踏み入れてはいけないよ
知れば 落ち着く日々に落ち着けず
手は空を掻き切って
いらぬ不穏を
楽園のように愛してしまうから
 ちいさな文章をずっと書きたかったので書いてみる試み二回目。前回リクエスト&コメントをいただきましたざりがには冬眠中です。トワイライトエクスプレスには豪華コンパートメントのほか慎ましやかなB寝台もあり ... 強い風が吹いている
頬を刺す/身震いする

そんな日の空は真っ青で
遙か彼方まで澄み渡っている


昨日
君に投げつけた言葉を思う

今日
君から投げ返された言葉を噛みしめる
...
僕にはできないことが沢山ある
今となってはできないこととか 
いくら努力しても出来ないことや
端からできる筈のないことだとか
そんな中で何が一番堪えるかというと
タマゴが産めないこと
なん ...
母さん
随分あんたと
話してないな
いつも 棘を踏むような気分にさせられるから

母さん
今日も元気に働いてるかい
俺のいない町で 遠い空の下で
自由を楽しんでるかい 暴君だった親父か ...
降り続いた大雪は止み
白く埋もれた住宅地が
青く澄んだ空に覆われている
朝は
つめたくて
まぶしくて
目が八の字だ

ビルのない地域にただ一つ
すっくと立っている
ごみ焼却場の煙突 ...
ひとはいつ自分の間違いに気づくのだろう
だれかが去っていってしまったときなのか
深夜に目醒め眠れぬ夜を過ごすときなのか
満員電車で家畜の様だと想ったときなのか

あなたはそれに気づいたこ ...
がむしゃらに


セックスをして


君を得て


君を全然得られずにいた













シンナーも

煙草も辞める
...
おなじたかさで
くさがはえそろっている

そのいちぶが
ひとにふまれたとしても

あさにはまた
おなじたかさになって
のびている
ゆるゆると
まさに
あなたのやさしさを
あらわしていました

しんとはれた
そらへ
ゆっくりと
とおざかり

わらっていました
風邪をひいてしまった

幸い喉は痛くないが
鼻が詰まって
息苦しいのだ…

身体がダルくて
横になって
目を瞑る

ふと君が氷を
口に一粒入れてくれた
日々を思い出した

...
貴方の下に
飛んでゆく翼を
私に下さい。

貴方の足を洗い
貴方の下で使わして下さい。
私は貴方の下部です。

貴方は私の主人です。
何でも言う事に耳を傾けます。
私に命をお与え下 ...
そこには魂がある。
日々の生活がある。
心の透明度がある。
誠実さがそこにある。

真面目に生きて
懸命に働いて
悪い事はしない
規則正しい生活

魂が輝き
感動をする
日々の ...
思いが一つあった。
思いが一つ砕けた。
涙が一つ零れた。
心が一つ潰れた。

人は信念を持って
生きている。
それを潰されると
心が一つ死ぬ。

断末摩の一声
涙と共に出る
心 ...
 節

堕胎済みの子宮からはガソリンのにおいがする
穿孔手術の先から糸を通すようにたばこを通している、点火
女という字は燃えて崩れたにんげんのかたちをしている
パチンコ屋からじゃらじゃら音の ...
 蛍光灯が点滅して雨のように散りばめられる中でわたしは歩いていた。
 「昨日のテレビどうだった?」と由美子が繰り返している中で、彼女の頬と同じ色をしたコンクリートの床が音を立てている。配水管や電気の ...
本当はね…
今でも君に
逢いたい!
と思う日は
普通にあるんだ。

君の笑顔が
見たいと思う日は
普通にあるんだ。

記憶の中にある
君の笑顔。
世界一の笑顔。

だけど今 ...
十六時になったので
この川沿いのベンチから立ち去ろう
綺麗な夕日を
今日は見たくない
宮島行きの遊覧船が
けたたましく船着き場を離れてゆく

週末は車が通れない元安橋
センターラインを ...
      あなたの詩ください
      あなたの生きている詩ください
      死んでいる詩でもいいから
      わたし、外側からぶち当てられて
      その作用でしか動けません ...
  古骨をそっとかしげる わっちの手
  包むは惚れたお方の手
  初雪でありんす、あたたかい

  北風を待つ渡り鳥
  いつか別れの袖ふるを知り
  もちぃっと一緒にいておくんなまし
...
窓の外 子を探す声 雪女 今日の昼ごはんに
ピザを焼いた

冷蔵庫の片隅で
あやうく忘れられそうになっていた
正月から持ち越しのハムを
細かく切って載せてみる

魚焼きグリルを予熱する
五分ののちに
三日前 ...
まちがいもまた
こたえなのだった

まちがいが
ひつぜんであるかのように
せかいはただしい
ほうこうにむかっている

もしもまた
あしたまちがえても
それがせかいの
...
さしすせそ

歯に沁みる朝

凍ったままの思考を
ポケットに突っ込んで
背中を丸めて歩き出す

たちつてと

舌で弾けない昼

すっからかんの頭に
ラーメンをすすり込 ...
帰る故郷を持たない
それは誰からも同情されないひとつの不幸

行き場を失った男は
街を彷徨い帰る場所を捜す

しかし もともとなかったものを
どうやって見つけるのか
それは判っているの ...
隙間があるのは

きっといいこと

誰かのこころの一部が

入ることができるから

こころの隙っていうのは

好きに繋がるんだよ
エゴとエロスにまみれて
  塑像の祝祭を冒涜 忘却し
    偶像の葬送を傍観 無視していた
            青い春と赤い夏
  白い秋が過ぎ 黒い冬となった いま
    猫背の髄 ...
  そう、
  昨日は
  冷たい雨がふったけれど
  今日は穏やかな太陽が出て
  きみの背中を温めている
  そこにだけ、ぼくは手を載せている
  取るに足らない日曜日の
  ...
あたりまえ、アタリマエ、当たり前
あたりまえ、アタリマエ、当たり前


君にとっての当たり前、ときに僕にとっての羨望
僕にとっての当たり前、ときに君にとっての羨望


君にとっての ...
がんばるなんて
言葉は嫌いだという君の
背中がとても
がんばっている

ありきたりな
表現しかできないあたしの
足りない部分を
この手で補えたなら

夢としかいえない
大きな想い ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
【五行詩】off limits凛々椿自由詩512/1/15 0:13
ざりがには冬眠中です。小池房枝散文(批評...712/1/15 0:09
寒風と青空kauzak自由詩4*12/1/14 23:56
タマゴが産めないあらら自由詩312/1/14 23:53
カラスを生んだ鳩まーつん自由詩12*12/1/14 23:26
白いけむりの風景ただのみきや自由詩9*12/1/14 23:15
彼の名残りHAL自由詩5*12/1/14 22:32
十代の頃はTAT短歌012/1/14 22:17
同じ高さで小川 葉自由詩412/1/14 22:11
参列自由詩612/1/14 22:02
一粒の氷ちゃんこ自由詩112/1/14 20:38
翼を下さいペポパンプ自由詩5*12/1/14 19:36
美しいもの自由詩2*12/1/14 19:36
涙が一つあった自由詩2*12/1/14 19:35
マリア煙草自由詩212/1/14 18:23
_散文(批評...012/1/14 17:59
世界一の笑顔清風三日月自由詩112/1/14 16:57
十六時になったのでたりぽん(大...自由詩9*12/1/14 16:50
あなたの詩ください理来自由詩9*12/1/14 14:52
古骨情歌そらの珊瑚自由詩7*12/1/14 14:39
雪女小川 葉俳句312/1/14 14:12
秋刀魚の魂そらの珊瑚自由詩8*12/1/14 13:42
世界の答え小川 葉自由詩512/1/14 13:14
寒波nonya自由詩33*12/1/14 11:47
DeracineHAL自由詩5+*12/1/14 11:42
すきかんな自由詩4*12/1/14 10:55
ほつれ髪(四)信天翁自由詩112/1/14 10:15
正午草野春心自由詩8*12/1/14 9:41
当たり前≠当たり前komase...自由詩012/1/14 9:16
言葉足らず朧月自由詩212/1/14 8:28

Home 戻る 最新へ 次へ
3185 3186 3187 3188 3189 3190 3191 3192 3193 3194 3195 3196 3197 3198 3199 3200 3201 3202 3203 3204 3205 3206 3207 3208 3209 3210 3211 3212 3213 3214 3215 3216 3217 3218 3219 3220 3221 3222 3223 3224 3225 
加筆訂正:
やあ/まーつん[12/1/14 22:00]
細部変更。
5.03sec.