何処に住んでも
満足できない心なら
素敵な 景色も 味も
堪能出来ない ものでしょう
例えば 其処が
キラキラと耀く
宝石の街で 有ったとて
例えば 其処が
モグモグと ...
人為が古めかしいカセットテープに詰められた残骸のよう
積みあがる街、都市、機能した太陽を隠した工程に泥を跳ね
緑色の海も探せず、ただ無人に焼きついた午後を嘲笑している。
もういい。 ...
森に霧が降りる
さびしいほどに深く
どこまでも
それに、誘われるまま
彷徨い
導かれるまま
分け入る
...
物足りない想い
迷う指先
コーヒーカップじゃ満たされない
ひとりでいい
いいけども
自分で自分をはげまして
それでもなにか物足りない
うす曇り
太陽がんばれ
なんて想って ...
距離を測ってみようと思う
単位は人間
おかしいな
昨日は1人間だったのに
今日は2人間だ
このまま離れていったなら
いつか
このものさしでは
足りなくなって
私は
人間に戻れなくな ...
黒くなれないクラブの女王の大いなる、ティーパーティの御為に。
茶葉を求めてジャックらの駆けめぐったオリエントは、いろづいたベルガモットの照りに燻されオール・グレイ、ご存じ? 柑橘の果皮に、光毒、 ...
http://www.youtube.com/watch?v=YABLsFK8gjY
エルニーニョは神の子だから、その呼応が悪魔であっては事であるからラニーニャと呼ばれた、少女は誰でもない ...
居酒屋の片隅では寂しい言葉ばかりが繰り出されていた。これからどうするべきなのだろう。わからなかった。考えるにしても、何かを望むにしても、とてもつまらないのだ。長い間抱いていた、マトモな会社に入りた ...
希望と呼ばれるものに
過剰な期待をしてはならない
希望だってぼくら以上に忙しいんだ
あちらに希望を失いそうなひとがいれば
どれだけの遠い距離であっても希望は駆けつけ
そのひとに寄り添 ...
母のおむつと尿漏れパッドを買う
要介護度3でデイサービスと訪問介護で
助けてもらっている
食べ物にたいする執着がつよくなっているようだ
それが生きるということなのかもしれない
子供た ...
束の間の白い膚
汚して仕舞うなんて惜しいだけれどこの侭
腐らせるなんてより惜しい
瞬く間ですって
目を閉じて 開けて
そうしたら
世界は終わって了うと
宇宙の囁きが教えてくれた
...
僕らなんて所詮
古き良き時代の残滓でしかない
生まれたときから
正しさも切なさも知らず
ただ数式と活字の中で
ぬくぬくと生えただけ
自立せぬ考える葦
立ちすくむ足
手と手 目と ...
幸せについて考えたことがある
小学二年生だった
結論がだせなくて
茶色いサインペンで童話を書いた
空になった女の子、という題名だった
一行めは、これはロシアのお話です
...
つらいかというと
そうでもない
{ルビ楽=らく}かというと
そんなことはない
不思議な感覚だ
君と喧嘩した後は
いつも 気持ちが宙づりになったような
下に広がっているのは 蒼く薄 ...
あかるいあかるい夜でした
そっとまぶたを閉じて横たわり
窓から手をさしのべる
やさしいやさしい ...
花も恥じらうとかで
はにかんで笑って
可憐なふりをしたって
所詮 私も人間で
あの手この手で
どうにかしてしまおうと
画策している訳で
女というのはきっと
純情 狡猾な生き物で
...
深夜0時
オバケが出ます。
トイレにオバケが出ます。
トイレに行くのが怖い。
じいちゃんは強い
オバケは怖くないという。
そのかわりおばあちゃんが
怖いと言う。
僕はばあちゃん ...
夕立が来るぞ
洗濯物入れて
布団取込んで
窓閉めて
空が暗くなる
風が強くなる
鳥が巣に帰る
世の中が死ぬ
寂しくなる
悲しくなる
泣きたくなる
つらくなる
岩に染み入る
雫が一滴
優しく消えた
また一滴
くだらない会話
夏の避暑地
蝉の声
雷の音
ウスバカゲロウの
羽の音
もろい物の
美しさ
飲み会に
よばれなかった
なかまはずれ
だから
これから
みんなを
不快な
気持ちに
するために
いきていかないと
いけないから
うめあわせのために
ピカドンの
...
春の川溺れてみても無反応
姉の歳こえてしまって石鹸玉
蛤が吐き出す夢で銭儲け
二本足歩行でついに青き踏む
春鰯供述どおり遺体あり
鐘供養静御前のコスプレで
アスパラ ...
深夜、きみが
コップを割ってしまった
きみの夢の中で
思い出の品だったのだろうか
きみは泣き出して
泣き止まなかった
ぼくはきみの夢の中で
ただおろおろするばかりだった
...
タマキンを
くるみ代わりに
指鍛え
彼氏も喜ぶ
女スリ師
年齢とともに
タマキン垂れ下がり
アメリカンクラッカーができそうだ
もうちょっとを掬い集めても
もうちょっとはもうちょっとのまま
それでも息なんかふぅっと吹き付けたら
袖口でゴシゴシ磨いてみたけど
やっぱし、もうちょっとはもうちょっとのままだった
...
私達
仮想人間が
野原で
殺し合いを始めた
ので
植物は痛みを
感じる事を止めた
これ
日本の常識
わしは実は ふたごだったと聞かされた日
そして わしのふたごの兄貴だった人は生後まもなく死んだのだと聞かされた日
ねぇちゃんと グリコを分けて食べるように わたされた
ねぇちゃんに 言うた
「 ...
こずえに黄緑がこおどりしている
それは
節季に生かされているからだ
けして「自力」ではない
「他力」の節季に促されているのだ
おらが「風」を肌に沁みこませ
「光」を眼底に取り込め ...
おすそ分けが零れてゆく 至福の風に細かく入り込んで
おすそ分けを零してゆく 浅葱の風が目に沁みる 清涼感
心の裾をなびかせてゆく 愛する人を包みながら
心の裾が戯れてゆく 愛する ...
内気なセレーネ
は恥ずかしくて急ぎ足
ビーナスとジュピターが
囃し立てるが
菫色の空を
素知らぬ顔で
つれない素振り
ギジムナーは
煙草を吸いすぎて
舌が苦い
夕霞が夜に ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
何処に住んでも
藤鈴呼
自由詩
3*
12/5/8 12:29
かつて
キメラ
自由詩
1
12/5/8 11:56
潮騒の森
月乃助
自由詩
7*
12/5/8 11:23
がんばれ太陽
朧月
自由詩
3
12/5/8 8:41
ものさし
そらの珊瑚
自由詩
15*
12/5/8 8:27
A Mad Tea Party
澤あづさ
自由詩
3*
12/5/8 5:27
49 ‘til Infinity
〃
自由詩
5*
12/5/8 5:25
崩れかけた意志
番田
自由詩
0
12/5/8 2:57
お務め
HAL
自由詩
7*
12/5/8 1:53
買い物
梅昆布茶
自由詩
24
12/5/8 1:50
膚
青井とり
自由詩
3
12/5/8 0:51
明日の唄
葛西曹達
自由詩
1
12/5/8 0:25
幸せについて
吉岡ペペロ
自由詩
8
12/5/8 0:22
けんかのあとで
まーつん
自由詩
5*
12/5/8 0:10
くるまれて
石田とわ
自由詩
10*
12/5/7 23:41
もう、 無い。
青井とり
自由詩
7
12/5/7 22:36
オバケ
ペポパンプ
自由詩
7+*
12/5/7 22:33
夕立
〃
自由詩
6*
12/5/7 22:33
避暑地
〃
自由詩
5*
12/5/7 22:33
ブハラ・ヒバ・好感度
6
自由詩
3
12/5/7 22:16
ピカドンの電力
TAT
短歌
0
12/5/7 22:13
俳句2012 4月下旬
北大路京介
俳句
10*
12/5/7 21:04
思い出
たもつ
自由詩
11
12/5/7 19:30
変態短歌40
花形新次
短歌
0
12/5/7 19:10
葉陰のひと
恋月 ぴの
自由詩
21*
12/5/7 19:01
植物が痛みを捨てた理由
和田カマリ
自由詩
1*
12/5/7 18:26
グリコのおまけ
るるりら
自由詩
25*
12/5/7 15:03
ターミナル・ラメント③
信天翁
自由詩
2
12/5/7 14:44
おすそ分けの風
朝焼彩茜色
自由詩
4*
12/5/7 14:25
春の星座
まんぼう2
自由詩
3
12/5/7 13:36
3045
3046
3047
3048
3049
3050
3051
3052
3053
3054
3055
3056
3057
3058
3059
3060
3061
3062
3063
3064
3065
3066
3067
3068
3069
3070
3071
3072
3073
3074
3075
3076
3077
3078
3079
3080
3081
3082
3083
3084
3085
加筆訂正:
葉陰のひと
/
恋月 ぴの
[12/5/8 10:05]
愚痴?になってしまったようなので、手を入れてみました。
5.1sec.