どこをどう歩いても
科学技術体験館のなかには
誰もいなかったのに
出口にとまっているバスは
人であふれていた
乗りたくない と言ったら
一人でも搭乗を拒否したら
出発でき ...
雛の日に『首くくるぞ』のメール着た
配置場所じゃんけん選抜雛飾り
雛祭り階段落ちの面白さ
今年から五人囃子が軽音に ("『けいおん』に" のほうが良いのか ...
人間を圧縮すると
すごく小さくなるんだよ
と聞かされたとき
彼女は宇宙を感じた
人間を材質に分解すると
10ドルにもならないと知ったとき
なぜか
アンドロメダのことを考えた
愛 ...
雨にふれないように
玉蜀黍の実を折りながら歩く
ここを子供たちに
ゆずる頃合いかもしれない
廃線のレールの上を
ボールが転がっていく
磁力で制御しているのか
きれいに草を刈っていく
妻 ...
淡い桃色の君は
わたしを毎晩
柔らかく抱き締める
朝になっても
なかなか離してくれない
君のせいで
寝坊してしまうことも多々あるんだ
君に包まれていると
あまり ...
何を考えているのだろう
庶民であるレベルでは 不可能な贅沢をしたい
間違いなのかもしれなかった 叶えられないような
だけどどこかに浮かんだ南国に行くことが可能であるなら
動かないでいようと ...
失うことだけが、いつもはっきりとしていた。しかし、この街の中はとても寂しかった。絶えることのない労働者によって生み出された流れの中で、僕はどこに行くのだろう。何も、真実であることとして、そこには、何も ...
あと 一つ
それで完成
そう思った瞬間
倒してしまった!
しゃっくりみたいな声を一つ漏らして
あとは動けない からだがこわばって
ドミノは時間を遡り
駿馬のように駈け上る
...
切りすぎた爪の先の先
吹雪は落ちてまた落ちて
左目の
ふとした鼓動
耳 かたむき
地表の円
泥の紋
飛沫の花
管楽器の一音に
若い宇宙はついてゆく
...
藍色の街を行く
君は似合わない宇宙服 着て
最近の悩み事
暫く話し続けてから泣いた
藍色の小宇宙
君が白く呼吸をしながら
会話にも ならず
伝わらないまま眠りにつく
僕は
...
なまものを
たべさせる
いつまでも
なまものであるために
むすめを
なかまいりさせる
いのちのない
にんぎょうを
きそくただしく
ならべるために
君だけに毎年贈る桃の花
ウェディングドレス着たいとお雛様
初節句 純金の雛買うてやり
雛壇に並ぶロボット銃を持ち
工作の雛人形はアヒル口
流し雛 海を渡ってLA ...
美しい物が好きだ
愛とか夢とか言葉とか
だけど人間は嫌いだ
逞しい物が好きだ
信じる思いとか決意とか
だけど人間は嫌いだ
姿形は似ているけど
みんなとは違うんだ
僕は類人猿
...
春からのぼくの目標
字を丁寧に書くこと
給食で野菜を食べること
それから
静かに絵を描くこと
暖房の音が
途切れず部屋を回っている
のを聞くこと
窓に雪の粉が
冷たく張り付いて ...
すっぽんぽんの蕾噴く
柔らかくて暖かい命が
すっぽんぽん
指の腹で優しく撫でてあげると
春の雷びびびと駆け巡る
肘のさきっちょ
肩のさきっちょ
耳の裏のさきっ ...
見たことの無い人間が俺を笑っている
見たことのある人間は俺を蔑んで笑っている
俺の中に入ってくるな
「俺の中に入ってくるな」
小さな薬
体内に取り入れた時
それは刃に変わる
...
「明日、学校が壊れてなくなる」
という妄想を
わたしたちは
一度は
みんな
するのです
そうして目を閉じれば
朝が来る
当然ですが
学校は
なくなりませんでした
しぶしぶ
足を ...
避難してきたこどもの入園を拒否するひとがいる
福島ナンバーの車をボコボコにするひとがいる
誰も知らない神様にも届かない
そんな場所で誰がために命を捧げるひとがいる
動物や虫や植物たちはどうな ...
いちばん金切り声を上げたやつがいちばん愛される遊びを
円になって行っているモル的な灰は
だれにも知られたことのない魔法を使って
火葬場から教室へばらまかれている
水曜日はいつも屠殺場から死 ...
人が眠っている
眠っている人を起こして
人はまた眠る
金物屋の主人が寝言を言う
釣り堀から帰ったばかりのように
嵐が近づく空に 何層もの薄いすじ雲
重なり合い 競い合って 東へと速度を上げている
早朝の太陽は、雲の向こう側で白い輪郭を見せて
ときおり 周囲の雲を 白銀に輝かせては また隠れ ...
「きゅーりさん、
きょうも伸びてるねえ。
…なかなかに。」
ごぼーさんは言いました。
「そういうおぬしも、
ぬくぬくと伸びておるでないか。
…なかなかに。」
きゅーり ...
いぬが
あるいていて
いぬと
であって
それが
かみついてくる
はを
ふとももに
くいたてて
ころそうと
してくる
トムリアット
アンコール
カップルが
あるいてい ...
もっと欲張りたいが
足の裏の面積だけしか
貼り付けられないんだ地球よ
そこから伸びたからだは
きみにとって
どれほど影響があるんだろうな
影とふたり
あたしはなりすましながら生きている
「何処を見ているのか
何を苛ついているのか」
夕暮れだ、夕暮れになれば、おまえらの目が必要以上に注がれるからだ
背を屈めて歩いている (道の端は危険そのものだろう )?
母親を ...
なんだか結局
誤解させて
あなたを傷つけてしまった
結局
たくさんメールしすぎて
君を呆れさせてしまった
性格が重いのかも
つまらないひとなのかも
ダメな女なのかも
...
言葉はすぐ嘘になる
うそつきです
幼児のように
まっすぐおおきくみつめ
遠慮なしに切り捨てたいの
にごったなみだ
嘘ならば
いらないときめて
なんにもいわないよと
口をへの時に結ぶ
...
皆さんは、人間の値打ちの定め方をご存知ですか。乗っている車?ノンノン。巻いている時計?これまたノンノン。履いている靴ですって?ノンノノノン。クラブのちーママじゃあるまいし、何と言うか、発想がちょっと ...
悪意とは作為的である。
作為的な悪意とは相手を貶めようと企むことである 。
これが詩に置き換えられたらどうだろう 。たまに特定の人物を揶揄したような語りを見受けられるが、これが作者に近い肉親や ...
ぼくの宝物は
きみがくれた
定規のかけら
いま思えば
あんながらくた
もらってなにがうれしかったのか
ずっと見ていた
となりの席のきみ
席替えでとなりになって
思わず ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
ノート(48Y.3・3)
木立 悟
自由詩
6
12/3/4 1:57
俳句2012 雛祭り2
北大路京介
俳句
13*
12/3/4 1:17
後悔しないように
mizuno...
自由詩
6
12/3/4 1:11
夕日
〃
自由詩
2
12/3/4 0:53
冬季限定の恋人
次元☆★
自由詩
2*
12/3/4 0:52
HISのサーチャージの前で
番田
自由詩
1
12/3/4 0:06
日曜日のざわめき
〃
自由詩
2
12/3/4 0:05
時間ドミノ
ただのみきや
自由詩
16*
12/3/4 0:02
Early Water
木立 悟
自由詩
2
12/3/3 23:56
宇宙飛行士に告ぐ
こういった
自由詩
2
12/3/3 23:49
雛寿司
小川 葉
自由詩
3
12/3/3 23:19
俳句2012 雛祭り1
北大路京介
俳句
10*
12/3/3 23:11
類人猿
1486 1...
自由詩
0
12/3/3 22:50
春からの
オイタル
自由詩
7*
12/3/3 22:43
春のすっぽんぽん
灰泥軽茶
自由詩
7*
12/3/3 22:36
「地下室で始めた習い事」
流希-Яuk...
自由詩
0
12/3/3 21:43
もうそう
森未
自由詩
7+*
12/3/3 21:35
福島のこと、人間のこと
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
12/3/3 21:30
死因:セブンティーン
鯉
自由詩
3
12/3/3 20:28
age10
たもつ
自由詩
6
12/3/3 19:37
白い太陽の こと
いねむり猫
自由詩
3
12/3/3 19:29
無い
渡邉建志
自由詩
3*
12/3/3 19:05
アンコール・トムリアット
6
自由詩
0
12/3/3 18:50
あしあと
朧月
自由詩
2
12/3/3 18:27
薄空(うすぞら)
アラガイs
自由詩
4*
12/3/3 17:53
結局
ジュリエット
自由詩
2
12/3/3 17:14
言葉はわらう
朧月
自由詩
2
12/3/3 16:37
蟻殺しのアリエッティー
和田カマリ
自由詩
3*
12/3/3 15:53
読まれる行為とは
アラガイs
散文(批評...
5+*
12/3/3 15:36
ぼくの宝物
ジュリエット
自由詩
3
12/3/3 15:11
3178
3179
3180
3181
3182
3183
3184
3185
3186
3187
3188
3189
3190
3191
3192
3193
3194
3195
3196
3197
3198
3199
3200
3201
3202
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3216
3217
3218
5.29sec.