故郷の駅舎のひさし燕の子
ツバメ飛ぶや水たまりに映る空青し
白いシャツ 黒いスカート ツバメ女史
相変わらず定まった向きで沈む
僕を含めた人々の群れが
溺れもせずに器用に進む
東京では何処も見慣れた世界
誰かの痕跡が消えていること ...
私もう、
人生に期待するのやめたんです。
いつの言葉だったろう
それを口にした時代は
あの時の気持ちは決して
ネガティブでもないし
ポジティブでもなかった
ただニュートラ ...
わたしM子
様々な姿を見せるけど
青空は一番好き
実は八等身でフリーのモデル
いま就活中だけど、自尊心だけは高いのよね 。
試しに一時間だけプラカード下げて立っていたら(ほらほら) ...
夏の海辺で一人歩いていると
一人の少女の死骸が発見される
そんな事からミステリーは始まり
ミステリーは悲劇の結末に終わる
結末の後にはまた日常がやってきて
俺はまた何見ると ...
少女は死に
青年は死に
おっさんは死に
老人は死ぬ
青年実業家は死に
中間管理職は死に
ニートとフリーターは死に
王侯貴族も漏れなく死ぬ
蟻は死に
蜂は死に
...
今日は雨に濡れ
明日は雨に濡れ
昨日も雨に濡れる
俺は雨に濡れ
人々は雨に濡れ
犬も猫も雨に濡れる
木小屋は雨に濡れ
マンションも雨に濡れ
家屋という家屋
全てのもの ...
「ヘクセンハウスってなぁに?」
「ん。 お菓子のオウチ。」
そんな会話で始まって
笑顔で 過ごす クリスマス☆
星型のツリーは 無いの
空を 見上げたら
きっと あなたに 会えるか ...
ひとはだれでも忘れられていく
忘れないでと言われても
忘れないと誓っても
最初はその顔も憶えていたのに
少しずつ歳月が流れると
時の鑢に削られていくように
顔立ちは輪郭だけになり
...
1.田村隆一詩集
四千の日と夜
一篇の詩が生れるためには、
われわれは殺さなければならない
多くのものを殺さなければならない
多くの愛するものを射殺し、暗殺し、毒殺するのだ
見 ...
僕のおじいちゃんはまだ子どもの頃
僕のおばあちゃんと結婚するんだと
何度も言い張って聞きませんでした。
そんな身勝手なおじいちゃんだけど
おばあちゃんは決して嫌がらなくて
ぜひ結婚し ...
僕は何も知らないという事実だけが
僕には 理解できる事実なのかも知れなかった
早朝の街のビルの影をたどっていく
遠い過去の自分の姿だけがやけにはっきりとしていた
それは 一体 なぜだろう
...
新しいと呼ばれる表現はもう古い。古い物こそが、新しいのだ。最古の部類にはいるようなエジプトの棺を先日ブリジストン美術館で見た。それは古いとか新しいを超えた鋭さを持っていた。新しいものは、最古のもの ...
鳥の恋花粉の蜂鳥丸まりて睡る
蛇呑む棘の露草の水辺
遅き時計早き時計を追ふ
免罪符掲ぐ奇跡の
十字架に刺疵
暗殺の基督
生まれなき絶望をして死せり
レマ・サバクタリと叫び ...
安インク零して新聞紙の痣の上に蟻の集れる蜂蜜の匙
商工会議所の椅子に花籠置きてゐなくなり老婆は前世紀の夢を見む
葡萄樹に月光の降注ぎ汝との離別蝶が飛びて眸に呑まれゆく
引き裂 ...
なにもかも
粉砕
ナイフでは永久に
無理な救いと
手を
つないでいた
椎間板を守りながら飛ぶ
ポリゴンの鳥が
ひきずりだした
わたしたちの赤い国旗
万歳 ...
雨脚が近づいてくるように予感があなたを誘う
ときめきじゃなくやって来て、互いに踝を確かめ合うの
小さな小銭は持たない
それ以上詮索はしない
寄り道をするように、濡れた肌の一滴を舐めあうだけ ...
Aは今日も黒い服から白く細い病的な腕を出していた。私は笑顔を作りつつうんざりした。痩せている彼女に黒は似合わない。さらに細身に見えてしまうからだ。それに彼女ときたらいつも乾燥性のフケを肩に落としてい ...
はかせごうが
あたって
がくいが
なんあのかというと
がくじゅつはかせ
ププリープキュンマーはかせ
てきすとまいにんぐで
はかせ
ププリープキュンマーはかせ
ねこが
あるいてい ...
あなたを愛していた
でもあなたの言葉を聞いてでたのは
涙じゃなく深い深いため息だけだった
壊れることも凍ることもなく
ただ終わったのねと瞳を閉じた
とっくに愛は2人の間から消えてい ...
すこやかな眠りのなかにいる
夜に沈みゆく胸の中
あたたかいよどみが根を張っている
迫りくる楽園の音
その手はつめたく喉にのびて
まだ、いつまでも、と言う
そうやって歩きつづけて
...
コンビニの仕事の至福の時間は廃棄デザートを漁る瞬間にある。早朝出勤の寝ぼけ眼から仕事に入る間の甘味の大人食いは長い一日の始まりに相応しい。
◇
「お客様、ちなみにどれくらいの時間煮 ...
ひっきりなしに立ち上る
煙草の煙に紛れ込む空想と
時々聞こえる水滴の音
一日の終わりの最後に
どうしても会いたい人の面影
時計の針が刻む
一瞬の ...
けんきゅうしつで
こうはいどうしが
いがみあっていて
でも
じぶんは
よそものだから
ちゅうさいできないていうか
ほんとうは
じんかくが
あれば
できるけど
ないからできない ...
千切れかけた夜に流れる月が未練する
(月をハート型にくり抜いた夜貴方と)
君の面影が遠い空の飛行機雲に乗って
(寄り添う私は無言の約束)
初恋は通り雨のように虹 ...
こんな時代だからこそ
手紙を書こう
メルアドに送信とか
...
地獄にも
...
71
右手に吹いた風が
左手に届く
200CCの献血
等級の低い列車で
ここまで来た
会議が始まる
72
プラスチックの空
消し忘れた電線の跡
眠るだけ眠ると ...
日差しだけが強くて涼しげだった
まだ朝のような夕方
木々の緑は身を揺らせて
一日じゅう空は青のままだった
ぼくは泣きたいほど懐かしかった
ひかりがひかりだけになっていた
それいがい
僕等 ...
それが単純な答えなら、
「愛などない」
それが単純な答えなら、ぼくはラズベリーになろう
それも間違いないさ。
わすれてみよう
涙ぐんだ水晶にそっと白い布を掛ける。
死ん ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
つばめ
つむじまがり
俳句
3*
12/6/27 16:40
滑走
中山 マキ
自由詩
4
12/6/27 16:29
雨ざらし
Seia
自由詩
1
12/6/27 15:59
婚活なし就活中
アラガイs
自由詩
9+*
12/6/27 14:50
夏の海辺で
yamada...
自由詩
3
12/6/27 9:48
一つの溜息
〃
自由詩
1
12/6/27 9:47
明日への雨
〃
自由詩
3
12/6/27 9:47
イチゴ革命
藤鈴呼
自由詩
3*
12/6/27 8:46
忘却
HAL
自由詩
6*
12/6/27 5:15
田村隆一詩集 現代詩文庫を読む
葉leaf
散文(批評...
7*
12/6/27 4:16
星を眺めること
ブルース瀬戸...
自由詩
6*
12/6/27 2:13
一人でハチ公前
番田
自由詩
2
12/6/27 2:03
自分が感じていること
〃
自由詩
0
12/6/27 1:58
無題
高濱
短歌
2
12/6/27 1:55
安インク氏の独白
〃
短歌
0
12/6/27 1:53
シノハネ
平井容子
自由詩
13
12/6/27 0:51
密やかに蛾は待ち続け
アラガイs
自由詩
4*
12/6/27 0:46
腐れ縁
ブルーベリー
散文(批評...
0
12/6/27 0:27
ププリープキュンマー博士
6
自由詩
1
12/6/26 22:56
END
文字綴り屋 ...
自由詩
1*
12/6/26 22:43
いきつくところ
白詰ちゅか
自由詩
3
12/6/26 22:20
クレーム
マクベス
自由詩
2
12/6/26 22:16
面影
永乃ゆち
自由詩
3*
12/6/26 22:04
チョールヌイイ O
6
自由詩
1
12/6/26 22:00
夢幻
永乃ゆち
自由詩
6+*
12/6/26 21:41
封書の手紙で『愛してる』
TAT
自由詩
0
12/6/26 21:17
床屋の鏡に灰色の男が書いた方程式
〃
短歌
0
12/6/26 20:24
「その海から」(71〜80)
たもつ
自由詩
6
12/6/26 19:35
本当の自由
吉岡ペペロ
携帯写真+...
5
12/6/26 17:35
20120624Sun
榊 慧
自由詩
6
12/6/26 17:09
3036
3037
3038
3039
3040
3041
3042
3043
3044
3045
3046
3047
3048
3049
3050
3051
3052
3053
3054
3055
3056
3057
3058
3059
3060
3061
3062
3063
3064
3065
3066
3067
3068
3069
3070
3071
3072
3073
3074
3075
3076
加筆訂正:
造花のブーケ
/
kawa
[12/6/26 22:41]
20120626加筆修正
6.25sec.