大きな声で叫んでいると
段々、自分がしぼんで遂には消えてしまう
一人、沈黙していると
再び僕が現れて蘇った
世界は大いなる言語に包まれて
それ故、人はどこにもいない
・・・僕は君の素顔が見 ...
メディア主体の生き様に、突然やって来てもらっても困る
しかし準備はまだ一向に整ってはいない
限りない人類の欲望に、どうやら死神様は理由が付くほど忙しいらしい
死ななければならないはずのおとこ ...
もし私が神様ならば
即刻全ての原発を廃炉にするのだが
残念ながら神様ではないだけに
小石を一個一個積み重ねるような
小さな行動をとるしかない
やがてそれがケルンになり
山となることを信 ...
野田佳彦 殿
枝野幸男 殿
今年も桜が咲き、散り退いています。
また来年もここで咲くでしょう。
しかし、桜は見事に咲いても
そこが「立入禁止区域」になる場合もあるのが
私 ...
人を愛すること
愛の形には
人それぞれ
色んな形が
あると思う
作家の三浦綾子さんは
『人を本当に
愛するという事は
その人が一人で
居ても生きていける
ようにすること』
...
それはすぐにわかった
マンチカンは死んでいた
わたしはあたしによりそって
あたしはあなたのもとへ
わたしはひとりですなあそび
油圧式の義手はゆっくりと弛緩
与圧室の医師はただただ遺 ...
大輪の花の引力凄まじい朝の雫が静かに落ちる
桜咲く微かな音が気になったピンクのものによく出逢う今日
咲く花は弱さと強さ兼ね備え朝霧に濡れ潤いが増す
児童館利用する人減ってきた遊 ...
一緒に生まれてきたはずなのに
生きていた痕跡が何ひとつ残っていない
私と同じ遺伝子を持つ {ルビ方割れ=かたわ}
誰の脳裏にも浮かぶことのない
母が亡くなった 今は……
私だけが知っている ...
犬の足が血にまみれてた。
うさぎの目が見えへんくなった。
ネズミから耳が生えた。
猫が子供を産んで殺された。
みんな人間に夢中だから
なんにもできないんや。
...
春のど真ん中
世は宴の真っ最中
桜前線は北上し
人々を巻き込んで
私を巻き込んで
妖気をただよわせた儚い花は
時に人を惑わせる
私は次元を踏みはずし
あなたと少し近 ...
顔が歪む
身体的な苦痛にではない
眉間の皺が深くなる
掌がこめかみを打ちつける
何度も繰り返して
それでも
身体的な苦痛などではない
これは解放なのだ
もっと上位の苦しみから逃れるため ...
まるで、舌なめずりのように生きた彼女は
東京の隅の方に好んで住んだ
茶色くて背の高いルームランプと
うぐいす色のカーテンの側で
彼女の歌に返るものは
目の前の壁が、低く唸る声 ...
真夜中3時の夜風をスプーンで掬う 鳥の意識のように白い
力つきた鼠になって 虹色の夜をまだ信じているんだろう
かすかに触れる月の落ちる音が
僕をいっそう奮い立たせては
深い微睡みの湖に映 ...
音もなく流れる疎水路に
しだれる桜
雨が降り風が吹き
もう間もなく散っていく
音もなく流れる桜の花びら
ゆっくりゆっくり流れてゆくから
一枚一枚数えながら
スローモーションの ...
静かにあなたを愛していたい
決してはげしくじゃなく
そっとあなたを愛していきたい
愛に力などをこめずに
ぼくはあなたを抱きしめたい
そのときあなたの好きな
ディオリッシモの香りにぼ ...
彼はハトムネを二羽飼っています
以前彼はハトの形をした
クッキーを作る工場で働いていました
或る日彼は眠くてたまらずたまらず
たくさんのハトの形をしたクッキーが流れる
ベルトコンベアーに ...
毛布の中で
顔をうずめた
汗と熱のこもっ ...
仕事を辞めたら楽になれるさ
そうだ
かわいい子供に戻れる
僕は誰のことも好きでいられた
ひらり
はらり
風に舞い
アスファルトを埋め尽くす
薄桃の花びら
陽の光りが白く
私の頬をかすめて
もう緑に変わる枝から
ひらり
はらりと
落ちていき
靴とタイヤと雨に打たれ
...
白いものがまじってさ
だんだんそれが増えてきて
やがてまっ白になるまで
きみを見ていた ...
一
野田君
最近
君のことが
少しだけども
解って来たよ
君には随分
嫌味なことも言われたけどね
そもそも最初の訪問からして
ケチのつき初め
だったん ...
やってこなかった希望も
待てなかった想いも
諦めなかった夢も
綺麗な青春のように留められたなら良かった
公園のベンチから眺めた子供達のように
サンタクロースを信じたあの頃のように
...
打電した 文字の 拡散、
光 満ち溢れ 三日月を 照らす
サラバ
その光は やはりLEDで 眩いばかりか
放電しなければ ならないくらい
強い光なのか
称え給え 拾うのは 電 ...
インターホンの向こう
奥さんの返答が聞き取れなくなる
営業妨害の嫌なサイレンだ
気がつけば風にのって煙の臭いが満ちてくる
ますますサイレンが近づいて来た
火事だ!
道路向か ...
俺のミサイルの飛行距離は
全盛期の半分ぐらいしかないので
もうフィリピン沖までは飛びそうもないけれど
フィリピンの女の尻を見れば
まだまだ発射ぐらいはできるはずだから
明日土浦の川沿いにある ...
カネ。
青い空にやわらかに花びらを開いた桜は
はち切れそうに元気いっぱい咲くタンポポは
恥ずかしそうにうつむきかげんに咲く水仙は
何を思ってそこにいるのだろう
ご主人に連れられ散歩する犬は
塀の ...
薄い月明かりと静寂の夜
シーツの海に 揺らぐ
僕だけが知ってる 露われる姿態を
美しい と抱き締めてあげる
呼吸の心配は要らない
僕の酸素をあげる
脚なんて絡みとるか ...
湿った空気
それはイメージだけのもの
なのかもしれない
けれど好きなんだ
曇り空のもと
太陽を見失ったまま生きている
それでも十分すぎるくらい
明るいのが不思議で
どこから来る ...
スコップの目覚まし時計
雪が情熱で溶けるのは冬
つける薬を 欲しがるのは春
わびる氷 くびれ揺れる水のフレア
に 後ろ手で そくっと映し見る
白く なだけはなれなかった
夜 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
君の素顔
yamada...
自由詩
3
12/4/16 16:40
再生捕囚
アラガイs
自由詩
2*
12/4/16 15:51
もし私が・・・
蒲生万寿
自由詩
0*
12/4/16 15:10
葉書
〃
自由詩
1*
12/4/16 15:07
愛すること
清風三日月
自由詩
2
12/4/16 14:31
スペルマ・カウンタック
はたらくくる...
自由詩
2*
12/4/16 14:01
朝の雫
夏川ゆう
短歌
1
12/4/16 13:18
【 ペルソナ 】
泡沫恋歌
自由詩
20*
12/4/16 11:37
今日のこと
晝
自由詩
4
12/4/16 10:22
この春も、次の春も
wako
自由詩
5*
12/4/16 9:31
心ここに在り
marux2
自由詩
6*
12/4/16 8:49
生者の行進
山中 烏流
自由詩
5*
12/4/16 6:05
真夜中3時の夜風をスプーンで掬う
マーブル
自由詩
5*
12/4/16 4:36
琵琶湖疏水しだれ桜
灰泥軽茶
自由詩
8*
12/4/16 4:04
口づけ
HAL
自由詩
6*
12/4/16 3:45
ハトムネの胸騒ぎ
灰泥軽茶
自由詩
11*
12/4/16 3:31
背骨と小犬
石田とわ
自由詩
8*
12/4/16 3:05
アイドルだった僕
番田
自由詩
0
12/4/16 2:57
散り
marux2
自由詩
0*
12/4/16 2:45
風のなかで
石田とわ
自由詩
7*
12/4/16 1:37
リボルバー
藪木二郎
自由詩
1
12/4/16 1:04
約束
Schr&a...
自由詩
2
12/4/16 0:47
三角柱
藤鈴呼
自由詩
2*
12/4/16 0:39
その笑顔が忘れられなくて
ただのみきや
自由詩
14*
12/4/16 0:07
ミサイル考
花形新次
自由詩
0
12/4/16 0:00
今日の独り言 20120415
A-29
自由詩
0*
12/4/15 23:47
心
わすれな草
自由詩
5*
12/4/15 23:31
セックス症候群
愛心
自由詩
6
12/4/15 23:26
曇り空の空気感
kauzak
自由詩
7*
12/4/15 23:16
クロッカス
砂木
自由詩
12*
12/4/15 23:14
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3070
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3073
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3075
3076
3077
3078
3079
3080
3081
3082
3083
3084
3085
3086
3087
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3089
3090
3091
3092
3093
5.26sec.