世界がゼリーだ
わたしはゼリーじゃない
世界がゼリーだ
さんさんなな拍子のリズムで
みんなそうやって生きているなら
それはゼリーだ
帽子を被れ
わたしを視線からかくせ
見えない ...
あやうげな尖塔
さびしさの鼓舞
きらびやかなのは、包囲の目
負よ、閉じなさい
無が緩やかに解かれてゆくまで
100%の果汁は苦い
知っているのにほしくなる
ホンモノにこだわる
私は偽物
ほんとうの私を
探してる/今夜も
ないないない
とおもいたい
あきらめて
グラスの中のオレン ...
ひとりぼっちの女の子
机に前髪が落ちそうだ
あともう少し
針先ほどで届かないあなたの言葉のように
寂しさが髪の先に
しずくをつくっている
秋の薄日が 山の稜線にも
乗り捨てられた車の ...
君は
たった独りで
この行き場の無い街の中を
頗る、寂しく
歩いてた。
そして、僕は
たった独りで
この行き場の無い街の中を
酷く、悲しく
歩いてた。
そん ...
宇宙に開かれた水の滴
表面張力によって浮かぶ
塵芥の島嶼の一部の
寄生する細菌細菌
細菌が人生
泥の堆積/火の木端/夢に沈む
雲の破片の沈殿物
屋敷の塀の高さに隠された
思い出 ...
朝昼晩、おはぎだよ
無人島に何か一つ持って行けるとしたら、おはぎだよ
死ぬ前に最期に食べたいのは、おはぎだよ
昔ながらの麺類・丼もの屋が店先で売っているおはぎにかぎるね
そりゃ ...
甘い香りの果実が笑う
…誰がわかるわけでもあるまい
点数稼ぎで農薬まみれ
食う虫殺して叫ぶ「召し上がれ」
いつの時代も愛されたいから
流行に流され色艶輝け ...
何一つ確かなモノなど無く
何一つ信じる事も出来ず
何一つやり遂げる事の出来ない私は
人にいったい何を言えるというの
着飾るだけの
腐食した心を
直視する勇気もなく
また落ちて
...
ふるふるあめふる火花ふる
鉄の炉端の熔接の
ばちばち火花のあめふるを
がらすの傘さし散歩する
ねこはあめふりいやがって
わたしの肩からはなれない
...
あなたは、それじゃ駄目
少しばかり良いことが起こっても
それを怖れる
また悪いことが起こるのではないかと
怖れて
良いことの芽を摘んで
しまおうとする
もう十分に
...
あなたを
埋めてしまわなくては
なりません、突然の雨に
暴風に、雷に
あなたが苛まれないために
土深く埋めてしまわなくてはなりません
スコップに土をすくい、 ...
――けたたましいアラームの音にハッとする。
夢の進行状況に関わらず、真っ先に覚醒するのはいつでも聴覚であるらしい。そもそも夢というやつに音は実在しているのだろうかと、ふと思う。聞いたという ...
もうほんとに嫌いな人がいて、我慢ならなかったんです。
それである祈祷師にお願いして、呪い殺せないかと聞いたん
ですが直接呪い殺すことはできなくて、私に「好きになった人が
死ぬ呪い」をかけることは ...
打ちまくれ 打ちまくれ 打ちまくれ
空のない道と
明かりのない部屋
珈琲色の悔やみと
黄金色の砂漠が
赤道とニュートリノの間で消えていく
だから
打ちまく ...
誰一人孤独を抱えていない者などないのだ
夏の日差しの下
笑い合う恋人にも
戦い抜き
栄光を手にした戦士にも
異なる形の 異なる色の 異なる大きさの
孤独が
平等に手渡される
...
例えば今 深い海の底で
目覚めたなら そこに 何が見える?
何も動くものはない ただ君だけを除いて
例えば今 霧が晴れたとして
目覚めたなら そこに 何が見える?
誰も気づくものはない ...
八時九時十時になつても帰らない我が家の猫は時計を持たぬ
壊されたサドルに跨り坂下る秋晴れの下死相が出てゐる
0.はじめに
例えば外を歩くという行為を考えてみよう。その際私は歩く場所として歩道を選択し、車道は歩かないだろう。そのとき、歩き方は「人間は歩道を歩くべきだ」という一定の社会的な規範に従ってい ...
朝起きて お天気がいいと
布団を干そうと 張り切ってしまう
ワイドショーに 好きなタレントが出ていたら
めっちゃ嬉しくて 一日中ハイな気分
クッキーと紅茶で 午後のティータイム
仕事と ...
天よりおちる
地表に向かってまっすぐと
天よりおちる
空の色が青く
天よりおちる
風との摩擦に耐えかねて
天よりおちる
ボロボロ形が崩れ ...
競いあう蓮の花が萎む頃
二匹の蛇はそっと沼地から這い出すだろう
からだの一部は岩となりやがて鉄の塊となる
粘液を吐き出しながらくり返す脱皮は脆く
樹木に巻きついた内襞のその白い蔓
毒液は ...
笑顔の先には未来が映る
透かした葉脈きらめく生物
飛翔の群れには溢れる世界
赤い原チャがだれもいない過疎の町を走り抜け
幽谷に消えていく
大切な葉書き一枚胸に抱く待ち人を探し ...
写真集の中の写真をうつした写真家は
もう死んでおり
この世界にはおらず
いまも死につづけていて
モノクロームに象られた
すべすべとした紙のなかに籠って
かたくなに孤 ...
A
枯れ葉が 裏も表も見せながら落ちて
そのうち葉脈だけになり
葉脈の下では 貴族のようなおももちで
うずくまっている それは わたし
B
独りきりの夜 ちいさく もりの ...
この世に過不足を感じないおやじにも
憂鬱はある
いまさら存在の不条理を
問い続ける姿勢も無い今
何だか自分の隙間を見つけられなくて
ウロウロしている
金 ...
野には蜜酒が香り
冷蔵庫の中で
飲み残しのアルミ缶が
虹色の水蒸気を吐き出す
木漏れ日のタペストリー模様に
数学者が美しい定理を発見する
詩人は新しい詩を見いだす
空を行く雲が
...
薄い春を透かして
透明な雲雀は歌い
浅い海では大蛤が
長い舌を伸ばして
むせ返る蜃気楼を
吐きだしている
遠い空では
砕かれた者たちが
陽射しを照り返し
鋭く突き刺そうとする
南国の旅の夜
ホテルの部屋ひとり
時に人恋しく
ポコチンに触れさせもせず
帰した女いずこ
だって好みじゃないから
熱きポコチン爆発寸前
代わりの女
早くおいでよ
ああ胸はそんなにデカ ...
君が逝き
残されて在る
確かさは
もう幸せになど
なることのなさ
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ゼリーならなんだ
ブロッコリー...
自由詩
6
11/10/15 23:22
孔雀
千波 一也
自由詩
4*
11/10/15 23:04
100%の真実
朧月
自由詩
3
11/10/15 22:49
ひとりぼっちの女の子
オイタル
自由詩
8*
11/10/15 22:19
霙
カズヤ
自由詩
1*
11/10/15 22:08
水のしずく/宇宙
……とある蛙
自由詩
11*
11/10/15 20:40
おはぎなんだよ
灰泥軽茶
自由詩
4
11/10/15 20:14
甘い果実
faik
自由詩
1*
11/10/15 19:58
行き止まりの道で
菜穂
自由詩
4*
11/10/15 18:55
あめふり火ふり
mortal...
自由詩
5
11/10/15 18:46
愚痴を言う男へ
木原東子
自由詩
13*
11/10/15 18:41
埋める
草野春心
自由詩
9*
11/10/15 18:36
革命前夜
faik
散文(批評...
3*
11/10/15 18:25
依頼
オノ
自由詩
1
11/10/15 17:50
乱射
yoyo
自由詩
3
11/10/15 17:45
孤独
凪 ちひろ
自由詩
2
11/10/15 15:01
例えば今
さすらいのま...
自由詩
6*
11/10/15 13:57
悩みごと
冬野 凪
短歌
2*
11/10/15 13:23
詩作行為の倫理学
葉leaf
散文(批評...
5*
11/10/15 13:05
【 陽だまりの部屋 】
泡沫恋歌
自由詩
14*
11/10/15 12:46
天よりおちる
mortal...
自由詩
0
11/10/15 12:24
変身
アラガイs
自由詩
2*
11/10/15 11:32
あいふぉんだふぉん
灰泥軽茶
自由詩
0
11/10/15 11:32
モノクローム
「Y」
自由詩
10*
11/10/15 8:55
エコーズ
るるりら
自由詩
20*
11/10/15 8:32
親父の憂鬱
梅昆布茶
自由詩
5
11/10/15 7:56
春の断層
まんぼう2
自由詩
6
11/10/15 7:12
祝祭
〃
自由詩
3
11/10/15 7:10
熱きポコチン
花形新次
自由詩
3*
11/10/15 7:03
喪失
シャドウ ウ...
短歌
2
11/10/15 3:09
3277
3278
3279
3280
3281
3282
3283
3284
3285
3286
3287
3288
3289
3290
3291
3292
3293
3294
3295
3296
3297
3298
3299
3300
3301
3302
3303
3304
3305
3306
3307
3308
3309
3310
3311
3312
3313
3314
3315
3316
3317
4.18sec.