笑顔って
どこからやってくるんでしょう
大好きな
君といるとき
どこからともなく
やってくる
僕の中の愛から
やってくるんでしょうか
君の中の愛から
やってくるん ...
君という粒子から ひとつまみ
ドラム缶の焚火に 入れるよ
緑色の炎が 一瞬だけ光った
「私のことを見届けて」
その声が 乾いた空に響いた
僕は 封筒の中の君を
...
どうしてあなたはわかってくれた?
こんなにも 遠いのに
こんなにも 他人で
こんなにも 別々なのに
話したくても 話せなかった
誰に言う気も 起こらなかった
言ってみても わか ...
今日も薄い空だねぇ
胡坐をかいて
完熟トマトと解禁発泡酒
流行の塩麹よりやっぱりウェスティンホテルの
オニオンドレッシング
目を閉じる
遠くで聞こえる
ボールがバ ...
クシュっとレタスを潰したような音とともに、その小動物の頭蓋は砕けた。激痛にもだえ四肢で宙を掻いているが、苦痛を悲鳴にすることは出来ない。声帯はもはや機能していないのである。放射性物質を含んだ雨が降っ ...
悲しんでいると
ふっと、穴に落ちているのに気がつく。
穴の中の壁は砂でできていて、それがさらさらと落ちてくる。
どこへ行ってもおんなじ風景。
辺りを見まわして、
つついて、
よじ上ろう ...
その波はゆっくりとやってくる
上へ下へゆるゆると動きながら
もう1つ波がやってくる
ペースこそ違うものの
なんだか安心する
けれど電車のダイヤグラムと同じく
重なり ...
時間には
ながいながいしっぽがあって
私はそれをつかまえようと
走ったり
あきらめたとみせかけてとびかかったり
を
くりかえして
無駄につかれて
ばかばかしくなって
反省して
つま ...
打ち上げた花火は意思を持っている八月の果ての悪足掻きかな
公園のベンチに忘れ物がある濃くなる影と六時のチャイム
棘のない言葉はいつも温かいホットミルクと同じ優しさ
窓ガラス川面 ...
過ぎ去りし日々
過ぎ去りし日々のそのなんと不思議なるか何時何故この書き込み
過ぎ去りし日々に読みし数々の書物くりひろげ見て懐旧のおもい
過ぎ去りし日々は帰りこず不可逆なるその価値を ...
もうあんなヤツ知らない!
そんなこと言っちゃって
ほんとは気になってしょうがない
だいっきらいだよ!
ほんとはだいすきなくせに
片想いみたいで
ばかみたい
もう諦 ...
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こちらの作品は「詩誌AVENUE」様に向けて創作した短詩です。
写真は写真素材 FREE PHOTO 1.0 earlycj5 様よりお借りして ...
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こちらの作品は「詩誌AVENUE」様に向けて創作した短詩です。
写真は写真素材 FREE PHOTO 1.0 Bruno. C. 様よりお借り ...
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もがく
もがく
泳いでいるつもりなのに
もがいていた
救命ボートもない
...
じつと待っていた感情が対象とともにやってきてこころをつくる
こころは波うちまた対象も変化して感情も泡立つ
月夜の魚は狂おしくかつまた慌ただしく波間に飛び散る月の光を追うている
島 ...
愛していたのかと聞かれても
今となっては
いいえと答えるしかない
あなたの背の高さが好きだった
あなたの仕草が好きだった
あなたの喋り方が好きだった
あなたの髪が好 ...
湯気の立ちそうな/
あなたの/
血色のいい/
頬に触れた。
声とも吐息ともつかないふうに
「あ」
漏らしたあなたはわたしをみて、
泣きそうな顔になった。
そこそこに使い古した安 ...
くわらるん くわらるん
どこかで誰かが呼んでいるよ
くわらるん くわらるん
どうして探してくれないの
くわらるん くわらるん
いつも一緒にかげぼうし
くわらるん く ...
暖かくなったなあと
ごろりと
ねころぶと
ひんやりつめたい
でもなんだか新しい布団にくるまるようで
このままでいい
桃色の風が
そのうち温めてくれるから
...
牛乳パックで作られた船を
大事そうに
肩のあたりまで
右手でそうっとあげ
左手で船を支えながら
夜の闇を
街路灯や玄関ライトをよけ
蛇行しながらコンビニへと入っていく
クレヨンで牛 ...
魔法瓶たたき壊して魔法解くランプの魔人出てこないのか
明滅する灯に寄す魂、
プラットホームの亡霊が語る、卑猥なる永遠。
棚から転げ落ちる銀食器の音、
ちいん、骸骨。
降りしきる雨に濡れた館へひびく足音と応じる。
こつこつ、積 ...
キミの大きな出べそと握手をして
今日から憂鬱に入ろう
それはそれは颯爽で
新鮮な野菜たちの頭を
食べさしの歯形だらけにしてやるのだ
豆腐で顔を ...
行き交うひとの多さと、
あまい匂い
金曜日が騒がしく幕を引こうとする
すこしの不安とだれかの思惑
サインカーブを追うふりをして
およぐ視線
まだ気付かない
時刻表通りに
ページはめ ...
アメーバ
君は今雫になって 真っ白な画用紙の海に
飛び込んでゆく 真っ黒な一滴のインク
産声を上げることなく 静かに染み込んでいって
誰も知らない形になる 今はまだ途中だけど
そもそ ...
洋楽好きといっても、日本人である以上は、日本人である理由をどこかに隠しもっている日本人ばかりである。ブルースの影響が少しでもないと、結局は、洋楽であるとは言いきれはしないのだ。そんなふうに、多くの ...
今日も昨日と同じく
十万年前とも明日とも同じように生まれ出る
われわれ人類の至宝たち
と俗に言われる人類の落し物たち
あるいはユニセフのお荷物たち
我々がそうであったように
成年に達するま ...
もう此岸で待っている
ひとなんかいない
でも川の向うにたくさんのひとが
待っていてくれる
懐かしいひとたちが待っていてくれる
掌を返したひと
嫌いだったひと
軽蔑されたひと
梯 ...
手に余るほどの予測候補がつながりを拒む枯れ果てた枝が
全てこの身に帰る時がきた
賞味できた期限は僕の後ろ
捨てずに身にたくわえてる物など
今となっては腐るほどあるから
このまま腐らせるのもい ...
未来は、けぶる朝霧の中から、わたしを迎えにきた。草木眠る大地をならして、止まった。吐いた蒸気は霧の中に消えて行く。ドアが開くが、降りる客はいない。この機関車は乗る客しかいない。
私は未来に乗る。 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
笑顔
ジュリエット
自由詩
2
12/3/9 18:37
ありがとう。
雪路
自由詩
0
12/3/9 18:33
魔法
佐和
自由詩
3
12/3/9 18:33
おんこちしん
中山 マキ
自由詩
1
12/3/9 18:07
祈り
瀬崎 虎彦
散文(批評...
1
12/3/9 18:05
穴から
くさいきれ
自由詩
0
12/3/9 15:48
波長
marica...
自由詩
1
12/3/9 15:36
時間のしっぽ
朧月
自由詩
3
12/3/9 13:38
悪足掻き
夏川ゆう
短歌
0*
12/3/9 10:13
過ぎ去りし日々
生田 稔
短歌
3
12/3/9 10:01
ほんとはね
ジュリエット
自由詩
1
12/3/9 9:20
フォト短詩 【 秋桜 】
泡沫恋歌
自由詩
6*
12/3/9 8:54
フォト短詩 【 熱情 】
〃
自由詩
6*
12/3/9 8:50
夜の海
そらの珊瑚
自由詩
7*
12/3/9 8:29
お魚の夜
梅昆布茶
自由詩
8
12/3/9 7:08
愛していたのか
ジム・プリマ...
自由詩
3*
12/3/9 4:19
黄昏は逃避行
アオゾラ誤爆
自由詩
0
12/3/9 3:07
ナキゴエ
灰泥軽茶
自由詩
3*
12/3/9 3:04
春は桃色草原の冷たさ
〃
自由詩
4*
12/3/9 2:56
深夜の汽船
〃
自由詩
5*
12/3/9 2:14
荒々しき人
高原漣
短歌
1*
12/3/9 2:09
卑猥なる永遠
〃
自由詩
1
12/3/9 2:04
オニオンズ クライ
ヨルノテガム
自由詩
3
12/3/9 1:51
2号線
アオゾラ誤爆
自由詩
1*
12/3/9 1:26
アメーバ
itukam...
自由詩
1*
12/3/9 1:20
下痢になっては書けないから
番田
散文(批評...
1
12/3/9 1:17
七十億
salco
自由詩
7*
12/3/9 0:17
宜候
HAL
自由詩
5*
12/3/8 23:46
オメガ
ロジック
自由詩
0
12/3/8 23:25
未来に乗って
灘 修二
自由詩
3*
12/3/8 23:03
3170
3171
3172
3173
3174
3175
3176
3177
3178
3179
3180
3181
3182
3183
3184
3185
3186
3187
3188
3189
3190
3191
3192
3193
3194
3195
3196
3197
3198
3199
3200
3201
3202
3203
3204
3205
3206
3207
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3209
3210
5.08sec.