味覚のちがうひとたちが
ぼくと同じようなふりをして歩いていた
街明かりが白く青く暗く明るかった
震災のあと
ただ助けたくて連れ出した女の子を
この街に住む人波が見守っていてくれたことがある ...
そのバスは新千歳空港から札幌へ晩秋の北海道を走っていた。
運転席の左上に設えられた小型テレビは夕方の子供向け番組を映している。暗くなりはじめた原野に時々人家の灯りが現れる。
帰りたい。
...
だめだ
それは
もう
わたしというそんざいの
しょうめいを
しょうめいを
テトロドキシンの
そんざいを
そんざいを
にげたらこういうの
さようなら
さようなら
いらだちをかくせ ...
私の中の
鬼ジジは世界に1人
6年もの月日の中で
口をすっぱくして
くれたから
だらしない私が
成長した
特に掃除をする時は
私の中の鬼ジジが
現れるのよ
今で ...
生き物が一匹
息をしている
印刷物の新しい匂いは
いつまでも消えない
一昨日、いとこから
椅子に座っている、と
糸電話で連絡があった
いま僕は
色と形を見ている
...
抗生物質のかたまりがカテーテルの空どうを密(み)たし ゆつくりと圧(お)し はいつてくる 音のようなもの 実感めいたもの 午前3時
ペンチで爪をはがれた老ばの 叫び声をきいたような きいていない ...
大嫌いのつぎは
やっぱ大嫌いで
けして大好きにならなくて
ドラマみたいに日が暮れて
寝ようが飲もうが笑おうが
君の大好きになれるわけじゃない
だからっていって
悪いやつにもなれない
臆 ...
君と出逢った頃
デートする時は
いっつも雨だったね
だけど僕は
君にくっ付ける雨が
大好きだったよ
クリスマスが近付き
街中の夫婦、カップルも
いつもより少し
くっ付いて歩い ...
うたはひと息で
きみの
パーソナルなシールドをくぐり抜け
にくたいのホールで
まっとうな反響をくり返す
ソング
きみの奥底に眠っていたもの
ソング ...
明日人に会うので、伸ばしに伸ばした髪を切りに床屋に出かけた。逗子駅前にある床屋で、中年の男性とその母親と思しき女性の二人でやっている。男性の方は、すっとした二枚目で、恐らくサーフィンか何かをやってい ...
【有無】
恋人の有無気にしないお年頃 好きだから好き 好きだけど好き
【墓】
墓穴を自分のぶんも掘っておく いつでも誰か呪えるように
【丈】
身の丈に合わないギャグをしたために オレ ...
ひとりでできることなんかなかった
凍え死にしそうな精神の極北にさえ
ひとりでできることなんてなかった
嫌われたくないから嘘をついていた
煌めく水面を見つめているとそれがよく分かった
気持ち ...
はからずも為にならない
もので育った
少年たちは
あやうくmoralにおぼれる
ゆうぐれを逃れ
ふがいない星々をだいて
ひと知れず泣いた
夜や
夜の
毒々しい孤独が
...
女よ
ぼくが眼をとじると
きみは枯れた稲妻のようだ
だが
手をふれるとそれが
一匹の大きな白蛇だとわかる
女よ
きみを
冬に横たえる
...
朝まだき
西へ急ぐ下弦の月をくぐりぬけ
君のふるさとはあちらにあるんだよ と 飛行機が教えてくれる
冷たい水は無言で涙を隠してくれた
優しいひかり やがてみちみちて ひろがる
一人ではない
皆回りにいる
只気付かないだけ
周りを見れないだけ
苦しみを少しだけ
我慢すれば
道は開ける
楽しみは少しだけ先にある。
人を思いながら我慢する
幸せのために我 ...
自分ならではの人生
人にはまねのできない人生
独創的な方法で自分を残す
自分か生きていた証を残す
食うか食われるか
からかわれ、邪険に扱われ
脅され、すかされ
篩にかけられる
...
苦しんでいる時
助けてくれる。
泣いている時
涙を拭いてくれる。
適切なアドバイスを
与えてくれる。
苦しみの縄から
解いてくれる。
楽しいな
愉快だな
人生楽しまなくては ...
歩く。感情が、降っている気がする。誰もが、素通りしようとして濡れている。何事も、音速を超えない。感情1号線を歩く。まるで、ひとつの人生を歩くように感情2号線まで歩いてそして、感情3号線が見える頃には ...
画一化され、再構築される
夥しい思考の、洗礼
の、なか
ライフルで射られた足が
ひとつの開発をはじめる
おしゃべり、が
長くなりすぎないよう、にと
区切り、ながら
...
ことばが
うたを欲っする
ポエジーが
リズムを欲っする
その力動
具象の発現
波の流れに
まかせるちから
口ずさむのは
名状しがたい
祈りのメロディ
大丈夫
世 ...
沈む
沈む
みな
沈む
あれも
これも
どれも
それも
沈む
沈む
みな
沈む
あれも
これも
どれも
それも
みな
みな ...
テーマ1 台風15号
地上を泳いでいるこんな日は、淡水魚の渓流での苦労がよくわかるというものだ。
尚も傘は無効なのに、{ルビ長刀=なぎなた}の如く構える人が圧倒多数なのは、濡れを厭う ...
雪の降る日のテーブルの上に
スペースシャトルが落ちた
私のいくつかの記憶を載せたものだ
それは言葉を発することはなく
極めて無機物的なたたずまいをして
かたまりのままのマーガリンを積むトース ...
{画像=111225205033.jpg }
恋をすると
人は弱くなる
いつか失う
その日のことを思って
砂糖菓子のように
もろくなる
恋をすると
人は強くなる
この一瞬こそ ...
ゆく指に かけられた
白い泣き霧
すねを 親から離した
裸足が 蹴り 蹴り歩く
ツノから逃げて おいでなさい
こんこんとわいて おゆきなさい
通い寄り落ち ほこらの辻道
古い ...
水に映る 白いまだら
狼の家族を 追い立てる光
撒かれる水鳥の骨より白く
昼の月に背を向ける
昼の月に 背を向ける
ま、まさか、お、お父さん?!
土日に休むというのと、
平日に、
有給休暇を取って休むというのは、
やっぱり、
ぜんぜん違って、
平日の休みは、ほんとうに、
楽しい。
ひとが働いているときに、
自由に遊べるということ ...
心が痛かっただろう
どれほど痛かっただろうか
どうかその痛みが
いつの日か
拭い去られますように
どうかその痛みが
ああ どうか
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
涙の意味
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1+
11/12/17 19:27
社員旅行
たにい
自由詩
1
11/12/17 19:02
15分間
Seia
自由詩
5
11/12/17 18:54
鬼ジジ
ちゃんこ
自由詩
1
11/12/17 18:41
息をしている
たもつ
自由詩
7
11/12/17 17:39
冬とケロイド
いかりはじめ
自由詩
8*
11/12/17 17:26
だいきらい
朧月
自由詩
1
11/12/17 16:44
ありがとう君へ
清風三日月
自由詩
1
11/12/17 13:41
にかいめのせかい
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
11/12/17 13:24
ボクのマスターベーション(3)
花形新次
散文(批評...
17*
11/12/17 12:54
題詠blog2011 061-070
北大路京介
短歌
15*
11/12/17 10:52
そんな耳鳴り
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2+
11/12/17 10:24
少年
浩一
自由詩
1
11/12/17 10:02
白蛇
草野春心
自由詩
9*
11/12/17 8:43
【五行詩】ひろがる
凛々椿
自由詩
10
11/12/17 7:21
ボンボヤージュ
ペポパンプ
自由詩
3*
11/12/17 6:53
Life is...
〃
自由詩
2*
11/12/17 6:53
持つべきは友
〃
自由詩
2*
11/12/17 6:53
感情2号線
めー
自由詩
1*
11/12/17 2:11
案の定の定理。
うわの空。
自由詩
5*
11/12/17 1:32
発語
シホ.N
自由詩
3
11/12/17 0:32
沼
りり
自由詩
3*
11/12/16 23:48
大いなる野望 2011年版
salco
散文(批評...
3*
11/12/16 23:25
スペースシャトル/フォーカス
茶殻
自由詩
2*
11/12/16 23:03
亡き恋人のためのパヴァーヌ
そらの珊瑚
自由詩
4*
11/12/16 22:55
夢の中
砂木
自由詩
8*
11/12/16 22:49
ノート(48Y.12・16)
木立 悟
自由詩
5
11/12/16 22:19
写真を見てひとことvol.14
花形新次
携帯写真+...
2*
11/12/16 21:48
厄落としの女
はだいろ
自由詩
5
11/12/16 21:31
行き先に果てに
文字綴り屋 ...
自由詩
0
11/12/16 20:55
3272
3273
3274
3275
3276
3277
3278
3279
3280
3281
3282
3283
3284
3285
3286
3287
3288
3289
3290
3291
3292
3293
3294
3295
3296
3297
3298
3299
3300
3301
3302
3303
3304
3305
3306
3307
3308
3309
3310
3311
3312
4.65sec.