父は絵本で、母は旅人だった。
ダンジョンを地下へ地下へと解き進み
衰弱しきって手に入れたのは
たったそれだけの事実だった。
うつくしい物語を記録する誠実な本
わたしは文字を指で読んだ ...
開けないドアの向こうに
なにがあるのだろう
開けないからこそ
それはそこにあると思う
そんな風に私は
期待をいつももっている
夜を少し
手のひらであたためながら
そっと朝にかえ ...
コナゴナに
割れて砕けて
...
その伸びる影は
何度道路を横切っても
腕時計の代わりにはなれないでいる
そこを曲がれば彼女の家、なのに
まっすぐビルとビルの隙間を
繁華街の方へと抜けてゆく
ダン ...
「何事も、前向きに考える」
「ゆっくり、飲ませてくれ」
「マイペースでいこうぜ」
「ワイングラスになみなみ{ルビ注=つ}いだら、美味くない」
「長く、死ぬまでのみてぇな ...
プライドを傷つけられてひとり夜 こわれた護岸をなおしています
音楽も映画も胸に響かない こわれた五感をなおしています
思い出を火にくべ身体暖める こわれた悪寒をな ...
旅の時間に身を置くと
宿で食べる朝食の
目玉焼きの黄味や
納豆の一粒までも
電球の日に照らされて
嬉しそうに皿に盛られているのです
小皿には仲良く並んだらっきょうの間に
も ...
労働者はおおむね真面目に労働していたし、じぶんの与えられた作業には真剣に取り組んでいたが、しかし、責任の及ぶ範囲はそこまでで、というのも、それは当然で、最下級の働き手である彼等は、直属の上司に責任を負 ...
所属先は 大地が第一
かかとの磁石が離さない絶対愛
愛されつつも翼を求める可能性
透明 素直に埃を煌かせる 酸素の自由名「空」
居場所は 命の中
生まれた時から 上が ...
おろかなおんなが、
しゅうきょうにたよる。
すてられたおんなが、
しゅうきょうにおちる。
ふこうなははおやが、
しゅうきょうにはしる。
ふしょうのむすこが、
それをいかる。
...
心と会話すると浮かび上がる物事は
それはそれは小さな声で疼いている
回顧する、メリーゴーランドに乗りながら
指先を伸ばしては触れようとする
けれど
どうしても、すり抜けてしまう
...
ぽこっ
が欲しくて
イラつくと
えいっ
するけど
大体が
どかっ
もしくは
ぼふっ
で
なかなか
なかなかである
ぽこっ
は
えいっ
があっての
ぽこっ
で
ぽこっ ...
冷静なる心を持ち
勇猛果敢に攻めたてろ
水の雫を割らないように
燃え盛る炎の中でも雄叫びあげて
俺たちは勝ちに来た
俺たちは勝ちに来た
親父は敗れて割腹した ...
ねえ、どうして
すごくすごく体重が
ただ重いだけなのに
デブブブブ
みんなに嫌われるのだろう
ねえ、せめて
夢で痩せたいと願う
夜に限って
寝る前に
デブブブブ
ラーメン食べち ...
浅ましい魚に餌をやるように君は俺に言葉を与える
殺したいから死にたくて音楽はごまかすために聴くばかりだと
死にたくて動けませんが通じませんだれか俺にゆすらうめくれ。
つらいのは ...
進化したヤカンが
群れて空を飛ぶ
どうしてだろう
せっかく産まれてきたのに
生きることと
死ぬことばかり考えてる
大通りでタクシーを拾う
そのまま
ポケットに入れる
大騒ぎ…
きこえなかったから
気になるのでしょうか
誰かに話しかける
あなたのよこがお
黒い雲が
真横にながれていって
夜がまたはじまってゆく
わすれたいの
いい人のように
微笑んでい ...
坂道をあがると夕日が現れた
エスカレーターが欲しいなあ
それからまたすこし下り坂をゆく
もとはここは小山だったんだろう
鳥がきいきい啼いている
アスファルトの温度の匂い
...
梅の花を 数えよう
生まれた 花びら達を
目の前に ちりばめて
踏みつけることの ないように
腐臭にかわる その前に
チンチロリンが 聞こえる季節に
肌官房の木々をみて
寒々しい 思 ...
いのちはあの一本の樹と
わたしの間にあります
やわらかく俯くようにあります
夏の庭の青い花が
ゆらゆらと何かを祈っています
太古のことではないこと
だけが確かなことです
大切なの ...
かなしみはとても
饒舌で
惹かれてやまないこの
不思議
かなしみはいつも
隣人で
芝生はあおく
灯はあかく
そっと見上げる夜の月
語る話は
夢しずく
なんのツキすら無 ...
鷹が雀を産んだ
鷹はとっても悲しんだ
鷹は雀をわが子と認められずに
鷹は雀をみなしごにした
雀が鷹から生まれた
雀はそれを知らなかった
雀は親を恋して探して
雀は諦めないままその ...
窓辺にやってきた
小鳥が泣く
さも かなしそうに
おまえもひとりなのかい
世界はこんなにも
広いというのに
庭のとまり木で
小鳥が啼く
さも たのしそうに
うたをおぼえたんだね
...
人のこころは
おそらく丸い
誰かに
支えられなければ
何処かに
転がっていってしまう
ころころこころ
人のこころは
おそらく丸い
どんなに
縛りつけたところで
...
夕方の台所で
君を抱きしめた
つらいことが沢山あったし
他にどうしようも無くて
火にかけたアルミ鍋から
醤油の優しい匂いがただよい
嗅ぎなれ ...
入れ子だよ君は僕のマトリョーシカ
金環蝕キーンカーンキーン
みかづきがぼんやりうすい場所がある
爪工場で働くこびと
海の沖の波の向こうには
一つの孤島があって
そこで妖精達が歌っている・・・
僕が渾身の力を傾けて耳を澄ませば
それは透明な洞窟を通って僅かに僕の耳に届く
人々の耳に聞こえない それは
やが ...
ステージの上で
スポットライトすら浴びて
沈黙ですらなく
空白だった
沈黙は沈黙としてその場を満たす
沈黙はその時、立ち上る煙草の煙を暗喩している
時間よ止まれと、僕は暗闇に命じる
...
先生、お昼からどこか出掛けるんですか
お芝居ですか
お芝居を観にゆくんですか
そとは風が吹いてますね
水っぽいひんやりさが、何かの始まりみたいですね
ぼくも、ちょうど ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
三月のライオン
kawa
自由詩
1
12/3/24 23:46
孵化
朧月
自由詩
9*
12/3/24 23:19
硝子の鴎(ガラスのカモメ)
TAT
短歌
2
12/3/24 23:07
そこに立っている
Ohatu
自由詩
1
12/3/24 23:04
ある酒場でのおじさん達の会話
服部 剛
自由詩
2
12/3/24 22:04
こわれた護岸をなおしています
RT
短歌
1
12/3/24 21:57
花巻の宿にて
服部 剛
自由詩
8*
12/3/24 21:53
工場日記1990
浩一
自由詩
2
12/3/24 21:22
所属先
朝焼彩茜色
自由詩
7*
12/3/24 20:24
しゅうきょう
浩一
自由詩
1
12/3/24 19:55
描写2012
ゆるこ
自由詩
7
12/3/24 19:52
へんじが欲しくて
中川達矢
自由詩
4
12/3/24 19:52
白鷺
田園
自由詩
4
12/3/24 19:45
Debu Debu Debu
花形新次
自由詩
3
12/3/24 19:39
通常運転
榊 慧
短歌
2
12/3/24 18:52
age31
たもつ
自由詩
6
12/3/24 18:40
今日の独り言 20120324
A-29
自由詩
0
12/3/24 18:15
よこがお
朧月
自由詩
2
12/3/24 17:57
亡霊たち
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4*
12/3/24 17:50
寂色
藤鈴呼
自由詩
2*
12/3/24 16:26
秘訣
もっぷ
自由詩
12
12/3/24 16:00
・・・
〃
自由詩
4
12/3/24 15:56
雀、悔いなく
〃
自由詩
3
12/3/24 15:54
さえずり
そらの珊瑚
自由詩
16*
12/3/24 13:06
ころころこころ
nonya
自由詩
23*
12/3/24 12:01
若さ
草野春心
自由詩
13*
12/3/24 11:39
ほぼ等身大
そらの珊瑚
短歌
10*
12/3/24 11:32
模倣の歌
yamada...
自由詩
2
12/3/24 10:59
空白
rabbit...
自由詩
6
12/3/24 10:40
先生、春のお芝居を、観にゆく
吉岡ペペロ
自由詩
7*
12/3/24 9:41
3185
3186
3187
3188
3189
3190
3191
3192
3193
3194
3195
3196
3197
3198
3199
3200
3201
3202
3203
3204
3205
3206
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3209
3210
3211
3212
3213
3214
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3218
3219
3220
3221
3222
3223
3224
3225
4.69sec.