数時間前に死んだ呪術師の膚から
化粧が剥がれ落ちて生ッ白い足が出てくる。と、
おれはかの女が化粧だったのではないかと思っている
毛細血管ごと飛び出して皮膜はすべて用済みのようにドブ川 ...
いくつもの
肥え太った想いが
出口に殺到して
立ち往生している
よこしまで
メタボリックな想いが
喉の奥でせめぎ合って
脂汗をかいている
バイパスを回り込んだ
耳障りの良 ...
広辞苑
エロい言葉に
ぶちあたり
自然と
右手パンツの中に
エロビデオ
お気に入りのやつでさえ
全編通して
見たことがない
通う眼差しに灯せない夜はない
瞑り日 損なわれた約束は
名を変えて ほどけつづける
折り返しみつめた指の先も
ひとつひとよ のばして重ねる
掌のまま さしだしても
届かないものに でも ...
壁と背中にあるわずかな隙間
それが自己満足の限界
窓の黒がやがて青になり
一時の橙の後に白くなる
カーテンの隙間から覗く世界
白い時間に安らぎはなく
また橙となるのを待つ
青から ...
綺麗事ばかりじゃ生きられない
絵空事ばかりじゃ食べられない
判っている
誰かの言葉で行動を決めて
誰かの行動で言葉を決めて
判っている
子供のままじゃ居られない
大人にな ...
お爺さんが訪ねてきた
孫に会いに私を訪ねてきた
しかしお爺ちゃんっ子だった
私の祖父はもうだいぶ前に死んでいる
今自分がどこに住んでいるかも伝えないなんて
随分ひどい話だなぁと
当 ...
奴隷みたいだった
犬の目をしている
僕の目は 人を睨み付ける
夜の闇をさまよう猫の目か
人間たちが 憎かった
自分自身の罪も忘れて
ゴールデンウィークを人並みが歩きまわる
バ ...
愛しさをこじらせた朝
うらぎるように街は香り
なにも
知らないようなふりを
続けるほかになかった
押しだまる人びとのかげに
花水木がしらじらと開いている
えいごもさんすうもできなくてごめんね、
きみをあいすことはできるかなあ?こんなぼくでも、
。
だってがっこうではおしえないんだって、
せんせいがいってた。
がっこうでおしえないことは ...
六大学は
とっくの昔に
学生ロケット打ち上げちゃってて
何を今更
と
大学側からは
びた一文出ない
おまけにその大学のロケット同好会は
文科系の
ロマン派中心 ...
心がからっぽになった気がして
あわててひっくりかえしてみた
ぱらぱらこぼれた今日から
太陽の匂いがした
少しすくって空にぬった
明日が生えてきますようにと
おほしさまの間に
しず ...
空が太陽でいっぱいだ
手のひらが透けていた
こんな日がたまらなく好きだ
もういないロックンローラー
目の見えなくなる祖母
もういないロックンローラー
...
夕焼けが染み込んで
焼き魚が はためいている
こんがりと 空の匂いを漂わせ
塩のような星粒が いい塩梅に
そんな屋根より高い鯉のぼりや
ベランダにかわいくなびく鯉のぼり
...
クローン ウーロン クーロン杯
盃 抱え 飲み干せば
龍の 頭の 味がする
エキス 吸い上げ 九つの
カラス 跳ぶ刻 見上げれば
嗚呼 永劫の 幸せの
色に 染まりて 耀いて生 ...
踏んだ
おまえよりも
踏まれたウンコの方が
不快だってこと
知ってたか?
嫁さんよ
俺のムスコと
息子のムスコ
見比べて
ため息はよせ
野良猫が生垣から顔を出して
じっとこっちを見ている
/かけとび
あやとび/
/ステップとび
去年はできなくて癇癪を起していた
ふふふ、まあ頑張れよコワッパ と思った ...
浅漬けを
...
人はみんな死んでゆく
美人もブスも
天才も凡才も
そうして人の為した事だけが
後に残る
あの美しく散った流星の光が
目の中にだけ残るように
二死満塁のピンチだった
ぼくが第一球を投げると
キャッチャーは既に不在だった
家を継ぐために
故郷に帰ったのだ
走者はホームに生還した
その間にバッターは
甲状腺の病気が ...
ぼくたちはことばの国のたびびと
遥かな源流から
ひとひらの花びらが流れてきてそれは
あらたななまえを与えられて言葉となる
ぼくたちは森を抜け荒れ野を辿り
大地から漏れ出た溶岩流に閉じ込め ...
鮮魚売り場
漂うイカの
芳香に
頬を赤らめ
恥らう新妻
傷跡を
舐め合うように
お互いの
性器舐め合う
夜は悲しい
理解しているなんて言わないよ
わかってるふりもしないよ
時々君の心の奥をそっと覗いてみたい気持ちになるけれど
でもきっとそれじゃだめなんだよね
君が僕に伝えてくれる言葉で君を信じてあげ ...
傷跡が愛おしいのです
だと言うのに 僕はそれを隠している
醜いから恥ずかしいのです
しかし 生きていることのどこが
醜くないと言えるのでしょうか
泣けなかった昨日も
...
硬い言葉はとんとわかりません
あたしがふにゃリと笑うと
ふざけてると叱られる
人はことばに操られ言葉に縛られる
自由が奔放にきりかわる
社会人なのだから
あだしが。 ...
青い空を泳ぐ
五月の空を
晴れた日に
ひとりぼっちの綱渡りをやめて
心をあずける
頭上に広がる空間に思いを馳せた時
幸せが僕を見つける
わたしはイヤホンから流れるノイズだと思っていた。
わたしは息を深く吸って
眠ってしまわないように
勢い良く吐き出して
むらさきの煙になる
わたしはイヤホンから流れるノイズを聞 ...
他者の背中を見るように
自分の背中を見ることはできない
他者の背中を見送るように
自分の背中も見送られ
雨あがり
洗濯したばかりの
地球の匂いに包まれる午後
無風、時々背中
...
与えて 与えて
心の一部を 差し出す
与えて 与えて
失いながら それ以上に得る
与えた分だけ
別れは深まる
失望に沈む
それでもまた 与え続けて
そういう生き方
厳しい痛苦や
吐きそうな辛酸に
鍛えられることのない
希望や愛や幸福や平和は
単なる綺麗事に過ぎない
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
推定無罪
鯉
自由詩
2
12/5/4 10:58
おしゃべり
nonya
自由詩
23*
12/5/4 10:34
変態短歌34
花形新次
短歌
0
12/5/4 10:19
咲きゆく
砂木
自由詩
10*
12/5/4 9:55
黒
marux2
自由詩
2*
12/5/4 5:45
ココロとカラダ
vi
自由詩
0
12/5/4 4:14
お爺さんはお爺さん
灰泥軽茶
自由詩
8*
12/5/4 3:26
歓楽街にて立ちくす
番田
自由詩
2
12/5/4 2:14
五月
はるな
自由詩
4
12/5/4 1:37
アイスクリームのおいしい季節
ゆうと
自由詩
0
12/5/4 0:33
僕のロケット
藪木二郎
自由詩
0
12/5/4 0:08
あしたの種
朧月
自由詩
10
12/5/3 23:30
見えなくなる時
晝
携帯写真+...
4
12/5/3 23:13
焼き魚
ちゃむ
自由詩
6
12/5/3 22:56
ローン・ロン
藤鈴呼
自由詩
1*
12/5/3 22:26
変態短歌33
花形新次
短歌
0
12/5/3 22:21
なわ跳び
壮佑
自由詩
28+*
12/5/3 21:58
ドレイノカードダケガコウテイヲウツ
TAT
短歌
0*
12/5/3 19:36
流星の光
yamada...
自由詩
2
12/5/3 18:59
第一球
たもつ
自由詩
11
12/5/3 18:55
言葉の旅人
梅昆布茶
自由詩
18
12/5/3 18:19
変態短歌32
花形新次
短歌
0
12/5/3 17:56
愛してる
文字綴り屋 ...
自由詩
1*
12/5/3 17:10
ashamed pride
霙小町
自由詩
3
12/5/3 17:00
ふにゃり
じじ
自由詩
11*
12/5/3 16:35
五月の空
黒髪
自由詩
1*
12/5/3 15:57
ノイズ混じりの朝
ブロッコリー...
自由詩
3*
12/5/3 15:33
晴れ、時々背中
そらの珊瑚
自由詩
17*
12/5/3 15:23
give & give
れもん
自由詩
4*
12/5/3 15:22
綺麗事
HAL
自由詩
1*
12/5/3 14:51
3030
3031
3032
3033
3034
3035
3036
3037
3038
3039
3040
3041
3042
3043
3044
3045
3046
3047
3048
3049
3050
3051
3052
3053
3054
3055
3056
3057
3058
3059
3060
3061
3062
3063
3064
3065
3066
3067
3068
3069
3070
4.23sec.