飼っていた黒猫が突然行方不明
家の玄関の鍵は掛けていた
どこか窓が開いていたのか
窓から見える風景は
空っ風舞う冬景色
街路樹の葉はあらかた落ちてしまい
魚の骨の並木道
ふと見る ...
ドアを開けて、男が入ってきた。僕はその男をすんなりと迎えた。ーーーどうして僕がその男をすんなりと認めたのかはよく分からない。・・・多分、それが夢だったからだろう、と僕は思う。そう、きっとそうに違いな ...
ああよく寝た
こんなに寝たのは久しぶりだ
大きく背伸びをする
薄暗いベッドルームを抜け出し
ひんやりとした大理石の床を踏み
白い柱列を巡って神殿の外に出た
燦燦と降り注ぐ春の陽光が ...
XXは シュールと見せかけて
XXは 実はリアリストである
XXは 計算なしで泣くと想わせながら
XXは 正確な解答を知る数学者である
XXは 傷ついたのよと訴えながら
XXは 舌を ...
強く高みを掴んだ
脚に力を射して
秒速の息づかいを届けた
筋肉の震え
ハチドリの余韻
ふたごの虹
高音域を続けたのち
からだをつらぬく絹糸
歌はすべて感情から生まれ
歌はすべてあ ...
私たちは過ちを犯した
しかし、この過ちに対してとる態度が一人ひとり違うことが面白い
過ちを犯してしまったことを認め、正しい方向に転換しようと言う人
過ちを犯してしまったことは認めるが ...
君が自力通学を始めた
家のドアを開けるところから
養護学校の門をくぐるまで
たった独りで
独りっきりで
君はもう17歳なんだし
大したことはないじゃないかと
他の人は思うだろうけれど ...
生きていることは素晴らしい
生きているだけで素晴らしい
ここで呼吸して、こうして過ごせるだけで素晴らしい
ここで呼吸して、こうして過ごしてくれるだけで素晴らしい
ここで呼吸して、こうして過ごし ...
私は精神物理学博士である
本日は私が発明した自己励起システムを紹介しよう
当システムは精神に埋め込んで使用します
今朝はことのほか寒かった
少しくらいは遅れてもいいだろうと思って布団の中で ...
ぽっかりあいた
空洞は
ただ ひたすらに
まっている
「おかえりなさい」と
言う時を
夜の孤独は
しんしんと冷え
柱時計が時を刻む
ぽっかりあいた
スリッパの
空洞の ...
なんのために
歩くのか
それが死への行進であっても
もはや
退くこともできず
ただ祖國の土を踏むことだけを
夢見て
凍土を踏みしめて行く
泣く力はとうになく
乳さえ吸う力もない
赤 ...
電車に乗ってどこいくの
みんなどこかをみてる
想いめぐらせている
ちいさな箱でゆられて
りんごのようね
不揃いな私たちの人生
壊さないよに歩こ
がたがた電車は進む
ひさしぶりの渋谷文化村通りを歩く
フェルメールに会いに行くのだ
ハチ公前で待ち合わせて雑踏に紛れる
風は冷たくて肌に突き刺さる
沢山の愛や希望が行き交う街で怪しいふたりは浮いて ...
ふたりでいる
この静寂は なんだ
思い切り叩きつけて
ボクは
てから血を流しても
きっと後悔しない
涙を流すよりは
ましなのだから
世界は様々な色と形に溢れている
雑誌や広告にも様々な世界が散りばめられている
//透明な硝子板の上//
配置を考えながら切り分けてみた
淡い色と鮮やかな原色のポーズ
長 ...
酷く落ち着いて、それでいて
にわかに悲しい
夜にいます
夜に包まれています
やがて頭の中で五月蝿く論争していた鳥達も、大人しくなって
音沈まるでしょう
夜にいます
眠りにつき ...
右あし二回
ターン
左で三歩
それは
すばらしい
が
わたしには
みこすり半にしか
みえない
誕生日に
夜景とシャンパン
精子くさい
演出
おまえら
もしか ...
ホル・ホース
オインゴボインゴ
...
手を出すなといってみたところで
そもそも
なんか
おれの
ものじゃ
なかった
ので
てを
だすなと
制止する
いみが
でも
じょうぎの
かしかりとか
してたら
とめな ...
街がすっかり眠り
オリオンが西の空に瞬く夜更け
部屋の中で一人の男が
ペンを走らせている
時の経つのも忘れ
言葉にならない思いを綴る深夜に
何処からか聞こえてくる列車の音 ...
パンツ一丁のドン・キホーテは
...
まっくらな森の中で
凍りついた花を
少しずつ溶かす月の明かり
決して優しくもなく暖かくもないが
あなたのためならばと照らす
ハノサキユビサキ
ハナビラクチビル
...
雪の音を
きこうと窓に耳寄せる
ふれる冷たさが
こたえのようです
あなたの怒りがおさまるときが
春かもしれない
人の足跡が消されてく
私たちのなにかがいけなかった
そんな気 ...
産婦人科の待合室には
アヒルみたいにヨタヨタ歩く満腹の妊婦達の他にも
スーツなんか着こなして
生真面目に思いつめた石女達が列を成している
コウノトリを生け捕りし
キャベツに頭を突っ込んで
...
滞らず通わせた幸福もなく。
ODしたい気持ちだけあってビタミンCのサプリメントを飲み続ける。生きている白菜の光合成。光による何かの合成。すばらしいと思う。
蒸留酒をたらふく飲みたいなと思ってる ...
言葉はいつでも空回り
本当に届くのは一握り
悩み悩んで一回り
難しいことは浮かばないな
山手線の外回り
満員の電車で大あくび
一発逆転求めてる
そんなに上手くはいかない ...
まめをたべすぎると
はなぢがでるって
しってる?
ぼくはきょう
がっこうで
まめまきのじゅんびしてたら
はなぢのにおいがしたんだ
はなをおさえたけれど
はなぢはでて ...
ゆきのしたに
ねむっているのは
だれか
ゆきがつもると
さくもつがよくそだつと
そぼがいった
ゆきのしたには
おばあちゃんが
ねむっている
むらさきにしずむみずうみの
せをはしるあめのかげは
せつなのおもいつなぐための
ひびわれのなかにひかる ...
あ が揺らいでいる
あなたの ○だ
あ は 風かも
しれない
あ が涙流している
あなたの △だ
あ は いつだって あ
であるし ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
鏡の中の猫
……とある蛙
自由詩
24*
12/2/2 18:31
反転した世界ーーー夢
yamada...
散文(批評...
0
12/2/2 14:50
夢の中で起きる夢
たにい
自由詩
2
12/2/2 14:30
XX
HAL
自由詩
9
12/2/2 14:22
ひかりと歌とふたごの虹
たちばなまこ...
自由詩
23*
12/2/2 13:35
みんなで考えよう
ぐりーん
自由詩
0
12/2/2 12:25
小さな旅立ち
花形新次
自由詩
7*
12/2/2 12:03
生きていることは素晴らしい
komase...
自由詩
1*
12/2/2 11:58
新発明
たにい
自由詩
1
12/2/2 11:13
空洞
そらの珊瑚
自由詩
8*
12/2/2 10:52
チチハルからの渡り鳥
〃
自由詩
10*
12/2/2 9:32
りんご電車
朧月
自由詩
2
12/2/2 9:24
109
梅昆布茶
自由詩
11
12/2/2 7:16
冬の午後
風音
自由詩
2
12/2/2 5:27
アフロにヒキ/ヒキコモる
アラガイs
自由詩
9*
12/2/2 4:05
夜の中
宵色
自由詩
1
12/2/2 1:08
みこすり半
はるな
自由詩
3
12/2/2 0:51
ジョジョ大好き芸人
TAT
短歌
1
12/2/2 0:14
俺の○○に手を出すな
6
自由詩
4
12/2/2 0:12
ある真夜中のポエジー
服部 剛
自由詩
5+
12/2/1 23:59
魔界村
TAT
自由詩
0
12/2/1 23:50
月のミゾレ
灰泥軽茶
自由詩
4*
12/2/1 23:46
雪の音
朧月
自由詩
2
12/2/1 22:50
永久凍土のバーゲンセール
salco
自由詩
5*
12/2/1 22:42
わからないけど過剰
榊 慧
散文(批評...
1
12/2/1 21:54
It's my life!!
1486 1...
自由詩
2
12/2/1 21:53
白い爆撃
小川 葉
自由詩
3
12/2/1 21:33
眠る命
〃
自由詩
3
12/2/1 21:31
『むらさきにしずむ』
あおい満月
自由詩
4*
12/2/1 20:50
あ
草野大悟
自由詩
3*
12/2/1 20:44
3161
3162
3163
3164
3165
3166
3167
3168
3169
3170
3171
3172
3173
3174
3175
3176
3177
3178
3179
3180
3181
3182
3183
3184
3185
3186
3187
3188
3189
3190
3191
3192
3193
3194
3195
3196
3197
3198
3199
3200
3201
5.67sec.