ストーブの前で暖まる猫と一緒に
冷えた体を暖めて
「ああ、学校行きたくないな・・・」と思ったことがある
世の中にはサラリーマン・学生と
どうして「通勤者」で一杯なのだろう?と
...
隣で時間が流れている。
テレビは女子バスケットの様子を中継しているが、ここは読書の空間。そして、小説の時間が流れている。
妻は夫の浮気を知りながらもそれを直接は口に出さず、書いた手紙を机に置い ...
雪景色
木にはつぼみの
綿帽子
最初に見上げた時に見えた
生白い顔を曝け出した満月は
何度目の化粧を施したのか
もはやわからないくらい
ぼくの頭上を通り過ぎてた
その透き通った悲しい光の下を
ぼくは歩いている
最初に定 ...
サボテン が 言えなくて
ほうれん草 が 頭の中でまわってた
あのほうれん草 どうなった
ほうれん草 まだ生きてるか
ああ サボテンだよ
サボテン
が ほうれん草っ ...
日々の聖句(16)清くありなさい
二月一六日
「盗む者はもう盗んではなりません。むしろ,骨折って
働き,自分の手で良い業を行ない,窮乏している人に
分け与えることができるようにしなさい。 ...
他に何も考えず
君を想うだけ
それでいい
退屈な僕の生きがい
寝てるときも
食べてるときも
散歩してるときも
君を想うだけ
それだけでいいんだ
そうすれば
退屈 ...
スタバの外で寒風にやられながら
さっき買った煙草
ビルディングの中
おとなのひとが突き刺さってゆく
貰ったものは捨てられないのに
なぜなんだろう
撮ったものなら捨てられるのは
スタバ ...
右耳の膨れ上がる曇り空
足跡に花、折れて音符
歩き出し走り出しては 落葉の舞う
鉄骨の綾取りを鼠は さ迷い
幽霊の端をかじり駈けゆく
車輪のにごり絵、渦巻 ...
取るに足らない枯木に
カシミア混の古いコートを着せて
目抜き通りのほとりで
タクシーを拾おうとしていた
通り過ぎていくのは
回送の名札を得意気につけた
ハイブリッドな北風ばかり
...
人さし指を 探しています
誰かを指さして
不幸を笑う人さし指ではなくて
指と指の先を
そっと合わせれば
心のバッテリーが静かに充電されていくような
そんな
人さし指を探しています
...
ひとには
負け戦と分かっていても
戦わなければならない
時がある
事が終わると君は
床に落ちた下着を拾い
なまぬるい脚をとおした
ブラジャーをつける前に時計を巻き
白いシャツを着る前に
メンソの煙草に火をつけて
事が終 ...
なにかをかけば
なにかが変わるか
雪はふるふる窓のそと
さらりしゃりしゃり
きこえるような
窓をやさしくなでていく
いつかきえる
きえることなど思わぬ雪が
人生に期待せず、卑屈に生きる事は、悪い事でしょうか
果報を得ずとも、結果がなくとも、決して成功とは呼べない何かを掴もうと生きる事は、悪い事でしょうか
僕が僕の為に死に物狂いで走った事が、結 ...
そして真白な夜が明けて
霜、サフランの開く音は
夜中積もった雪に吸い込まれて
窓の中まで届かない
光は反射しながら落ちてくる
雲、菫色の雲をわって
シナモンを焚くけむりが部屋に満ちて
...
なにもかもすっかり変わっちまったぜ
明け方ガードレールに座って訳もなく
中途半端に笑ってたあの頃とは
なにもかもすっかり変わっちまった
今夜、降り積もる雪が
ストリートの喧騒を吸い込み
...
公園で何かを探している。
ひどい仕打ちよ
お前じゃない
と言われ続けても
愛想笑いをしていることに
二千円の価値はあったのか
泣いていた
黙って 一言も発することなく
今はただ(三分間でいいから
抱き合って ...
おめしあがりの
ちょくごにいれてくださいと
いっぽうのふくろが
のこっている
なにがはいってるのかと
あけてみたら
なにもなかった
ははにきくと
そういうものだ ...
デリカのハイル−フが僕の儚い夢を載せて走っていたあのころ
僕は孤独だった
家族に見捨てられて行き場のない猫のように彷徨っていた
はしごをはずされた愛という幻想を必死で ...
生きて
居ても
死が
始終
奢り
躍り
*
信の
真相
摑むも
束の間
広がり
開かれ
*
書く
観念
毒 ...
オリヅルランの
白い筋を滑り落ちて
ぽたり
光が膨張する
鉛筆の先の消しゴムが
手のひらに当たるまで短く
執拗に書き続ける
うしろめたさ
黄色い空の雨
水たまりに流れ着く爪
...
テレビの中のマジシャンが
逆さに置いたシルクハットから
花吹雪が舞い上がった
一日に一つ位
そんな手品があってもいい
さぁ、この詩の中の
机に置いたシルクハットを
...
{引用=ああ……
くれないの窓辺に
映り込んだバター・クレセント
ひとしずくの欠けたなみだ
こがねいろにカーブする先
その細い渓谷をなぞってゆくと
渇いた大地にたどり着き
それでもなお残 ...
この体というものは
六十兆個の細胞がうようよと
今も無数に分裂しているという
私という現象は
常に現在進行形でありまして
「{ルビ服部剛=はっとりごう}ーing」であるように ...
神などいない
人間がそれを必要とする以上
絶滅しないだけのこと
世界がいくら愚かしく回っていようと
蒙昧な信心にすがるほど人類はもはや
無垢ではないし社会機構も粗野ではない
人間はただ神を ...
ジャムらせろ
ジャムるからハープをよこせウッドベースはC近辺をうろうろヴォンヴォン
弾い ...
昔から
安い女とチンピラと
...
風はありませんが
光が見えます
この窓を
開けることができたなら
風もあることでしょう
窓は開きません
でも光は綺麗です
綺麗な風を
私はまだ知りません
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
猫の瞳
yamada...
自由詩
0
12/2/18 18:14
無題(メモ書き)
中川達矢
自由詩
5
12/2/18 15:34
_
プル式
川柳
3*
12/2/18 14:58
ぼくの足跡
寒雪
自由詩
5
12/2/18 14:28
毎日おもしろい
蒼木りん
自由詩
0
12/2/18 14:27
日々の聖句(16)清くありなさい
生田 稔
短歌
1
12/2/18 14:18
退屈な僕
ジュリエット
自由詩
1
12/2/18 11:50
朝駆けの空のした
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
12/2/18 10:37
夢
ヨルノテガム
自由詩
3
12/2/18 10:35
春のタクシー
nonya
自由詩
20*
12/2/18 10:27
充電器
そらの珊瑚
自由詩
20*
12/2/18 9:37
為すべき戦い
HAL
自由詩
3
12/2/18 9:10
事が終わると
草野春心
自由詩
7*
12/2/18 8:58
綿雪
朧月
自由詩
2
12/2/18 8:57
でも僕は、ネット上でしか言えない
ニルギリ
自由詩
2
12/2/18 5:58
朝
カワグチタケ...
自由詩
10*
12/2/18 2:40
Winter Wonderland
〃
自由詩
2*
12/2/18 2:38
_
番田
自由詩
1+
12/2/18 1:48
手にとれない 不足
c
自由詩
6
12/2/18 1:42
お召し上がりの直後に入れてください
小川 葉
自由詩
5
12/2/18 1:14
接続先
梅昆布茶
自由詩
19
12/2/18 1:11
難問
シホ.N
自由詩
3
12/2/18 0:53
化学者
日野
自由詩
3*
12/2/18 0:15
手品詩
服部 剛
自由詩
3
12/2/18 0:08
おひとつ94円
理来
自由詩
5*
12/2/17 23:58
不思議な世界
服部 剛
自由詩
3
12/2/17 23:56
無神論者の為のキリスト
salco
自由詩
5*
12/2/17 23:40
ジャムらせろ
TAT
自由詩
2
12/2/17 23:21
何がニューナンブだバカヤロウ
〃
短歌
1
12/2/17 22:56
窓辺
小川 葉
自由詩
5
12/2/17 22:09
3196
3197
3198
3199
3200
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3202
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3235
3236
5.22sec.