君にとっての世界
それはこの部屋のなかがすべて
出かけてくるよ
君は寂しげに小首をかしげ
ドアをあける気配に
まだかなまだかなと待ちきれない様子で玄関を覗き込む
...
...
ギリギリ夕陽
飛び込んできた
稜線に消える
明日また
おとうさん
僕の人生
背中が重い
眼に点々
血の点々
書類の上に
フォーカス
日々と言う字が
焦げだした
ギリギリ夕陽
...
『バナナマンは最高』という題で書こうと一時間ぐらい頑張ったけど
上手い具合におさまらないので『無題』
設楽が有吉にビンタしてたから、やっぱバナナマンいいな〜 ...
夕飯の
カレーをよそう
最中に
ウンコ催す
妻を疑問視
風邪治る直前
かんだきみの洟
メロンアイスの
色鮮やかさ
満員の
車内で
デブが
汗かいて
女 ...
ベランダにするりと入り込んできた花びらは
物干し竿の隅っこにぺったりとくっついたままで
当の木はもう半分以上が緑色なのに
無機質なアルミをほんのりと密やかに
しっとりとささやかに染め上げている ...
2018年と2019年の間にある
もうひとつの1年間に
ホログラムによる幌馬車の投影を放映
東京12チャンネルから全国ネットを経由して
北海道のゆりちゃんのクレヨン画へ
名古屋のテレ ...
流されて終わってしまいそう
自分の本心を見失わないで
と星占いコーナーに書いてあった
終わってしまえばいいじゃない
そういう流れなら仕方ないじゃない
自分の本心なんてあったっけ
あ ...
曇天から垂れ下がる梯子
見つめる君がいて(天使だった)
問いかける
帰還はいつのこと
・・・・・・
土は汚れ
川の水は濁り
かなしみの花が咲く
無口な冬の日溜まり
...
これはあくまで
ぼくの私的見解だけど
床上手は
明らかに
料理上手や
掃除上手や
その他 家事上手に較べて
差別とまでは言わないけれど
見下されていると ...
いつか の真夜中にわたくしが
ゆうれいであるか人であるか分からなくなってしまった時の為に
「 」を持っていましょう まるで お守りのように持っていましょう
だけれども気をつけなければならない ...
この次 煌いたら
流せそうな 気がした
煌くのは 涙 のみならず
流すのは 思い出 のみならず
限界まで 待って 舞って
ポイントを 決めて
シャッターチャンスを
狙うんだ
...
暁の向こう側で 狭間で行き交う静寂に
落つる露は何を語るのか
陽を待ち侘びて 固い蕾が柔らかくなり
大いなる花を咲かせる
瞼【まぶた】をゆっくりと開く
燻【く ...
ヨーロッパ生まれの文化話す君春の息吹を感じて笑う
花散らす風は何だか遠慮気味綺麗なものに弱い南風
明後日の予定は立てず待っている君から電話かかってこない
近所の子泣き声を消すサ ...
ほんとうに悲しいときは
ほんとうにつらいときは
ほんとうに苦しいときは
ほんとうに切ないときは
上を向いても
目を閉じても
涙が零れてしまうのですね ...
グレイの空が
煌かせた子供の心を集めて
グレイの空が 太陽に呼ばれている
煌かせた無垢の子供が
グレイの空のカーテンを明ける
旅立ちの出迎えにふさわしく
灰色の白黒つかずの動機を孤 ...
一歩が出ない
その一歩が出ないのは足があるからだ
足がなければ一歩も出ない
這いつくばるのか、おまえ
両手を拡げて
飛び越えるしかないぞ
!JUMP !JUMP ! J ...
あなたの造った
椅子の
中に
大切なものが
かくされている
それは
誰も
知らない
私も
望まない
重大なものだ
私が
望まないから
知らないもので
夕 ...
彼は言わなかった 彼女の存在
彼は言わなかった さようなら
桜散る車道をゆきて昼すぎのかぜが吹きけり曇りそらには
子らの住むマンションの庭花移し彩り揃えこうふくよこよ
タイガースダイナマイトの打線破裂気分良くなり4時近し
ため池に立っていると
女たちがやってきて
きのうまで愛していた男を捨てていく
濡れた靴したをすっかり乾かしてやると
女たちは
ちがう男を釣り上げて
また
立ちこめる現実へ帰っていく
人は
自分のテリトリーに
侵入者が
入ってこようものなら
たちまち
不機嫌になって
どうにかして
追い出そうとする
そのテリトリーさえ
誰かからの
借り地だというのに
ドキドキで
通販ビデオ
見ていたら
ポニー相手に
喘ぐ金髪
エアコンの
風を利用し
鼻くそを
きみの茶碗に
ホールインワン
オナニーを知らない
男 ...
きみに桃缶をささげよう
からっぽの胃にそれは
やさしくおさまるだろう
あまい汁は熱 ...
暫々 努力を称える名言として
エジソンの残した
天才とは1%の閃きと
99%の努力だとの言葉が
引用されるけれど
それをぼくなりに解釈すると
99%の努力をしても
1%の閃きがな ...
長渕剛の歌を聴いていた
「俺の太陽」というタイトルであった
なんて良い名前だろう
そして 灰色の風景の向こうに いつも
僕の耳を素敵な感覚がかすめる
そこは儚い
青い微熱 うつぶせの日記
ぼくの息づかいったら こんなにも 儚い
三つめの春が 言葉もなしに やって来るってね
だれもしらないよ
宇宙の ...
月を揺すりながら宇宙の
中空散歩の夜が落ちてきて
ショートスカートをするり
とくぐりぬける箒星の尾っぽで
果てまで飛んで行けたらなと
思うのはなぜなんだろう
かすかに星の砂を
片手 ...
{画像=120423020744.jpg}
** いつものイタリアンレストランで **
今日の昼食には
初夏の香りと笑いのレシピ
笑い声を集めて作る
レシピは初夏の匂い
...
彼らの顔を覆うと、それはマヌカンの化粧を流した河、セルロイドの睫毛を施した河だ。蝶の刺繍されている三本の腕は天空へと差し伸ばされ。
プラスチックとして誕生月を迎える飛蝗の後脚に、鶏卵 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
うつろぎのひと
恋月 ぴの
自由詩
26*
12/4/23 19:00
サンライズ王子からの遺品
TAT
短歌
1
12/4/23 18:39
ギリギリ夕陽
和田カマリ
自由詩
1*
12/4/23 18:37
無題
TAT
自由詩
1
12/4/23 18:11
変態短歌11
花形新次
短歌
1
12/4/23 17:15
春の名残
あ。
自由詩
7
12/4/23 17:13
全国ネット
はたらくくる...
自由詩
1*
12/4/23 17:03
今日の運勢
たにい
自由詩
4
12/4/23 16:42
問い
乱太郎
自由詩
16*
12/4/23 16:35
私見
HAL
自由詩
1
12/4/23 16:29
「 」
水玉
自由詩
2
12/4/23 15:35
アングル
藤鈴呼
自由詩
2*
12/4/23 14:44
暁の向こう側
tomoya...
自由詩
4*
12/4/23 14:22
ヨーロッパ
夏川ゆう
短歌
1
12/4/23 13:57
炎
ジュリエット
自由詩
2
12/4/23 13:03
高嶺のグレイ
朝焼彩茜色
自由詩
6*
12/4/23 12:42
!JUMP
アラガイs
自由詩
7+*
12/4/23 12:06
座り続ける
野澤 尚也
自由詩
1
12/4/23 12:02
だけど私は言ってほしかった
taro
自由詩
0
12/4/23 12:02
4時近し
生田 稔
短歌
2
12/4/23 11:22
ため池
はるな
自由詩
5
12/4/23 10:54
借り地
そらの珊瑚
自由詩
8*
12/4/23 8:19
変態短歌10
花形新次
短歌
0
12/4/23 5:18
桃缶と祈りの夜に
石田とわ
自由詩
8*
12/4/23 4:10
天の邪鬼
HAL
自由詩
6*
12/4/23 2:52
俺の太陽
番田
自由詩
1
12/4/23 2:31
微熱
マーブル
自由詩
3
12/4/23 2:30
宇宙中空散歩の夜
〃
自由詩
8
12/4/23 2:10
幸せのレシピ / ランチのハヒフヘホ
beebee
自由詩
20*
12/4/23 2:09
棚屋敷家の人々
高濱
短歌
0
12/4/23 2:08
3044
3045
3046
3047
3048
3049
3050
3051
3052
3053
3054
3055
3056
3057
3058
3059
3060
3061
3062
3063
3064
3065
3066
3067
3068
3069
3070
3071
3072
3073
3074
3075
3076
3077
3078
3079
3080
3081
3082
3083
3084
加筆訂正:
うたのはずれのうた
/
梅昆布茶
[12/4/23 16:04]
タイトルちょと変えました。
うたのはずれのうた
/
梅昆布茶
[12/4/23 16:02]
タイトルちょと変えました。
二度童子の魂を運ぶ白鳥の歌
/
板谷みきょう
[12/4/23 7:45]
「Somewhere Over The Rainbow」に付けました。
4.58sec.