澱のように
溜まった悔恨
吐くために
あなたの指を
貸して下さい
恋人は
中指なんて
淋し過ぎ
僕で良ければ
舌を貸します
あの人と
朝あいさつしただけで
元気になります
あの人が
おなじフロアから見えるだけで
仕事がはかどります
好きとか付き合いたいとかじゃなくて
あの人が
頑張って仕事してい ...
うなじをノックする 何かが
陽が長くなる加減を絶妙なまでに延ばし
舌打ち使いの してやったり音が
夜を明かすまいと 辿って来る うなじに
ノックする 何者かが
異角度の90度 ...
ハサミで切り刻んだ
アルミ箔の吹雪を
ご飯に混ぜて炊いた
ボナペティ
良く噛んで食べてね
山のご飯はとっても甘いから
咀嚼する毎に発生する
その微妙な感じは
ガルバーニ電流と申 ...
居間の壁の掛時計
アナログ式の長針短針
ゼンマイ仕掛けの
チクタクチクタク
チクタクチクタク
チクタクチクタク
ゼンマイ仕掛けの
チクタクチクタク
長針短針 進むごと
景 ...
人生を歩むのに
何が正しいかなんて
分からないよね
何が正しくて
何が間違っているか
そんなの誰にも
分かりっこないもの
やる前から
分かりっこないもの
正解なんて
自分の ...
夢の中に置き忘れられた風景、その中で僕は置き忘れられました、その中では今も風が吹き木々が揺れ、人が悲しんでいるでしょう、どこにでもある宇宙の外れ、その崖の下へ僕は投身しました、崖はいくらでも増え続け、 ...
《鯉がたべたい》
と、言ってあまえ
まったく隙だらけ
そのくせ自意識は役者なみの
あのサムライ
かれは
前世のぼく
なのじゃな ...
何処に住んでも
満足できない心なら
素敵な 景色も 味も
堪能出来ない ものでしょう
例えば 其処が
キラキラと耀く
宝石の街で 有ったとて
例えば 其処が
モグモグと ...
人為が古めかしいカセットテープに詰められた残骸のよう
積みあがる街、都市、機能した太陽を隠した工程に泥を跳ね
緑色の海も探せず、ただ無人に焼きついた午後を嘲笑している。
もういい。 ...
森に霧が降りる
さびしいほどに深く
どこまでも
それに、誘われるまま
彷徨い
導かれるまま
分け入る
...
物足りない想い
迷う指先
コーヒーカップじゃ満たされない
ひとりでいい
いいけども
自分で自分をはげまして
それでもなにか物足りない
うす曇り
太陽がんばれ
なんて想って ...
距離を測ってみようと思う
単位は人間
おかしいな
昨日は1人間だったのに
今日は2人間だ
このまま離れていったなら
いつか
このものさしでは
足りなくなって
私は
人間に戻れなくな ...
黒くなれないクラブの女王の大いなる、ティーパーティの御為に。
茶葉を求めてジャックらの駆けめぐったオリエントは、いろづいたベルガモットの照りに燻されオール・グレイ、ご存じ? 柑橘の果皮に、光毒、 ...
http://www.youtube.com/watch?v=YABLsFK8gjY
エルニーニョは神の子だから、その呼応が悪魔であっては事であるからラニーニャと呼ばれた、少女は誰でもない ...
居酒屋の片隅では寂しい言葉ばかりが繰り出されていた。これからどうするべきなのだろう。わからなかった。考えるにしても、何かを望むにしても、とてもつまらないのだ。長い間抱いていた、マトモな会社に入りた ...
希望と呼ばれるものに
過剰な期待をしてはならない
希望だってぼくら以上に忙しいんだ
あちらに希望を失いそうなひとがいれば
どれだけの遠い距離であっても希望は駆けつけ
そのひとに寄り添 ...
母のおむつと尿漏れパッドを買う
要介護度3でデイサービスと訪問介護で
助けてもらっている
食べ物にたいする執着がつよくなっているようだ
それが生きるということなのかもしれない
子供た ...
束の間の白い膚
汚して仕舞うなんて惜しいだけれどこの侭
腐らせるなんてより惜しい
瞬く間ですって
目を閉じて 開けて
そうしたら
世界は終わって了うと
宇宙の囁きが教えてくれた
...
僕らなんて所詮
古き良き時代の残滓でしかない
生まれたときから
正しさも切なさも知らず
ただ数式と活字の中で
ぬくぬくと生えただけ
自立せぬ考える葦
立ちすくむ足
手と手 目と ...
幸せについて考えたことがある
小学二年生だった
結論がだせなくて
茶色いサインペンで童話を書いた
空になった女の子、という題名だった
一行めは、これはロシアのお話です
...
つらいかというと
そうでもない
{ルビ楽=らく}かというと
そんなことはない
不思議な感覚だ
君と喧嘩した後は
いつも 気持ちが宙づりになったような
下に広がっているのは 蒼く薄 ...
あかるいあかるい夜でした
そっとまぶたを閉じて横たわり
窓から手をさしのべる
やさしいやさしい ...
花も恥じらうとかで
はにかんで笑って
可憐なふりをしたって
所詮 私も人間で
あの手この手で
どうにかしてしまおうと
画策している訳で
女というのはきっと
純情 狡猾な生き物で
...
深夜0時
オバケが出ます。
トイレにオバケが出ます。
トイレに行くのが怖い。
じいちゃんは強い
オバケは怖くないという。
そのかわりおばあちゃんが
怖いと言う。
僕はばあちゃん ...
夕立が来るぞ
洗濯物入れて
布団取込んで
窓閉めて
空が暗くなる
風が強くなる
鳥が巣に帰る
世の中が死ぬ
寂しくなる
悲しくなる
泣きたくなる
つらくなる
岩に染み入る
雫が一滴
優しく消えた
また一滴
くだらない会話
夏の避暑地
蝉の声
雷の音
ウスバカゲロウの
羽の音
もろい物の
美しさ
飲み会に
よばれなかった
なかまはずれ
だから
これから
みんなを
不快な
気持ちに
するために
いきていかないと
いけないから
うめあわせのために
ピカドンの
...
春の川溺れてみても無反応
姉の歳こえてしまって石鹸玉
蛤が吐き出す夢で銭儲け
二本足歩行でついに青き踏む
春鰯供述どおり遺体あり
鐘供養静御前のコスプレで
アスパラ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
変態短歌41
花形新次
短歌
0
12/5/8 19:13
隠れ栄養ドリンク
ここ
自由詩
3
12/5/8 19:07
舌打ち守護霊
朝焼彩茜色
自由詩
7*
12/5/8 19:02
じゃみんぐ
和田カマリ
自由詩
2*
12/5/8 18:42
チクタクチクタク
……とある蛙
自由詩
5*
12/5/8 16:39
また一歩…
清風三日月
自由詩
2
12/5/8 15:27
twitter
葉leaf
自由詩
4
12/5/8 14:44
もうひとつの夫婦の肖像画
石川敬大
自由詩
11*
12/5/8 14:31
何処に住んでも
藤鈴呼
自由詩
3*
12/5/8 12:29
かつて
キメラ
自由詩
1
12/5/8 11:56
潮騒の森
月乃助
自由詩
7*
12/5/8 11:23
がんばれ太陽
朧月
自由詩
3
12/5/8 8:41
ものさし
そらの珊瑚
自由詩
15*
12/5/8 8:27
A Mad Tea Party
澤あづさ
自由詩
3*
12/5/8 5:27
49 ‘til Infinity
〃
自由詩
5*
12/5/8 5:25
崩れかけた意志
番田
自由詩
0
12/5/8 2:57
お務め
HAL
自由詩
7*
12/5/8 1:53
買い物
梅昆布茶
自由詩
24
12/5/8 1:50
膚
青井とり
自由詩
3
12/5/8 0:51
明日の唄
葛西曹達
自由詩
1
12/5/8 0:25
幸せについて
吉岡ペペロ
自由詩
8
12/5/8 0:22
けんかのあとで
まーつん
自由詩
5*
12/5/8 0:10
くるまれて
石田とわ
自由詩
10*
12/5/7 23:41
もう、 無い。
青井とり
自由詩
7
12/5/7 22:36
オバケ
ペポパンプ
自由詩
7+*
12/5/7 22:33
夕立
〃
自由詩
6*
12/5/7 22:33
避暑地
〃
自由詩
5*
12/5/7 22:33
ブハラ・ヒバ・好感度
6
自由詩
3
12/5/7 22:16
ピカドンの電力
TAT
短歌
0
12/5/7 22:13
俳句2012 4月下旬
北大路京介
俳句
10*
12/5/7 21:04
3025
3026
3027
3028
3029
3030
3031
3032
3033
3034
3035
3036
3037
3038
3039
3040
3041
3042
3043
3044
3045
3046
3047
3048
3049
3050
3051
3052
3053
3054
3055
3056
3057
3058
3059
3060
3061
3062
3063
3064
3065
加筆訂正:
葉陰のひと
/
恋月 ぴの
[12/5/8 10:05]
愚痴?になってしまったようなので、手を入れてみました。
4.32sec.