...
あるところに一人の男がいた
男は理想を見いだせない革命家であり
大義名分をもたないテロリストだった
彼にはため込んだ多くの武器があったし
破壊活動のためのノウハウもあった
それらが彼を一つの ...
いいんだって
わざと言ってみる
それはよくないとき
言い聞かせるとき
なんで
なんで
逆にするの
いらないって
言うとき
ほしいとき
なんで
なんで
嘘いうの
顔にで ...
傷つけて
踏んで組み伏せ
物にしろ
逆もオーライ
...
はナホトカ生まれの十八歳
でどっか相当ずれている
小さい頃からずれている
多くの人とずれている
殆どみんなとずれている
仲間はずれで入れずにいる
ウラジミール・ズレリンコフ
は小学校で持 ...
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今更ながらに想うのだが
もう一度自分を
バラバラに分解して
細かいパーツの
ひとつひとつに分け
そのひとつひとつを
見分け分類 ...
(かたずいてしまったら・・・)
─あんなに容量不足だったのに
かたずき(け)はじめたら
あっという間に
空き容量でしたよ。
(初期化狂いの集い)
─人によっては
名残 ...
結婚式はしないかわり、
田舎の親が、
どうしてもと言うから、
結納式というものを、
やることになった。
しかし、
結納とはナンジャラホイ、
わからないので、
由緒正しきホテルに ...
あんまりかわいくないところがすきと
いったら
おこった
『大切なものは目に見えない』−という。
愛であったり 夢であったり
それってなに?と聞かれると
あれこれ考え始めて
よくわからなくなる。
とっくに気づいていることなのに。 ...
湖のほとり
水面に揺らぐ波間に鴨泳ぎ神おわします琵琶の湖かも
山かすむ対岸の雲眺めつつ今日も二人でささやかな席
テーブルにコーヒー二つ今日もまた喫茶に興ず夫婦のきずな
青草が緑 ...
下をうつむいて歩けば
六〇度の世界が失われ
三分の一の人間しか享受できずにいる
足は全身を使って地面をたたき
腕は肩につかまって行ったり来たり
お腹が減る
目線を縛らせるのは雑草か
明日 ...
今日も 明日も 嘆く
筆が 無い
絵心を 持ち合わせてない
カンバスを 支える枝が
折れてしまったと
空を 仰ぐ
何故か 踊って居た 昨日も
しゃがんだまま 瞳を閉じて
空に 祈っ ...
飢えた。中身が蒸発して底にこびり付いた消化不良のカスが、見える。水ではちっとも、うるけない。親指の皮に見えるカスが胃に張り付いていてピロリ菌も息が、出来ない。消化不良。消化不良で飢えた。飢えは続い ...
特攻隊は
わが身の命を
顧みず
家族の為に死んでゆく
何を思い
死んでゆくのだろう。
恋人を妻を子供を思い
飛んでゆく
見ず知らずの人の
命を奪い
反抗する事を許されず
...
この世は収束しない。
この世は発散する。
ハルマゲドンは来る。
この世は崩壊する。
最後に世の中が
結束して欲しかったが
無理なようだ
皆バラバラだ!
皆が幸せになって欲しかっ ...
正直に話せば
許せない!
と言ってくる
自分ができないから
何にも話せなくなる。
心を閉じる
関係がなくなってしまう。
胸を痛める
女性のレベルが低い
皆頭が悪い
人に流さ ...
朗らかだろう
安らかだろう
健やかだろう
なあ、
陽気で
呑気で
幼気で
穏和で
親身で
温厚だろう
それでいて、コイツ
まだ生きてやがるんだぜ
期待という期待 ...
薄暮してコーヒー・カップに話し合うそばかす増ゆ妻冬支度
ぬばたまのくろかみのつま伝道で陽に照らされて雀斑のふゆ
午後5時の自動車屋の店先で待つ間の妻のドフトエフスキー
算数が数学になり頭痛いインドの子供数字に強い
日常に愛が加わり加速する一呼吸して囁く言葉
黒髪が自然な魅力引き出した着物着こなす和風の美人
雨の日に聴きたい歌があるという心に星 ...
物心ついてから
俺は異常だ
怪物だ
生まれてきたことが間違いだったんだと
現実と現実の狭間で
ことあるごとに思い知らされてきた男は
この世から消えてなくなるべきだという想念にとって
最高 ...
だがしかし
意志のもと
わたしはみずから重力をつぶして
ささえのいらない
足のちからで
さがした、
おおくのひとみなさわがず
はじめの
核心から
そのほかたち
彼をふくみ
...
四角い部屋 四角い窓から
のぞかれたりするのは
四角くない僕だから嫌気がさす
なんだかどうやら合わないな
とはいえ散らばる人形にも
頭が上がらないのだよ
そうずっと ...
何度も自分を殺しては
生み出した代償に、
前のように詩が書けなくなりました。
リセットするのは簡単で
なんでもかんでもやり直し
がすきな女の子です。
...
青い穏やかな水面と石で囲まれた護岸壁
ロヴィニ
港町の路地に切り取られた
対岸を望める海の風景
丘から眺める町並みは
オレンジ色の屋根がアドリア海まで続く
小さな小さな箱の ...
呼吸のように身近に
乱れた髪を解きながら
尽きることのない
このたわいもない言葉との戯れ
細い声で囁き
地上を埋め尽くすさんばかりに
尽きることのない
このたわいもない言葉との戯れ
...
こころさえ、雲を光を追い越してひるがえる風みずいろをよぶ
雨はやく言葉を奪い流れゆくたどる指先このうすみどり
風だけがよんでいる道二人ぼっち朽葉いろした秘密かぞえる
頬杖 ...
長さを求めているのではない
私たちは
時間の凝縮を 軍縮を 求めているのだ
我々は軍に守られ 軍に攻められて 死ぬものではない
支配は 自らの中においてのみ 充分だ
何かに恐れるのは社会でし ...
ひかる夜のはじまり月の余韻に
雪のかけ橋多摩のよこやま
ゆきかうひとたちが家路につく
荷物と引きかえに流れ去る喧騒
遠く暮れるまちなみ
新参者のたばこのにおい
膝にまどろめ ...
いっしょに食べたら
食べながらお話しできる
電話だとそれができなくなる
いや
できなくなる訳ではなかった
静かな祈りであることでしか
宇宙に存在できなかったのだ
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
たった一杯の生玉子入りの熱い豚汁の為に人は人を殺せる
TAT
自由詩
2*
11/12/8 23:43
あるところに
ただのみきや
自由詩
11*
11/12/8 23:42
もういいの
朧月
自由詩
3
11/12/8 23:17
ヨコドリ四十万
TAT
短歌
1*
11/12/8 23:14
ウラジミール・ズレリンコフ
salco
自由詩
7*
11/12/8 22:49
それは新しくて滑らかな赤い絹目のリネンなのだが
beebee
自由詩
27
11/12/8 22:34
圧縮保存の玉私意の如く
yuugao
自由詩
2*
11/12/8 22:25
結納
はだいろ
自由詩
3
11/12/8 21:33
バカッチョデフネ
6
自由詩
4
11/12/8 21:28
鷹揚
ゆうや
自由詩
2
11/12/8 21:27
湖のほとり
生田 稔
短歌
4
11/12/8 20:59
三分の一の世界
中川達矢
自由詩
5
11/12/8 20:54
筆が無い
藤鈴呼
自由詩
2*
11/12/8 20:02
吾郎
長押 新
自由詩
4*
11/12/8 19:57
特別攻撃隊
ペポパンプ
自由詩
4*
11/12/8 19:57
この世は崩壊する
〃
自由詩
3*
11/12/8 19:57
おばちゃん
〃
自由詩
3*
11/12/8 19:56
ダーティーボム
faik
自由詩
14+*
11/12/8 18:59
薄暮
生田 稔
短歌
2
11/12/8 18:57
算数
夏川ゆう
短歌
0
11/12/8 18:31
はじめに謝っちゃおう!
花形新次
自由詩
5*
11/12/8 17:55
泉
根岸 薫
自由詩
2*
11/12/8 15:37
私角い窓
marica...
自由詩
1
11/12/8 15:32
サワメと、カズラと。
晝
自由詩
3
11/12/8 15:01
アドリア海
……とある蛙
自由詩
11*
11/12/8 14:59
詩作
あやとり
自由詩
5*
11/12/8 14:27
Colors
石瀬琳々
短歌
7*
11/12/8 13:42
非違られている(百万トンの光)
狩心
自由詩
2*
11/12/8 13:38
ひかりの冬、はじまり、ひとつ。
たちばなまこ...
自由詩
20*
11/12/8 12:31
静かな祈り
吉岡ペペロ
自由詩
4+
11/12/8 12:01
3281
3282
3283
3284
3285
3286
3287
3288
3289
3290
3291
3292
3293
3294
3295
3296
3297
3298
3299
3300
3301
3302
3303
3304
3305
3306
3307
3308
3309
3310
3311
3312
3313
3314
3315
3316
3317
3318
3319
3320
3321
5.39sec.