なかなか絶望って訪れないものね
まぶたを閉じてもちらちらと
光の粒が見えてしまうように
希望ってなかなかしぶといものね
自殺志願者の手首に
ためらい傷ばかりが増えていくように
だか ...
かわりめの
よるには
空気がたわみ
すこしねじれる
そのすきまをねらって
きみを押し倒したら
いやとは言うまい
わたしでなくても
いいんだと
おもってるのは
知ってるよ ...
「ちりぬるを」 いろはにほへと 、でも君は死なないだろう それが君だろう
巡り巡るのは
この体のどの部分だろう
美しいモノが何だか喧しくて
見ていられない
胃を急き立てる文字の群れは
胸を焦がして焦がして
睫毛さえも弥立つ
やっぱり誰か頭上で笑 ...
銃剣 訓練された猟犬 狼
夢判断 選別された優生人種 豚
汎シオニスム アーリア人種
ツァラトゥストラ病 アンリマユ
砂糖壷 蟻地獄喰う小蟻喰い喰う大蟻喰い
過去過過去 ...
生魚。アボガド、漬物、南国フルーツ、関西風のうすあじ味噌汁に、脂ののった肉々しい肉。
トマトゼリー。イカとタコ、噛みごたえのある食感はゴムの域を出ない。
その他甲殻類。レーズン、あんこ、辛い ...
重みのみ
かたどられて
古びたソファに
なお
居つづけるものあり
存在しないことの
実在
居つづける
無きもの
その日の窓枠が低すぎたので
思惑どおり
その人は落ちて ...
「電気」
しびれない電気とかで良いからさこの傷口からセザンヌおくれ
二徹目の午前八時に誰もいないおれの電線電気はどこにも
「白線」
白線もない道に建つ懐石の料理 ...
高い山の上にある洞窟の中
さかさまに本を開いて
愛しいあの子の為に記号を探す
手紙を綴るために
相応しい記号を贈りたいのに
不味くて吐き出してしまったり
美味しくて食べ過ぎてしまったり ...
自分の存在など
消えてなくなろうとも
時は流れ
何事もなかったかのように
慌ただしい それぞれの日常が
繰り返されていく
闇に紛れて鳴く虫たちも
片 ...
この街に唯一残った
道端の電話BOXから
大音量を上げて
呼び出し音が
鳴り響いていた
俺は中に入って
とりあえず
受話器を取った
とたんに音は止み
男の声がした
「もしも ...
悪い癖だと叱られた
食べてすぐ横になると牛になると言われたが
病人は食べてすぐ横になっても
牛にはならなかった
子ども心に不思議に思った
病人は注射を打っているか ...
空気より軽くなった実についての考察。
(遠くから見えたい人)
ほら
あそこに浮いているのが見えるだろ?
(不十分すぎた不純さ)
強引様のお出ましさ
あれにはなんてったって
知らん ...
きみはもう
灰色で、
さわれば冷たかった
キャンドルを
ふきけそうとするたびに
きのうの感触がのこるなら
もうそれより先にあるもの
そのすべての秘密を知るのは、せつない
いとし ...
幾世紀もの家族がつながった半島の先端
岬はいつもそこにあって
空と海の高さを測り
見知らぬ明日の水平線を描いてきた
海を渉る鳥たちのために
半島に帰る人びとのために
灯りの落ちた ...
{引用=一}
地面がないときは歩かない
そう決めてたっていうのに
地面がない
地面がない
地面がない
ぼくはこわくて ひたはしる
足がないときは歩けない
そう思ってたっていうの ...
君がまだ小さい頃
仕事が一段落すると
すこし秋めいた アスファルトを歩いたっけ
まだ うまく喋れない君の
小さな手を引きながら
やっと歩くことのできる君にあわせ
二人で歩いていた
あたり ...
毎日が慌ただしく
そしていつも半狂乱の俺
今日も寝返りをうって窓ガラスを割り
半裸で流血している
茫然自失と疲労困憊……
明け方の憂鬱と
夕べの倦怠が
俺を無気力の彼方に押し流す ...
彼氏彼女という言葉を
つい使ってしまう僕らこそ
恋人、という言葉を選びたい
透明な香りのなかに
いかにも誠実な覚悟がある
修飾語が何であれ
その語尾からは
謙虚な羞恥 ...
電車内、「あの子リスカしたらしいよ」と吊革を掴んだ左手に包帯を巻いた女の子をけばけばしい睫毛の下の小さな二つの黒目で刺しながら女子高生が大きな声で言った
夕闇の中を軋みながら走るぼろぼろの電 ...
もう骨身にしみて
地上の風景が分かっている我々。
地上には乾涸らびたバッファローの頭蓋骨
灌木に砂、掴むことの出来ない短い丈の草と
土煙を上げて往来するトラックの群れ
遠景に岩山が望めるが
...
車椅子に乗っていた
おじいさんは『トキサン』
とゆうらしい。
腕と鼻に管をつけていた。
看護婦さんが車椅子を押すと
何度もすいませんとゆうのだった。
...
思い返せば、
みじかい言葉でした
苛立ちも
かげぐちも
願いでさえも
今となっては
レンズのない顕微鏡のような
役立たない、とは
言わないけれど
言えないけれ ...
雨を眺めていると
胸の奥が軋みだす
いつかの転んだ日の傷を思い出して
こんな日に新しい服なんて
着てくるんじゃなかったと ...
草木には命があるんだ
噛み締めて 帰る
俺の衝動…
何も無い日曜日の家路
資本主義の終わり
そしてユーロの崩壊
アメリカの没落…
そんなものだろう
人間の営みなんてものは
ちいさな茶色いケーキに
彼女がろうそくを燈した
それが光のなかで赤あく見える
あでやかなせつなさが
いきものみたいだった
ちいさな茶色いケーキに
彼女がろうそくを燈した
それが光のな ...
可視化したものだけを残して、後は全部切り捨て、無常という薄い備えを敷いて重なろうとしている。男と女は、言葉ではなく、重ねた肌の温もりでもなく、濡れた余韻でもなく、汗ばむほどに不安なのだ。
二 ...
水たまりに映る月影
安堵の帯びる人々の話し声
再び訪れた平和
通りはいつもより少しだけ明るい
彼らはわたしだ。わたしたちはゴミ候補だ。突き詰めればつまり同じゴミだ。ゴミとしての先達があんなふうに行ってしまって、ゴミ候補○号(いったい何号?)は動揺している。わたしは免許証と、不味いキャスタマと ...
a o i
d i d i
ぁ ssssssssick ナガソデ
至急 was it 詩 を っ
hey 廃 ai oOoOO ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
望み
マチムラ
自由詩
1*
11/9/23 3:43
気にするなよ
はるな
自由詩
1
11/9/23 2:59
ちりぬるを
〃
短歌
3
11/9/23 2:48
言葉
もずず
自由詩
1
11/9/23 1:58
ナチス狩り
高濱
自由詩
0
11/9/23 1:56
梅田周辺
メチターチェ...
散文(批評...
6*
11/9/23 1:02
座る非在
シホ.N
自由詩
5*
11/9/22 23:16
「電気」「白線」「信号」「映像」「桜桃」の短歌
榊 慧
短歌
2*
11/9/22 22:33
娘は山羊
高梁サトル
自由詩
7*
11/9/22 21:06
命の囁き
菜穂
自由詩
0
11/9/22 20:38
電話BOXイリュージョン
和田カマリ
自由詩
1*
11/9/22 18:51
悪い癖
花キリン
自由詩
5*
11/9/22 18:44
命綱のしなる夕方
yuugao
自由詩
1*
11/9/22 17:16
やさしい爪
甲斐マイク
自由詩
2*
11/9/22 16:22
午後の枕木
たま
自由詩
28*
11/9/22 16:10
だんごむしのロンド
つむ
自由詩
6*
11/9/22 16:07
エノコログサの思い出
山人
自由詩
17*
11/9/22 15:13
孤独を恥じず、沈黙を誇る
一 二
自由詩
4
11/9/22 13:37
恋人
佐野権太
携帯写真+...
8*
11/9/22 13:05
電車/日常/自殺
つみき
自由詩
2
11/9/22 12:57
深い河 ー僕のDeepRiverー
……とある蛙
自由詩
8
11/9/22 12:19
トキサン
ハリマ
自由詩
2
11/9/22 11:53
夜明け前
千波 一也
自由詩
5*
11/9/22 10:29
『ビニール傘』
あおい満月
自由詩
6*
11/9/22 9:53
日曜日の君に
番田
自由詩
0
11/9/22 9:26
ケーキ
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4
11/9/22 7:23
一つの内なる形
花キリン
自由詩
1*
11/9/22 6:37
嵐が去った後
れもん
自由詩
4
11/9/22 1:35
七坂心中
paean
自由詩
0
11/9/22 1:04
rythem
di.di.
自由詩
0
11/9/22 0:25
3306
3307
3308
3309
3310
3311
3312
3313
3314
3315
3316
3317
3318
3319
3320
3321
3322
3323
3324
3325
3326
3327
3328
3329
3330
3331
3332
3333
3334
3335
3336
3337
3338
3339
3340
3341
3342
3343
3344
3345
3346
加筆訂正:
ナチス狩り
/
高濱
[11/9/23 2:44]
文書修正しました。 何だよ ツァルストラって…。
深い河 ー僕のDeepRiverー
/
……とある蛙
[11/9/22 12:55]
トッラク→トラック誤字です。
4.31sec.