おがくずを
おいしそうにたべている

とれたてのしんまいに
ふりかけて

かつおぶしと
まちがえて

これが
げんじつなのか

まどのそらにみえる
ひこうきぐもも ...
黒いガンダム
白いペレ





常識を覆す















事すら出来なくなったら死ぬしかないだろ俺みたいな
...
いつの間にか温もりも忘れ
身動きも取れず固まるほかなかった

持て余した自由と
ありふれた制御にとどめられ
腕をなくしたヴィーナスよりも 世界から遠ざかっている

削り取られる前に散 ...
確かな哺乳瓶の感触。
夜間ではない
それ以外の時間に発行される
私の所在証明書。

辺りの蕾からは
微かな予感の香り。

庭に放たれた獣と
ここにいる私との間には
不釣合いを陵駕す ...
少し前から
光合成をしなくなった

薄らいでいく光を
見過ごして
遠ざかっていく水を
遣り過ごして
余った二酸化炭素を
夢にすり替えることもできずに
ただ乾いていく

カサコ ...
久しぶりにジブリ映画を映画館で観た。この夏封切りの
「コクリコ坂から」。急遽予定が変更になり、時間に余裕
が出来たからだ。当初は他の洋画を観るつもりだったが、
ちょうど良い時間帯のものがなく、期 ...
裸で歩いてても怒られない部屋
人恋しくなるから お酒は きらい きらい きらい
誰かに触れてほしくなるなら 初めから終わってて
退廃的な歌におぼれれば 少し楽かな
みえない 感じない 何もない ...
三つの影の
ひとつには羽
見えぬものの傍ら
口笛を吹く


道は森となり
曇の花 泡の花
原めぐる川
降りつづく雨
はじまりの雨


風をくぐり
風をくぐり ...
郵便受けに
ときどきは
うれしくないこともない便りが届いている
待っていたものではないけれど

一番欲しい手紙は
決して来ない
相手はもう
亡くなって随分と久しい

もしもらえたな ...
そこに淀みがあった
みづはやはらかくしづみ
つかるゆびを光りにくるめてゐた
果実をやはらかに剥くやうに
わたしのゆびは深みをさぐる
月ははじまりから明るく
ひとの輪郭をもちあぐる
また手 ...
  僕らがコンビニと呼んでいる
  長細い直方体には
  どんなものでも揃っている
  弁当もポテトチップスも
  洗剤や電池や、ティッシュまで
  だから僕がその日
  その、冬 ...
 
 
空の重さを支えるように
家という家には屋根がある
その上をきらきらと
小魚の群れが通り過ぎて行く
人は言葉だけで幸せになれるのに
ご飯を食べないと生きていけない
今日の行事は ...
ノッテいるかい?
ロックンロール好きかい?
頭を動かし
キチガイになる

リズムに乗り
全てを忘れる。
頭が空になる。
水を浴びる。

踊る道化師
見る阿呆
ストレス発散
充 ...
全てが壊れる時
全てが産れる時
苦しい
息ができない。

優しく逞しく
雄雄しくあれ
力尽きて
痺れる

倦怠感
筋肉痛
眠気
苦痛
天は舞い降りる
地は湧き上がる

自然がいい
嵐よ吹け
木々よざわめけ
来たれ精霊よ

回れ回れ
意識がなくなるまで
全てを忘れて
毎日疲れ果てる
クルマはしんとしています

埃の匂いが湿っています

くもり空の朝

東京ではじめて運転します


なわとび

正解

かわいいな

ベランダ

吐息

かわいい ...
きょういちにちの

俺のつかれ差し出せよ

今夜もまたワインよ

いちにちのつかれ俺に差し出せよ


夜風に吐息を

ふきかけられた

もう二度と会えないひとなんて

ほ ...
外灯を見つめる

それが照らした淡いアスファルトの

気配を今にかさねている

自転車の影が消える

町がだまって現れ続けている

ひとのこころを見つめている


たぶんそう ...
なにがそんなに

おまえらめんどくさいんだ

こころに闇なんかない

そんなことで片付けんな


夜露を見てみろ

鍵を返した夜

泣いていた女の子

こころの光しか

宇宙にはないんだよ


なにが ...
儚くも逞しくもない雑草


卑屈になるには育ち過ぎた


真綿で自殺を図るような詩人


歯に十二単着せてスマイル


まだ息が白くないから秋だ


劇的な何かを待ち望む ...
かわいい鳥を囲うため
さくさく柵を
取付けて

だいじな獣を囲うため
さくさく柵を
取付けて

ときどき
強度が気になって
ときどき錆が気になって
色や模様も
気になって
...
制限された区域の上を

光と闇が交互に通る

言霊は幽体の如く壁を通過し

僕は幽霊の如く人を通過する

世界は満面の笑みを湛え

物音はそここで鳴っている
約束が月に照らされ輝いた一筆書きの「未来」が揺れる

映画より羽ばたく日々を好む君大きな幹に凭れて過ごす

一人から二人になった私たち自宅の電話番号同じ

午後四時に狙ったように雨が ...
子どものころに左手を切った
人差し指と親指の間から掌の中央にむけて
傷口から桃色の肉が見える
手を動かすと痛い

消毒するために
ヨードチンキを垂らす
滲みて痛くて
畳の上を海苔巻きに ...
受けいれられない
部分を理解して

受けいれることが
本当の【愛】だと思う

人はみんな違って
当たり前

貴方がウサギの様に
早く走れても
亀のように
のんびりした人もいる ...
緑化動物園に
人間の家族が押し寄せた
本物の動物はなんて面白い!

牝ライオンは遠くを見ていた
シマウマはみじろぎもしない
フラミンゴは小さな池で小さな群れ
家族持ちは、像、猿、キリン
...
わけもなく暴れたくなる衝動を
行動に代え、妄想に変え
夢想の内で暴動と成す

自分勝手に沸き立つ{ルビ悶=モン}を
暴言に代え、無言に変え
無声の内に雑言を尽くす

お安い御用さ
も ...
今宵、狂気はにべもなく
ひどく静かにやってきて
藍の窓辺に、頬杖をつき
淡く虚ろに、佇むばかり

声を荒げることもなく
涙を湛えることもなく
笑み拵えることもなく
白い孤影をひたすらに ...
【さっぱり】
さっぱりとした後味のタイカレー そんな男になりたい私

【至】
舌肥えた彼女の心掴むため腕によりかけ至高のメニュー

【寿】
寿の文字が遠くへ消えていく おひとりさまに慣れ ...
おおらかだ
笑い声って おおらかだ
笑い声に出会えた日は 幸せだ

高台にある 小学校に
ソプラノの歌 響いて
ひざしが からっぽになる
水は だしっぱなし
生けすの 魚がはねた
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
飛行機雲小川 葉自由詩111/11/14 23:05
プロト・エンペラーTAT自由詩0*11/11/14 23:03
解けた氷アヤメ自由詩011/11/14 22:56
芳香yuugao自由詩1*11/11/14 22:45
枯葉nonya自由詩20*11/11/14 22:13
「コクリコ坂から」を見て渡 ひろこ散文(批評...13*11/11/14 22:13
名前などない凪 ちひろ自由詩311/11/14 22:00
夜めぐる水木立 悟自由詩411/11/14 21:57
立冬砂時計小池房枝自由詩411/11/14 21:48
名前のない川T.L自由詩111/11/14 21:42
堕胎草野春心自由詩14*11/11/14 21:36
今日の行事たもつ自由詩911/11/14 21:21
ロックアンドロールペポパンプ自由詩4*11/11/14 19:55
最近の暮らし自由詩4*11/11/14 19:55
天地自由詩3*11/11/14 19:55
かわいいな吉岡ペペロ自由詩411/11/14 18:49
きょういちにち自由詩211/11/14 18:48
静かな町自由詩611/11/14 18:45
こころの光携帯写真+...211/11/14 18:44
「大安吉日大寝坊」自由律十篇faik俳句6*11/11/14 18:38
柵のお手入れ千波 一也自由詩2*11/11/14 17:19
  物音yamada...自由詩211/11/14 16:47
一筆書き夏川ゆう短歌111/11/14 16:45
終りから射す光殿岡秀秋自由詩711/11/14 16:42
本当の愛とはちゃんこ自由詩311/11/14 16:19
地球家族木原東子自由詩4*11/11/14 16:17
エゴデタイツルレクイエムfaik自由詩3*11/11/14 16:11
白い狂気自由詩3*11/11/14 15:25
題詠blog2011 041-050北大路京介短歌17*11/11/14 14:08
ただいまるるりら自由詩13*11/11/14 14:07

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