ある日ふっと気づいた
言わなくなった言葉がある
忘れてしまった言葉がある
『おはよう』
『いってきます』
『ただいま』
『いただきます』
『ごちそうさま』
『おやすみなさい』
...
気負わずに書こう、と
青い液晶を前にして今日を想う
一日をどんな風に費やしたか
人の為になることは為さず
ともすればなんと無駄な休日
ペンをキィボードに
キィボードをギター ...
僕は今日何を得たのだろう
言葉の一つでも覚えられたら 幸せだ
働いてばかりいた
それは 寂しい
日本人ではなかったら
もう少し楽しくいきられただろうけれど
男たちに
愛していると言うと
とたんにやせ細ってしまい
女たちに
愛していると囁けば
とたんに膨れ上がる
鏡にむかって
愛しているとつぶやいて見たら
鏡は粉々にわれてしまっ ...
誰も助けられないから
誰も悪くないことにする。
お金が欲しいから
需要を要求する。
視聴率にならないことは
テレビで話しちゃならない。
...
昔の夜に捨てちゃったよ
酒代の代わりにしちゃったよ
影なんてさ
思い出にしまっちゃったよ
鍵をかけて放り出しちゃったよ
影なんてさ
長い夢見すぎて疲れちゃったよ
何にも残っている ...
うつを抱えながら、日々がんばっている彼が
汗だくで机をぴかぴかにした後
休憩室で青い顔してのびていた
あんまり一生懸命だったので
(無理すんな)とは言えずにいたが
ぐったりして ...
春の音がする
表通りを過ぎる車の音
自転車のベル
子どもの笑い声
前景の音が滲んで柔らかく
遠くの音がよく聞こえる
カシャーン、カシャーン
どこかで鉄骨を打つ重機
パタパタパタ…
小 ...
あるひめざめたら
さびしいにんげんが
さびしいにんげんのあしを
ひっぱっていた
高級なこどくが秤にのって
じぶんの重さをはかっていた
うしろすがたをみるとかみさまだった
あるひめ ...
新聞紙の同じページに
震災への追悼が行われた事と
つい先日 襲撃された
日本大使館などの記事がのっている
犯人グループ 36人の死による鎮圧
犠牲者 11人 中に 民間人も含むらしい
...
時の鏡に映る
その愛の名は
水銀
こうしたら平気でいられる
こうしたら前向きでいられる
こうしたらこうしたらこうしたら
見てみないふりの現実を
あとなんど味わえば
ぼくは飛び降りてしまえるのだろう
...
いのちを一つください
袋も一枚お願いします
かさかさと
すれ違う子供の心
歩道橋のてっぺんで遊ぶ
右の子は右を向いて
左の子は左を向いて
目を閉じたままでお話してる
雨が降ったから ...
ぼくらの練習問題は
なんのための練習問題なのか
練習問題の解き方は
みんな教えてくれるのに
なんのための練習問題なのかは
だれも教えてくれない
花びらが散ってし ...
真っ白い雪
降りたてのやわらかい絨毯
靴の底
磨り減るほど磨いても
素足になっても
足を入れれば汚れてしまう
あれは幼い日
唇を舌でなぞっては
はみ出した
北風に吹かれて
鼻の ...
焼夷弾爆撃によりアメリカは10万匹の天使つくった /
「君だけを幸せにする! お返事を待っています♪」とメール爆撃 /
繰り返し画面に映る商品は眼から脳への爆撃である /
爆撃機ふたつ購入 ...
隣席の
馬鹿を今すぐ
殺したい
お前はいいさ
ホームだもんな
...
なぜ悲しいのに
あったかいんだ
張りつめてるのに
おだやかなんだ
大好きなのに
なんでなつかしいんだ
ぼかあやさしかなんかない
うしなうことよりも
...
この空は繋がってるから
この大地は繋がってるから
会えなくて
寂しくて
悲しくて
泣きたくても
大丈夫だよね
きっと
きっと
僕らも
あの空のように
...
世界の最果ての部屋で
無音のテレビが瞬いた
鬼が私を探しに来る
緋色に染まった夜の海から
シルクの魚雷に跨って
鳥は巣で寝返りを打ち
子供は母に抱かれて眠る
夜の付き添いに疲れて
人気のない待合室の
ソファでうつらうつら
窓際に置かれた
ヒヤシンスの根が
くねくねと
夢の中まで伸びてくる
先端の脈動に
病院のすべての機器が
...
無かりせば為せぬと、
だから済みませぬと言う
それだけでやり果たした気になって背を向ける
と、それに向かってあなたは言う
逆さに写して似たり寄ったりだなんて判断を下して
ただ
安心している ...
【確信犯】
ちょっとづつちょっとづつ間違っていく伝言ゲームのように、今日も
【からかい】
本気かと問えばするっと逃げていき 遠くの空で春雷が鳴る
【三面記事】
...
ふしくれた
枝によって分断される
空の断片 雲の断片
大気の具現化
ちらちらと落ちる春の花びら
花びらも断片と化し
空の断片もちらちらと落ちる
雲の断片もちらちらと落ちる
...
君のために雨のなか
スーパーへ水菜を買いに行った
料理用の鋏を入れて
細い翡翠色のくきも緑の葉も
みんなガラス容器にあけて
たったそれだけのサラダ
台所には オリーブオイルしか
ないよ
...
下着の縦と横が
垂直に交わる
そのようなところが
指定の喫煙所
煙にまみれ
自転車はすべて
曲がっている
下着は優しい
縦と横があるから
指は縦をなぞり ...
青い瞳の中に
沈みかかる方舟
手を振れば
手を振り返す
遥か彼方から
震えた体を
異人の言葉が抱きしめてくる
温め合う心と心
黒い瞳の中から
ありったけのサンキューを
...
春だね
言の葉も芽吹く 春だね
口元の
笑うたびに開く傷跡を
春だねって
嬉しそうに
血のあとをこすりながら。
重たいシャツを脱ぎ捨てて
ぬるい水の中へ
ふと思い出したように
墜落 ...
音楽も断ち、ネットも断ち、ひたすら大気を眺め、大気の中を歩いていく。この木も小屋も春の花々も鳥たちも、すべては大気の装飾物。ひたすら大気の動きと色と広がりに滲みこんでいく。私は装飾物になるには若干重す ...
十分に愛してるって
どうやって見分けるの
あなたにはそれがわかるんですか?
どんなに愛したって
伝わらなければ意味がない
苦しい思いをして
ずっと愛し続けても
あの人 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
忘れ言葉
HAL
自由詩
10*
12/4/18 4:21
2012/4/18
鎖骨
自由詩
3
12/4/18 2:26
_
番田
自由詩
0
12/4/18 2:23
鏡
はるな
自由詩
6
12/4/18 1:56
こんなにも悲しい
晝
自由詩
4
12/4/18 1:49
影
春仙
自由詩
2*
12/4/18 0:24
ぴかぴかの机
服部 剛
自由詩
2*
12/4/17 23:57
感覚記憶
salco
自由詩
9*
12/4/17 23:38
うたのはずれのうた
梅昆布茶
自由詩
15
12/4/17 23:33
おやすみなさいな よき夢を
砂木
自由詩
11*
12/4/17 23:20
ミリバール
高原漣
自由詩
0
12/4/17 23:12
こうしたら
吉岡ペペロ
自由詩
1
12/4/17 22:52
レジ袋
かぐ
自由詩
2
12/4/17 22:47
だれも教えてくれない
吉岡ペペロ
自由詩
3
12/4/17 22:45
真っ白い雪
百瀬朝子
自由詩
4
12/4/17 22:35
#poem24 爆撃(140文字縛り)
北大路京介
自由詩
15*
12/4/17 22:28
冬の終わりに
TAT
短歌
1
12/4/17 22:19
過去進行形
吉岡ペペロ
自由詩
1
12/4/17 22:19
この空は繋がってる
ジュリエット
自由詩
1
12/4/17 22:03
鬼
壮佑
自由詩
17*
12/4/17 21:41
病院
〃
自由詩
15*
12/4/17 21:41
おきている
数
自由詩
0
12/4/17 21:31
春雷
そらの珊瑚
短歌
11*
12/4/17 20:26
キグルイ
小川麻由美
自由詩
0*
12/4/17 19:27
若菜
つむ
自由詩
12*
12/4/17 19:11
対角線に進むと
たもつ
自由詩
3
12/4/17 19:01
サンキュー ベリーベリーマッチ
subaru...
自由詩
18*
12/4/17 19:00
春
つむ
自由詩
3*
12/4/17 17:52
twitter
葉leaf
自由詩
3
12/4/17 17:10
見分け方
ジュリエット
自由詩
0
12/4/17 17:07
3051
3052
3053
3054
3055
3056
3057
3058
3059
3060
3061
3062
3063
3064
3065
3066
3067
3068
3069
3070
3071
3072
3073
3074
3075
3076
3077
3078
3079
3080
3081
3082
3083
3084
3085
3086
3087
3088
3089
3090
3091
4.43sec.