一月一二日
「そして、それを神は、御霊によってわたしたちに啓示して
下さったのである。御霊はすべてのものをきわめ、神の深
みまできわめるのだからである。」
コリント第一・二章十節
...
「死スために生まれてきた」男は言い
「生きるために死ス」と女は言う
死んで殺された者は尊い
殺されて死んだ者は尊い
誰が識る布は
、黒く濡れたまま
顔は隠れ
憎しみに生き ...
どこまでも行こう
できることならいつまでも そんな風に生きていこうよ
どこまでも行こう
できることならいつまでも そんな風にずっと言い続けられるように生きていこうよ
...
男が嘘をついた
嘘だと分かっていて
わたしは騙されたふりをする
嘘だと言ったら
瞬間に
嘘が本当の嘘になってしまうから
すべてを失いそうで
怖くて
わたしはそれを言えない
男 ...
夢想家のわたしは
月に見惚れて
昼間の太陽に
手を翳し目を瞑る
いろんな型の
夢に囚われて
現実の厳しさに
夢が砕けてしまった
禍々しい月日が
粉々に砕いていった
わたしの ...
三角くじを引いた
三角形の赤い紙が
二枚合せに貼ってあり
それをはがすと
一等
二等
三等とか
なにがしかが書いてあるようだ
スピードくじとも
いうそうな
アナログなスピー ...
無音の世界で
頭の中を行き交う コトバたち
白いシーツの波間から
しのび笑いの ベクトル
空気を刻む ガボット
微かな振動に 覚醒の兆し
小さなアクビ噛み殺す
ああ もう ...
テレビのニュースで古いビルが
爆破で解体されるシーンを観た
ビルはぼくが生まれた年に
建設されたものだと知った
解体の理由は老朽化ですと
アナウンサーが喋っていた
ビルも古くな ...
だれかをころしにいかなくちゃ
いけなくなったらどうするの
だれかをころしにいかなくちゃ
まっさきにうかぶかおはだれ?
ありとあらゆるふこうをころして
しあわせになろうといったって
...
この辺りまで丘を登りきる
新しく切り開いた道は両脇から砂埃が舞い上がり、僕の口を塞ぐ
上から見下ろしても更地の勾配だけが霞んでいる
いつのまにか、舗装された道路まで引き返していた
...
アンティークな拳銃に
新しい空砲が装填される
たとえば愛、みたいに
言葉に置き去りにされた音で
会話された昨日
すでにいくつかの言葉が
歩き出してしまったようだ
今日
位置について
...
僕が勝手にホームだと思ってる店がある
マスターはブルースバンドのギタリスト
髭がかわいい熊ちゃん
カウンターで日本酒呑みながらブルースやロックのDVD観ながら
ぼんやりとい ...
夜更け
寒空
ふいに切り立つ飛行機の音は
機械音ではなく
上空に沸く数百の命で成り立つ音なのだと
夏の朝
海浜へ続く道
サンダルと
ランニングシャツで歩く
道端に月見草が揺れる
雲が盛り上がっていく
形が何かに似ている
顔
胸
腕がのびて
腰がひろがって
口が開いて
何 ...
キレイダナ
綺麗なものを
僕の眼も見る
このマチガイを、この
すべての僕等の間違いを
ほんとうの物にする
ホントウに綺麗なものが
僕の眼の裡に映る、もう
間違いもかまわぬ
...
言葉はきっといつも虐げられてきた
そんな思いがした この僕には
人は だけど バカだと思っていないから
読んで欲しいのだけれど 本を
この街は不景気の風が吹いている
僕は 思い ...
命の最期を見とどける
あの人の笑顔
あの人の声
あの人の怒り
聞き辛い声を
聞こえるようになり
心が読めるようになる
大切に思う気持ち
故郷に帰りたい
それがあの人の
最後 ...
大地から根を離して
生きることは
できないのです。
地球号いらないものはない。
偶然と必然
中道がいい
偏らず中間
程々がいい
宇宙では生活できません。
人間の思い上がった行 ...
満ちては引く波
光陰矢のごとし
なにもいらない
ただあなただけ
花がまた一つ
落ちてゆく
月光に照らされて
雫が落ちる
天から恵みの雨
全てを1から
やり直す
心の中は嵐 ...
不可能に満ちている
わたしは命など
最初から持っていない
不可能に満ちている
わたしはいきものではないし
ましてやにんげんなどではない
不可能に満ちている
触ることのできるものな ...
それはかつて多くの人々を魅了していたに違いない
それがいまやすっかりおんぼろのおんぼろり
はじっこは剥がれ落ち
赤茶けた錆びが一面に飛び火して
壊れかけた壁の残骸の一部のようで ...
窓の外を眺めながら,イギリスがアルビオンと呼ばれていた頃 神に逆らうGoemotという巨人がいて その頭目が GogとMagogの兄弟だったことを思い出していた
長期休暇は意識が内向してあまり物 ...
うず巻くきもち重くなり
短く髪を切りました
あなたに背を向け隠しても
うなじがおもい語ります
...
国宝館に展示された
古の絵巻に描かれた
松林の青空を
千鳥の群が
羽ばたいていった
国宝館の外に出て、仰いだ
古の都の青い空にも
千鳥の群の
後ろ姿は消えていった
...
朝焼けに染まる海
昼の青空の日に{ルビ煌=きらめ}く海
夜も更けた月の光を映す海
時に凪いだ{ルビ小波=さざなみ}は
時に唸る大波は
絶え間ない交響曲を奏でる
小さい ...
あなたを暴力から守りたいのだ
ぼくの暴力から守りたい
決めつけたり懐疑したり
そんな暴力から守りたい
ぼくの美しい心を守りたいのだ
まだ暗い朝の空気は
つめたく ...
あなたを乗せた船は故郷に近づき
ふたりの思い出は遠ざかる
幸せになりなよと、そんな一言のメールも打てぬ間に
{引用=
気がつくと夢中で空を掃いているわたしはいつかの雨の一滴
薄まって波の光を目に宿す あなたはすでに透明標本
それぞれの同化できない手の指が束ね ...
生あくび
その雲から生まれた怪物
そこそこ巨大
暴れん坊上様
だいぶトンチンカン
不意打ちのドロップキック!
奇襲は成功し
妖怪弱り目をやっつける
安穏とした平和がおとずれ ...
夜明けを別天地で迎えた
操気質なカモメの
オールドファッションドーナツ中毒の
症状を緩和するために、
蜂蜜酒を使った
サラマンダー式瞑想術の
やり方の書いてある
シルクのドレスを探し ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
日々の聖句(4)
生田 稔
短歌
1
12/1/17 10:22
殉教者
アラガイs
自由詩
3*
12/1/17 10:05
可能性の窓
komase...
自由詩
0
12/1/17 9:55
【 嘘と男と着信メール 】
泡沫恋歌
自由詩
20*
12/1/17 9:00
【 DREAMER 】
〃
自由詩
6*
12/1/17 8:58
謎くじ
そらの珊瑚
自由詩
13*
12/1/17 8:58
【 サイレント 】
泡沫恋歌
自由詩
6*
12/1/17 8:56
ニュース
HAL
自由詩
4*
12/1/17 8:32
だれかをころしにいかなくちゃ
ゆうと
自由詩
0*
12/1/17 8:29
s字台ニュータウン
アラガイs
自由詩
4*
12/1/17 7:55
スタートライン
めー
自由詩
5*
12/1/17 5:52
PAZU
梅昆布茶
自由詩
12*
12/1/17 5:45
【五行詩】フライト
凛々椿
自由詩
8
12/1/17 4:05
雲の人
殿岡秀秋
自由詩
6
12/1/17 3:57
僕の眼も
シホ.N
自由詩
4
12/1/17 3:26
ある日のギター
番田
自由詩
2
12/1/17 2:28
life
ペポパンプ
自由詩
10*
12/1/17 2:23
nature
〃
自由詩
3*
12/1/17 2:22
tide
〃
自由詩
5*
12/1/17 2:22
不自由・不可能
ブロッコリー...
自由詩
1*
12/1/17 2:13
看板娘
灰泥軽茶
自由詩
7*
12/1/17 1:54
キビ政策
6
自由詩
1
12/1/17 0:53
うなじのおもい
石田とわ
自由詩
8*
12/1/17 0:04
千鳥の群
服部 剛
自由詩
3*
12/1/16 23:59
永遠の海
〃
自由詩
2
12/1/16 23:56
青と白
吉岡ペペロ
自由詩
6
12/1/16 23:52
幸せになりなよ
殿上 童
自由詩
22*
12/1/16 23:45
みぞれ
佐藤真夏
短歌
4*
12/1/16 23:34
生あくび
理来
自由詩
3
12/1/16 22:39
My Sweet Ox-eye Daisy
в+в
自由詩
3
12/1/16 22:25
3184
3185
3186
3187
3188
3189
3190
3191
3192
3193
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3196
3197
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3199
3200
3201
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3217
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3220
3221
3222
3223
3224
5.16sec.