宙(そら)よりも空(そら)が好き
星は天にあいた無数の穴
虹は空を渡るためのかけ橋

この白い庁舎の
切り取られた小さな空から降る
青い閃光
わたしを貫け!
不自然なほどに自然なその色 ...
月は敵でも味方でもない
その光は冷え切ったこの身を温めてはくれない
ただいつも美しく
いつも見つめてくれるだけ
月は訴えることはしない
だが証人にもなってはくれない
寡黙な隣人だ
星もそ ...
街をかき混ぜた風が
雲を溶かして
太陽に飲まれていく

出来るだけ優しくて
バラバラな想いで

音のない一瞬に空が
鼓動を溶かして
内側に脈打っていく

出来るだけ優しくて
...
おめでとう
めでたい日も今日でおしまいだ
めでたくもない
あたしの冷えた部屋は
去年のまんま

無理やりつくった笑顔みたいな
口ぱくのおめでとうは
だれの胸にも届かず
ひっそり鏡には ...
大頭領に脅されても



KKKにリンチされても










十日から四日連続で取る俺の連 ...
泣きそうになりながら

頑張っているひとのために

ぼくは真実を歩いてゆく

時や場所が変わっても

変わらない真実を歩いてゆく


たとえばお正月

たくさんのお金と体力と ...
赤い鉄橋が
鳥居のように立ちつくす
影の硝子の奥の午後


さわれぬ光をさわらず昇り
灯は街から剥がされて
夜は緑へ緑へ向かう


昇りゆく灯のさらなる上を
虎は ...
耳のうしろに当たる変な感触と
目頭に感じる重み
使い物にならないこの目に景色を見せてくれる
人の発明 技術がありがたい
使っている最中ちょっともどかしく感じる時があったり
なぜ視力が悪いのか ...
俺は大満足なんだよ
大満腹と言ってもいいさ
だって食っても食っても
ぜんぜん減らないんだぜ
ぜんぜん減らないんだ
自分で作った肉じゃが(※ボーカル)の量が
ハンパないからさ
俺はジャガイ ...
※古事記の中のシンデレラ(灰かぶり)物語 貴種流離譚
→グリムの中のシンデレラも結構残酷な復讐をしているようで似ています。

これは昔々のその昔
この国がとても若い頃
とても残虐な報復の果て ...
光の畏怖に
高揚する妄想
朝陽に翳した赤い煌めきに
目を覚ます薔薇色の希望

天を見つ ...
へこへこと

頭を下げて働くか


...
白い電気が光を帯びては

私の心臓を突き刺すのだ。



長い間わからなかったことも

ずっと知ってたあのことだって

よく考えたらすごくくだらないし

人差し指と親指 ...
あたしはお母さんを待っていた

喫茶店で待っていた

いっしょにお昼を食べる約束をしていたからだ

この近くには乗馬倶楽部がある

あとで乗ってみようか

お母さんがやって来た
...
 「俺は自分が青や緑やとにかく寒色のものを着ると、ただ具合が悪そうな人に見えるということに十八歳になった日に思い知らされたんだよ。」
その日に赤いセーター二枚も買ったんだ。

 十七歳も今思えば ...
フラットな意識は
この巻いた頭に、ない



カール
巻いた
この毛先の
先に
細くともるみたいな
はるかな、声
きみの声、くるりと
巻いてる

フラットなトイレのドアがひ ...
私の正義が、必然の中心に近づけば近づくほど、郷愁はかまわずにはおられない弱さになって、私を薄暗がりへ連れ戻す。
柔らかさ、脆さ、頑なさ、約束、裏切りへの敏感さ、逡巡、放埓と暴力、幸福と怠惰、新鮮な空 ...
子供の頃の恥ずかしい思い出を書きこんで頂きたく参上。

******************************************************************** ...
私は冷たい蝋燭です
暗い足元を
照らしてあげるふりして
本当はあなたの狂気を照らしているのです

私は冷たい蝋燭です
嘘だと
思うなら
私の灯に
触れてみて
とてもとても
冷たい ...
明けましておめでとう

女房へ、恋人へ
父へ、母へ
叔父へ、叔母へ
子供へ、子供達へ
友人へ、知り合いへ
近所へ、お店へ

生きるにあたってすこぶる不公平なことばかりだが

日は ...
 年末ドライブ

濡れし街ひとまわり
雨上がりに陽の照る
運命の曲は流れて
雲の湖岸を左手にて

いまだ燃えなき
心を持ちて
今日の旅
酒を慎もう

近江富士
たたずむ向こう ...
流れの中に自分を放り込んでみよう 自分が流れそのものになってみよう
流されて行きながら みんなと一体感を味わっていた帰宅難民の夜

大きな災難は人を優しくする

それまでは顔で笑っ ...
心は自前
体はもらいもの

心は思い
体は思われる

心と体
違いがあるから
うまくひっついている
飲んでいい牛乳なんてない

宝くじは空くじだ

ビンラディンはとっくの昔に死んでいた

年間自殺者なんか三万人もいない

地球温暖化なんて二酸化炭素と関係ない

みんな騙されるのが ...
痛ましい日々を相殺するように
僕の体は卑小になる
すべてが抜け落ちた後に
核のようなものが残った
その核はただれている
時間が湾曲して僕から逃げていく
望まれない永遠のなかで
ただ生きる ...
詩人たちよ

雨が落ちてくるように言葉は降ってくるのだよ

時に水滴を凍らせ沢山の結晶をまきちらすのは僕らの魂

手探りで取り出した心臓の鼓動に空の波動と風の色がにシンクロするまで

...
告白に必要なのは

ユウキ

困っている人を助けるのに必要なのは

ユウキ

会議で発言するのに必要なのは

ユウキ

暗闇から抜け出せない

私たちに必要なのは
...
雨上がりの夜空に
嗚咽のように
漏れ溢れてくる
無数の星の光

澄みわたる大気が
ひっそりと肌に纏いつく
静かに張りつめた庭で

鏡のような夜空を見上げ
何千年もの
孤独 ...
日付を見つめながら いつも どこにいく時も
知らない人といる時間であっても 誰かと一緒でありたい
そう思いたくないけれど 僕は いつも そんな気がしていた
今日は遠い日の土曜日の気がしていた ...
感覚器官償却完了
了解
復活折衝までには概算の直しを頼む  AM2:00を目安ということで




今日も流れていく
体系的な文書が
中枢を
電子とかネットワークとかなかった ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
青い閃光凪 ちひろ自由詩312/1/3 23:51
すべてが敵でも味方でもなくただのみきや自由詩14*12/1/3 23:38
ボーダーこういった自由詩312/1/3 23:37
平日ダイヤ朧月自由詩312/1/3 22:42
朝の光が待てなくて間違った事もやったTAT自由詩112/1/3 22:38
泣きそうになりながら吉岡ペペロ自由詩1+*12/1/3 22:37
歌と境界木立 悟自由詩512/1/3 22:22
めがね加藤自由詩3*12/1/3 21:49
大満足花形新次自由詩112/1/3 20:58
オケとヲケの物語り……とある蛙自由詩6*12/1/3 20:46
『ガーネット』あおい満月自由詩4*12/1/3 20:45
どのみちゾンビTAT短歌312/1/3 20:42
小さい部屋自由詩312/1/3 20:03
馬とオレンジ吉岡ペペロ自由詩4+12/1/3 19:43
十八歳の犬榊 慧散文(批評...1212/1/3 18:44
ひかりと水、それが映す町のすべての音水町綜助自由詩612/1/3 18:36
モラトリアムkiri自由詩012/1/3 18:05
子供の頃の恥ずかしい思い出・・・会議室12/1/3 16:57
冷たい蝋燭そらの珊瑚自由詩9*12/1/3 15:41
正月一日蒲生万寿自由詩1*12/1/3 15:19
年末ドライブ生田 稔自由詩412/1/3 14:41
平成23年たにい自由詩312/1/3 13:53
心と体の違いマフラーマン自由詩4*12/1/3 12:12
こんな感じで吉岡ペペロ自由詩2+12/1/3 11:56
風邪葉leaf自由詩212/1/3 11:37
詩人梅昆布茶自由詩712/1/3 7:15
ユウキジュリエット自由詩312/1/3 2:01
雨上がりの夜空に黒木一見自由詩312/1/3 1:27
西日の部屋番田 自由詩512/1/3 0:47
テクノクラートkomase...自由詩3*12/1/3 0:34

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