はがれていく。
ブランコに乗る。
千枚通しの先端が怖い。
パジャマ、
家族の。
さわやかな朝、
という一人きりの先制。
専制君主。
ルイ十四世。
掃除をする。
はがれて ...
ソフトS
痛くするのは
好きじゃない
辱めたい
それだけなのよ
海に向け
開けた窓から薫る風
うつらうつらの
きみに口づけ
彼らは死に慣れてしまった。だが
校庭で炊いた焚火に身体を当て、燃え上がる
湿った潮風が鼻を擽る中で心が揺れた時、死そのものが、
何故生きているのか問い掛けてくる。彼らは死に祈りを捧げた、
...
川の向こうに石を投げ
それが水面に反響するのを静かに見つめている
川の向こうには小学生くらいのちっちゃな女の子がいて
手を振ってやはりこちらを見ている
僕はその子まで届かせようと石を投げ続ける ...
おおげさな音をたててトラックは右へと曲がる
小さなおさげの女の子が道を渡ろうとしているのを見て私は焦る
だめよ
まだ止まっていて
けれど女の子はとてもうまく道を渡って
てくてくと去 ...
舌を出す 可愛い笑顔 誘われて
透明扉 ウィーン 開ければ
ヴァイオリンの 奏 響きて
甘い香りが 花 染める
ケーキの上に チョコレート
バラの形に バラの色
そんな人生 ...
映画見て感じたままを受け入れる探してた答え見つかりそうだ
「卒業」の言葉の中に秘められた小さな花は大きく育つ
空見上げ季節が巡る音がする恋占いが妙に気になる
人通り少ない都会の ...
君が おしえてあげて
君が 得た点から天を
手あてが必要なあの子に
君が おしえてあげて
君が 転がしたあたたかい心の在りかを
痛々しく素直が眠るあの子に
君が おしえ ...
過ぎさった苦しみを
時々 舌の先で転がして
ピリッと刺すような
痛みを味わう
血の味は嫌いじゃないんです
この痛みが
私の静脈を流れていく
悲しみが青い血管に滴る
...
七人のこびとは元は八人で現在一人行方不明で
豆の木が大空高く伸びたけどただ伸びただけ雲乗れねぇし
あなただけ映していたいいつまでも私は鏡あなたの鏡
白鳥になったとはいえ醜さは変わ ...
たたみ一畳あれば
Iの字に寝そべれる
――静止
二畳あれば
大の字になって
寝返りもできる
――開放
半畳あれば
膝を抱えて
あなたのことを
想うことが ...
かいすいのなかのつぶは
ひとつとしておぼれてはいない
小さな子供が、星の矢に射られ、
浜辺の町の大人が、
空を向いて祈り始めた、
(その間にも子供の胸は砕かれ、
背 ...
数時間前に死んだ呪術師の膚から
化粧が剥がれ落ちて生ッ白い足が出てくる。と、
おれはかの女が化粧だったのではないかと思っている
毛細血管ごと飛び出して皮膜はすべて用済みのようにドブ川 ...
いくつもの
肥え太った想いが
出口に殺到して
立ち往生している
よこしまで
メタボリックな想いが
喉の奥でせめぎ合って
脂汗をかいている
バイパスを回り込んだ
耳障りの良 ...
広辞苑
エロい言葉に
ぶちあたり
自然と
右手パンツの中に
エロビデオ
お気に入りのやつでさえ
全編通して
見たことがない
通う眼差しに灯せない夜はない
瞑り日 損なわれた約束は
名を変えて ほどけつづける
折り返しみつめた指の先も
ひとつひとよ のばして重ねる
掌のまま さしだしても
届かないものに でも ...
壁と背中にあるわずかな隙間
それが自己満足の限界
窓の黒がやがて青になり
一時の橙の後に白くなる
カーテンの隙間から覗く世界
白い時間に安らぎはなく
また橙となるのを待つ
青から ...
綺麗事ばかりじゃ生きられない
絵空事ばかりじゃ食べられない
判っている
誰かの言葉で行動を決めて
誰かの行動で言葉を決めて
判っている
子供のままじゃ居られない
大人にな ...
お爺さんが訪ねてきた
孫に会いに私を訪ねてきた
しかしお爺ちゃんっ子だった
私の祖父はもうだいぶ前に死んでいる
今自分がどこに住んでいるかも伝えないなんて
随分ひどい話だなぁと
当 ...
奴隷みたいだった
犬の目をしている
僕の目は 人を睨み付ける
夜の闇をさまよう猫の目か
人間たちが 憎かった
自分自身の罪も忘れて
ゴールデンウィークを人並みが歩きまわる
バ ...
愛しさをこじらせた朝
うらぎるように街は香り
なにも
知らないようなふりを
続けるほかになかった
押しだまる人びとのかげに
花水木がしらじらと開いている
えいごもさんすうもできなくてごめんね、
きみをあいすことはできるかなあ?こんなぼくでも、
。
だってがっこうではおしえないんだって、
せんせいがいってた。
がっこうでおしえないことは ...
六大学は
とっくの昔に
学生ロケット打ち上げちゃってて
何を今更
と
大学側からは
びた一文出ない
おまけにその大学のロケット同好会は
文科系の
ロマン派中心 ...
心がからっぽになった気がして
あわててひっくりかえしてみた
ぱらぱらこぼれた今日から
太陽の匂いがした
少しすくって空にぬった
明日が生えてきますようにと
おほしさまの間に
しず ...
空が太陽でいっぱいだ
手のひらが透けていた
こんな日がたまらなく好きだ
もういないロックンローラー
目の見えなくなる祖母
もういないロックンローラー
...
夕焼けが染み込んで
焼き魚が はためいている
こんがりと 空の匂いを漂わせ
塩のような星粒が いい塩梅に
そんな屋根より高い鯉のぼりや
ベランダにかわいくなびく鯉のぼり
...
クローン ウーロン クーロン杯
盃 抱え 飲み干せば
龍の 頭の 味がする
エキス 吸い上げ 九つの
カラス 跳ぶ刻 見上げれば
嗚呼 永劫の 幸せの
色に 染まりて 耀いて生 ...
踏んだ
おまえよりも
踏まれたウンコの方が
不快だってこと
知ってたか?
嫁さんよ
俺のムスコと
息子のムスコ
見比べて
ため息はよせ
野良猫が生垣から顔を出して
じっとこっちを見ている
/かけとび
あやとび/
/ステップとび
去年はできなくて癇癪を起していた
ふふふ、まあ頑張れよコワッパ と思った ...
浅漬けを
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
はがれていく。
たもつ
自由詩
2
12/5/4 19:15
変態短歌35
花形新次
短歌
0
12/5/4 19:04
瞳に映る記憶
長押 新
自由詩
8*
12/5/4 19:03
長い昼休み
yamada...
自由詩
3
12/5/4 18:27
子らよ
田園
自由詩
3*
12/5/4 17:51
ウィーンゴーランド
藤鈴呼
自由詩
1*
12/5/4 17:30
答え
夏川ゆう
短歌
1
12/5/4 16:04
君が おしえてあげて
朝焼彩茜色
自由詩
2*
12/5/4 16:03
【 静脈 】
泡沫恋歌
自由詩
11*
12/5/4 15:39
童話短歌
北大路京介
短歌
19*
12/5/4 13:20
藺草仕様のフェルマータ
そらの珊瑚
自由詩
6*
12/5/4 11:25
砂浜の奥で
長押 新
自由詩
7*
12/5/4 11:11
推定無罪
鯉
自由詩
2
12/5/4 10:58
おしゃべり
nonya
自由詩
23*
12/5/4 10:34
変態短歌34
花形新次
短歌
0
12/5/4 10:19
咲きゆく
砂木
自由詩
10*
12/5/4 9:55
黒
marux2
自由詩
2*
12/5/4 5:45
ココロとカラダ
vi
自由詩
0
12/5/4 4:14
お爺さんはお爺さん
灰泥軽茶
自由詩
8*
12/5/4 3:26
歓楽街にて立ちくす
番田
自由詩
2
12/5/4 2:14
五月
はるな
自由詩
4
12/5/4 1:37
アイスクリームのおいしい季節
ゆうと
自由詩
0
12/5/4 0:33
僕のロケット
藪木二郎
自由詩
0
12/5/4 0:08
あしたの種
朧月
自由詩
10
12/5/3 23:30
見えなくなる時
晝
携帯写真+...
4
12/5/3 23:13
焼き魚
ちゃむ
自由詩
6
12/5/3 22:56
ローン・ロン
藤鈴呼
自由詩
1*
12/5/3 22:26
変態短歌33
花形新次
短歌
0
12/5/3 22:21
なわ跳び
壮佑
自由詩
28+*
12/5/3 21:58
ドレイノカードダケガコウテイヲウツ
TAT
短歌
0*
12/5/3 19:36
3049
3050
3051
3052
3053
3054
3055
3056
3057
3058
3059
3060
3061
3062
3063
3064
3065
3066
3067
3068
3069
3070
3071
3072
3073
3074
3075
3076
3077
3078
3079
3080
3081
3082
3083
3084
3085
3086
3087
3088
3089
加筆訂正:
今は家族で一人だけ
/
ただのみきや
[12/5/4 15:56]
習性を賜物に直しました。
遠く逆光を浴びた背中からは
/
ただのみきや
[12/5/4 13:48]
タイトルに誤字があって、逆行を逆光に修正しました。
4.82sec.