部屋で寝転がり
凹凸のある真白い壁紙をじぃっと眺めていたら
いてもたってもいられなくなり
クレヨン屋さんに走る
奥行きの広い店内には何百色ものクレヨンが
一色ずつ一本ずつ
天井まで透明 ...
死にかけの卵を袂に温めて知らない男に強く抱かれる
朝焼けと冷えた砂糖と緑の手 チャイムは一度も鳴らなかった
市民会館でライブ終了後
仲間と共に裏口から正面に回った時に
もう、すっかり暗い中で
玄関から最後に出てきた観客は
車椅子の若い女性でした
コンクリートとアスファルトのなかで
数メートル ...
ノアが神様に言われて地上の全ての生き物を
つがいで舟に乗せ
新天地を目指し幾日もかけて
新しく住む地を探していた時に
初めて地を見付け
それを知らせたのが
鳩だったのだよ
お父さんは ...
海よ
お前が産まれたのは
イブの日なんだよ
お腹を痛めた母さんは
たった一人病院で
お前を産んだんだよ
父さんは
知らせを聞いて
すぐタクシーで病院に
向かったのだけれど
間に ...
誕生日の夜、いなくなりたいと言った
それは嘘だと知っている
...
殻を破った指先が
外気に触れて凍りつく
口を広げる卵の亀裂の間から
盛大な湯気が上がる
でてきた
でてきた
やあ 冬景色にようこそ
素っ裸の体に鳥肌を立てて
君は生まれたての大 ...
焚き火を消さないのは
君がまだ眠らぬが故
先に眠るのは
君を信用しているが故
山で眠るのは
己の無力さを
知る為が故
彼方に飛び去って行く鳥を見送るは
見知らぬ土地の匂いだ ...
そっと
その手に触れてみたい
じっと
その目を見つめてみたい
ぎゅっと
その身体を抱き締めてみたい
いつ叶うのかもわからない願望
見苦しい欲望
...
死期に近づく夜がある、のさばって、蔓のように
暗闇に絡まるわが身を夢想しながら
古い漆喰の壁がこぼれる音を耳にするような夜が
チェコスロバキアで小型旅客機が墜落して日本人旅行 ...
募金箱がきらい。
とおりすぎると、なにかに加担してしまった気がするから。
わたしたちはいつも試されている。善意というものはデリケートだ。
セックスのあと、マクドナルドでハ ...
今しがた
ひとつの詩を投稿したのですが
後から湧き出てきた
良心の呵責に
削除してしまいました
ロシアの宇宙船が落ちてくるという
ニュースに思わず笑ってしまい
皮肉った詩らしきものを書い ...
アナタとアタシが交差する
言葉が感情がいりまじる
すきとかきらいとかがまじわる
あいたいとかあいしたいとかが
まじわる
ドキドキと鼓動がなる
あなたが横をとうりすぎたときに
あなたをみつ ...
寒々しい人間描写満載の戦記物に夢中になる高校生の
自意識の欠如を指摘しても始まらない
指摘しなくても始まらないが
始まると思うのが間違い
終局に向かい続ける毎日
人間を弱くする ...
起き抜けのふとん
脱ぎ散らかした服
置かれたコップ
あちこちにいる君の名残は
なにも語らない
どうすればよかったかなんて
もう間に合わない
ひとつひとつ手に取り
きれいになおす
反省 ...
八方塞がりとは
こんな気持ちをいうのだろうか
こころの深い奥で
前に進もうとしても進めない
強い何かで ...
車輪に絡まる薔薇の恩寵
手首に滲みこむ利休の水晶
捨て猫のような鳴き声を上げて
夜空を見上げた少女は歪に
絡繰仕掛けの恋に身を焦がし
焼かれた翼で暖を取りながら
絡繰仕掛けの悲劇に酔い ...
この地球にぼくがいるのは
惰性ではなくて
あなたがいるから
それはロマンティックな
ぺダンティックではなくて
ぼくという存在が理解していることなのだ
あなたがひとりのふりをするなら
ぼ ...
海まで自転車を傾けながら走る
耳のわるいおじいちゃんが耕している田んぼを通る
民家の建ち並ぶ屋根のうえには雲が光と競争している
太陽がぎらぎらと当たって汚い川が美しく見える
静 ...
120114
無自覚な試作品の顔を撫でながらも
失敗作だと悔やむ
青空の製作は難しくて
寒がりだから
何回作っても天井にへばり付いて
なかなか降り ...
堅い殻破って強く芽を出した鼻歌唄う余裕が光る
実家からリンゴが届く今の時期家族の愛で塗られた写真
占いが教えてくれる生き方は「自分自身が見せる現実」
白い雪人間の影食べている満 ...
お買い物はお仕事の帰り道。
えぇっと。
玉ねぎは使いきったから。
ピーマンも無かった?
気がする。
ナスは?
無かった気がする。。
うーん。
多分、多分ないかなぁ。
そうやっ ...
今
君は笑ってんのかな
それならわたしは嬉しい
付き合ってきたり
交わったり
手を繋いだだけだったり
それぞれ
皆々様
幸せに笑ってんの?
わたしは
わたしは
わたしは?
...
生後3ヶ月
娘の知能はまだ犬以下である
せめて「待て」を覚えてほしい
この瑞々しい生き物は
自他共に制御不能である
意思の疎通は不良
寝返りできず後頭部は禿げ
糞 ...
’69年
Lolling Ageの時代だ
Coltraneが40歳で急逝し
BeatlesがAbbey RoadのEMI Studioで
7月30日にPaulが独りで
Golden Sl ...
ボクには超能力はないが
超尿力ならある
オシッコピューンと狙い撃ち
ウンチのカスに命中さ
でも、このすごさを
誰も認めてくれないんだ
さびしい
書類を見ていると 何か
忘れものをしているような気になってくる
言葉の海に眠る時間
私の思い出さない何かを
確実に彼らは知っているのだ
紙の上に印字されたメタ・メッセージが
私をひきつ ...
前世はおむつでした
その前は
朝顔を咲かせた藍染の浴衣でした
かすかに覚えているのです
あなたと
一緒に
縁側で線香花火をしましたね
華々しく燃えたあと
ぽたりと火種は落ちて
こ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
草原色のクレヨン
灰泥軽茶
自由詩
8*
12/1/16 2:06
つよく抱かれる
はるな
短歌
2
12/1/16 1:55
チャイム
〃
短歌
1
12/1/16 1:55
ずぅっと前のエピソード
板谷みきょう
自由詩
1*
12/1/16 1:49
次女誕生記念の詩
〃
自由詩
1*
12/1/16 1:22
長女誕生記念の詩
〃
自由詩
5*
12/1/16 1:07
誕生日の夜に
石田とわ
自由詩
3*
12/1/16 0:44
絵の中に転生
まーつん
自由詩
6*
12/1/16 0:32
狩るが故
一 二
自由詩
4*
12/1/16 0:21
わたし
ジュリエット
自由詩
0
12/1/16 0:16
死期に近づく夜
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
12/1/15 23:58
Joy to the World
ねことら
自由詩
3
12/1/15 23:03
削除の理由
ただのみきや
自由詩
10*
12/1/15 22:43
まじわる
じじ
自由詩
7*
12/1/15 21:52
〃
〃
自由詩
0
12/1/15 21:42
パットン大戦車軍団
6
自由詩
2
12/1/15 20:03
夕べのけんか
朧月
自由詩
1
12/1/15 19:57
『抑制と希求の間』
あおい満月
自由詩
7*
12/1/15 19:25
絡繰ロザンナ
只野亜峰
自由詩
3
12/1/15 18:00
ひとりのふり
吉岡ペペロ
携帯写真+...
5
12/1/15 17:44
海まで
〃
自由詩
5
12/1/15 17:23
あおぞら
あおば
自由詩
13*
12/1/15 17:02
堅い殻
夏川ゆう
短歌
0
12/1/15 16:56
ピーマンとナス
こころゆくま...
自由詩
5
12/1/15 16:52
にこにこしてるかなぁ。。
〃
自由詩
1
12/1/15 16:44
ぼうくんマロのけらい
まろのけらい
自由詩
5+
12/1/15 16:38
残像
HAL
自由詩
3
12/1/15 16:27
超尿力
イオン
自由詩
0
12/1/15 15:54
言葉と時間
宮岡絵美
自由詩
7
12/1/15 14:25
布讃歌
そらの珊瑚
自由詩
14+*
12/1/15 14:13
3167
3168
3169
3170
3171
3172
3173
3174
3175
3176
3177
3178
3179
3180
3181
3182
3183
3184
3185
3186
3187
3188
3189
3190
3191
3192
3193
3194
3195
3196
3197
3198
3199
3200
3201
3202
3203
3204
3205
3206
3207
4.71sec.