雨上がりの傘はステッキ代わり
クルクル回してスキップすれば、水たまりにパシャリ
そして、キャッキャ、キャッキャと
いつも独りで膝を抱えて座っていた
遊びと言えば砂に絵を描くことだった
お母さんは気付かない
幸せでも不幸せでもなかった(はず)
もう少しおじいちゃんちに居たかったな ...
みんなといってみたかった場所がある
それは地平線が見えそうな草原に
暖かな風が吹く海辺に
木漏れ日が揺れる森に
みんなはもう土の中だね
墓石も何も無く
静かに僕の庭にいるんだね
...
もっと眼(まなこ)は開けておけ
正義が見えなくなる
しかしよく眼を開けたままでも
本当の正義が見えることはほとんどない
それはいつも虫けらのようにひとを
殺すためにでっち上げた贋物の ...
体液に青色2号混ぜ込んでカラカラ笑う(まるで機械だ)
止めどなく涙が溢れ朝露が零れた事にしておきましょう
ここではない、どこかへ
若者はいつも旅立とうとする
それは、どこにも行けない、
だけど、
何かの間違いでも辿り着く者が
いるかもしれない。
私たちは、
光の中に消えていく彼らを
...
平凡な主婦です大事にされてますだけど消せないメールがあります
あなたのくれた言葉を何度も繰り返す(忘れないために)
あなたのくれた掌の熱を胸に当てる(冷めないように)
あなたのくれた笑い声に耳を澄ます(雑音が混ざらないように)
あなたはたくさん ...
朝9時香港の少女は
まどろみながら一つの夢を見る
それは白い牡牛にまたがり
全世界を練り歩く夢・・・
朝8時東京の少女は
自殺する夢を見る
せいせいした自分から遊離して
魂だけが離れてい ...
青い闇に消えていく道端に 忘れられた扉がある
雨を避けて階段を下り 遥かな約束の場所へ
詩人が破壊で蘇える 口元にナイフを咥えて
燃える稲妻で焼かれたこの街が 静けさを取り戻すまで
新しい ...
森には、巨きな扉がある
地図をひろげ、
内密空間の地理的分析に関する真の定理をさがす
それは、風景以上に一つの精神状況なのです
森は、幽玄性を証明したり
幽玄性の幻想をあた ...
星よりも烏が降ってくる
夜 瞼を閉じても街灯が見える
燕の子が群衆を見下ろす
群青色がまぶしい
永遠に上下する踏切に
死をシュミレートしている
虹色の蝶が平衡感覚を失う
縦横の網 ...
夜の一部分が破れ
青空が露出していた
抜けるように
青い
イタリアの
空のように
井上雄彦のスマイルを見つめていると
それがぜんぶあなたの顔に見えたのです
みんな笑いたかったんだ
できれば一緒に
みんな笑いたかったんだ
できれば何処かで
老若 ...
のら犬の
...
そしてまた梨の花が咲いた
記憶の裏窓に
梨の花が咲いたのだ
少年の横貌を
咽喉の線を
正しく記述する春の香気
咲いたよ 微笑む
咲いたよ はにかむ
その指が ...
豆腐を食べているうちに
豆腐のことが気になり始めた
豆腐の色はどうだったか
豆腐の形はどうだったか
匂いや味はあったか
どのように崩れ
何を受け入れ
何を拒むのか
すぐにで ...
傷つけたことなんて
どうでもいいんだよ
それに至った理由なんてのもさ
そこいらにゴロゴロしている話なんざ
聞きたくもないんだよ
俺はこう見えて
とても忙しいんだからね
きみがさ
力 ...
東京の5月の風は強かった
若い緑の擦れた香りが
スーツや髪をなぶっていた
きょうぼくは電卓をたたいた
ぼくのまえには父母がいて
父母のまえには祖父母がいて
そう ...
デビュー前後で
明らかに
変っている
目元と鼻に
パンチ入れたい
もし僕と
きみの体が
入れ換わったら
きっと最初に
オナニーします
こんな毎日を
あと何度繰り返せば
僕は終われるかな
二時間後だって見えやしない
こんな{ルビ瞳=め}じゃだめだ
ああもっと頑張らなきゃ
ちゃんと明日がきますように ...
街には水路が流れている。有名な水路。 休日の朝、水路の東には太極拳、西には朝ヨガをする人が集まる。先日は人気ドラマのロケが行われていた。『美人三姉妹シリーズ』のサスペンスだ。この街では殺人事件が多 ...
反省は次に繋げるためのもの階段上るような生き方
深い森呼吸している音がする霧に隠れた僕の暗闇
雷が何度も鳴って眠れない夜の隣で眠っている朝
小さな子希望に満ちた笑い顔未来に向け ...
身体中に流れるコールタールが心臓を突き破った
屋上から見上げた空には自由の文字が浮かんでた
地に着いた両足は腐り始めてる
優しい人達の笑い声は遠く
涙だけ詰まったボトルが転がっ ...
季節の変わり目に窓の外を眺めている。
外は雨 外出
細い両目から差し込む光の筋
不足するイメージの光量
暗い頭蓋骨の内部を照らす
プラネタリュームは暗く
毛穴ほどの大きさの星の光のみ
...
{画像=120511115342.jpg}
小さい頃 私は
イチゴは木になるものだと思っていた
あの赤い実はサクランボのように
枝にたわわに実っていて
それを食べるのだと信じていた
...
野の花が
あんなにも
優しげに微笑むのは
きっと
手向けの花であるから
肉体を持たぬ人に
花以上に似合うものが
あるでしょうか
空腹も感じないので
食べ物はいらない
物欲も ...
運命って残酷だよな
俺のダチは雨上がりに
バイクに乗っててさ
高速の小さな水溜まりに
スリップしてバイクはフェンスに
激突してダチは投げ出されて
下の道路に飛ばされて
丁度来たトラッ ...
牛の様に穏やかに
馬の様に素早く
犬の様に柔順で
猫の様に狡猾に
そして出来ないと
人間だの認識
そして特殊性を知る
特に手
哺乳類の初めに
近い ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雨上がり
殿上 童
自由詩
22*
12/5/12 0:52
ささやかな不幸。
永乃ゆち
自由詩
8*
12/5/12 0:39
最初の森
ちゃむ
自由詩
4
12/5/12 0:13
意識不明
HAL
自由詩
2*
12/5/11 23:59
涙
永乃ゆち
短歌
2*
12/5/11 23:19
恋情
〃
短歌
2*
12/5/11 23:17
ここではない、どこかへ
佐藤伊織
自由詩
3*
12/5/11 23:15
罪
永乃ゆち
短歌
0*
12/5/11 23:12
プレゼント
〃
自由詩
1*
12/5/11 22:44
少女の夢
yamada...
自由詩
3
12/5/11 22:01
雨に濡れた街角で
terada...
自由詩
2
12/5/11 21:28
森の夜伽
月乃助
自由詩
6*
12/5/11 21:08
不問
ブロッコリー...
自由詩
2*
12/5/11 20:57
イタリア
和田カマリ
自由詩
3*
12/5/11 20:28
スマイル
吉岡ペペロ
自由詩
8
12/5/11 20:09
スキデ/ウマレテキタント/チャウワホンダラァ
TAT
短歌
0
12/5/11 20:04
裏 窓
塔野夏子
自由詩
9*
12/5/11 19:38
長梅雨
たもつ
自由詩
2
12/5/11 19:33
ウンコしたいから
花形新次
自由詩
1
12/5/11 18:33
5月の風
吉岡ペペロ
自由詩
0
12/5/11 18:19
変態短歌45
花形新次
短歌
0
12/5/11 17:33
おやすみ
霙小町
自由詩
3
12/5/11 17:23
#空想の街 #美人三姉妹
北大路京介
自由詩
8*
12/5/11 16:42
反省
夏川ゆう
短歌
1
12/5/11 15:15
自由の文字
永乃ゆち
自由詩
3*
12/5/11 14:51
退屈な自我
……とある蛙
自由詩
11*
12/5/11 13:47
【 想像の芽 】
泡沫恋歌
自由詩
17+*
12/5/11 11:47
花
そらの珊瑚
自由詩
26*
12/5/11 10:15
Strange Fruit
HAL
自由詩
9*
12/5/11 8:03
君はそう生きよ
ドクダミ五十...
自由詩
1
12/5/11 6:37
3021
3022
3023
3024
3025
3026
3027
3028
3029
3030
3031
3032
3033
3034
3035
3036
3037
3038
3039
3040
3041
3042
3043
3044
3045
3046
3047
3048
3049
3050
3051
3052
3053
3054
3055
3056
3057
3058
3059
3060
3061
4.8sec.