そのさきにあるのは
なんですか

それはどこに
ありますか

うみのむこうへ
しずんでいく

パレードが
きょうもいく
針金の先端の尖った針が
心に突き刺さって血を流す
薄い膜に覆われた半透明の未来
触れると壊れそうで怖い

漠然と広がる未来は
わたしをいつも不安にさせる

指先に沁み込んだ ...
たった一言が言えなくて
僕は君を傷つける

「愛してる」 その一言が
僕には言えない
伝えなきゃ そう思うのに
その言葉が口にできない

僕は狡い
自分の本当の気持ちから逃げて
優 ...
さわやかに
なるために
路地裏に
紛れ込み
さわやかに
放尿しよう
大酒を
飲んだなら
膀胱が
破裂する
我慢せずに
放尿しよう

いつも
終わった
その場所に
いつも ...
恋とはかくも理不尽で独りよがりでわがままな

禁断の果実

けれど誰もがそれを欲しがり

憧れ、知りたがる


ねぇ、愛しい人

世界が恋であふれたら

きっと滅んでしまう
...
サンジャポを久しぶりに見つめていた

日曜の午前の空には雨雲がひかっていた

田中みな実と藤森慎吾はお似合いだと思った

なんでかなと考えてみた

ふたりともほんとはこんなキャラじゃな ...
君が空を見上げる時

僕を思い出せるよう。

僕はいつも

青いシャツを着よう。


君がどこかで笑う時

僕を思い出せるよう

僕はいつも

君を見つめていよう。

...
奏で合うときの中で
かけがえのない愛を蝕んだ
それゆえの業と向きあい続けている道の途上現在


繰り返される悲劇   
これ以上何を表出させようとする
試しているとするなら
その神経 ...
次はと 彼は訊ねた
Y10289035498
執事は答えた

コインが空に投げられた
執事は落ちたコインを見にいった
【裏です】

彼は告げた
【削除】

執事は答えた
【 ...
あきらめる
あきらめない
いくら言葉にしたって
変わることのない現実

春はまたくるよ
そう言う君

だいすきな桜の木の
並木道今は寒くて
うつむいてばかりの私も
春になれるかな ...
あなたのことを 想うとき
天気雨が降ってくる
隅々まで晴れた蒼い心に
不似合いな
優しい雨が降ってくる

終わった恋を 想うとき
天気雨が降ってくる
微かな雨粒
泪じゃないよ
傘を ...
水溜りに映った 贋物の太陽
掌を伸ばせば 掴めると思った空色の毛布
わたしのHPはどんどん下がってく
生温い脱力感で 目を瞑る

極楽鳥の歌 極彩色の夢 
オルゴールのネジを巻いたら 
...
ねむいの?
ときくと
うん
という
目の中に
トロトロの
ねむたいを溜めて
おとうとが
ゆめに
吸われていく
ねころんでしまえばみんな楽なのに歩いてあるいてすこしかなしい



封筒の中はほのかに明るくてあなたが届いたとまちがえる



枯菊を握りつぶしてからだじゅうみずみずしいまでや ...
月がホロロンと泣いて、少し傾いたら

僕は首をかしげて元の位置にもどすよ

そんな僕を見て君も首をかしげるだろう



もしもそんなループが続いたら

傾いてないことが、ずれてるこ ...
ゆうぐれに
流れおちる黒い髪
首すじをつたって
とびたっていった夏の
影を踏んで
わたし、
あなたの
掌にそっと
針を刺しました

あらゆる
温度がならされ
あますことなく
...
空港を歩いて、異世界へ向かう僕。
黄色い、窓から見えていたはずの街に吸い込まれていく。
というのは嘘で、北駅にまずは向かった。
フランスは金がかかるね。
イタリアも例によらず。
僕はドミ ...
高一の冬休み
駅前の割烹でお運びのバイトをした
一階がテーブル席、二階は座敷
宴会料理のお造りや鍋はそちらの厨房で
専任の板前とパート二、三人が誂える
多い時は社長夫婦も加わる
夕方から十 ...
「元気だから」と言って切った電話

すぐに後悔するんだ 

「会いたい」って言えば良かったって 

だけど嘘でも言葉にすればなんとか騙せると思ったんだ 

心配そうな君のために 

...
自分とはずっと一緒にいて
自分のしてきたこと全部見てた
だから嫌なことは全部知ってる

失敗したこと
人を傷つけたこと
自分のしたそんなこと
体の中でずっと見てた
だから自分が嫌いなの ...
不器用な自分を忘れようと 
彼はアトリエに入った 

目の前にある石を 
彫刻刀で、削る。 

無心の者となり 
夢中に、削る。  

いつのまにか 
とっぷり日は暮れて 
暗闇 ...
 
音だけが交差する 黒い海

波間にキラキラ 海蛍

お願いだから消えるなんていわないで 海蛍



 
みんな何かを抱えているんだ
幸せだとか 不幸だとか
そんなカンタンに決めつけんなよ
「辛い」の尺度だって
それぞれ違うんだ
泣きたい夜なんて 誰にでもあるんだ
だけどこらえて 笑ってるんだ ...
{画像=120128221115.jpg}




それは
青空を巻いて
大きく旅立って行ったのだった

遥か眼下に
広がる世界は
大きく変わろうとしている

幼い頃
見 ...
ビーフジャーキーを食べた。
ビーフジャーキーを食べた。
ビーフジャーキーを食べた。
美を見し人は死ぬ。
さかなが
はらを
あおむけて
ねていて
しんでいく
ところが
ぎょふくほ

ちゅうごくの
ちゅうぶにあって
じょうようの
ちかくで
ここう
ちほう

きっさてん
いく
...
さらさらとやさしいおとで
雪が全てを覆いつくそうと
冷たく白く、暗転の月夜で
ひと滴ずつ凍りついています

道端にうずくまり
街の中でこごえながら
凍ることなく頬をつたうものを
故郷の ...
ついて行けない世界がある



この頃は ついて行けない世界が急激に増えてきた





だから 今は ベンチが友達だ


無欲と 諦めが支えだ





...
深緑色の小葉が群れる枝に
金の果実が十幾つ

花瓶に挿して眺めていたら
子供の頃に読んだ
セルビアの民話を思い出した

夜更けに鳥が盗みに来る
王宮の金の林檎
鳥は綺麗な女性に変 ...
それは
それは
それは
それは
それは
「それは。」


ヘスピリジン
誘導体
「C.」


単身
町はつぶれ
てく。


とは
人が住んでいる所で
それがつ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
パレード小川 葉自由詩412/1/29 15:50
【 針金の未来 】泡沫恋歌自由詩6*12/1/29 13:58
言えない言葉月影 悠綺自由詩012/1/29 13:29
蟻が尿の歌   唄:成人時病子花形新次自由詩0*12/1/29 13:02
恋とはかくも。永乃ゆち自由詩3*12/1/29 13:01
日曜日吉岡ペペロ自由詩312/1/29 12:57
つまり僕は。永乃ゆち自由詩2*12/1/29 12:56
建設的な第一折衝komase...自由詩012/1/29 11:48
コイントスHAL自由詩212/1/29 11:48
桜道朧月自由詩212/1/29 11:33
天気雨そらの珊瑚自由詩8*12/1/29 11:21
【 デジャ・ヴ 】泡沫恋歌自由詩8*12/1/29 10:04
おひるねとろり自由詩612/1/29 8:10
Isis短歌112/1/29 3:50
かたむきプリクソス自由詩312/1/29 2:43
glowこんぺいとう自由詩612/1/29 2:06
ある日のこと。番田 散文(批評...112/1/29 2:04
熱狂salco自由詩4*12/1/29 0:46
文字綴り屋 ...自由詩1*12/1/29 0:32
自己嫌悪ー仮ー絵空自由詩112/1/29 0:14
詩人の魂 服部 剛自由詩4*12/1/28 23:59
海蛍殿上 童自由詩25*12/1/28 23:48
幸不幸凪 ちひろ自由詩212/1/28 23:07
孤影 / 遠く飛び立って行った白い鳥beebee自由詩28*12/1/28 22:13
自殺榊 慧自由詩212/1/28 21:33
ぎょふくほ6自由詩312/1/28 21:20
なまえ、こおらせてたりぽん(大...自由詩6*12/1/28 21:10
ついて行けない世界八男(はちお...自由詩112/1/28 20:51
金柑壮佑自由詩9*12/1/28 20:31
アンハッピー榊 慧自由詩212/1/28 20:22

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加筆訂正:
俳句2012 冬1/北大路京介[12/1/29 12:10]
タイトルが2011のままだった 年あけてるので2012に変更
6.01sec.