無為に過ごしたければ
ホッチキスを何も閉じず
ただひたすら
カシャコン
鳴らせばいい
鳴らせば鳴らすほど
無為は過ぎていき
床には無残にも
何も閉じられずに果てた
ホッチ ...
棒読みのニュースが無関心を装う夜
友達の数をかぞえたら
輸入されたあこがれをおいかけて
白い行列につづく
焼き増しされた過去から
異国のゾウの背中にのって
ターアン・ターアン
夢の終わり ...
ためらいがちに手を振るヨシ子さんは
しわくちゃのおばあさんで
もう生きているのか死んでいるのかわからない
毎年秋になると銀杏並木の下で
「ぎんなんヨシ子」という看板を掲げ
小さな屋台を引 ...
サンドバッグの砂
世界は見えずとも
その厳しさを知る
バラボラアンテナ
世界は聞こえずとも
その広さを知る
美容師のハサミ
世界と話さずとも
その多様さを知る
水族館のイ ...
悲しいのはあたりまえだ、僕は今
ちいさな墓をつくっているのだから
悲しいのはあたりまえだ、僕は今
そこに子供を埋めようとしているのだから
悲しいのはあたりまえだ、僕が今
埋めようとし ...
夜が少しあけるまえ
わりばしを一本もって君と山へ出かけよう
山の頂上について東の空から太陽が昇りはじめたら
わりばしを二つに割って一緒に
風に漂う生まれたひかりを
くるくるまわしてわたがしを ...
あのね、そらのした
うまれおちたときに
かなしみをしったよ
いたくてくるしくて
あなたをよんだんだ
ここにはてんごくの
はんぶんがあるから
ずっとずっと、永遠
そういえば
おまもりつきの
ぶきをわすれて
すすんだ
いのちとりが
いたっけな
どうしたかな
しんだかな
それともまだ
いきてるかな
くらい
つらい
どうくつの
なか ...
きいろいから
うさぎがすき
おおきいうさぎ
意思の疎通ができない
小さい頃ママに
この匂いは何って聞いて
キンモクセイを知った
それは秋で
僕の生まれた季節で
嬉しいなって思った
ママなんて呼び方
ありえないって思う時には
もうママは天に召さ ...
エテカリンブルクのイパチェフの家で
一九一九年七月一六日から一七日の間に
人知れずロマノフ王朝が最期を迎え
ニコライ二世と后妃アレクサンドラ
長女オリガ、次女タチアナ、三女マリア、四女アナスタ ...
いしきもないまま
むげんのときをすごした
いしきがないから
たいしたことではない
びょういんの
しんさつしつによばれて
せいとしを
つげられるまでは
なんてことないゴルフ場
なんてことない日曜日
明日はなんてことない月曜日
なんてことない風にあたり
なんてことない煩わしさに
なんてことないものを感じている
なんてことない我慢でもするとす ...
現代詩フォーラム短歌部の情報交換所、および連絡所です。部員はこまめに目を通して下さい。
短歌部入部希望の方はピッピまで私信でお知らせください。
随時入部受付中。
-------------- ...
初めてのルージュは少し派手だった年が十個も違う恋人
用意した話題が足りず苦戦する一歩下がって時計気にする
ドーナツを半分わけにしたくない愛の続編書き記したい
あの時の夢が未来へ繋 ...
少しばかりの優越感に、小さくほくそ笑む
そんな君の仕草に腹がたつ僕は、小さく拳を作った
「なあ、殴ってもいいかい?」
そんな物騒な言葉さえ飛び出す程に、僕は君を心底信頼してい ...
終末を知らないロマンチストたち
シンプルを形にして
世界を手のひらにのせたがる
枯れない花を得た途端に羽化してゆく
繊細な彼も
前衛的な彼も
シンプルに還ってゆく
...
汽車を待つ君の横 下僕は
視線を気にしてる
期待はずれと君が言ってる
調教できるブスはこれが最後ねと
さみしそうに君がつぶやく
なぐり逝きも蹴る時お尻
ふざけすぎた季節のあとで
今春が来 ...
あんね、恋は詩にならんねやね、俺らなめくじみたいにつがいよってよ、それなりに喜びにあふれよって。そんで青森の12才の金田晃くんはどうすればいい?今日も時給1円以下で働いて帰ってきたら父親の糞片付けて婆 ...
つぎつぎ打ちかかってくるものは
軽くいなして進むけれども
一発がつんとくるものには
少々てこずる
後悔はしない主義
後悔を後悔してるだけだが
しかしやりきれないときは
おれも月を見上 ...
権利を取りにいく
出場する為の、 No!を 鳥 、 抑えに行く ノートを バタバタさせる 羽ばたき脳の
反る 歯履きの、 その場所を 線、 俺は力強く生きていく 弱音なんて吐いてられない
...
結局のところ純粋さってやつは
いちばん惨めでいちばん滑稽なんだよ
君がそれを否定しても
すぐに誰かが証明しちゃうんだから
たとえば遠くに見えてる明かりが
ぼくのお気に入りのやつだとしても
...
この世の中には
不愉快な言葉で溢れかえっている
目を瞑っても
耳を塞いでも
棘のある言葉が
皮膚を突き破って
神経にグサグサ刺さってくる
ああ どうすればいい
目と耳が欝に ...
好き?、きらい
(だからタイトルだけ/以下「ソレ」という)
いみもそうだし、鼻にかけたインテリ
考えた人もきらい
自然発祥させた風土ニッポンの言語体系もきらい
和訳なら誰だそんな勝手なことを ...
はためには曇りぞら
でも
どしゃ降りを胸のうちに
隠しもったまま
それを
愛と呼ぶことに決めたね
あの日は
遠のいていくし
それでいい
のたうちまわって縋ったものを
生活に ...
【ゲーム】
国民がオレだけのためマスゲームなにやらせても満ちないココロ
【堅】
ひとつずつ手堅く勝ちを拾ってく 負けぬ勝負を焦らずつくる
【故】
愛故に君に別れを切り出した 後悔して ...
ごめんくださーい。
朝日新聞でーす。
金魚すくい
きらきらひかる夏祭り
君の手がはなれて
とおく
とおく
とおく
泣きながら僕の名を呼ぶ君を
心から
愛おしいと思うのです
...
雨ってやつは
悲しくもない 涙みたいだ
くたびれた革靴の つま先から
じわじわと 染み込んでくる
晩秋の雫
子供の頃は 雨に酔った
そのどこか 厳とした冷たさに
突然景色がうつ ...
ひと気の無い遊園地の回転木馬は何の夢をみているのだろうか
つまらないことで君を傷つけてしまったり
幼稚な振る舞いを見せびらかしたり
いま秋は深まる
間違いなく哀しみはやって ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
空白ホッチキス
灰泥軽茶
自由詩
2
11/10/24 1:08
ロメンス
アズアミ
自由詩
0
11/10/24 1:04
銀杏ヨシ子さん
灰泥軽茶
自由詩
3
11/10/24 0:39
バラボラアンテナ
葛西曹達
自由詩
2
11/10/24 0:21
悲しいのは
つむ
自由詩
2*
11/10/24 0:05
ひかりのわたがし
灰泥軽茶
自由詩
3*
11/10/24 0:02
永遠
杳
自由詩
1
11/10/23 23:49
おひめさま:むかえにいく
桐子
自由詩
3
11/10/23 23:08
125mmアモルフ
6
自由詩
2
11/10/23 22:40
きんもくせい
ささやま ひ...
自由詩
14*
11/10/23 21:28
廃仏毀釈と偶像崇拝
salco
自由詩
5*
11/10/23 21:19
命
小川 葉
自由詩
1
11/10/23 20:55
自由
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
11/10/23 20:51
○現代詩フォーラム短歌部○
会議室
11/10/23 20:27
初めてのルージュ
夏川ゆう
短歌
0
11/10/23 20:18
欲望限りなく、実行出来ない僕はただの弱虫
ala
自由詩
1*
11/10/23 19:37
simple
たちばなまこ...
自由詩
14*
11/10/23 19:28
なぐり逝き
木屋 亞万
自由詩
1*
11/10/23 18:57
公然たる敵 二
榊 慧
自由詩
0*
11/10/23 17:55
いなす
桐子
自由詩
1*
11/10/23 17:39
ダーク数の才能、
狩心
自由詩
0
11/10/23 16:26
マイクテスト
空中分解
自由詩
0
11/10/23 16:17
【 アスタリスク 】
泡沫恋歌
自由詩
17*
11/10/23 15:59
詭弁
乾 加津也
自由詩
9*
11/10/23 14:08
ひかりまみれ
はるな
自由詩
2
11/10/23 13:08
題詠blog2011 011-020
北大路京介
短歌
9*
11/10/23 13:07
写真を見てひとこと
花形新次
携帯写真+...
3*
11/10/23 12:38
夏祭り
國朗
自由詩
0
11/10/23 12:37
雨のむこうに
さすらいのま...
自由詩
15*
11/10/23 11:09
衛星の秋
梅昆布茶
自由詩
3
11/10/23 9:09
3282
3283
3284
3285
3286
3287
3288
3289
3290
3291
3292
3293
3294
3295
3296
3297
3298
3299
3300
3301
3302
3303
3304
3305
3306
3307
3308
3309
3310
3311
3312
3313
3314
3315
3316
3317
3318
3319
3320
3321
3322
加筆訂正:
喪失
/
salco
[11/10/23 22:58]
自制の間違いを訂正しました。
雨
/
salco
[11/10/23 22:56]
一箇所倒置
6.09sec.