きみは あまいよ
けれど きみの人生が きみに期待しているのは
すべての雨の音を聞いて
すべての風に こころを寄せて
甘く実らせることさ
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七十を超える
爺婆
猛反対
三十年後
世界思って
Vシネで
ちょこっと
エロい
シーン出て
小金稼ぐな
小向見習え
小向を
押すだけ押して
本当は
...
あなたのホッチキスになりたい
私のこの棘であなたを突き刺したい
あなたは少し血を吐くだろうけど
私は構わず刺し続けたい
あなたのあふれる悲しみも、痛みも
苦しみも、あらゆる不幸も ...
男爵は いつも無口で
広いとはいえない 館の庭で
空を見上げて過ごしている
男爵は いつもひとりで
社会情勢にはまるで無関心
話しかけても 退屈そうにまばたきするだけ
男爵の世界はとて ...
暑い夜は
沢山の手が
跡形無く持ち去っていった
黒檀のヴァイオリン
「魂は何処へ行くのでしょうと、神父様に尋ねました。
解らない、今や誰も解らないと神父様は仰いました。
壊れた向日葵が黒く咲いていました。
主に頼み、祈りました、私の病を取り除いて下さい。
悪魔 ...
陳列棚を指先で示したものの
どれだったか見当はつかなくて
店員はあの、と困ったように上目遣いした
白い煙なのに何で紫煙だなんて言うのかしら
あなたは透明になっていく
結局レジ袋に ...
夕暮れ
石ころが転がる河原で
ひとりのんびりビールと
割り箸に刺したはんぺんを
七輪でささっとあぶり
ちゅるちゅる呑みこんでいると
対岸にオレンジ
鬼火が屋台の提灯のように
等 ...
あなたは善い人
選手を案じる気遣いの人
でもうるさい
うるさいです
言葉にならない地団駄と感嘆符・間投詞は
極力要らない
言葉じゃないのですから
解説者なのですから
手に汗握るの感 ...
★いつ死んでもいいようにいつだってハッピーでいたい。ハッピーエンドが待ってるよ。ハッピーエンドが待ってるよ。そういって満足して死にたい。死んだら満足したい。遺言はもう決まってるんだ。「めでたしめで ...
?.
定価半額で買ったシュークリーム
いつか来る死の波に備えて土嚢を積み立てる日々
無計画な処世術
いびつな自己愛
錆びる身体
他人を受け入れ求めている振りをいつまでだって続け ...
ママー
ピノ半分づつせーへん?
午後六時の買い物時
小さな女の子は
大声出した
ママはきっと負けるだろな
首をかしげる女性を
見つける
アイス買ってとさわぐ坊主たち
やっ ...
それは冬のひどく雨の降る日の夕方
雲に隠されて夕日なんて見えなかった
私は独り車内に残されて
しわくちゃの一万円札を持たされていた
夜になる ...
夜更けの湖滑り行く
2隻のボート音もなく
何処の岸に着こうとも
夜霧に消え行くその姿
よぎっていく
いくつかの名前に戸惑いながら
アンドロメダ星雲はどこかな、と指先でさがす
大丈夫だよと言ってもらいたくて
わざと鍵を失くしたこともあったと思う
そう ...
予定通りに終わった記憶がない夏休み
小学三年の夏休みの
スケジュール表が物語っている
「キタナイ字!」と
左隣からすっと覗き込んだつぶらな姪っ子
「わたしはもう宿題おわったよ」と
誇 ...
夜と夜の間にとはまったままの熱があってさ
おいしくて酸っぱい夜のままにぼたぼたとおちていく
私とリリーは旧知の仲で しょっちゅう双子に間違えられた
リリーの周波数は私と同じで
二人でいれば何でも乗り越えられたんだ
だけど 私は知っているんだ
リリーの方が賢くて
リリーの方が絵が上手 ...
涙がぼろぼろ
ぼろぼろと
出過ぎて仕方がないから
...
僕らは働くよ
ウンコまみれになって
罵声を浴び
狭い風呂場で
赤信号になっても
無視して歩き続ける。
病院では自分の名でないから
注意が必要
上司に怒られて
お嫁さんに怒られ ...
もうどうなってもいい
死んでもいい
もう二度と人を信じるものか
殺してやる。
人が自分を見ている。
彼は殺人者
怪しい人物
目を伏せる。
人は挨拶をする。
心を閉ざしているの ...
友達ができる。
心肺が強くなる。
飯が美味くなる。
睡眠が良くなる。
ストレス解消
メタボ解消
精神の鍛錬
体力増進
仕事の活力
スタイルが良くなる。
生命力の復活
若返 ...
しゃがむと
ふとももに
はっきりと
乳首があたって
産毛が
水底から
いっせいに
たちあがる
夏ひく距離は
からだ
よくある話さ
きみのヒーローになりたいだなんて
地球や宇宙をまもるわけでもないのに
よくある話さ
きみのヒーローになりたいだなんて
ヒーローって
だれかのために ...
にんげんは
すばらしいって
...
来世でも
ふたりが出会える目印に
名前をつけた
名前おぼえた
お互いの
泣く声 叫び
そのまんま
音にしてみて
言葉じゃ
まるごと
伝わらない
体験
気持ち
音にして
君が ...
どっちがどうとか言うわけじゃないが
ただただ(タダタダ)「みやこ(都)」という響きが
嫌いにはなれないらしい。
三階へ続くための
二階にしようと
試みてみるまでは
それはただただ、タダ ...
アングラな思想に
陰雨は益々逆上し
渦巻く不条理と
液状化する倫理の狭間を
横行していく出任せの正義
快楽の行く末は
琴線に触れもせず
狂い咲く恥じらいと
計算された愛憎を武器に
...
曇りの日が
続く時は
曇りの日を
愛したい
じめじめした
陰鬱な空
じゃなくて
しっとりとした
目に優しい空
とか
とにかく
物は考えよう
一度君も
離れてみ ...
デブだから
熱中症で
倒れても
誰も優しく
してくれないの
※デブ=俺
デブだけど
平熱35度8分
暑苦しいのは
誤解なのよ
※デブ=俺
夕立で
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
マスクメロンお嬢様
るるりら
携帯写真+...
13
12/6/16 9:44
変態短歌90
花形新次
短歌
0
12/6/16 9:19
ホッチキス
ゆるこ
自由詩
3
12/6/16 8:56
無口な男爵
無限上昇のカ...
自由詩
4
12/6/16 8:10
ヴァイオリン
草野春心
自由詩
7
12/6/16 3:48
官能の夢・枯葉の渦
高濱
自由詩
2
12/6/16 3:07
エスケープ失敗
ブルーベリー
自由詩
1*
12/6/16 2:00
はんぺん踊り
灰泥軽茶
自由詩
19*
12/6/16 1:13
松木さん
salco
自由詩
6+*
12/6/16 0:45
ハッピーエンドを妨げる夜という魔物のはなし
ゆうと
散文(批評...
1
12/6/16 0:41
vinyl
鎖骨
自由詩
0
12/6/16 0:36
おんなじょうず
朧月
自由詩
5+
12/6/16 0:09
それは雨の。
永乃ゆち
携帯写真+...
6*
12/6/15 23:46
2隻のボート
エメ
自由詩
0
12/6/15 23:44
シークレット
寿
自由詩
2*
12/6/15 23:41
二十五歳のお盆
komase...
自由詩
3*
12/6/15 23:27
_
十二支蝶
自由詩
0
12/6/15 23:21
リリー
無限上昇のカ...
自由詩
5
12/6/15 22:30
エナジーイコーレムシークエアー
TAT
自由詩
0
12/6/15 22:23
お仕事
ペポパンプ
自由詩
1*
12/6/15 22:13
狂気と殺意の中
〃
自由詩
3*
12/6/15 22:12
スポーツの効能
〃
自由詩
2*
12/6/15 22:11
しゃがむと
美砂
自由詩
2+*
12/6/15 22:01
ヒーロー
吉岡ペペロ
自由詩
2
12/6/15 21:44
ヨアヒム・クロル
TAT
短歌
0
12/6/15 21:44
号
佐和
自由詩
1
12/6/15 20:34
来る夏の階段に
yuugao
自由詩
1
12/6/15 20:32
人よ一夜と洒落頭
faik
自由詩
15*
12/6/15 19:58
晴れた日の束縛
和田カマリ
自由詩
3*
12/6/15 18:27
変態短歌89
花形新次
短歌
0
12/6/15 17:56
3049
3050
3051
3052
3053
3054
3055
3056
3057
3058
3059
3060
3061
3062
3063
3064
3065
3066
3067
3068
3069
3070
3071
3072
3073
3074
3075
3076
3077
3078
3079
3080
3081
3082
3083
3084
3085
3086
3087
3088
3089
4.95sec.