死にたいと思った
なぜだろう
僕に 仕事ができないことが
周りにはなんでもないことである気がする
夜のどこかで 酒をあおりながら
あの世の世界に 思いを巡らせた

詩を書いていた
...
日が長くなるにつれ、ぼくの寿命はちぢみ、
日が短くなるにつれ、ぼくの寿命は延びる。


「なんだこれ、なぞなぞ?」
「いや、なんとなくの感覚です。」
世界が滅びたその時は
きっと美しいだろう
現在とはその一瞬のための
長大な積み重ねの事
人々の不安も文句も やがては
神の花火となって散るだろうさ
その時、宇宙の犬はそいつを見て
「ワン ...
夜の果てで
俺は俺の孤独を叩き付ける
俺はこの世に存在しない
友人も恋人も家族もいない
ただ、この世の中に埋め込まれて
機械以下の生活を送っているのが俺ーーー
できなければ叩きのめされ、で ...
部室から下宿街に抜ける道には

小川が流れていた

少し生意気で

先輩とだけうまくやっている風のあいつと

はじめてそこで喋った

あいつはホタルを探しながら歩いていた

こ ...
  不器用な今日の夕陽が
  きみの頬を無防備に照らしてる
  絵に映える出来事もなく
  通り一遍の言葉ばかりで、また
  僕たちはサヨナラを示そうとしてる
  駅へと寄せる賑やか ...
きっと心の奥底で
何かが弾けた

ビッグバン

それはひとつの災害でした

まだ不確かな感情は
濃密で
情熱的で

少し偏った

不透明な愛でした



膨張してゆく ...
モナコ辺りのシンデレラ
リモで手を振るみんなのディーヴァ
バーゲン漁りをせずに済む
女が幸運なのかは知らない
尻の軽い女だって?
ここには沢山いるからねぇ
パリスヒルトンのバカづらも
ノ ...
誰も知らない
メールアドレスの
受信ボタンを
押す

一方向の通信
新芽が風にゆれ
幹を雨がつたい
葉を透明に照らす
枯れ散り重なり舞い
枝は背に雪を積む
折り畳んだ歳月
里にくだると
花の咲く共同湯がある



音をなす早瀬の
そのほとりで 今は、椿がさきほこり
三ぶ咲きの桜たちが 
うらやましそうに 見おろしている



昼間から入りにくるの ...
二次元の日々は綱渡りですわ
それぢゃ曲芸が出来て幸せですね
そうぢゃないですよ

雑用の時間がやけに短くって
  有用の空間はだだっ広いんですょ
つまり期待する時間のなんと長い事
    ...
銀河のほとりの
ちいさな一途


ひとつ
ふたつ、と
確かめあうのは

些細なことに
すがるぬくもり



もう、
離ればなれには
なれないや

っていう告白は ...
よのなかには
できることと
できないことがある

そのこともしらずに
あなたは
できるはずだと
バスをうんてんした(させた)

あなたができることは
あんがいひとには
...
愛という甘美な束縛に身をゆだねることで
ひとはみずからくるしみを選ぶのかもしれない

虚ろな自由よりは五感を満たす快楽が
存在の証となることを
本能的に知っているのかもしれない

国が侵 ...
きみの涙は
あたたかかったから、

時間はけっして
冷たくなんか
ないね


願いも祈りも
こわれもの

そうでなければ
未来のすべては意味をうしなう


昨日も ...
ぼくの精神にプラスチックのねじが
差し挟まっている。
それは青い電飾と呼応して
毎晩ぼくにあいさつをする。
垂直に聖なるものが地に倒され
狼の声を聴いている
流木がふちどる
真昼の路


終わりは来ない
そんな終わりが
もうひとつのはじまりまで
つづく


木の根元か ...
... 「冷静になると
 一体何やってんだ」
気を取り直し
シックスナイン



敏感な
裏筋だけが
友だった
シャワー室
青春迸る




暇そうで
元気なジジイを召集し
...
今日はなに話そうか

そうだねえ
知ってる人は知ってるだろうけど
変なことがある
ビッグバンのとき
なんて気軽に使う言葉
ちっともわかちゃいないけど

そのとき極小のところに
極大 ...
 
 
都会のカラスが都会を飛ぶ
そして都会の彼女は
赤いハイヒールで
都会を軽やかに歩く
空が飛べないのはきっと
背中の羽が邪魔だから

そんな彼女は
首がない、ただそれだけで
...
「愛してる」

簡単じゃないはずなのに
誰もが街なかでささやきあっている

君だけを
このひろい世界を




勘違いしてしまうのかな

束縛されたく無いはずなのに
相手 ...
雨は成す

雨の景色の成す処まで 見慣れた面食わない 雨の成す午後

雨季の助走かい 気を害すことのない成す雨よ

雨師 複式呼吸かい その前ぶれは 焦らしと異なる きめ細かい心配り

...
家族が寝静まった夜には
そっと家を抜け出し
生と死の狭間で
命についての哲学的思想を弄んでみる

死にたい私と
生きていたい誰かが
相容れない思考の中で
哀しい悲鳴をあげている
世の ...
彼女を少しと呼ぼう

細い、細い煙草を吸っていた
私が知るそれより一回りも細い煙草
少しはそれに相応しい指を持っていた

私たちはジンとコーラと煙草があればどこでも幸福だった
いたずらに ...

菜の花
沈丁花

はかない花も
手折ってたおやか


のげし
たんぽぽ
からすのえんどう

強い土草
綿毛がわたる


れんげ
もくれん
三色すみれ

...
街全体がさみどりの煙のなかにあるようだった。

煙が目にしみる。

街道に木々がつらなっている。

そこには生まれたばかりの新緑が散らばっている。

この柔らかな色彩。

時間がま ...
背の高い木々が新緑の煙を纏っている

その早緑には鉱物の冷たさと

生き物の水気が同居している

この街は空襲で焼け野原になった

そして木々と昔ながらの街並みと

広い道路によって再生された

この ...
年商3.7ミリオンユーロの鉄工所の親父は

彼自身がマイスターの資格をみっつ持っている

品質、納期、価格、そしてマイスターのブランドを武器に

大小100社の顧客のコアパーツを21人で製造している
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
寂しい言葉と番田 自由詩512/5/1 2:01
夕闇さんゆうと自由詩212/5/1 0:52
宇宙の犬yamada...自由詩412/5/1 0:26
世界が消える日まで自由詩212/5/1 0:15
ホタルの小川吉岡ペペロ自由詩312/4/30 23:55
ポエム草野春心自由詩8*12/4/30 23:54
ビッグバン宇宙論ちゃむ自由詩712/4/30 23:33
ダウンタウンBoogie-woogiesalco自由詩5*12/4/30 23:15
mail tomizuno...自由詩012/4/30 23:04
wisp自由詩212/4/30 22:47
椿の湯月乃助自由詩11*12/4/30 21:50
光のサウンド(二)信天翁自由詩212/4/30 21:31
祝婚歌千波 一也自由詩2*12/4/30 21:27
できないことは、できないといえばいいのに、それでは生きていけ ...小川 葉自由詩612/4/30 21:17
卒業梅昆布茶自由詩13+12/4/30 21:16
千波 一也自由詩2*12/4/30 21:12
ソケット・ソネット高原漣自由詩312/4/30 20:46
ふるえ ながれ木立 悟自由詩512/4/30 20:17
明治ブルガリアヨーグルトTAT短歌012/4/30 19:51
変態短歌27花形新次短歌012/4/30 19:47
再生工場木原東子自由詩16*12/4/30 19:32
首男(三)たもつ自由詩512/4/30 19:07
Raindrops(ちぎるひと)恋月 ぴの自由詩28*12/4/30 18:51
雨師の成す雨朝焼彩茜色自由詩2*12/4/30 18:40
自己満足無限上昇のカ...自由詩512/4/30 18:27
少しと少し前の話石川チヨコ自由詩512/4/30 17:54
花色風シホ.N自由詩112/4/30 16:47
煙が目にしみる吉岡ペペロ自由詩612/4/30 16:09
緑のなかの都市携帯写真+...112/4/30 16:08
マイスターたちの系譜携帯写真+...212/4/30 16:07

Home 戻る 最新へ 次へ
3034 3035 3036 3037 3038 3039 3040 3041 3042 3043 3044 3045 3046 3047 3048 3049 3050 3051 3052 3053 3054 3055 3056 3057 3058 3059 3060 3061 3062 3063 3064 3065 3066 3067 3068 3069 3070 3071 3072 3073 3074 
4.64sec.