白い 陶器のような
冬季には 思い出せるような
鬣を 尻尾にまとう
オコジョのような
そんな パッパカさんが
走りたいと 嘆きながら
地下で 静かに 休んでる
其処には 緑の ...
コップに注がれたラムネは
辛すぎて
喉の渇きを癒すことができない
だから、
私はグラスを空にできない。
ベランダの風鈴の音は
錆びていて
私の耳にはとどかない
だから
私のこまく ...
覚えてる?
ゆびきりげんまーん って
指切り したよね
あたしなんかね 約束したことよりも
あの日の へんなオレンジの夕陽の方が
なんか 鮮烈に覚えてるの
...
体が重い、頭が重い
手先が器用で走るの遅い
夕やけ嫌い、夜ふけ好き
考えるのが趣味
思うのがよすが
知っているけど知らん顔
わかりもせずにわけ知り顔
かき捨ての恥まみれ
含羞忘れの外聞 ...
60ぐらいの爺さんに
ちくちくと批判されていやな気持ちになる
耐えている
それでも
批判してくれるひとに
耳を傾けると成長できるなんて嘘だ
無責任な嘘だ
...
パエリアが
高くて
1000円した
もとが
300円
えびが
200円
たこが
200円
ほたてが
200円
あと
100円は
サバ缶
ツイッターで相互監視し合う日々
...
熱がフィルター越しに唇に伝わるくらい
短くなるまでたばこを吸う
換気はバンゼンなのさ
太陽があんなに遠くになったよ芥子粒みたいだ
蓋は「ちゃんと」閉っているよ
開けたらオシマイだから ...
日暈が出ている
ゴルフそっちのけで写真をとる
これを見た誰かたいせつな人が
きれいだと感じて
洗われてくれたら
逆光で真っ暗だったから何枚も
何枚もゴルフそっちのけでとる
あ、オレの番だ
てきにたすけられ
みかたをまもる
てきも
たいへんなのだ
みかただった
ふるさとに
わがぐん
しろはたをふる
喋ると馬鹿がバレるからさ
語ると嘘っぽいからさ
怒ると皺が増えるからさ
泣くと幸せが逃げるからさ
止まると置いていかれるからさ
歩くと踵が減るからさ
群れると傷が増えるからさ
...
光
体温
希望
全て
それが君なんだ
ぼくの骨が溶けだして
飴玉のような
真っ白な塊になる
飴玉だよ、と
近所の子供にあげると
骨みたいな味がする
そう言って無邪気に笑う
骨の無いぼくは
ぐにゃぐにゃ ...
澱のように
溜まった悔恨
吐くために
あなたの指を
貸して下さい
恋人は
中指なんて
淋し過ぎ
僕で良ければ
舌を貸します
あの人と
朝あいさつしただけで
元気になります
あの人が
おなじフロアから見えるだけで
仕事がはかどります
好きとか付き合いたいとかじゃなくて
あの人が
頑張って仕事してい ...
うなじをノックする 何かが
陽が長くなる加減を絶妙なまでに延ばし
舌打ち使いの してやったり音が
夜を明かすまいと 辿って来る うなじに
ノックする 何者かが
異角度の90度 ...
ハサミで切り刻んだ
アルミ箔の吹雪を
ご飯に混ぜて炊いた
ボナペティ
良く噛んで食べてね
山のご飯はとっても甘いから
咀嚼する毎に発生する
その微妙な感じは
ガルバーニ電流と申 ...
居間の壁の掛時計
アナログ式の長針短針
ゼンマイ仕掛けの
チクタクチクタク
チクタクチクタク
チクタクチクタク
ゼンマイ仕掛けの
チクタクチクタク
長針短針 進むごと
景 ...
人生を歩むのに
何が正しいかなんて
分からないよね
何が正しくて
何が間違っているか
そんなの誰にも
分かりっこないもの
やる前から
分かりっこないもの
正解なんて
自分の ...
夢の中に置き忘れられた風景、その中で僕は置き忘れられました、その中では今も風が吹き木々が揺れ、人が悲しんでいるでしょう、どこにでもある宇宙の外れ、その崖の下へ僕は投身しました、崖はいくらでも増え続け、 ...
《鯉がたべたい》
と、言ってあまえ
まったく隙だらけ
そのくせ自意識は役者なみの
あのサムライ
かれは
前世のぼく
なのじゃな ...
何処に住んでも
満足できない心なら
素敵な 景色も 味も
堪能出来ない ものでしょう
例えば 其処が
キラキラと耀く
宝石の街で 有ったとて
例えば 其処が
モグモグと ...
人為が古めかしいカセットテープに詰められた残骸のよう
積みあがる街、都市、機能した太陽を隠した工程に泥を跳ね
緑色の海も探せず、ただ無人に焼きついた午後を嘲笑している。
もういい。 ...
森に霧が降りる
さびしいほどに深く
どこまでも
それに、誘われるまま
彷徨い
導かれるまま
分け入る
...
物足りない想い
迷う指先
コーヒーカップじゃ満たされない
ひとりでいい
いいけども
自分で自分をはげまして
それでもなにか物足りない
うす曇り
太陽がんばれ
なんて想って ...
距離を測ってみようと思う
単位は人間
おかしいな
昨日は1人間だったのに
今日は2人間だ
このまま離れていったなら
いつか
このものさしでは
足りなくなって
私は
人間に戻れなくな ...
黒くなれないクラブの女王の大いなる、ティーパーティの御為に。
茶葉を求めてジャックらの駆けめぐったオリエントは、いろづいたベルガモットの照りに燻されオール・グレイ、ご存じ? 柑橘の果皮に、光毒、 ...
http://www.youtube.com/watch?v=YABLsFK8gjY
エルニーニョは神の子だから、その呼応が悪魔であっては事であるからラニーニャと呼ばれた、少女は誰でもない ...
居酒屋の片隅では寂しい言葉ばかりが繰り出されていた。これからどうするべきなのだろう。わからなかった。考えるにしても、何かを望むにしても、とてもつまらないのだ。長い間抱いていた、マトモな会社に入りた ...
希望と呼ばれるものに
過剰な期待をしてはならない
希望だってぼくら以上に忙しいんだ
あちらに希望を失いそうなひとがいれば
どれだけの遠い距離であっても希望は駆けつけ
そのひとに寄り添 ...
母のおむつと尿漏れパッドを買う
要介護度3でデイサービスと訪問介護で
助けてもらっている
食べ物にたいする執着がつよくなっているようだ
それが生きるということなのかもしれない
子供た ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
青翡翠
藤鈴呼
自由詩
2*
12/5/9 0:36
残暑見舞い
ゆき
自由詩
5*
12/5/9 0:18
千切った小指
はるこ
自由詩
3
12/5/9 0:06
人種
salco
自由詩
8*
12/5/9 0:04
それでも
吉岡ペペロ
自由詩
7*
12/5/9 0:02
鉄の腕のゲッツ フォン ベルリッヒンゲン
6
自由詩
2
12/5/8 22:51
「 」
一般詩人-
自由詩
3*
12/5/8 22:30
日暈
吉岡ペペロ
携帯写真+...
5
12/5/8 22:23
白旗
小川 葉
自由詩
2
12/5/8 22:08
circulate
faik
自由詩
12*
12/5/8 22:03
Missing
文字綴り屋 ...
自由詩
1*
12/5/8 20:24
骨飴
たもつ
自由詩
6
12/5/8 19:23
変態短歌41
花形新次
短歌
0
12/5/8 19:13
隠れ栄養ドリンク
ここ
自由詩
3
12/5/8 19:07
舌打ち守護霊
朝焼彩茜色
自由詩
7*
12/5/8 19:02
じゃみんぐ
和田カマリ
自由詩
2*
12/5/8 18:42
チクタクチクタク
……とある蛙
自由詩
5*
12/5/8 16:39
また一歩…
清風三日月
自由詩
2
12/5/8 15:27
twitter
葉leaf
自由詩
4
12/5/8 14:44
もうひとつの夫婦の肖像画
石川敬大
自由詩
11*
12/5/8 14:31
何処に住んでも
藤鈴呼
自由詩
3*
12/5/8 12:29
かつて
キメラ
自由詩
1
12/5/8 11:56
潮騒の森
月乃助
自由詩
7*
12/5/8 11:23
がんばれ太陽
朧月
自由詩
3
12/5/8 8:41
ものさし
そらの珊瑚
自由詩
15*
12/5/8 8:27
A Mad Tea Party
澤あづさ
自由詩
3*
12/5/8 5:27
49 ‘til Infinity
〃
自由詩
5*
12/5/8 5:25
崩れかけた意志
番田
自由詩
0
12/5/8 2:57
お務め
HAL
自由詩
7*
12/5/8 1:53
買い物
梅昆布茶
自由詩
24
12/5/8 1:50
3041
3042
3043
3044
3045
3046
3047
3048
3049
3050
3051
3052
3053
3054
3055
3056
3057
3058
3059
3060
3061
3062
3063
3064
3065
3066
3067
3068
3069
3070
3071
3072
3073
3074
3075
3076
3077
3078
3079
3080
3081
加筆訂正:
葉陰のひと
/
恋月 ぴの
[12/5/8 10:05]
愚痴?になってしまったようなので、手を入れてみました。
5.39sec.