線路の上を
ただひたすらに走る毎日は
それが
仕事とはいえ
時につまらないものに
見えてきます

そんな時でした
あなたに出会ったのは

午前八時三十五分
あなたは向こうから
...
色々あるでしょう
時々とはいかないこともあるでしょう



長く長く果てしなさ過ぎることもあるでしょう
慢性的なのかもしれないでしょう



それでも
そんなそぶり見 ...
               春を恋うように
               遠いあなたをおもうのです
               眠れぬ夜の午前三時
               あたたかな布 ...
 まどろみなど
 ありはしない
 醒めきった空と
 意気

  落ちてくる
  宇宙の風が
  運ぶもの
  夜明け前の風に落ち


 まちがいなど
 ありすぎる
 去り ...
こちらへ住むようになって8ヵ月が経った、といえば、もう慣れて当たりまえだという頃だけれど、しかし昨年の9月頃まではまだここと、実家とを行き来していたから、じっさいに腰を落ち着けてからはやっと、3, ... 左うでをかばって働くから右うでのほうが汚れていたいつも

「どっちみちかなしいよ」
どっちみちかなしいのだ

泣くほうも泣かされるほうも

でもどこかでだれかが
重さをはかって得を ...
部屋で寝転がり
凹凸のある真白い壁紙をじぃっと眺めていたら
いてもたってもいられなくなり
クレヨン屋さんに走る

奥行きの広い店内には何百色ものクレヨンが
一色ずつ一本ずつ
天井まで透明 ...
死にかけの卵を袂に温めて知らない男に強く抱かれる 朝焼けと冷えた砂糖と緑の手 チャイムは一度も鳴らなかった 市民会館でライブ終了後
仲間と共に裏口から正面に回った時に
もう、すっかり暗い中で
玄関から最後に出てきた観客は
車椅子の若い女性でした

コンクリートとアスファルトのなかで
数メートル ...
ノアが神様に言われて地上の全ての生き物を
つがいで舟に乗せ
新天地を目指し幾日もかけて
新しく住む地を探していた時に
初めて地を見付け
それを知らせたのが
鳩だったのだよ

お父さんは ...
海よ
お前が産まれたのは
イブの日なんだよ
お腹を痛めた母さんは
たった一人病院で
お前を産んだんだよ

父さんは
知らせを聞いて
すぐタクシーで病院に
向かったのだけれど
間に ...
                誕生日の夜、いなくなりたいと言った
                それは嘘だと知っている
                
             ...
殻を破った指先が
外気に触れて凍りつく
口を広げる卵の亀裂の間から
盛大な湯気が上がる

でてきた
でてきた

やあ 冬景色にようこそ
素っ裸の体に鳥肌を立てて
君は生まれたての大 ...
焚き火を消さないのは
君がまだ眠らぬが故

先に眠るのは
君を信用しているが故

山で眠るのは
己の無力さを
知る為が故

彼方に飛び去って行く鳥を見送るは
見知らぬ土地の匂いだ ...
そっと

その手に触れてみたい

じっと

その目を見つめてみたい

ぎゅっと

その身体を抱き締めてみたい

いつ叶うのかもわからない願望

見苦しい欲望

...
死期に近づく夜がある、のさばって、蔓のように
暗闇に絡まるわが身を夢想しながら
古い漆喰の壁がこぼれる音を耳にするような夜が
チェコスロバキアで小型旅客機が墜落して日本人旅行 ...
募金箱がきらい。
とおりすぎると、なにかに加担してしまった気がするから。
わたしたちはいつも試されている。善意というものはデリケートだ。


セックスのあと、マクドナルドでハ ...
今しがた
ひとつの詩を投稿したのですが
後から湧き出てきた
良心の呵責に
削除してしまいました
ロシアの宇宙船が落ちてくるという
ニュースに思わず笑ってしまい
皮肉った詩らしきものを書い ...
アナタとアタシが交差する
言葉が感情がいりまじる
すきとかきらいとかがまじわる
あいたいとかあいしたいとかが
まじわる
ドキドキと鼓動がなる
あなたが横をとうりすぎたときに
あなたをみつ ...
寒々しい人間描写満載の戦記物に夢中になる高校生の
自意識の欠如を指摘しても始まらない
指摘しなくても始まらないが
始まると思うのが間違い
終局に向かい続ける毎日

人間を弱くする ...
起き抜けのふとん
脱ぎ散らかした服
置かれたコップ
あちこちにいる君の名残は
なにも語らない
どうすればよかったかなんて
もう間に合わない
ひとつひとつ手に取り
きれいになおす
反省 ...
八方塞がりとは
こんな気持ちをいうのだろうか
こころの深い奥で
前に進もうとしても進めない
強い何かで ...
車輪に絡まる薔薇の恩寵
手首に滲みこむ利休の水晶
捨て猫のような鳴き声を上げて
夜空を見上げた少女は歪に

絡繰仕掛けの恋に身を焦がし
焼かれた翼で暖を取りながら
絡繰仕掛けの悲劇に酔い ...
この地球にぼくがいるのは

惰性ではなくて

あなたがいるから

それはロマンティックな

ぺダンティックではなくて

ぼくという存在が理解していることなのだ


あなたがひとりのふりをするなら

ぼ ...
海まで自転車を傾けながら走る

耳のわるいおじいちゃんが耕している田んぼを通る

民家の建ち並ぶ屋根のうえには雲が光と競争している

太陽がぎらぎらと当たって汚い川が美しく見える

静 ...
          120114




無自覚な試作品の顔を撫でながらも
失敗作だと悔やむ
青空の製作は難しくて
寒がりだから
何回作っても天井にへばり付いて
なかなか降り ...
堅い殻破って強く芽を出した鼻歌唄う余裕が光る

実家からリンゴが届く今の時期家族の愛で塗られた写真

占いが教えてくれる生き方は「自分自身が見せる現実」

白い雪人間の影食べている満 ...
お買い物はお仕事の帰り道。
えぇっと。
玉ねぎは使いきったから。
ピーマンも無かった?
 気がする。
ナスは?
 無かった気がする。。
うーん。
多分、多分ないかなぁ。

そうやっ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
午前八時三十五分恋に落ちてそらの珊瑚自由詩7*12/1/16 11:05
独立自我共同体komase...自由詩012/1/16 9:42
春に恋う石田とわ自由詩4*12/1/16 5:44
午前三時の危機シホ.N自由詩212/1/16 3:09
日記(/0115)はるな散文(批評...412/1/16 2:52
ぶつぶつ言う自由詩612/1/16 2:09
草原色のクレヨン灰泥軽茶自由詩8*12/1/16 2:06
つよく抱かれるはるな短歌212/1/16 1:55
チャイム短歌112/1/16 1:55
ずぅっと前のエピソード板谷みきょう自由詩1*12/1/16 1:49
次女誕生記念の詩自由詩1*12/1/16 1:22
長女誕生記念の詩自由詩5*12/1/16 1:07
誕生日の夜に石田とわ自由詩3*12/1/16 0:44
絵の中に転生まーつん自由詩6*12/1/16 0:32
狩るが故一 二自由詩4*12/1/16 0:21
わたしジュリエット自由詩012/1/16 0:16
死期に近づく夜ホロウ・シカ...自由詩4*12/1/15 23:58
Joy to the Worldねことら自由詩312/1/15 23:03
削除の理由ただのみきや自由詩10*12/1/15 22:43
まじわるじじ自由詩7*12/1/15 21:52
自由詩012/1/15 21:42
パットン大戦車軍団6自由詩212/1/15 20:03
夕べのけんか朧月自由詩112/1/15 19:57
『抑制と希求の間』あおい満月自由詩7*12/1/15 19:25
絡繰ロザンナ只野亜峰自由詩312/1/15 18:00
ひとりのふり吉岡ペペロ携帯写真+...512/1/15 17:44
海まで自由詩512/1/15 17:23
あおぞらあおば自由詩13*12/1/15 17:02
堅い殻夏川ゆう短歌012/1/15 16:56
ピーマンとナスこころゆくま...自由詩512/1/15 16:52

Home 戻る 最新へ 次へ
3183 3184 3185 3186 3187 3188 3189 3190 3191 3192 3193 3194 3195 3196 3197 3198 3199 3200 3201 3202 3203 3204 3205 3206 3207 3208 3209 3210 3211 3212 3213 3214 3215 3216 3217 3218 3219 3220 3221 3222 3223 
加筆訂正:
春に恋う/石田とわ[12/1/16 6:16]
孤蓬さまのアドバイスを取り入れさせていただき改題しました
4.71sec.