朝起きたら予報どおりの雪だった

日常に旅が舞い込んできた

異国の雪のよそよそしさで

一日がすでに始まっていた

寒いのを閉めてカーテンをひいた


歯を磨き鏡を見つめた

磨くスピードが速く強く ...
道の途中で振り返ってみる
長い時間だったのだろうか
それとも
ほんの
まばたきするような
短い時間だったのだろうか

人は人と
すれ違い
時々恋をしては
大人になったふりで
別れ ...
赤ちゃんは
眼が見えるようになると
まず
人の顔を認識するらしい
丸の中にふたつの小さな丸があったら
それだけで顔だとして
笑いかけるように
出来ているらしい
そうすることで
世界は ...
それぞれに道がある
誰が決めたのかは知らないが
誰もが自分で選んだ様に思っているが

舗装された道もある
歩きにくい獣道もある
陥没した道もある
昇り坂だけの道もある
下り坂だけの道も ...
 まったくというほど、創作意欲が湧かないのである。
 僕の書きものなんて、創作と呼べるほど大層なものでもないので、別に湧かなくたっていい、いやむしろ湧かないほうがいいぐらいに思われているのは分かって ...
タツマキその年輪 我が家 葉っぱが少しずつ千切れるよパパ

長老に相談すれば滴の落ちるの止まる 通訳 日本時代は

はい、表紙はなくなってしまいます、これは私の感想です
今日も何もない
残っているのは音楽だけだ
私の中に いつも 物は
立ちつくしていることの影にある
一日ごとの神様というと大袈裟だけれど
それぞれの日に担当者が決まっていて
八百人が毎年持ち回りで
一日ずつ見守っている

年に一度の総会で
月ごとにグループを作るのだが
その時ぽつんとひ ...
 
長い詩を書くのは苦手だ
 
何故かといえば
 
どんどん話が逸れて
何が書きたかったのか
わからなくなるから
 
自分で書いたことに
自問自答し出して
終わらなくなるから
...
 
よあけの窓より 行き来するひとびとは
雪よりけわしく
雨よりゆるやかな化粧師
よるの窓のように
反射するではなく
向かい合うでもなく
透明に塗られた、大気のうえを 行き来する
やさ ...
やんわりと
はるのかぜが
わたしをことわる

ほおをかすめ
しめったかんしょくを
のこして

あのひとは
だれだったのだろう

わたしがふれた
はるのかぜは

...
男の子で生まれて













...
吸い込まれていくその先は
さいぼうの隠れ家
手を振る、手をふるう
ぼたんになる、頃になる
おや、もうあんなにも遠くに
浸透してしまった窓のつらなり
わたしは遅れた足取りで
ひとつ、ふたつ ...
濃淡を、くりかえしながら先割れのスプーンに近づいている朝


演じるということ、やさしさということ、おろし金から飽和する雪


質量をもってしまった画家はもう手のひらを返すようにかなしい
...
いぬが
あるいていて
いつも

みよし
きゅうだんはつげん

くず
くず
ちくしょう
おろか
ばか
したい何かを数えていくほど
したい何かが見えなくなる

まるで
皮を剥ぐように
剥いで剥い ...
 
 
ゆっくりとした花の先端から 
二人で汽船に乗る 
生き物の物真似をして過ごす 
生きていて良かった、と時々思い 
絵葉書の側で時々笑う
 
 
小さくて

狭くったって

いいじゃない

カッコ悪くて

何が悪いの?
力の限り優しくなろう

電車の中で目の前に座っている見知らぬ他人の幸福を願う
元気でありますように
心穏やかでありますように
家庭が平和でありますようにと

インフルエンザとか伝染された ...
両手いっぱいに
摘んだ花

丘には輝く太陽

押し寄せる波のしぶき

唇にふれた砂

転がり落ちた車輪は
赤く朽ちてゆく

僕はあなたの乾いた瞳をなめて

夕日が暮れるのを ...
時間はスロウモーションのようにゆるく
  春の陽射しは暖かく降り注いでいた
  用事もなくただ布団を転がりながら
一人で過ごしている寂しさを紛らわせて


  何かに気付いたように ...
硬直は誠実ではない。丸い玉の中をハムスターが走り続ける。同
じことばかり繰り返しているとバカになる。しかし同じことを黙々
と繰り返す熟練した職人はバカではない。悩ましいことは決して
有意なことで ...
                         120229




ぐちゃぐちゃな画面をワイプするようにバスの轍が汚れた雪を掻き集めては押し広げて長靴の歩行者を呼び集めては轢き倒すスニー ...
(水)


うえ
おいくか
こけきく゛け
こ゛すさこそせしす
てつとせたちつてとのな〇のにぬねのひほへふはほまもみむめもゆよえや●いう
れおるらりる
りろわえい
...
風が強かった

雪が降っていた

さした傘にすぐ雪が積もった

歩くたびヌルッとした

べちゃべちゃとした雪

足裏も表も

駅に着く頃にはじんじんとしていた


手袋を忘れたから

指がうごかなくな ...
おねがいだから
君のそのかわいい声に
さわらせておくれ
君のその長い髪を
風に
さらわさせておくれ

悲しくって
腕も脚もちぎれる夜には
思い出させておくれ
君の瞳に映った僕の瞳
...
強い部分と
弱い部分を
同じ人みたいに
みせる
ほんとうのぼく
という人

へったくそな歌
うたって
やけにいいこと
言っちゃったりして

だまされない
きみを
ゆるが ...
君達は知らないんだよ
十七歳で
まともなSEXも知らずに
死んでいった
筋ジストロフィーの
少年のこと

SEX SEXと
しょっちゅう言っていたっけ

俺は本気で保母さん達が
...
慟哭はどこから来たか?
慟哭は胃の腑の裏のあたり
身体の奥の奥の方から
何度も何度もやって来て
何度も横隔膜を突き上げた
決して心なんかじゃなかった

慟哭はなにゆえ来たか?
それは父 ...
チェーンステッチで
四つ葉のクローバーを
刺繍した

クリイム色のやわらかなフェルトに
ひとさし
ひとさし
鎖をつなぐ

祖母へ
眼鏡入れとして
プレゼントした

祖母は
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
今日のヨーグルト吉岡ペペロ携帯写真+...212/3/1 8:51
残雪そらの珊瑚自由詩612/3/1 8:39
自由詩20*12/3/1 7:57
HAL自由詩0+*12/3/1 7:44
僕のマスターベーション4花形新次散文(批評...312/3/1 7:04
ブロークンねこ式吉田安良田短歌112/3/1 4:25
_番田 自由詩112/3/1 2:16
うるう人木屋 亞万自由詩4*12/3/1 1:52
詩において目指す所次元☆★自由詩3*12/3/1 1:40
仮粧四帰自由詩412/3/1 0:22
春風小川 葉自由詩512/3/1 0:02
皆殺しのトランペットTAT自由詩312/2/29 23:18
残像理来自由詩11*12/2/29 23:16
点描ことこ短歌912/2/29 21:43
妖怪腐れ外道6自由詩112/2/29 21:23
『知るということ』あおい満月自由詩4*12/2/29 21:04
age7たもつ自由詩712/2/29 19:27
心って複雑凪ぎ短歌012/2/29 19:26
今日分かった事たにい自由詩212/2/29 17:43
両手いっぱいにミネ自由詩2*12/2/29 17:36
天駆けるSeia自由詩512/2/29 15:58
硬直は誠実ではないwithin自由詩10*12/2/29 15:47
グーチョキパーあおば自由詩6*12/2/29 13:12
終末アラガイs自由詩6*12/2/29 13:10
大蒜と石鹸吉岡ペペロ携帯写真+...412/2/29 12:53
Silly Love Song浩一自由詩212/2/29 11:40
beroゆうと自由詩012/2/29 11:32
養護学校にて浩一自由詩4+12/2/29 11:25
昭和の悲劇 2自由詩212/2/29 11:17
チェーンステッチそらの珊瑚自由詩512/2/29 10:18

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加筆訂正:
教室/理来[12/2/29 19:49]
後ろから四連目、二連目、最終連を訂正しました。
4.87sec.