次の瞬間、
目の前にはグレーの斜め縞の歩道があり
潰された蛙のように両手を上げて
突っ伏していた
冷たい衝撃は
転がっている前歯のもの
遠巻きのギャラリーが安否確認をし ...
メカニズム(初級編)
眠れず瞑目している時
瞼の中で
「見開いている」
眼球を思い描く
瞼の中で
「直視している」
瞳を思い描く
と、眼球が痛くなる
膨らみ始めたかのように
...
東京特許ぱみゅぱみゅ
ぱみゅぱみゅ特許許可局
ぱみゅぱみゅぴょこぴょこ三ぴょこぴょこ
かえるぱみゅぱみゅ無許可ぴょこ
焦らずゆっくり読んでください
噛まずに読めるまでが遠足です
夜、気持ちよく眠っていると虫の羽音がして目が覚めた。反射的に手で音を払うと、すぐに声がした。「小生はあやしいものではありません。虫であります」とその声は言った。自分から虫というからには虫なのだろうな ...
だれもが仏様になれる
種みたいなもんを持っている
一切悉有仏性とは
そんな意味の仏教用語だ
いろんな争いごとや美談を見るたび
一切悉有仏性を思い出す
争いごとも ...
ひとりにさせてほしい悩みと
あなたにいてほしい悩みとでは
どちらが優先順位を持つのだろう
イヤホンを外す合図で世界が終わればいい
だれの助言も耳に入らない夜だ
雨音を掬っては亡いこと ...
ステトラ
タイガー
イッパイアッテナ
...
飴はあげた
あとどうすればいいかわからなかったけど
はるか、とおくからみおろすあおいめを
すこしばかりおびえて ゆるされたせなかにうけいれる
ああ、なんというここちのよいつみなのでしょう
はいいろのつめたさをのりこえ たどりついたさきで ...
理数系の君が
詩は足し算で引き算だと
ななめの方向をみてそう言った
文系の私は
妄想にふけりながら
君の言葉をおおまかなところできいていた
だけど
君の方が少し
花も山もすきで ...
赤い
擦り傷
涙
嘘
想い
漂う
桜
夢
乱痴気騒ぎのマセガキと
晩春気取りのマドムァゼルが
虎視眈眈と狙いまするは
サイケデリッククライシス
恋と呼ぶには ...
いつか のせるよ
ウエハースの上に
しっとりと 乗っかった
白い 思い出
冷たい頬を 伝う
しょっぱい液体が
絡まっても
大丈夫
バニラ風味で
心をも溶かす
幸せの 固 ...
春の道は
あたたかな日ざしに雪がとけだし
土といっしょにベチャベチャやる
冬のきびしい戒めから解放されたよろこびを
全身であらわして
道ゆくお嬢さんの足にすがりつく
子どもたちがド ...
寄り添いあう小鳥たちは
手を繋がない
重なりあうヒトデたちは
手を繋がない
罵りあうイランとイスラエルは
手を繋がない
売り込みあうキリンとアサヒは
手を繋がない
音楽と政治 ...
松の葉を踏む
鴉が
踏む
影の波
何の影か
わからない波
半分の鏡に
すべてが映ることの歪み
弦の音
空に昇る昼
ただ昼のままの昼
昼の昼
放る ...
今日の空は気持ちの良い
遠い遠い青色だった。
眩しい太陽に照らされた
歯抜けの坊主が笑ってた。
血の気のない青白い社員は
70円のコーヒーで疲 ...
僕はここにいない
彼はここにいない
何者も語らず、何者でもない
深い不安に満ちた 絶えざる消失に
切り刻まれた空
溶け出した瞬間に
関わりを遠ざけて
...
誰かの影を追い求めて
それはいつしか自分であったりする
ことばの端数を持て余して
拙い告白を露呈する
わたしなど
と吐いてしまえば楽になる
(それは逃げることに等価して
涙を引いて生 ...
タンスの引き出しを開ける
衣類を取り出す
中に入る
遠くのアフリカでキリンが鳴いてる
誰かが閉めてくれる、その日を思う
雨かと思ったら
雪どけの 水音でした
、、、、、、、、、、、、
陽ざしのはし
いつもは気づかずにいた 木々の陰影が
光をすって ゆれている
森は確かに今も
雪絹の繭のな ...
月世界の火点し頃
逆手の我らは
スワンの両腕を折り畳みて
空飛ぶ真似をする
天を恐れる者たちは
その早業から
逃れようと
地下に溶けて岩となり
我らを忘れる
愛は今でも投げ交わされているのです
目には見えないものまでも
可視化してしまう時代ですから
どんなにちいさな灯りでも
見つけた、それを 愛と名付けて
大事にしたいのです。
...
疲れ果てた時に
一杯のコーヒーを飲む
ほっと一息
世界が変わる
もうすぐ世界は
滅びるだろう・・・
だが、しかしこの一杯のコーヒーは不滅
ということは世界も不 ...
●都会にて。
星の少なさを嘆くほど私は詩人じゃないですし
●お手軽な「会いたい」理由。
さびしい と いう言葉の贅沢さ 応えてもらえぬ私は浅はか
●マグネシウムの不 ...
●素肌かりかり。
切ったばかりの爪で君の背中をかき抱く
●そういえば糸。
抱き締める 絡む腕は糸か鎖か
●濃いのかしら。恋なのかしら。
アルコール 耳の奥で心 ...
【食いしん坊なのです】
赤ちゃんのほっぺは
つきたての餅のようだ
誰も見ていなかったら
つい食べたくなってしまうほどの
◇
【みみず】
おまえをみつけると
つい ...
※1
詩的関係についての
うろ覚えと意味のぶち壊し
※2
「駒沢給水塔MEMO」
給水塔
□設置数:2基(将来3基目を設置するための場所は確保 ...
ないものねだり
というのは
なんと ありきたりな
ずいぶん そのままな
お言葉ですね
ないから ねだるのに
ないから ほしいのよ
風船を手にする子の
...
けさは水平線が凍っている
長い足を折って待つ子
ひたむきに駆けまわる子
ただ下手くそに眠る子らが凍っている
おとつい死んだ叔父さんへあなたの骨はまずかった
おとつい死んだ叔父 ...
あなたのことを
なにひとつ知らない
どんな家に住んでいるのか
どんな顔をしているのか
どんな爪の形をしているのか
どんな声で話すのか
けれど
あなたのことを
感じることができる ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
過信
森の猫
自由詩
17+*
12/3/6 23:33
寝しなラボ
salco
自由詩
4*
12/3/6 23:29
声に出して読め
新守山ダダマ
自由詩
3
12/3/6 23:26
すばる
木屋 亞万
自由詩
1*
12/3/6 23:17
一切悉有仏性
吉岡ペペロ
自由詩
2
12/3/6 23:10
だれの助言も耳に入らない夜だ
佐伯黒子
自由詩
3*
12/3/6 23:09
ルドルフとイッパイアッテナ
TAT
自由詩
2
12/3/6 22:34
飴はあげた
6
自由詩
2
12/3/6 22:34
まほら
四帰
自由詩
2
12/3/6 22:15
シェア
朧月
自由詩
2
12/3/6 22:14
サイケデリッククライシス
faik
自由詩
9*
12/3/6 22:08
幸せの 固形物
藤鈴呼
自由詩
1*
12/3/6 21:46
春の道
寅午
自由詩
2
12/3/6 20:51
白いノートに捧げる巻頭詩
夏緑林
自由詩
3
12/3/6 20:23
Another Setting
木立 悟
自由詩
4
12/3/6 20:16
たがために
晝
自由詩
2
12/3/6 19:54
空
nia
自由詩
0
12/3/6 19:53
生き方を透過する
かんな
自由詩
5*
12/3/6 19:40
age13
たもつ
自由詩
4
12/3/6 19:38
私事 繭の想い
月乃助
自由詩
12*
12/3/6 19:30
stins lumină
mizuno...
自由詩
0
12/3/6 19:13
hannou
鈴木陽一レモ...
自由詩
1
12/3/6 17:41
模型細工
yamada...
自由詩
2
12/3/6 16:25
近況を。
東雲 李葉
短歌
0
12/3/6 15:46
〃
〃
俳句
1*
12/3/6 15:39
Peace & Pieces
そらの珊瑚
自由詩
7*
12/3/6 13:08
試作「詩的関係」
……とある蛙
自由詩
6*
12/3/6 11:02
未充足
marica...
自由詩
2+*
12/3/6 10:21
_
ズー
自由詩
6*
12/3/6 9:38
魂
そらの珊瑚
自由詩
12*
12/3/6 8:14
3174
3175
3176
3177
3178
3179
3180
3181
3182
3183
3184
3185
3186
3187
3188
3189
3190
3191
3192
3193
3194
3195
3196
3197
3198
3199
3200
3201
3202
3203
3204
3205
3206
3207
3208
3209
3210
3211
3212
3213
3214
5.54sec.