その角を左に曲がると鳥居が見える
大層な歴史を刻んでいるわけじゃないけれど(多分、)
それでもある程度の年月は佇んでいるわけで
数え切れないほどの風雨にさらされているわけで
だのに、
塗られ ...
雲の間から少しだけ見える空
その琵琶のような形と水色が湖を想わせる
昨日は雲の勢いに圧されて湖が埋め立てられそうだった
わずかに開いた隙間から射してくる一筋の光に紫煙が渦を巻いて立ち昇る
...
傘のベランダから見る
雨のとんとん
ポケットにはビスケットおじさん
割れたりしけったり
自転車タイヤの螺旋階段を
のぼっていけば虹
ストロートンネルを抜ければ
サイダーのくす ...
大阪とゆう愉快で容易い街に
雪が降っています。
教室では傘がどうだとか、
今日の予定がどうだとか、
女子や男子が
騒ぎ、喜んでいます。
...
降り注ぐミサイルの雨
彼の地で見下ろす眼差したちよ 今、何を想う?
連日激しさを増していく 画面伝いの数的被害規模
連日激しさを増していく 画面伝いの映画的超現実
連日激しさを ...
手のひらの水路は
かつては
とうとうと水を運び
小舟の上では
とれたての魚が 飛び跳ねていた
みどりの髪の豊かにして
甘やかな香りに
包まれて
たわわに果実の実る季節
口を寄せれ ...
にじゅうくの男の人は
最近よく連絡してくる。
前は突き放してみたり
好きじゃないと言ったのに。
今は君と生きてるんだよ
今まで何人に言ったの?
好きすぎ ...
迷走する赤毛の彼女の入れ物は
あの濃縮した褐色の浸かり水。
操作できない産声のボリュームゲージ。
糸切れとなる臍の緒は
長すぎる毒水母の触手(職種)に似ている。
曖昧に伏せる湯船 ...
存在しなかった者達よ
今更嘆いても仕方あるまい
世界はとうに終ってしまったのだ
君達が出てきたところで
どうにもならなかったことは必至の受け合いだ
存在しなかった者達よ
...
梅雨の晴れ間に射す陽光は、いかにも目に眩しい。この図書館の処々にはステンドグラスのはめ込み式の窓がある。陽が射さない日には、くすみ、精細を欠くその窓も、今日は冴々と色を発色させて美しい。ステンドグラ ...
午前0時 チョコレート色、渋谷の街角 、付け爪、絹擦れ、女子高生、瞳、 タリバンの娘 : :午前5時 砕けた石、 羊たちの群れ、 井戸水、 蒼白いネオン、黄色い光、音のない砂漠、欠けた月:: ...
平凡な人生を歩みたいと
僕はいった。
でも
君は
そんなの刺激がないからいやだと
そういった。
そこで僕は考える
平凡な人生ってなんだろう。
刺激的な人生ってなんだろう ...
日常は何もすることもない。多くの人間は暇なのだ。なぜ日本人は働かされているのだろうと思う。立派な人間であり、失業者である彼らを何が働かせようとするのだろうと思う。働かない自由があって当然だと思う。大学 ...
なんでも円高のせい
馬鹿みてえだ
世界中の製造業に必要な
コアパーツをつくってんだろ、この国は
それなら世界中の製造業だって
円高で困ってるはずじゃねえか
要は世界 ...
小泉を選び
民主党を選んだ馬鹿どもがまた
増税は仕方がないとか言い出している
小泉も民主党も選ばなかった俺なら
毒づいてもいいだろう
事業仕分けも頓挫して
歳出だけ ...
葉船を浮かべた夢胞子
ふわり舞い散り次の里
幾つ数えて通りゃんせ
閂の鍵 見付からないの
*
ねぇ 聞いて?
この フレーズを
ねぇ ム〜ミン♪
あの日の口調で 唄えたら
時 ...
疲れたと目が言い
動かないと指が言う
痛いと足が言い
暇だと口が言う
きれいでしょと胸が言い
いつ使うのと子宮が言う
明日は雨だと腰が言い
嫌になるわと髪の毛が言う
空気が悪いと肺が言 ...
きょうというひは
もうこない
こんなにも
たのしいのに
たのしかったのは
わたしだけだった
それでもあしたを
いきていかなければならない
自分さえよければいいのか?
同感である
この朽ち果てた なすび!
腐った アボガド!
思いやりのように風化していく野菜たち 恋人たち 老婆たち
...
君が好きすぎて
苦しくなって
苦しい思いをするなら
嫌いになりたくて
すぐ返事が来なくなるメール
出ない電話
無口な横顔
君の嫌なとこ思い浮かべて
一生懸命嫌いになろうとする
...
世界がきみを見放したと感じるときは
甘いカフェオレを飲んで横になっているといいよ
だれもそんな気分に風穴など開けられやしない
きみは自分が紙かなにかで出来た人形みたいに感 ...
横たわるその人には目を合わせることをせず、
ただルーチンワークで人々は流れていく。
季節に合わせた花、とりわけ白い花が多く飾られている光景も、
愛でるでもなくただ通りすぎていく。
その人の ...
いのちの台車を転がします
よいせと出発するのです
とっ散らかったアメーバ集めて
こぶしに生まれた推進力で
カーブだって曲がれます(すこし)
ひっくり返ったりもしそうになるけど
まだまだ夕日 ...
川辺の光の
光のあやとり
すぎるものたちが
映り映らず
すぎてゆく
生きものは生きもののまま
在るものも無いものもつながってゆく
降る会話 巡る会話
水紋ではな ...
iPadでYouTubeを聴いていた
狭苦しさのない珈琲店でぼくは誓っていた
いちばん欲しいものを手に入れさせて下さい
もう二度とあのひとと連絡をとりません
ぼくは土下座するように祈っていた
...
ときどき、
部屋の畳を裏返すと、
ロンドンの地下鉄までつながっていて、
ラジカセの周波を会わせれば、
海賊電波に乗って,
今日もクラッシュの新曲が流れる。
ぼくは小学校五年生で、
...
空港は閉鎖された
矩形の朽ちた滑走路に
靴が片方だけ残されている
繰り返される少年たちの空想は
くぐもった口約束となる
草の葉でくすり指を切ったまま
下り坂を駆けおりる
...
からからの雑巾でも絞ればでる
これは経費削減の真髄をついた言葉だが
愛というものもそんなものかも知れない
ただ大切なことは
雑巾なら絞り手、愛ならば伝え手
つまり行動する ...
世界はゆっくりと終わっていく
それは俺の眼には
新しい朝のように美しい
それを認識する者は誰一人としていない
何故だか俺の眼にだけは見えている
どうしてそうなったのかは分 ...
見知らぬ人から届いた
小包を開いたら
一つの箱が入っていた
ふたを開けたら
何処かの海がなみなみ
小波を立て
一艘の小さい舟が浮いていた
小船は夢の陸地を目指してい ...
日付順文書リスト
タイトル
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Point
日付
朝の訪れに、理由はいらない
あ。
自由詩
9*
12/1/26 16:05
空の湖
たにい
自由詩
2
12/1/26 15:57
なけなしのはなし
ふるる
自由詩
5*
12/1/26 14:32
雪が降りました
晝
自由詩
3
12/1/26 13:52
ミサイルの雨
komase...
自由詩
2*
12/1/26 13:32
ロストワールド
そらの珊瑚
自由詩
4*
12/1/26 12:51
男の人
晝
自由詩
2
12/1/26 12:10
露出的な半身浴
yuugao
自由詩
2
12/1/26 12:00
存在しなかった者達へ
yamada...
自由詩
3
12/1/26 11:36
金魚(散文詩)
そらの珊瑚
自由詩
7*
12/1/26 10:48
タリバンの娘
アラガイs
自由詩
5*
12/1/26 7:51
走れ、走れ、戻れない。
神木♪龍
自由詩
0
12/1/26 3:17
人は、個人
番田
自由詩
3
12/1/26 2:03
馬鹿言ってんじゃねえよ
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
12/1/26 0:45
増税なんて
〃
自由詩
1
12/1/26 0:26
ゆめぼうし
藤鈴呼
自由詩
2*
12/1/26 0:16
うるさいからだ
カチキ
自由詩
7
12/1/26 0:16
楽しみ
小川 葉
自由詩
1
12/1/26 0:01
ひとりよがり
八男(はちお...
自由詩
3
12/1/25 23:44
すべてが変わる日
ジュリエット
自由詩
1
12/1/25 22:51
夢の中の硝煙の臭いが、ときどき鼻をつくことがある
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
12/1/25 22:31
道端で泣いていた人
伊織
自由詩
5*
12/1/25 22:27
台車
理来
自由詩
7
12/1/25 22:11
かたわらに かたわらに
木立 悟
自由詩
7
12/1/25 21:36
祈り
吉岡ペペロ
携帯写真+...
0
12/1/25 21:29
The Clash/Metro Dance Do Clear
はだいろ
自由詩
3
12/1/25 21:17
空港の靴
たもつ
自由詩
4
12/1/25 20:54
からからの雑巾
吉岡ペペロ
自由詩
3+*
12/1/25 20:49
世界の終わりの後の朝
yamada...
自由詩
0
12/1/25 19:43
贈りもの
服部 剛
自由詩
3
12/1/25 19:02
3174
3175
3176
3177
3178
3179
3180
3181
3182
3183
3184
3185
3186
3187
3188
3189
3190
3191
3192
3193
3194
3195
3196
3197
3198
3199
3200
3201
3202
3203
3204
3205
3206
3207
3208
3209
3210
3211
3212
3213
3214
5.43sec.