クリスマス・イヴだ。
みんな何をして過ごしているのだろうか。
僕は暗い部屋に一人、パソコンに向かってキーをたたいている。サンタが訪れて来そうな気配はない。というか、今朝から誰一人この家を訪れ ...
一歩近づくと
きみは眠ったまま
本の中
そんなに星ばかりみてたら
雪みたいに溶けちゃうよ、と
さみしい私がささやく
冬のカーテンにくるまって
目を閉じたきみ
プレゼント ...
せかいのぜんぶ
せかいのぜんぶ
たのしいこと、なきそうなこと
つめたいこと、あたたかいこと
せかいのぜんぶ
せかいのぜんぶ
いたいこと、あまいこと
よわいこと、つよいこと
せかいのぜん ...
繋がらない
伝わらない
孤独を感じる
こころは子供
賭けている
書いている
綴ることに
ついやす力
伝播する電波
妄想の様相
あしたの頭はどこ行くか
スルーされて ...
おはよう まぶたの裏に夜を抱えたまま 世界は杳々として洋々
君の触角の素晴らしい正確性 輪郭は嬉々として暉々
宇宙がもうすぐ目を閉じるから 今度は君が目を開ける番だ
...
思い出はお金では買えない
そんなの嘘だね
君と異国での思い出が欲しかった僕は
うどんをすすりながら
旅番組を見て羨んでいるこの夜に
愛情はお金では示されない
そんなの嘘だね
言葉だけ ...
宝石箱の蓋を開けると白いブラウスの少女が踊っていた
チャイコフスキーの弦楽セレナーデの調べに乗って
白皙の額がダイヤモンドの光に照らされ 華奢な手首が瑠璃玉の色に染まっている
近く ...
それでもかまわない
わたしはここまで
いきてきたよ
きみがみている景色
冷たい潮風
ふたりであるいた
春は遠く、しずか
だれもしらない
それでもかまわない
きみがねむる場所
...
潔く
聖夜迎える
スーパーの
チキン半額
雪
峠道
くちびるがむらさきでかわいい
ねむそうだし
あくらつなところも
よくかんがえると
かわいい
ちゅうとはんぱにちてきで
たいしたどっかいりょくがないところも
かわいい
ぼくが残したものは決断の残骸か
それともそれはしばらく輝くものなのか
決断出来ない大人たちが増えている
そう一行書いて自分もそうなのかと考えている
オリオン座
なにを ...
あなたの腿に
手を置く
その
柔らかさの奥に
生きていることの
鋭いさびしさがひしめいていて
ぼくの心に
さっと
一 ...
半身を傾けて右足の声を聞きながら
私は君が勧める歌を口ずさむよ
壁は乾いた笑いをむけ
白に囲まれた暖色の夜を待ち
私の青色が足りなくなれば
風をなでる横顔を
塗りつけておくように
人 ...
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第一章 夢に見る夢の覚め方 / 目覚める夢
目覚める夢を見たことありますか?
ふぅっと首を上げて気が付くと
目を開ければ車窓の外 ...
人に好かれ
また会ってくれと言われ
人に嫌われる
着信拒否をされる
人には春風の如く
己には秋風の如し
話しを聞き
常に疑問形
広く浅い関係が
始まった
まったりした
関 ...
All we get to tell you is truth.
I want to meet you again.
Long ago we separate.
Both quit smokin ...
光の獣に
つまずき転ぶ
今日は左目の翳りの日
遠のく灰を
見つめていた
舌に降る雪の
水紋を聴いた
呼ぶ声はひとつ
呼ぶ声は六つ
冬かこむ冬
崩れか ...
縛られ続けたSMクラブの一室
これで調教も終わりかなと呟いて
あなたに尻を打たれながら
痛いかなと思ったら
起っていた
天井から吊された男やさかい
ノーマルではもう満足できん
天井か ...
濃い灰色の空の下
強風に煽られ
たわんだカラスが
回り込んでは弧を描く
強大な力に拮抗するように
おのれの性に従って
宙を舞う
灰色よりも濃い
一点の闇
誰もが自分の人生を持っていると思い込んでいる
私もそうだった
だが、戦わないものに個性がないように
この人生で傷つかず安穏と暮らしている者には
何一つやってこないのだ
...
蛇行した道を
ただ車に乗って眺めているようで
反芻する言葉は
上着に突っ込んだ両手の震えを
幾分も楽にしてくれない
街は雪で白くかすみ
遠くに見えるビルの頂は
...
船はゆく
船はゆく
港にさよなら
船はゆく
こんな歌が歌い継がれていた
人はゆく
人はゆく
何にさよなら
人はゆく
青がきつい冬の空
メ ...
そんなに急いで
降らなくたって
隠したいものなんか
ないよ
ほんとに?
ほんとに?
雪はふる
急いで
急いで
斜めになった
私の目には
昨日があらわれていた
私は冷たくて固い
アスファルトのすき間から
顔を出した花
今日も寒い
暗くなってきた
「こんばんは」って声をかけるのは
私の真上
あのキレイな星
私たちは毎晩
少しの ...
会いたかったというのは
嘘でした
ごめんなさい
だれが消えていっても
もう
何にも感じなくなった
ただ
わたしは
ああ哀しいと感じることを
感じるようになった
ヒッグス粒子がみつかりそうだ
という話をみたのは
twitterで流れてくる
誰かのコメントだった
宇宙の謎が
驚きとともに
私たちの前に
現れるというのなら
ヒッ ...
月が
ぼくのまわりを
淋しそうに回ってた
日はびっかびっか
空はつんつるてん
いつもより空は青
そこで意味は止まった
いつもより空は青
引力が減っていた
宙が近づいていた
月が ...
空が飛ぶ
飛んで燃え広がっている
白い夕陽
幾つにも降り積もった雲の波はどこまでも続いている
生き物の影は見えない
分厚いガラス越しに呟きかける
姿の見えぬ渡り鳥にあこがれるように何度 ...
口笛の素朴な響き過去になる少女の頃に習った「冬景色」
遊び癖抜けず授業で怒られる窓に映った悪戯な雲
引っ越しの名残が今も部屋の隅夫婦茶碗はまだ箱の中
「さんづけで呼ぶのはよそう ...
水色の陽射しが降る 浴槽に
14歳の夏の終わりを浸して
青いと 吹き渡る 風の音色
わずかな力で笑っている
白い馬に乗って どこへ行こう
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
イヴの罠
まーつん
散文(批評...
3*
11/12/24 0:27
クリスマス
mizuno...
自由詩
5
11/12/24 0:27
せかいのぜんぶ
KとN
自由詩
3*
11/12/24 0:19
あした
シホ.N
自由詩
4
11/12/24 0:08
ソフィスティケイテッド
津久井駒彦
自由詩
3
11/12/24 0:01
プライスレス
折口也
自由詩
1
11/12/23 23:46
再会
たにい
自由詩
3*
11/12/23 23:45
坂道
杳
自由詩
3
11/12/23 23:23
俺の晩餐をやや豪華にする為に生まれてきたのなら/ジーザスの生 ...
TAT
短歌
2*
11/12/23 23:23
くちびるがむらさき
6
自由詩
4
11/12/23 22:59
大人たちの哀歌
吉岡ペペロ
自由詩
5
11/12/23 22:45
腿
草野春心
自由詩
9*
11/12/23 22:09
やわらかなこえ
佐藤章子
自由詩
5
11/12/23 22:06
お伽話 / 夢のまた夢
beebee
自由詩
17*
11/12/23 21:43
年だな
ペポパンプ
自由詩
4*
11/12/23 21:25
All we get to
〃
自由詩
2*
11/12/23 21:05
蒼と冠
木立 悟
自由詩
5
11/12/23 20:58
天井から吊された男
花形新次
自由詩
3*
11/12/23 20:06
ダークヒーロー
ただのみきや
自由詩
4*
11/12/23 19:13
真実の魂
yamada...
自由詩
0
11/12/23 18:43
白い時間は闇の中で
空中分解
自由詩
1
11/12/23 16:40
メリークリスマス
吉岡ペペロ
自由詩
5
11/12/23 16:35
隠す雪
朧月
自由詩
4
11/12/23 15:57
私はここから動かない
ジュリエット
自由詩
4
11/12/23 15:19
感じることを感じる
佐藤伊織
自由詩
1
11/12/23 14:29
ヒッグス
〃
自由詩
1
11/12/23 14:27
いつもより空は青
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
11/12/23 13:23
飛行機から、いま
宮岡絵美
自由詩
4*
11/12/23 11:41
少女の頃
夏川ゆう
短歌
2
11/12/23 8:51
青い夢
マーブル
自由詩
3
11/12/23 7:06
3195
3196
3197
3198
3199
3200
3201
3202
3203
3204
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3213
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3218
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3235
4.37sec.