缶チューハイが降り注ぐ夜
めんどくさい人生が酔ぱっらいのあたしに
くだをまく
だって嫌われちゃったのよ
あたしあたしがきらいになってゆく
缶チュウハイのレモンがあたしに
素直になりなといっ ...
餃子を蒸して食べた。
皮が厚くて美味しかった。

一緒に蒸した人参を食べた。
硬くて嫌な臭いがして不味かった。

餃子を先に食べればよかったと、後悔した。
私の口の中は人参の臭いで満たさ ...
巴里に咲く真紅の薔薇の下に猫  

青かびを纏へるチーズ

喜びも光も食べる蝿の王

短めに髪の毛切って芒種かな

葛切りと京の祇園の唇と

蟷螂の子供びっしり葉の裏に

ロッ ...
綺麗になりたいと思って伸ばした爪に入る汚れの多さ

痒いと思って掻いた後に気付く瘡蓋から流れる血

届かないはずの想いを瓶に詰めて海に流したら届いた時の怒り

手をつないだ君との将来の約束 ...
あり余る
俺の才能
行き場なし
冷凍うどん
茹でる夕暮れ




飲み過ぎて
ゲロ吐いたのは
過去のこと
悪酔い前に
腹痛くなる
いつかみた夢が忘れられないでいる

酔い潰れてあの人の名前を叫んでいた

原風景は理想郷でしかない事実を知らないフリしてる

遠い遠い昔私はまだ純粋だったはずだ

夕立の後 ...
ひまでもないのにひまつぶし

忙しくもないのに忙しいふり

死にたいのに生きのびたくて

ぎりぎりなのに余裕あるふり


星を見て涙するほどでもないのに

夜空には涙みたいなもんが流れた


ひまでも ...
エルミタージュを観にゆく

たくさんのクララたちがいる

そのこころに寄り添える者たちが微笑んでいる

木々が揺れている

デュフィのカーテンが揺れている

絵を観るとはじぶん探し ...
眠れない夜に
涙が出た
幾粒も、幾粒も…



私の「好き」と
あなたの「好き」は

燃え盛る炎と
凍てつく氷くらい
温度差があって
決して
歩み寄ることはない



...
ひもつきのくつを買いけりつまがくつふたりしてきし百貨店

一万円なにがしかの造花買いコーヒー・スタンド寛ぎにけり

懐かしきゼリー詰め合わせ一袋3時のお茶にふさわしきかな
多分 静寂な夜だっただろう
いつもと変わらない日常が終わり 子供たちはベッドで眠る
大人はたちは静かにお茶を飲み 聖書を開いて神に祈る
いつになく静かな夜に 何の疑問も持つことはなく
未来を築 ...
なにかを肯定するっていうことは反面そこからこぼれたなにかを否定するっていうこと、なしに、肯定することは不可能なことなのだろうか。

なにかの発言をする際にそのことの(思考の結果の)根拠をあきらか ...
救いようがない場所に
気づいたらこんな場所に
バカにしていた当人が
バカにしていた対象そのものに

掬いようがない距離に
気づいたらこんな距離に
蔑んでいた当人が
蔑んでいた対象そのも ...
忘れていたわ
時の砂は音も無く
ふりつむ透明な悪魔だってこと

どこへいようと
逃れることはできない
生の終着駅が死であることから
逃れることはできない

気づかぬうちに
若葉は枯 ...
哀しみの果てには何があるのだろう光はいつも私を見てる

目的地決めずに旅をしてる人自由気ままに心のままに

爽やかな緑の風と煌めいた緑の景色私を飾る

雲海で街中全て覆われた山の上か ...
誰にも触れられない場所に
花が咲いていた

切り立った崖の中腹
そこには
誰も登って来れない
誰も降りて行けない

そんな場所に独りぼっちで
花は気高く咲いていた

小鳥の囀りに ...
心が高くバウンドして
トランポリンの上で
ピョンピョン跳ねまわる

鉄棒をクルクル回って
天と地がひっくり返った
白いスニーカーで雲を蹴飛ばせ

鼻孔を開いて
大きく深呼吸をしよう
...
 
     
   この世に……
   {引用=   自分を必要とする人が
   誰もいないってことに
   気がついたら
   もう
   人は死ぬしかないでしょう

   それ ...
実体のないおとこからプロポーズされたあなた
その日夜の帳を待ちきれずに、一台の車が朽ちた垣根の脇を走り過ぎた

荒れ果てた民家の中庭には真新しい領収書とセピア色の写真が埋められて
僕は ...
がらんとした部屋に
淡い光が射して
細く長く伸びた観葉植物の葉の

あまりの碧さに目が眩んで

倒れてしまいたい
そんな独りの或る昼下がり。
何もない日に
何故だろう 僕は 見ている風景に寂しさを感じた
辞めた会社の空気が頭をかすめる
僕は ずっとひとりだった
僕は 生きるべき場所を 間違えたのだ
君と二人で抱きあっていただけ ...
光の夢と引き換えに
二人は大きなものを失った

なすすべのない夕暮れ
ひと足早くここに来て
懺悔のように君を抱きしめる

光の体は思ったより身軽だけど
互いを目と目で
確かめ合うこと ...
雨屋で
ちいさな
雨を
ひとつ
買いました



机の上に
おいた
ビンの
なかで
ちいさな
雨雲が
元気に
雨を
ふらせています
段差段差

すらりと綺麗な人が

高いヒールでぐにゃりとごろりところげた

うしろを歩く私へ

勢いよくかかとが飛んできた

私はちょうど

小ぶりで可愛らしい

さんかく ...
こぜまいワンルームを飲み込む深い夜
に響くのは これは 負け犬の遠吠え
目に見えない明日との境界を揺るがす
もう二度と朝など来なくてもいいと
静かにしかし重く嗚咽するこれは声なき声の歌 ...
人の顔はトーチのよう
みなの顔に心がよく表れている
魂は青い炎
冬も去り暑い季節がやってくる
僕の心の中には固い氷がある
絶望の暗い気持ち、混乱の頭を運んでくるわだかまり
優しいもの温かい ...
アカルイミライトつくったら

つきはなれて

み、はなすときがくる






by Atelier
大便が
コシの強さを
失って
切れ痔に悩む
こともなくなる



1週間
何もしないと
いいかげん
噴火しそうだ
白いマグマが




ブラッシー
噛み付き
血ま ...
遠く、の庭に落ちていた
秋の葉っぱが迷って
春の野原に来てしまった
若若しく黄緑の

ぼくとは違うこどもたちだぞ
秋の葉っぱは淋しくてかなしくなった

遠く、へ帰ることはできないかな
...
二十二時です
そちらは何時ですか

時は あたしのことなんておかまいなしに 進む
進む

十年以上前のことを 今更
何を言ってるんだと
笑われました
前を向いて
後ろを振り向か ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
チューハイだものじじ自由詩16*12/6/11 20:42
選択きみのてを自由詩3*12/6/11 20:11
俳句2012 6月上旬北大路京介俳句14*12/6/11 19:02
矛盾きみのてを自由詩5*12/6/11 18:51
変態短歌85花形新次短歌012/6/11 17:55
夕立の後永乃ゆち自由詩2*12/6/11 16:59
夜空には吉岡ペペロ携帯写真+...112/6/11 16:12
デュフィのカーテン自由詩212/6/11 15:51
いつ、どこにいても、あなたが好きだから…日向なつ自由詩312/6/11 15:36
百貨店生田 稔短歌112/6/11 15:22
革命前夜無限上昇のカ...自由詩512/6/11 13:45
ヒトって? に関して(の思惟の一部)もっぷ散文(批評...212/6/11 13:37
思い出ナフタリンkomase...自由詩1+*12/6/11 13:33
時の砂そらの珊瑚自由詩1112/6/11 10:22
哀しみの果て夏川ゆう短歌012/6/11 9:11
【 孤高の花 】泡沫恋歌自由詩20*12/6/11 7:43
【 I can fly 】自由詩6*12/6/11 7:42
【 この世に…… 】自由詩6*12/6/11 7:40
井戸の中アラガイs自由詩4+*12/6/11 6:49
孤独のおとれもん自由詩6*12/6/11 2:58
生ぬるい日々番田 自由詩312/6/11 2:14
Ascension南 さやか自由詩212/6/11 1:18
ちいさな雨青色銀河団携帯写真+...312/6/11 0:46
さんかくのかかと灰泥軽茶自由詩11*12/6/11 0:40
2012/6/11鎖骨自由詩012/6/11 0:08
笑顔を灯す杉原詠二(黒...自由詩5*12/6/11 0:07
過去日記阿ト理恵携帯写真+...5*12/6/10 23:34
変態短歌84花形新次短歌112/6/10 23:17
夢の前にもっぷ自由詩512/6/10 22:35
22時ですはるこ自由詩212/6/10 22:13

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