、この ...
洗面器に彼女は顔をつけたまま
これっぽっちの水で溺死すべきではない
近所に駅が開通し、都心へのアクセスがスムーズになったが
人身事故による遅延の恐怖で外出できない
歴史的な労働力が堕落する ...
切り立った崖から
見下ろす景色は
紅潮した頬を持つ
前途有望な少年の瞳には
どう映るのだろうか
気だるさは
深刻さと無縁だったが
ある一定の速度で
おまえの中心を
確実に蝕んでい ...
ベイビー
あたしのことをそう呼んだのは
最初の飼い主だった
本当の名前はコインロッカーベイビー
長い名前はめんどうなので
いつしかベイビーになっただけ
生まれてすぐ
まだ眼も開い ...
月曜日
突き刺す気嵐の中
若い女が ビールを振る舞う
突き刺す気嵐の中
マネキンの片手に数羽の鳥が止まる
火曜日
隕石が飛び交う真夜中
若い女が アイスを振る舞う
隕石を避けて生き ...
草むしりをする最中
うぐいすが唱える
私は、
この一本に活かされている
むしる事により
今を(ずっと透けているのは闇といっしょ
私は秘密だ
むしって来た千草一本一本に感謝 ...
【整形手術は進化したの会】
(きみは、 豊胸してるね)
)え、なんでわかるの?
(ヒトも動物だからね)
)今度脱毛するわ
全身脱毛よ
(眉毛もかい?)
)ばかね(笑)眉 ...
暗黒鶏冠の羽飾り
土地の人々追われ出て
千の砂地の蜃気楼
駱駝に揺れるカンテラの
古い燈火に点るのは
螺旋模様のアラベスク
鐘楼の夢塔の夢
みな朽ち ...
ふるえるのは
百万の宇宙の
軋み
もつれ
私は言う、還れと
持ち前の笑顔とやらの裏にある疑心のやり場がまだ見当たらず
舞い込んだ平穏にさえ整合性 求めてしまうみだりなユーウツ
孤独だと自惚れるより幸福を受け入れるほうがよっぽど難儀
...
詩を書いた
夢の中を さまよい歩いた
僕は流れた だけど 留まることなく
君との約束を握りしめながら
{画像=111201004459.jpg}
太陽が液状化する
とろけながらも
雲の絹糸を伝い這うように向かう先は
飽きもせず西の空だが
絶望じゃない
繰り返しは絶望じゃない
私は ...
さみしいさみしいが
毛穴という毛穴からにじんで
コンクリートの路地や
木造の二階建てや
塀の上の猫まで
とにかくもろもろのものをさみしいさみしいの中に
沈めていって
やがて太陽がさみ ...
胸のあたりから
ポトリと
白いジグソーパズルの一ピースが
落ちてきた
昨年胸を痛めて以来
何かに心奪われたり
予期しない出来事に遭遇すると
ポトリと
落としてしまう
今落としてし ...
深夜のファミレスはこんなにも賑やかなのか
ドリンクバーやサラダバーではしゃぐひとたち
国道を走る車の音に混じって
「ぎゅぃん ぎゅぃん」
「しゅぃん しゅぃん」
と空間が ...
母の腕はやわらかい卵
そこに抱かれたわたしは
やんちゃなケチャップ味の具
ねぇ かあさん
あの日のわたしたち
オムレツみたいに
やさしく 甘酸っぱく
きゅっ
と 幸せだった ...
死神の舌のような夕暮れのなかを、ひとりの少年が路地の影に向かって歩いてゆく。かれには親が無く、生い立ちが無く、名前が無い。まともな言葉を知らず、まともな服を持たず、まともな道徳を持たない。理由 ...
体重は二百キロを超え
母は
終日をベッドで寝暮らす
半身を起こすのは
朝昼晩の食事だけ
動こうと思えば動ける
膝を痛めて以来は這って行く
息を荒らげ汗を浮かべ
みしみしと座敷を圧し ...
何色でもいい
空の色はみんなに
好かれているから
逆らいたい
だって私だけが
まちがってる
まちがってる
そうおもえるから
自分だけが
認めている自分
ねえどうして
がん ...
遠くからでもわかる黒目が印象的な
小さな女の子たちがそれぞれ発泡スチロールの箱に乗せられ
疎水路をベルトコンベアーのように流されてきます
とても楽しそうで何やらカラフルなおもちゃを振り回していま ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
スノー
ペポパンプ
自由詩
4*
11/12/1 19:52
君と過ごした日
〃
自由詩
2*
11/12/1 19:52
B定職
いかりはじめ
自由詩
2
11/12/1 18:35
無題
〃
自由詩
1
11/12/1 18:27
鏡
夏川ゆう
短歌
0
11/12/1 17:02
濡れた土地
長押 新
自由詩
1*
11/12/1 16:52
皿に乗せられた
〃
自由詩
2*
11/12/1 13:45
牧場は汚物まみれだ。
狩心
自由詩
0+
11/12/1 13:18
青森行き
木原東子
自由詩
10*
11/12/1 12:17
桃源郷
るるりら
自由詩
11*
11/12/1 11:23
薄暮に
そらの珊瑚
自由詩
5*
11/12/1 10:23
非暴力の拡散的スピード
timole...
自由詩
8*
11/12/1 10:01
ダイソンの吸引力、恐れることはない
花形新次
自由詩
0
11/12/1 9:07
閉所恐怖症の猫
そらの珊瑚
自由詩
6*
11/12/1 8:17
マネキンの若い女
subaru...
自由詩
16*
11/12/1 7:22
連なる独唱
こしごえ
自由詩
7*
11/12/1 6:56
整形手術
アラガイs
自由詩
4*
11/12/1 6:43
唱歌
高濱
自由詩
3
11/12/1 3:33
まだ終わらない夜
within
自由詩
4+*
11/12/1 2:51
憂鬱になれる内が花
faik
短歌
9*
11/12/1 2:07
アイ ラブ ユー
番田
自由詩
0
11/12/1 2:04
太陽に倣う
凛々椿
自由詩
11
11/12/1 0:53
さみしいさみしいさみしい
うめぜき
自由詩
6
11/12/1 0:47
白いジグソー
灰泥軽茶
自由詩
2
11/12/1 0:38
ファミリーレストランサラダバー
〃
自由詩
7*
11/12/1 0:24
在りし日のオムレツ
明楽
自由詩
3
11/12/1 0:08
浮遊霊
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
11/12/1 0:08
ラストリゾート (海)
salco
自由詩
6*
11/11/30 23:49
ちから
朧月
自由詩
2
11/11/30 23:49
惑星深草
灰泥軽茶
自由詩
2*
11/11/30 23:45
3289
3290
3291
3292
3293
3294
3295
3296
3297
3298
3299
3300
3301
3302
3303
3304
3305
3306
3307
3308
3309
3310
3311
3312
3313
3314
3315
3316
3317
3318
3319
3320
3321
3322
3323
3324
3325
3326
3327
3328
3329
5.74sec.