表と裏から
挟み込んで サンドイッチ
そんなゲームが 有ったような
手つなぎ鬼は
一人じゃあ 出来ないの
缶蹴りの 準備くらいなら
あの 自動販売機の前で
カランと音させてか ...
【初】
初めては好きな人とがイイんだよ 後に改ざん自分の記憶
【幸】
幸福を感じてたのはいつの日か思い出せない もう何年も
【細】
「細くなれ 細くなれよ」と念じれば痩せていくよ ...
昨夜から彼女の心臓の音が聞こえない。
もしかしたら、彼女の心臓は消えてしまったのかもしれない。
大きな爆発音の後から彼女のパルスは消えてしまっていた。
私は人間の腐った肉に喰らいついて、 ...
夕暮れに
帰りたいような
帰りたくないような
大人の顔で過ぎてゆく
あれはどこ行きの電車なのだろう
オレンジ色のバスの灯に
すいよせられて明日へ行く
斜めの頂点
十二時の山 ...
血が足りない
血が漲ってない
興奮に体が耐えてない
どことなく
全身が乾燥している
三ヶ月よく頑張ったよ
おまえもおれも
飲み干したカップを
静かに ...
想いがまたひとつ
キラリと白髪になる
喜び悲しみ
全て抱えて白髪になる
白髪の老婆になりたい
たくさんの想いを秘めて
思い出がキラキラとひかる老婆になりたい
川沿いを
髪のながい
女が一人
頭骨によく似た
薄赤い花を
五つ
のせて
乳母車を押してゆく
女がひとり
*
( ...
いま、立方体の中で手足を折り曲げている
きっちり蓋を閉めて 一分の隙もないように
それでもはみ出しまう「私」が漏れ出て
側面を綴りながら、ゆっくり滴っていく
シジン、と名乗っているうち ...
詩をよむ
襟をただして 向かい合い
掬いとられた言葉に耳を傾ける
駆けても丁寧にしても捕まえられない
のろまな自分をちょっとま棚に上げて
他人の世界に没頭すると
動き出すはずだ
...
育てる
花を育てる
愛しい我が子を抱くように
育てる
花を育てる
我が子の明日を夢見るように
※
よく見かけるひと
花電車の通う線路脇で季節の花を育てるひと ...
奥琵琶湖周遊ドライブ
若き日々たちまちに過ぎ妻ととも湖畔を走る老年の日々
薄き陽の雲広ごりて平年の23℃の秋のドライブ
稲はみな刈入れは済み黄葉となり一年過ぎてまた歌を詠みいる
...
午後の大きな顔が公道の真ん中を通ってずんずんこちらに迫ってくる。何の躊躇も無いその目の色は鳶色だ。逃げ出すことも無く同じ方向に歩きだす。その顔は側面から夕日を受け端正な顔が陰を作って歪み出した。夕日は ...
恐ろしい文字が天井にへばりついている
この地球を彫り上げる彫刻家と
話をする機会があった
「初めまして。僕は日の光のように形を持たないのですが、日の光のように、物の形を影として作り上げます。ですが僕が作り上げるのは影です。影は光を ...
正解を求めて辿りつくのは 正解なんてない、という答
この厄介なことばを呑み込めた時 たぶん僕は自由になれる
自分を信じること
それは自信を
持つというより
自信がない自分も
受け入れるということ
そうすると結構
何が起きても
平気だったりするから
今日も無理をしないで
...
俺の意味は着走している
何度もフライングし、審議に掛けられる
目線はゴムのような地面を貫通し、聖者の
夜と乏しき月夜の夜の雪崩、吸着し、
太ももは痙攣し、就きに出る、栄者の
儚き焦燥未来。唾 ...
彼女は困ったように笑う
道化の僕は困ってしまう
声をたてて笑えばいいのに
必ず彼女は眉尻を下げて
困ったように笑う
どうしてそんなに
困った顔で笑うのかと問えば
人の心を傷つけるから ...
ある静かな夜 かすかな旋律が聞こえてくる
ささやいている美しい音色 何故だか夢を奏でている
いつもいつでも同じメロディ
心に流れるこの歌は どこから聞こえてくるんだろう
誰が奏でている ...
季節感のない親父にも
たまには愁いの時がある
無神経を絵にかいたような
ステレオタイプな日々の
粉を吹いてしまった五感が
たまには疼くのだ
無駄に過ごしてしまっ ...
ひとりより ふたりのあさが あったのに ふたりのほうが こどくだなんて
秋晴れが 心の隅まで 照らし出す なにもない部屋 太陽のにおい
降り止まぬ 秋の長雨 涙との 果てないときは いつ尽 ...
ある田舎町の町おこしとかで、1000ドルの賞金の懸かった
ルービック・キューブの大会が開かれた。
賞金が懸かっているとはいえ、ルービック・キューブの
存在すら怪しい田舎町でろくに色を揃えられる者 ...
生ハムのあぶらのようにこびりつく濁る合図とするどい刃物
明日にはしなびる青の予感抱き ちんげんさいとふたりでキッチン
まず
スープを作る
トマトともやしと固いウインナーのスープ
鯵のフライを揚げなおし
カット野菜の上に乗せる
解凍したご飯の上に納豆をかける
テレビを見ながら食事を摂るのはやめた ...
おやすみから はてははじまり
おやすみから はてなはうまれる
おはよう はてのはてな
黒い羽の眼鏡が
タクトを宇宙に投げる
バトンガールの腕の中
くるくるう
地球が回った
...
天使が翼を広げて
お前の戸を叩いている・・・
お前は眠っている
心を解放せよ
制限を突破し 人々の境を越えて
お前自身となれ
お前は一体何を怖れているのか? ...
昨日は小石を拾って歩き
そのいくつかを空き缶にしまい
いくつかで池の平和を乱し
残りにズボンのポケットをやぶられた
今朝は花を摘みとって歩き
少しを家の花瓶にさして
多くは風邪のあの子 ...
よしなさいよと言われても
夜な夜な無意味な逢瀬に応じ
しなしな軋む体は重く
由無い出会いはしだいによしな
加速する時間矢印多方向
拡散する宇宙不可思議赤緑
旧約収縮仮説エントロピーの低下遷移
創造主の仮定物理は罠だって
ニュートンの林檎から始める定理
引力がなければ衝突 ...
星月夜廊下は長くのびており
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
孤独なサンドイッチ
藤鈴呼
自由詩
7+*
11/10/17 21:28
題詠blog2011 001-010
北大路京介
短歌
13*
11/10/17 21:25
頭垂れるくらげ
青いくらげ
自由詩
2
11/10/17 20:47
十二時の山
朧月
自由詩
3
11/10/17 20:37
頑張れ
吉岡ペペロ
自由詩
6
11/10/17 20:10
白髪
みふみ
自由詩
4
11/10/17 20:06
花を連れて
草野春心
自由詩
6
11/10/17 19:30
立方体
渡 ひろこ
自由詩
30+*
11/10/17 19:23
詩をよむ
メチターチェ...
自由詩
7*
11/10/17 19:07
育てるひと
恋月 ぴの
自由詩
30
11/10/17 19:02
奥琵琶湖周遊ドライブ
生田 稔
短歌
7
11/10/17 17:39
顔 初級編
……とある蛙
自由詩
6*
11/10/17 16:19
目ゆゆゆゆ目
空中分解
自由詩
4*
11/10/17 13:03
彫刻家
葉leaf
自由詩
4*
11/10/17 12:28
みんな知ってる
さすらいのま...
自由詩
4*
11/10/17 12:27
受け入れる
ちゃんこ
自由詩
2
11/10/17 12:16
単順位に
狩心
自由詩
1
11/10/17 12:10
道化の盗んだ物
相差 遠波
自由詩
6*
11/10/17 11:25
時の彫刻
アヤメ
自由詩
1
11/10/17 9:18
哀愁の親父
梅昆布茶
自由詩
4
11/10/17 8:50
ひつじぐも
風音
短歌
5
11/10/17 8:49
全ての面を揃えよ
オノ
自由詩
2
11/10/17 8:41
キッチン
はるな
短歌
3
11/10/17 8:28
朝食
まんぼう2
自由詩
3
11/10/17 7:42
は てるな
砂木
自由詩
9*
11/10/17 7:16
起床
yamada...
自由詩
2
11/10/17 3:39
届けもの
つむ
自由詩
5*
11/10/17 2:46
しなしなよしな
はるな
自由詩
2
11/10/17 2:19
1995年と2012年
高濱
俳句
0
11/10/17 2:18
星月夜
春日線香
俳句
3
11/10/17 1:58
3291
3292
3293
3294
3295
3296
3297
3298
3299
3300
3301
3302
3303
3304
3305
3306
3307
3308
3309
3310
3311
3312
3313
3314
3315
3316
3317
3318
3319
3320
3321
3322
3323
3324
3325
3326
3327
3328
3329
3330
3331
5.32sec.