子どもを大事にしていないから
子どもは数を減らすことで
希少価値になろうとしている
生まないのが問題ではない
生まれたくないのが問題なのだ
おっさんを
馬に見立てて
ボンテージ姿で
鞭を振る女王様
カウボーイ
振り落とす
荒馬のように
激しく動くことは
出来ない
梅雨の晴れ間を見つけたら
迷わずそこに走っていこう
雨の季節は確かに素敵だけど
この晴れがとっても素敵だって分かるから
ないものねだりは人の常
他人の芝は何色 ...
眠れない夜は
魂が離散しているのだ
言葉をかき集めて
ほんの少しの灰を作る
それで暖をとる事も可能だろう
全てが生成と消滅に見舞われている現在では
君は今、言葉を覚えた
詩的 ...
以下、ネタバレを含みます ...
息がとまった
(正確には息ができない状況で
吐いては泡となる気だるい吐息が
きらきらと夕日につつかれているのをみつめていた)
夏の夕方が水槽の底へ沈んでいくのを
わたしはぼうっと眺めながら
...
四谷のルノワールの2階で母に会ってから十年がたつ
立派になったわたしを見つめながら珈琲を飲む母が
そのときはたまらなく悲しく寂しく辛かった
今朝からの豪雨がいまは晴れている
...
「怒」
怒れ
とりあえず怒れ
開けろ
風穴を開けろ
亀裂でもいい
そこから侵入しろ
浸透でもいい
じっとり考えながら浸透しろ
正義ではない
生活だ
...
一人なら 寂しさなんて 感じない 時々激しい断捨離をする
春に頭痛 夏秋泣いて 冬に殼 外部刺激でたゆたう身
違えた道の先端に立つ カルマの最後を見届けるため
傷だらけの 腕に抱かれ ...
梅雨の晴れ間キット
あとは花に蝶が来れば
風涼やか時は凪ぎ
憂い忘れる隙間あるはず
雨上がり待つキット
組み立てながらあした
届くはずの新しい
レンズはもうあおい
そらをみて
...
冷房がしずかにひびく会堂につまとすわりて開会を待つ
新しき背広を着込み気持ちよく歌を作りてみんものかは
梅雨明けぬ空にわずかの入道雲友と話しぬこの雲のこと
釣り堀の釣られる魚釣れぬ人
JR三鷹で降りて桜桃忌
短夜や痴豚のラジオ聞いており
南天の花に雨粒直撃す
夏至の日が一番嫌い吸血鬼
藻の花や子供に会えぬ日は続く
...
白いミルクに 足先を浸す
グラスに浮かんだ 臆病な飛行船は
午後の温度に溶けていく
飾りだけの生活や
苦し紛れの性格に
飽き飽きしたころ
夏の気配を感じた
ノートの罫線に陽の光が ...
梔子のかおりを運ぶ
early summerの風の中で
僕たちはまた君と出会った
思えばいくたび
僕たちは君と出会っただろう
雛菊咲く丘や
光る雲の上や
美しい夜明けのバルコニーで
...
黒い木陰に巣くう羽根音
砕いた殻墓 添うて鳴く
まみれた草にのけられた
くちばしこもり 膝の上
はばたき とどまり うちふり さえずる
影に塗る 黄緑 黒 音は チチチッ
うま ...
闘いの布石をする
陣地を作るために
白石を置いても
ほころびはでる
黒い石を
囲んだつもりが
逆に囲まれて
陣地が取られそうになる
碁盤の闘いのひとところ
先を読むために重ね ...
僕の舌はあかくなり目の上のたんこぶで買い物ができる世界一有名な夜が明けると僕たちはそうだそうだと挨拶を交わし君はながくなった舌をふたつ折りにして嫁いでしまう産まれてくるのは人間みたいですとご祝 ...
この世でいちばん無用なものはなにかというとじぶんなのだが
それでは書き手がいなくなってしまうので
とりあえず駄文を綴れるうちは生かしておこう
いつも思うのだがじぶんを生存的に維持するだけなら ...
ここへおいで、と貴方は言った
そこに居てね、と私は祈った
あそこに行くの、と貴方は死んだ
どこに行くの、と私は泣いた
川面を見つめていた
この色彩の中にいる魚の姿を思い浮かべていた
風が吹いた
夜が来るまでの時はまだあるのかもしれない
今の仕事は 続かない
だけど やめはしなくても
他の仕事は ...
なんて
聞いたことが無いけど
情景が思い浮かびます
今 窓の外では
かえるの鳴き声がうるさいくらいに
田んぼに囲まれた土地柄なので
当たり前のことですが
月が見え隠れする ...
時計塔
街にはとてもとても大きな 時計塔があった
それは街のどこに居ても 見えるくらいノッポだった
今日も大きな鐘の音が 時間通り町中に響き渡る
誰もが愛すその音が 彼女は大嫌いだった
...
空に伸びる歩道
それは眩暈と痛みの序章
まるでドブ溝ノヨウナ
都会の底には
血潮の色をした泥が沈殿していて
真っ黒な魚が羽ばたいて
波が届く 阿呆 阿呆 ...
雨いくつか
ふりそそぐなかで
思いだしている
傘をさすのをあきらめて
抱きあった
抱きあえば
しんまで濡れて
雨ふるふる
あきらめる
いまごろどこかで
かわいて ...
財布とケータイだけ携えて、ひとり
夜道をドライブする
行く当てもなく、本屋にたどりつき
駐車料金と550円を支払って
本屋をはしごする、ひとり
夜道をドライブする
行き先どおりに、本屋にた ...
...
彼女がひと泣きするごとに
季節を担う歯車は
輪転の速度を速めてゆく
染まりきれない紫陽花は
彼女が涙を流すたび
移り気なほどに装いを替え
まだ蕾を持たぬ向日葵は
満開の太陽に憧れて
...
毎日はどこまでも続く微熱のテンション。きのうのじぶんを殺しながらめざめた。散文の日々。ネジを閉める穴が空いていた。見せびらかすように、太陽で暖まる前のコンクリの上を急いだ。
...
まるちん・るったー
ヴィッテンベルクで思索の散策中
村の娘をやっちゃった
長いおくれ毛、まあるいお尻
めくれ上がった唇が
まるちん・るったー
そそったと
まるちん・るったー
女子 ...
崖のしたに絶望がよこたわり
覗きみる誘惑に息を止めて一瞥をおくる
鋭い嘴が視界を横切り底無しの暗がりへまっすぐ降下する
わたしは両足を地面につっぱたまま 後ろ髪を引かれた
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
少子化の本当の理由
イオン
自由詩
1*
12/7/1 18:40
スポーツ短歌11
花形新次
短歌
0
12/7/1 18:14
七月の雨は
ささやま ひ...
自由詩
4*
12/7/1 17:40
世界の瞬間
yamada...
自由詩
3
12/7/1 17:30
アクロイド殺し
TAT
自由詩
2
12/7/1 17:18
呼吸 (泡の下から舐める夢と
c
自由詩
2
12/7/1 17:10
ある母と子の境地
吉岡ペペロ
自由詩
4
12/7/1 16:55
刹那的発泡詩 < 2 >
nonya
自由詩
22*
12/7/1 16:31
じしょう
やや
短歌
2*
12/7/1 15:10
キット3.
もっぷ
携帯写真+...
3
12/7/1 15:02
朝の会堂
生田 稔
短歌
2*
12/7/1 13:50
俳句2012 6月下旬
北大路京介
俳句
15*
12/7/1 13:33
a ice air ship
Akari ...
自由詩
5*
12/7/1 11:31
そして再び君と出会う
塔野夏子
自由詩
4*
12/7/1 11:23
ヒキナギの唄
砂木
自由詩
15*
12/7/1 10:46
白と黒との闘い
殿岡秀秋
自由詩
5
12/7/1 6:52
無題
ズー
自由詩
2*
12/7/1 4:06
いきる(脳力)
梅昆布茶
自由詩
14
12/7/1 3:59
こそあど別れ
梨玖
自由詩
0
12/7/1 2:48
赤、青、黄色
番田
自由詩
2
12/7/1 2:15
古池や蛙飛び込む水の音
ちゃむ
自由詩
3
12/7/1 1:06
時計塔
itukam...
自由詩
0
12/7/1 0:15
City of chaos
ドクダミ五十...
自由詩
1
12/7/1 0:03
雨かわく
はるな
自由詩
6
12/6/30 23:43
夜道
中川達矢
自由詩
3
12/6/30 23:21
なんだ顔だけか
TAT
短歌
0
12/6/30 22:49
六月の泣き女
明楽
自由詩
3*
12/6/30 22:39
サウンドトラック
ねことら
自由詩
4+
12/6/30 22:35
検証 淫らはマグダラか馬鹿野郎
salco
自由詩
6*
12/6/30 22:10
雛鳥
takano
自由詩
0*
12/6/30 21:46
3031
3032
3033
3034
3035
3036
3037
3038
3039
3040
3041
3042
3043
3044
3045
3046
3047
3048
3049
3050
3051
3052
3053
3054
3055
3056
3057
3058
3059
3060
3061
3062
3063
3064
3065
3066
3067
3068
3069
3070
3071
加筆訂正:
小豆鍋
/
木屋 亞万
[12/7/1 18:05]
「彷徨う→彷徨ふ」「牛の恨みは→牛の恨みぞ」へ変更
5.44sec.