ウシとウマが
うつ伏せになって
ウサギを見ている、そんな
現という名の
美しくない嘘
右折すると
海が広がっている
うまくいかない遊びみたいに
浮き輪が浮かんでいる
 
...
大阪市のあたらしい市長がニコニコ笑っているテレビ、独裁者が死んだ、知らない言葉、知らない人々。ずっともう昔に、キリストは死んだらしい、日本の政治は永田町でなにやら絡まっています、名刺交換、ミサイル ... 午後4時半
早くも暮れ始め
街を彩っていた紅葉がぼやけてきた
しかし 信号の赤が取って代わって鮮やかだ

もうすぐ冬至
一番 昼が短くなる
西の空を見るともの悲しくなる
しかし この日 ...
指先をしんじる夜に降ってくるアルファベットの雪はすぐ溶け

藍染の布をわたしは首に巻き 宇宙にかえる準備を終える

キッチンで味噌を溶きだす母がいてしんだばかりの父がわらって

街角でうま ...
冬は寒い
冬は日が短く、夜が長い
どこに冬がいますか
私のベランダに冬がいます
部屋の中に冬はいますか
私の部屋に冬はいません
なぜいないのですか
冬は暖房器具に弱いからです

冬の ...
【わいぱあ】を
最速にしても
効かない
激しい雨が
フロントガラスをたたいていく

きっとこんな風に
前後不覚になるほど
ぐちゃぐちゃに
泣ける人は
幸せなんだろうなあ

思い ...
drumの最後の一撃が吸い込まれてゆく夜明けに

トラックを転がしている

この時間の国道は意外に詩的だ


ベックのクールミントな響きにふさわしいあさだ

世界はguitarの一弦 ...
穏やかな音楽が聞こえる
創造の逢い引き
あなたは梅の香り

土曜の通勤電車
吊革にいにしえの歌をぶら下げる
待ちわびる歌が揺れ
誰もが輪を外さない

子どもの在り方 ...
朝の光が 羊毛の絨毯の上にうずくまっている
まるで まぶしい水たまりのように
君は 寝癖だらけの髪のまま
そこに まだ生まれ落ちる前の 思い出を探している

揺れるレースのカーテン 風は優し ...
この口は 冗談が言えない
石切り場のように 殺伐としていて

この目は 花を愛でない
照準器のように ただ狙いをつけて

この指は 傷を縫わない
ナイフのように 切り裂くだけで

お ...
このサイトの中で行われているポイント制度は、本来意味を持つべきである、詩作の中であまり意味を持つ物ではない。また、このサイトだけではなく、日常生活の中における勉学などにおいても、恐らく、ポイントが ... 掴もうとする指と
突き放そうとする腕は
どちらが速い?

駆け出そうとするつま先と
立ち止まろうとする踵は?

ねえ、教えてよ
みんなものごとの始め方ばかり
教えようとするんだ

...
君の恋人として過ごした22日間

君と出会う前の退屈な16年間

16年という長い闇から君は私を見つけだした

たった22日が私をどんなに強くして、どんなに弱くしたのか…

長 ...
窓際にクリスタルを置いている

西日があたると椅子に虹ができる



黄色

きみどり

水色



この順番でくっきりと現れるのだ

窓際にクリスタルを置いている


色はその色を跳ね返す

跳 ...
トゲは深くて
抜けそうにないから
指で えいやって
押し込んでしまうの

あたしの奥へ
はいったトゲは
いつか命の元になるんです

傷つけ
傷ついて
でも案外ヒトって平気なんです ...
顔面の二割も記せはしないマナコ。
糸で宙吊り、糸吐きエンジェル。

天に向かったはずなのに
海に夢中な鼠が一匹。

凸が
いつかの哺乳ビンの口だとしたら

凹は
海鼠の口とでも言う ...
意外な早さで唐突に、その日が来
実にあっさりとその死去が伝えられ
ほんの数日前に安否を取り沙汰されていた、あのおばさんアナが
黒いチマチョゴリで元気な姿の、沈痛な面持ちに小声で
哀悼のニュース ...
文庫に救われて











どうにか今も生きている












河童
変身
世界の終わり ...
アイビーが空間を探っている
感覚だけをたよりに 
つかまえて 己のからだを寄り添わせ
まだ見ぬかたちを具現しようと
精一杯手を伸ばし
探している

探している わたしも
この感覚だけを ...
いつだって味方でいてくれて
泣きたいときに胸をかしてくれて
頑張ったねって褒めてくれて


あたしは君が好きで
君はあたしを愛している


「君は幸せになりたいっていつも言うけど
...
言葉はしめっていたがよく燃えた
ガス・スタンドの男と
寝てきたせいだろうか
無理に考えて
こたえをだすけど
それ大抵はマチガッテル
それはアッテル

無理にいそいで
もどろうとするけど
それいつでももう遅い
それもアッテル

悲しい時間は
すぐ思い出すの ...
目を閉じてはならぬ

悲しみも喜びもここに在るのだから

目を閉じてはならぬ

歩くべき道がそこに在るのだから
さみしいとか言ったらいけない

がんばるとか言わなきゃいけない

ひとのせいとかしたらダメだ

なあ、俺よ、この俺よ

ほんとうにそう思っていますか


澄んだ水色の空でした

ピンクとオレンジの色彩 ...
誰もが幸せであることを望み
それに見合うだけの不幸せを我が身に背負う

故に生きることは辛く

苦しい




ふと目覚めれば凜として未明の寒さ厳しく
曖昧では済まされないこと ...
咳き込んで風が飛び立つ冬紅葉
深秋の空転がり落ちて背を丸め
一本の線となり行くわら煙
柿落ちて枝先軽く風に揺れ
吐く息の白さばかりが時を摘む 
{引用= 「いくつかの骨」

  お前の
  すべすべした手の甲の
  化膿した傷口から
  いくつかの助詞が突き出ている
  それは月夜の骨のように
  生々しくも無機質だ
...
ぞうのとなりで
きりんのあかちゃんが産まれる

月夜、月夜
メーテルになりたかった

冷凍庫から
いちじくを出して
季節のなごりを食んでいる

月夜、月夜
だれかの
アイロ ...
星型の貝殻
君は 知ってるかい

会いたい人に
もう 会えない人とも
囁き会える
魔法の 貝殻なんだって

その ★の先を
そっと 耳に 当てて
目を閉じた瞬間に

波の音と
...
散らかった川を横目に

私は今日も生きています。



ビニールやタイヤの花が咲き

ゴミにまみれたおっきな川を

眺めるじじぃの顔が淋しかった。



少しだけ父 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
うつつたもつ自由詩311/12/20 18:49
初雪はるな散文(批評...4+11/12/20 18:30
冬至たにい自由詩011/12/20 16:49
夜に寄せる野中奈都短歌211/12/20 12:27
いぬぐす自由詩4*11/12/20 10:17
わいぱあそらの珊瑚自由詩4*11/12/20 8:40
ZipRock梅昆布茶自由詩511/12/20 7:50
ラブレターたちばなまこ...自由詩13*11/12/20 7:14
羊毛の絨毯まーつん自由詩6*11/12/20 3:10
安宿自由詩311/12/20 1:44
ポイント制度について番田 散文(批評...0+11/12/20 1:12
ハロー・グッバイマチムラ自由詩2*11/12/20 0:17
22日と16年ジュリエット自由詩0*11/12/20 0:16
赤黄色きみどり水色青吉岡ペペロ携帯写真+...211/12/19 23:20
内側のトゲ朧月自由詩311/12/19 23:14
萎縮してゆくマ(な)ナ(ま)コ(こ)yuugao自由詩2*11/12/19 23:14
12月19日salco自由詩2*11/12/19 23:11
文庫に救われてTAT自由詩1+*11/12/19 23:00
感覚遊泳ただのみきや自由詩7*11/12/19 22:47
吐露AquAri...自由詩111/12/19 22:46
オイルはるな自由詩611/12/19 22:15
えらいえらい朧月自由詩111/12/19 21:51
存在の果てに文字綴り屋 ...自由詩0*11/12/19 21:09
冬の夕景吉岡ペペロ携帯写真+...7+11/12/19 20:23
春を待つひと恋月 ぴの自由詩2811/12/19 19:09
沈思する花キリン俳句311/12/19 18:40
言葉へのコラージュ草野春心自由詩5*11/12/19 17:55
月夜はるな自由詩511/12/19 16:12
星型の貝殻藤鈴呼自由詩3*11/12/19 14:41
泣くな自由詩511/12/19 11:28

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加筆訂正:
モンキーズが好きだった/竜門勇気[11/12/20 8:52]
2011/12/20
沈思する/花キリン[11/12/20 7:25]
俳句に投稿すべきを短歌に投稿してしまいました。申し訳ありません。削除以来をだしております。
4.11sec.