わたしの指が
風にふれる、と
ふたたびページが
繰られます
偶然に
呼び起こされるまで
目ざめることの
なかった物語
でも、
待つことを
つづけてくれた
約束たち ...
もう少ししかない消費できるエネルギーは・。
・もう一つしかないのだ。・¥・・
盲導犬に底をあげろ 与えるな 空して 死すべからず。。。、
端末路
吐いたつもりで居れるのならば、 静か過ぎ ...
誕生日に君から
プルメリアの苗を
もらって毎日毎日
まるで私達の
子供の様に育ててます
花が好きになった私は
お花屋さんで
ハロウィンの花を買い
仕事から帰宅する
君に自慢気に話すと
君は頭をポ ...
昔、花屋にマツムシソウがあって驚いた
街で会うとは思っていなかったから
タカネマツムシソウそのものではなく
スカビオサか何か園芸品種ではあったのだろうが
風に揺れながら山に咲いているはずの花だ ...
今日あの人は携帯電話を忘れていった
帰りは遅いのに どうするつもりかと
伝え忘れた身ながら 少し困って笑っている
あの頃の笑顔に戻れたらなあ
なんて思う事が何度もある
困った瞬間の笑 ...
真っ直ぐ行くと出口ですよ
あの子が今日目覚めるのは
コーヒーを飲むためなんだ
明日になったら目覚めないかもしれない
それでもいいや、とそう思って彼女はコーヒーを飲んだ
彼女は学校に行くといじめられる
...
ネオン輝く夜の巷
路地裏の狭い石畳を入ると
淡いランプの明りに
浮かび上がるバーの扉
ここは[遠い昔のバー]で
スツールに腰掛け
おしぼりで手をふいて
まず一杯[今のリキュー ...
私は死んだ
地獄の中に 落ちていく
言葉もなく
落ちていく あの世で
何を考えているのか
私にはわからなかった
海を見た
そこには存在しない海を
腕を組んだまま
憂鬱に浸 ...
いきものは普通上をめざす
より多くの光を浴びようとして
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星を見て井戸に落下死した哲学者も例外ではない
だから
俺も彼らに習って下を向いて歩こう
呟いたことばが届ききらぬままふたりの間で凍りゆく朝
からだから夜を追い出せない朝になけなしの理をかきあつめている
水が流れる。その音がする。水が流れ、暗い。ために水の反射する光の他は川に見えない。時折波の高なりに消され亦つるりとした光が浮いてくる。溺れたようでもあり、肺魚が浮きつ沈みつしているようでもある ...
みかん柿りんご梨ほうしゃのう辟易(うんざり)
二人の”おば”は
しらない行き先のしっているバスに乗り
どこかへ連れられて行ってしまった
けいたいでんわの
ぼたんが押すたびにこぼれて
ただの二つ折られになった
心配されても
わ ...
鬼の子暗いの恐いから
少しもランタンはなさない
鬼の子暗いの恐いけど
ランタン片手に石を積む
ランタン抱えた鬼の子は
そろりとお堂を一巡り
ランタ ...
チルチルハナチルサクラチル
ウイノオクヤマハナミチル
カゼノフイテモハナノチル
テフノトンデモサクラチル
チルチルハナチルサクラチル
イツイツマデモユメノウ ...
さらさら白い砂の上
きらきら白い砂の上
さらさら白い砂よりも
よりいっそうなお白く
まばたきもせずうずくまる
がらんどうの骨や骨
空も地平の果てもない
...
あれ以来
すっかりしなびた果実に
水をやりつづけて
きみの指は
完ぺきにふやけてしまった
(夜よ
やさしさは
こんなにも目に見えるのに)
きみは
まだ自分が
強い人間な ...
たどり着くわけでもなく
元通りになるわけでもなく
何かを羨むわけでも
悲しむわけでもなく
どこを探してみたところで
これ以上があるはずもない
...
両の手首に 縄飾り
貴方が結わいた猿轡
今宵限りのデスタンス
眼を閉じ 気配で悶えませう
ハナビラヒラヒラ
ヒダトレフリルン
甘美な温度 ...
孤独を意識して
寝られなくなって
だんだん眠くなっていく その夜に
いつの日か明け方が
来る日が あるのだろうか
大体そっぽ向いて
つれなくして笑っている
そんなあなたに日が差すこと ...
各駅列車に乗って
普段は降りないとなりのとなりの街の駅へ降りる
にかよった駅前、どこにでもあるマンションと一戸建て
おなじみのコンビニ、犬の散歩やら主婦の買い物姿やら
皆この街に住んでいる ...
悲しくもないのに
悲しい風が吹いている
透明でもないのに
透明な風が吹いている
色などもうないのに
空しいものなどもうないのに
悲しくもないのに
悲しい風が吹 ...
轟音と共に運ばれていく先は
東京
それとも母のいない世界
窓の外の闇
深さが分からなくて
何処に居るのか分からない
目を瞑る
轟音
途切れる意識
覚めてまた
轟音/深さ ...
冬瓜を煮る。すこし青臭い匂いが指に残っている。
夕方、ディスカウントショップへ行ってハロウィンの玩具をいくつか買って、夫と落ち合って帰ってきた。途中、tooth tooth へ寄ってケーキを二つ ...
家の裏に立つ一本の樹は
その背に
深い森を持つ
家の裏に立つ一本の樹は
その後ろに
もう一本の樹と
もう一本の樹を持つ
家の後ろに立つ一本の樹は
その背中に
もう一本の樹と
も ...
...
愛されるより愛したいと思っていたのは
愛してくれる人がいたから
飢えた狼の側には 怖がって誰も近付かない
お日さまの周りには 人が集まるみたい
僕は影だ ずっと前から 君の影だ
嫉妬と ...
とめどなく…
溢れる涙…
どうすれば良い?
流れる涙は…
放っておくの?
無理矢理笑う?
拭いても…
拭いても…
頬をつたう涙は…
やがて服を濡らし…
枕を濡らす…
...
そんなに硬ければ喉に詰まらせて逝ってしまえばよかったのに
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Y染色体はお前の硬さに勝った
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
しおり指
千波 一也
自由詩
3*
11/10/26 16:37
地下付く 返答石
狩心
自由詩
0
11/10/26 16:04
花
ちゃんこ
携帯写真+...
1
11/10/26 15:23
鉢植えのフロンティア
小池房枝
自由詩
3
11/10/26 13:08
忘れ物
アヤメ
自由詩
1
11/10/26 12:33
写真を見てひとことvol.4
花形新次
携帯写真+...
0
11/10/26 12:22
彼女の自殺
yamada...
自由詩
2
11/10/26 12:10
バーカウンターのスツールに腰掛けて
……とある蛙
自由詩
7*
11/10/26 10:06
ウォークインザスカイ
番田
自由詩
0
11/10/26 9:35
下を向いて歩こう
GrassR...
自由詩
3*
11/10/26 9:29
朝に
はるな
短歌
3
11/10/26 9:29
川原
α
散文(批評...
0
11/10/26 6:05
空腹
西行桜
自由詩
1
11/10/26 5:37
ゼロ G
唐草フウ
自由詩
10*
11/10/26 5:26
ほおずき
mortal...
自由詩
2
11/10/26 4:16
アサユメザクラ
〃
自由詩
2
11/10/26 4:16
砂の街
〃
自由詩
1
11/10/26 4:13
夜の実
はるな
自由詩
6
11/10/26 2:02
夢の跡
faik
自由詩
2*
11/10/26 1:07
一夜ゴト
〃
自由詩
2*
11/10/26 0:59
奇跡をかます こと
桐子
自由詩
1
11/10/26 0:41
となりまち
灰泥軽茶
自由詩
4
11/10/26 0:11
ウラ
吉岡ペペロ
自由詩
4
11/10/25 23:40
行く先は東京それとも
kauzak
自由詩
8*
11/10/25 23:37
すること、しないのこと
はるな
散文(批評...
4
11/10/25 23:30
一本の樹
オイタル
自由詩
7*
11/10/25 23:28
ブライアン・ジョーンズ
TAT
短歌
1
11/10/25 23:27
狼の遠吠え
凪 ちひろ
自由詩
1
11/10/25 23:09
涙は?
清風三日月
自由詩
1
11/10/25 22:37
存在の耐えられない硬さ
GrassR...
自由詩
4*
11/10/25 22:34
3279
3280
3281
3282
3283
3284
3285
3286
3287
3288
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3290
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3292
3293
3294
3295
3296
3297
3298
3299
3300
3301
3302
3303
3304
3305
3306
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3310
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3319
5.73sec.