無駄であればしゃべらなければよいのに
しゃべるから
むいみな
ことを
いう
メールが
かえってこず
しんてんがない
どうして生きていこう
自分に飽きてしまった
自分という人間に
読み古した漫画のように
この心は何の刺激も与えてくれない
年明けとともにカレンダーを張り替えるように
自分という人間そのものを 刷新してみたい
...
ヒトが来るとみんなさ
オレの顔がお母さんに似てるって言ったり
お父さんに似てるって言ったりさ
おとなって何でそんなこと言うんだろ
“I’M NOT JOHNNY RAMONE”
お母 ...
精神の病み
闇のなか
意識下にある
闇の発現
光と闇が交錯する
名状しがたい世界に迷って
クルクル苦しく
来るもの拒めず
精の神を畏れつつ
生の芯をもっていたい
...
濃い雲と
薄い雲のはざま
群青の帯に寝そべる
鋭利な月は
おりしも上ってきた
小さな求愛者の瞬きに
あくびで応える
道にゃ名前が付いていて
国道1号
県道2号
...
ハロー!!って
せっかく出逢ったんならば
せめてバイバイ
...
水をお飲みなさい
と
彼女は言った
黄昏の重い扉の手前に立って
指先をしっかり伸ばして
振り返りながら
水をお飲みなさい
と 彼女は言った
この町は
たっぷりの水が流れていく町だ ...
引っ張られるものへ
どうしようもない引力に
左手首が痺れていく
毎朝、
向かうべき場所へ向かうためには ...
北風の吹く丘(セミドキュメンタリー)
1章
北に30度西に傾く家に在りて
父の眠る丘がある
京都の吉田山ほどもない
小さな丘だが
僕は此処に父が眠っている
と考えているこの丘に登 ...
光は弾けて
また、斧となった
お前は涙を伏せて
明日の天候を思っている
俺は憂愁を解き放つために
野原を歩いた
光は弾けて弾けて・・・
矢となって砕けて散った ...
うるわしき小間物店から
訪れし店
品ありて面白し
皿・造花・カバン
今日は雪ちらつき
妻ととも品を選ぶ
火曜日、本を読みたし
詩ができてゆく
昼下がり
枯れ木に残る葉
...
40〜60代男性
中肉中背
面長
茶色のカッターシャツ
黒のチノパン
ハット型の白い帽子
本日午後4時ごろ
千代ヶ丘公園にて
8歳少女3名が
縄跳びに興じていると
突然
...
紙のうえに「私」と書くとき
その「私」は すでに
私ではない
つまり
私ではない「私」が哀れにも
詩と呼ばれる
むえきな騙りを
語りはじめるのだ
悲しいだとか
苦しいだとか
...
逃げちゃだめだ
逃げちゃだめだ
なんてエヴァじゃないけれど
今
私は数学から逃げている
だって1+1=
2にも3にもなるんだもん
なんて
小学生みたいな ...
茶屋町からマリンライナーで四国に渡る
瀬戸内の海辺の町並みを眼下にしていると
あの津波を重ねてしまう
渦になりきれない潮のたわむれを見つめていると
いろんなこころを自分を使って実験してしまう
...
俺という人嫌いは
背中にうっすらと毛が生え
後光が後頭部から発するよう
頭髪の一部が欠落している
その代わりと言っては語弊があるが
人に良く知られた猫好きで
猫さえからかっていれば
人付 ...
負荷こそがいつかこのバネ弾かせる強くなりたい強くありたい
ピカピカがゴワゴワになりクタクタに心地いいんだ君はデ・ニ・ム
人妻というだけでなぜか色っぽい ただの妻にはトキメカナイよね
...
倉敷に朝のひかりが落ち着いている
朝の黄昏れのようなひかり
異国の夏の朝のような静けさ
地道な人生を演出する婦人
混み合う10分前の道だった
朝から淋しくて僕も落ち着いていた
[彼]はわたしに
それはそれは甘いキスをするのです。
{引用=眠りひめ。}
熱い身体を覆い尽くして
まるで溶けてしまいそうになる。
逃げられない。
...
君の中の僕は
昨日の彼方へ
僕の中の君は
濃く 鮮明に
日がたつにつれ
君の中から僕が消えていくのがわかる
見えているわけではないのに
日がたつにつれ ...
夜のインターチェンジは光の花がつらなっているように
僕の孤独にしみわたってくるし
それを限りなくかみしめてきた気がする
つれない過去など捨ててしまったほうが良いのかもしれない
...
嗚呼
女よ嘆くなかれ
その身から赤い血を流すのは
女に生まれし証
我ら愛する人の種を残すために
月の女神の洗礼を受け
柔肌を赤く染めていく
されど男が創りし神は
女は不浄 ...
それは哀しいまでに純情である
風の気まぐれに従って 時にはさざ波を渚に寄せていたかと思うと 風向きが変わると激烈な波浪を打ちつけたりもする
しかし その深みは静寂に満ちていて 何があっても動揺 ...
何もない部屋に立っていた
僕の目は遠くのイメージを見つめていた
いつも 一人ぼっちで
暗闇の中をどこに行くのだろう
朝もやの中で何をするのだろう
いつも 風が そばで 笑って ...
一匹の黒猫が
吹雪きの雪原を
歩いている
あの高くそびえる
杉の木の鋭い切っ先も
どんな美しい雪の結晶も
音もなく融け去ってゆく
深い泉のような
猫の黒い毛皮の中に。
...
あなたを思い切なくなろうとする
そう思えることが気持ちの幸福だ
ときどきみじめになるけれど
星を見つめるみたいな孤独と似て
仕方がないやと名前をつける
あなたを思 ...
ベツレヘムの星がまたたく頃
そっと目かくしをしてくるヤツ
朝まで名前を呼んでやらないんだからね
彼女が話す
僕が聴く
彼女が 引き続き話す
僕が 引き続き聴く
やがてこの身体は 彼女の声でいっぱいになり
両耳から注ぎ込まれた言葉が
目から 鼻から
(口はまだ 我慢強く結ばれ ...
2人は別れる運命にある。
ハートはちぎれ
血を流している
契りは切れる
もし人生をやり直せるなら
もう一度チャンスを下さい。
全てが無駄になる
全てが言い訳になる
まだ好きなん ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ギリメカラ
6
自由詩
2
11/12/28 0:45
古雑誌
まーつん
自由詩
5+*
11/12/28 0:24
I’M NOT JOHNNY RAMONE
salco
自由詩
5*
11/12/28 0:23
生の芯
シホ.N
自由詩
2
11/12/28 0:19
いつもそうなんだ
ただのみきや
自由詩
5*
11/12/27 23:05
忘年会
TAT
自由詩
4
11/12/27 22:51
僕はあなたを暖める暖炉の木炭になりたい
〃
短歌
1*
11/12/27 21:45
水の町の女にさようならを言われる
オイタル
自由詩
14
11/12/27 21:27
『電車内で』
あおい満月
自由詩
3*
11/12/27 21:26
北風の吹く丘(セミドキュメンタリー)
生田 稔
散文(批評...
2
11/12/27 20:56
この世と別れて
yamada...
自由詩
2
11/12/27 18:07
うるわしき小間物店から
生田 稔
自由詩
10*
11/12/27 18:02
ひっつき虫
和田カマリ
自由詩
1*
11/12/27 17:40
私ではない
浩一
自由詩
3
11/12/27 17:17
バカみたい
KとN
自由詩
1+
11/12/27 16:55
光よ!光!
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4+
11/12/27 15:08
猫様
……とある蛙
自由詩
14*
11/12/27 14:36
バネじかけ
そらの珊瑚
短歌
3*
11/12/27 13:57
朝のひかり
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3+
11/12/27 11:43
ねむり姫。
愛心
自由詩
6*
11/12/27 10:55
君を忘れない
ジュリエット
自由詩
1*
11/12/27 10:45
夜の漂流と光と孤独
梅昆布茶
自由詩
23*
11/12/27 10:04
【 聖器 】
泡沫恋歌
自由詩
12*
11/12/27 8:17
海の心
たにい
自由詩
4
11/12/27 7:09
四角いどこかで
番田
自由詩
0
11/12/27 2:05
黒猫
黒木一見
自由詩
2
11/12/27 1:48
星ときどきみじめ
吉岡ペペロ
自由詩
5+
11/12/27 0:38
プレゼント
殿上 童
携帯写真+...
22*
11/12/27 0:11
聞き上手
まーつん
自由詩
9*
11/12/26 23:39
別れる運命
ペポパンプ
自由詩
7*
11/12/26 23:30
3190
3191
3192
3193
3194
3195
3196
3197
3198
3199
3200
3201
3202
3203
3204
3205
3206
3207
3208
3209
3210
3211
3212
3213
3214
3215
3216
3217
3218
3219
3220
3221
3222
3223
3224
3225
3226
3227
3228
3229
3230
加筆訂正:
聞き上手
/
まーつん
[11/12/27 11:54]
一部変更。
Sax、サックス、 Saxophone
/
……とある蛙
[11/12/27 11:00]
横書きにしました。
4.26sec.