一月十日,木曜日
あなた方が怒り立ったままで日が沈むことのないようにしなさい。
エフェソス4章26節
時として怒りに負くる事もありクリスチャンたち互いに許そう
...
去ってゆく
風は肺に染み渡り
)おちていた
いまは隠れて
みなし児を見つめた満月がね
冷たいから
(すやすや)と、思い詰めれば眠れないだろう
)静かな夜
ぬくもりを知らずに ...
大洋のなかにぽつんと孤島がある
永い間孤立していた島は海鳥に自分の気持ちを託して遠くの島に遣わした
海鳥は赤い実を啄んで帰って来た
ただそれだけでメッセージは伝わらない
島は自分を掘ることを思 ...
見守るときに風なびき
見つめられたら月満ちる
手を重ねては夜を抱く
...
どうして君が死んだの
ずっと問い続けている
どうして君が選ばれてしまったの
ずっと考えている
もっと聞きたかったよ
夢の話や 今作っている歌のこと
昨日見た映画の感想や ...
考えていることに終わりは無いのだと思う
手で書いている言葉だけが 全てだ
誰もが いつも 自分のことに 疲れている
見えないどこかで 誰かが 見つめているというのに
理屈の中で詩を ...
無農薬だからと皮まで食べれるよと
レモンをひと齧り
皮は甘く果肉は突き抜けるような酸っぱさだ
こめかみの奥に木漏れ日がちらつく
でもやめられず懲りずに齧り続けていくと
急 ...
始まりと終わりをくっつけたのは 誰?
君?
正しなさい
修めなさい
誰が教えてくれたのか
一枚の紙片の前で
私は
何も知らなかったことに気付かされる
苦い沈黙を脳内で響かせる
出会った人、起こった出来事を並 ...
挨拶のできない子供だった
人の顔色をみていた
それでもいい
そうあなたに言える
同じ目をしたあなたの
かたい背中に
小さく震える羽がある
飛んでいいよ
あたしもここまできたんだよ
冬 ...
シンダラソウ シンダラソウ
しんだら草が生えて来て
静かに冷たくなるばかり
こわばりそこに在るばかり
まだらに染み出で色変わり
シンダラソウ シンダラソウ
しんだら草が生えたらば
焼き場 ...
秒針が描く
冬の森
糸を吸い 粉を吐き
はらわたの筒の冷たさを見る
陽の離陸跡
砂とひかり
夜の木のなか
微笑む水
瞼は凍り 空に近く
空は凍り ...
父さんの
大きな椅子に 身をまかせ
交わる線路
眺めてる
小さな列車
僕は乗れない
だけど僕は
トンネルじゃない
小さな列車
本棚のぼる
壁のお面の
瞳がつづく
窓 ...
お昼はお弁当でした。
毎日お弁当です。
えっとね。これだけ。
少しずつおこづかいためてます
今度小旅行に行きたいです。
えっとね。これだけ。
何も思いつかなければ
くにゃぁり、く ...
踊り踊りましょう
歌を歌いましょう
食事をしましょう
拍手をしましょう
嫌な事は忘れましょう
仕事は頑張りましょう
ワインを飲みましょう
全ては忘却の彼方へと
笑顔でスマイル。 ...
住み過ぎた部屋
馴れ合いの一角
退廃の窓辺には
霜枯れていく電柱が三本
喧騒のフィードバック
焦燥のハウリング
そこに激情は無く
既に無く
それでも僕の怨恨は
指先から際限なく排 ...
宇宙に音は無いという
完全な円は無いという
止まない雨は無いという
晴れない闇は無いという
今まで聞いてきた薀蓄や格言を
暇に任せて思い返していたら
不意に、頭が緑の劇物になり
猛烈 ...
何故なんだ、と詰った僕を
何故でしょう、と担ぐ君
当然僕は逆上し
そんな僕の態度に当然君は困惑し
それが益々不愉快で僕は怒り
それが益々不可解で君もまた
押し合い圧し合い水掛け合い ...
このからだは小さすぎるから
わたしの心はきゅうきゅうに詰められて
ときどききりきりと痛む
心は納まりきらない
だから悲しみが涙に変わって
あふれてゆく
あふれたあとの乾燥したこころ ...
広場の真ん中にあるトルソー
それが自由
孤独なんて問題外
ぜったいてきな孤立だもの
関係性の中でしか意味を捕獲できないなんて
ねえ詩人は神に近いんだぜ
...
こころのなかに
海が浮かぶ
深く蒼い紺碧の海
ひとつの闇から
光を見出だそうとするとき
かならず海が浮 ...
〜しりとり四行詩より〜
口笛吹いて 別れて来た
この道のりに ふと振り返ると
いつも 困っていた時には
道しるべとなっていたあなた
↓
あなたに逢えて気付いたことは
愛が心を育むこと ...
自分が世界でもっとも惨めな
女のひとりに思われる
日
理由はって?
捨てた子に捨てられて
犠牲を払って拾った男は
h,,,,,でs,,,,,,でD,,,,,でf,,,,,
こいつ ...
あたしは何番目なんでしょう
この国で
不出来か出来がいいのか
セイノウがいいのか
人的にそこそこなんでしょうか
誰にきけばいいのか
多勢にきけばいいのか
人の良し悪しは人の多数決できまっ ...
私は見ていた
流れる風の吹く世界を
ああ それは どこにあるのだろうと
目の前の風景に思っていた
ねえ君と僕はつながっているよね
愛し合っているよね
ずっと抱き合ってたんだもん
ちょっとやすんで( ^^) _U~~お茶する?それとも。
僕が意味を与えられるのならいい ...
朝早く
透明な夜
眠りからさめたひと
青暗い街道
まだ誰のものでもない空気
でもたしかに
誰かと繋がっているテレパシィ
旅の朝のようだ
ひとも木々も ...
うすっぺらな
アスファルトを剥したら
今も蘇る
ブリキの街
白く錆びた娼婦の肌が
うすい庇の影に
やさしく溶けて
ぼくを呼ぶ
はだか電球ひとつ
布巻き電線が這う天井
タイル ...
言い訳じみた黄昏には
別れを告げましょう
もう
何回も躊躇ったなら
後悔は十分だから
恐れるものなど
なにも無い
やさしい歌が嫌いです
今も、嫌いです
傷つきやす ...
ぼくたちが小学生のころ冬はもっと寒かった
日曜日の朝 二段ベッドの下で寝ている幼い弟の布団に潜り込んで
二人で熊さんごっこをしてしばらく遊ぶ
やがて退屈したぼくは弟を誘って部屋の仕切りに使っ ...
日付順文書リスト
タイトル
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Point
日付
日々の聖句(3)
生田 稔
短歌
3*
12/1/12 7:07
こもりうた
アラガイs
自由詩
6*
12/1/12 5:54
離れ小島
たにい
自由詩
5
12/1/12 5:52
風と月の夜
石田とわ
自由詩
2*
12/1/12 4:59
現実
凪 ちひろ
自由詩
7
12/1/12 2:34
君の中のノート
番田
自由詩
1
12/1/12 2:12
レモン畑
灰泥軽茶
自由詩
2*
12/1/12 2:05
ぐるぐる
文字綴り屋 ...
自由詩
1*
12/1/12 0:23
修身
いっと
自由詩
0
12/1/12 0:23
冬の少女
朧月
自由詩
3
12/1/12 0:19
しんだら草
salco
自由詩
7*
12/1/11 23:50
Future Days
木立 悟
自由詩
3
12/1/11 23:13
父の書斎
日野
自由詩
2*
12/1/11 23:10
これだけ
理来
自由詩
2
12/1/11 23:03
楽しく楽しく
ペポパンプ
自由詩
2*
12/1/11 22:22
続・散弾的退廃思考
faik
自由詩
7*
12/1/11 21:22
散弾的退廃思考
〃
自由詩
9*
12/1/11 21:11
_
〃
自由詩
5*
12/1/11 20:57
密閉したこころ
マフラーマン
自由詩
5*
12/1/11 20:14
自由
梅昆布茶
自由詩
4
12/1/11 19:29
『ひとつの、孤独のために』
あおい満月
自由詩
9*
12/1/11 19:16
口笛
板谷みきょう
自由詩
0
12/1/11 18:11
自分が世界でもっとも
木原東子
自由詩
18+*
12/1/11 17:15
番号
じじ
自由詩
7*
12/1/11 15:39
今日の日の詩
番田
自由詩
0
12/1/11 13:22
宇宙ねっと
梅昆布茶
自由詩
4
12/1/11 12:41
連帯のテレパシィ
吉岡ペペロ
自由詩
8
12/1/11 12:19
ブリキの金魚 2012
たま
自由詩
29+*
12/1/11 12:00
盟友へ
千波 一也
自由詩
3*
12/1/11 11:18
放課後
たにい
自由詩
4
12/1/11 11:14
3172
3173
3174
3175
3176
3177
3178
3179
3180
3181
3182
3183
3184
3185
3186
3187
3188
3189
3190
3191
3192
3193
3194
3195
3196
3197
3198
3199
3200
3201
3202
3203
3204
3205
3206
3207
3208
3209
3210
3211
3212
加筆訂正:
すずめの涙
/
石田とわ
[12/1/11 20:57]
乾さま、草野さまからのご指摘、アドバイスを取り入れさせていただきました。ありがとうございます。
冬の道
/
そらの珊瑚
[12/1/11 16:56]
「霜柱のつぶやき」を改題しました。
5.44sec.