ぼくは頭がいいから
頭でひとと別れられる
ぼくと確かめ合うと寂しくなるなら
ぼくを捨て生きる練習をすればいい
ぼくも練習を開始する
ぼくは頭がいいから
そういう気持ちを重ねてゆく
ぼく ...
その鳥は雛のとき
父鳥を失った
母鳥は餌を獲りにいく
父鳥の役割と
雛を護る母鳥の役割を
こなさなければ
ならなくなった
母鳥が餌を獲りに
巣を離れているときが
三羽の雛にとって ...
除雪車に
ウチの可愛い雪だるまが拐われました
深夜2時(25時58分)の出来事
私は裸足で追いかけた
100m 200m 辿り着いた近所の川
無惨な姿で発見されました
可愛いウ ...
私がいるのは、
自ら吐いた
柔らかな絹糸で
紡いだ世界の中
境界線はカーヴを描き
命のように
絶えず呼吸している
薄闇は平安を呼び
孤独は瞑想をくれる
ひきこもりにな ...
空よ あなたは何者ですか? 満ち足りた時は美しく 哀しい時には より美しい
なぜだろう 雨も涙も透明なのに青く塗ってみたくなるのは
何もかも捨てたくなって空に投げ 落ちてくるまで こ ...
わたし、被害者です
わたし、加害者です
その人、被害者です
その人、加害者です
君、被害者です
君、加害者です
あの子、被害者です
あの子、加害者です
...
勝者と敗者の間に
三角定規で線を引く
本物と偽物の間に
フリーハンドで線を引く
好きと嫌いの間に
眉間で線を引く
面白いと面白くないの間に
口角で線を引く
瞬きする ...
ぼく人間やねん
神様めざしてる人間やねん
それが創作の、妄想の原点やねん
辛いことも
苦しいことも
孤独も
虚しさも
ぜんぶ飲み込んで
それでもひと ...
想い出って佳いものだね
そのなかに住むひとたちは
みんな若いままだ 誰も歳をとらない
馬鹿な想い出だってあるけどね
でも いまなら笑って想い出せる
それぞれにひとはいったい
どのく ...
何年か前に 詩の勉強にと思って買った
一万円くらいした 尾形亀之助の詩集が
いいのか悪いのか いまだにわからない
この詩集を背負って 紐でしっかり固定させて
断崖絶壁か ...
朝どこかで
読経の声がする
一日のはじまりの
静かの時間に
慎ましやかな叫びが
聞こえてくるのだ
明日への祈りや過去への懺悔
今を強化し越えてゆこうとする ...
昭和二十年八月六日午前八時十五分
ヒロシマは地獄と化した
おなかのなかで泳いでいた名もない 胎児
三輪車に乗って遊んでいた あやちゃん
竹の物干し竿に洗濯ものを広げていた 母さん
ア ...
ぼくを遠ざけ
じぶんを守ろうとする
愛しいひとよ
ぼくは自分を
守らない事であなたを
愛そうと思う
それしかないから
それがあるから
頑張るんだ
...
近づいてくる
蒼い窓をそっと開けた
大きく深呼吸しろ
わるいものばかり喰っているから
朝の空気が一番の栄養なんだ
瑠璃色が
微弱な電流を絶って不明になる
そのことがわたしのこころを危うくする、
馬鹿げたことだと思うけれど
わたしは時間について
なにもわからなくなってしまったのだ
瑠 ...
花がやわらかに息を吐き
夜明けの雨に凍えても
時は鳴りやまない
まつ毛のさきにふれる空は透けて
彗星のように種が流れていく
肌にすべる水滴にくちづけ
花びらを射ち落として
雨は死 ...
冷却用ファンの駆動音がとても耳障りだ。
滑り込んだまま息を止めた羽虫のざわめき。
そして鼓膜に貼りついた薄笑い、
揺れる蛍光灯に磨耗していく孤独。
羽虫はまたそこに集まって、
わたしの目に、 ...
さあイクんだ
(それにイカせるんだ)
その顔を上下させて
新しいテクニックなんか
特に必要ない
昔ながらのやり方でいい
初めて知った中学二年生の
あの時の衝撃を忘れずに
マンネリだなん ...
暗い夜には
一羽の鳥がやってきて
私の口に潜り込むと
枝を使って舌根の辺りに巣を作り
数個の卵を産みつけ飛び去ってゆく
朝、私の舌で
殻を破 ...
くそーっ、ムラムラしても何もできないなんて。
...
レモンの色のオレンジ・パーク
夢中で羽ばたいていた
風の噂にたなびいていた
オレンジ色のレモンのTシャツ
ハグとキスは降り注ぐ
ビルとベルの調べは泳ぐ
少年少女は前髪を気にして
ある ...
眩しい日差しのなか
どぎまぎしながら
こんにちは
あの日の夕立
相合い傘
薄明かりの下きつねさん
公園お散歩
お酒にお昼寝
お絵かき
体温
覚えてる?
思い出は
少 ...
落とせ落とせ
千年の井戸へ
滾々たる湧水の
骨を斬る清明に
落とせ落とせ
お前の孤独
それに語らすな
波紋に語らせよ
波紋を読ましめよ
寒いのは苦手です
そう言っておきながら
実は
冬になると 妙に心が安らぐのです
夏の太陽は
いつでも元気いっぱいで
近くに居すぎると
私の中の水分が蒸発していくのが
わかります
...
妖精サイズの封筒に
雨模様のぼたん
さぐり打つ鍵かけて
差し出そうとする腕をほどき忘れている
ちらちらと縫う
意識の合間、四辺形の薄明かり
落ちた視力にささる脈動星
猫を
弾い ...
三十五歳になったから これからは太い声の男になろう
ドラム缶から 人食い人種がリンボーダンスを踊りながら出てくるみたいな
太い声で
だったら仕事もはかどるだろうな
...
抜け殻が風にそよいで、色あせてゆく毛皮からたましいがでたりはいったりする。
水たまりのわだちでのぼりたての太陽がぼんやりと揺れて。
ラテの涙は鼻水と一緒に出ていたのでカローラを路肩によせて鼻をかむ ...
わに
ヘラジカ
アルマジロ
アザラシ
キジ
二匹のりす
コブラ対マングース
むささび
剥製たちの焦点のあわない目玉。
宇宙の銀河がもやもやしているところ。
なるべくラブリーなトーン ...
さっきぶつかった振動でストーブがきえてしまった。
やわらかいひかりにてらされる指先をキーボードの上に。
ラテはツイッターをみながらチャイをのんでる。
諏訪とラテは20年以上のつきあいだが、つ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
頭とこころ
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
12/1/21 17:49
鳥の歌
HAL
自由詩
3
12/1/21 17:31
救出作戦失敗のお知らせ
徘徊メガネ
自由詩
9*
12/1/21 16:27
繭
そらの珊瑚
自由詩
5*
12/1/21 15:35
洗濯日和
〃
短歌
11*
12/1/21 15:20
被害加害者
komase...
自由詩
0+*
12/1/21 14:01
線を引く
nonya
自由詩
28*
12/1/21 13:49
原点
吉岡ペペロ
自由詩
2
12/1/21 12:32
お大事に
HAL
自由詩
2
12/1/21 12:23
子守唄
八男(はちお...
自由詩
1
12/1/21 11:29
美しい大作戦
吉岡ペペロ
自由詩
3
12/1/21 10:24
折り鶴
そらの珊瑚
自由詩
9*
12/1/21 9:37
頑張るんだ
吉岡ペペロ
自由詩
3
12/1/21 8:46
朝の風
アラガイs
自由詩
5*
12/1/21 7:01
瑠璃色
ブロッコリー...
自由詩
9*
12/1/21 2:42
アルストロメリア
古代 透
自由詩
5*
12/1/21 2:36
沈黙
ブロッコリー...
自由詩
3*
12/1/21 1:55
銀河劣情999999
花形新次
自由詩
4*
12/1/21 1:17
雛
草野春心
自由詩
11*
12/1/21 0:45
写真を見てひとことvol.24
花形新次
携帯写真+...
2*
12/1/20 23:56
浅井健一
TAT
自由詩
1
12/1/20 23:25
スポット・ライト (改題)
茶殻
自由詩
0
12/1/20 23:21
ねぇ。
こころゆくま...
自由詩
2
12/1/20 23:10
駄作
salco
自由詩
6*
12/1/20 22:55
冬眠
そらの珊瑚
自由詩
7*
12/1/20 22:32
手紙
理来
自由詩
7*
12/1/20 22:17
抱負
八男(はちお...
自由詩
2
12/1/20 19:41
ハッピーエンド/3
モリマサ公
散文(批評...
1
12/1/20 19:19
ハッピーエンド/2
〃
散文(批評...
1
12/1/20 19:18
ハッピーエンド/1
〃
散文(批評...
0
12/1/20 19:17
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3184
3185
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3187
3188
3189
3190
3191
3192
3193
3194
3195
3196
3197
3198
3199
3200
3201
加筆訂正:
瑠璃色
/
ブロッコリーマン
[12/1/21 2:43]
改題。
手紙
/
理来
[12/1/20 22:56]
一連目、三連目、四連目の最終行、訂正しました。
4.9sec.