昨年のお昼まえ
花びらに涙するおんなを見つめていた
泣く理由なんてたくさんあった
だけどぼくは
それを不思議がるふりをしていた
サラダにスリゴマをかける
アボガドをいれる
炒めたベーコ ...
揺れながら
曖昧な記憶
鞄の中にもないのでポケットに手を入れる
鉛筆を落としたらしい
グチュリと音が響く
電車のなかで落花生を踏みつぶしてしまった
席が二つ空いていた
酒臭いお ...
空地を埋める黄色
公園のまだ残る薄桃
空一面に広がる青
山の緑
それを伝えたい私
その心の色
無色でもなければ単色でもない
そのとき見た色に染まり
ただ素直に伝える
そんな心への憧れ ...
ひらいて とじて
ひらいて とじて
洗いざらしのパステルで生まれ落ちたはずだった
陽に向かって微笑んで
眩しさに睫毛震わせ
ひらいて とじて
ひらいて とじて
紐でくくっ ...
田んぼに水がはられる
ぬるんでいく季節
みずはこべの緑のフレイム
鏡に映るモネの雲
蛙の声はまだしない
蜂の羽音がしない
そういえば鳥の声もしない
人が
何かをしゃべっているのだが
...
(飲み過ぎたコーヒーが尿意に書き換えられて
駆け込むトイレには神話と宇宙を持ち込んだ
窓の奥は 依然として空と山の色が目立っていて
近隣の川だけが 整頓された物音を流しつづけ
その規則正しい行 ...
01 目覚め
ひかりを集めた 蛍雪時代は ほたるのひかりまどのゆき
ありふれたひかり啓蒙時代でもあった 蒙には盲の意味もあると聞いた
ひかりがないことを盲ということに怯えた人との ...
ヘイ、ミスター丹波哲郎
教えておくれ
きみが生前言ってた通り
死後の世界はあったのかい
ヘイ、ミスター丹波哲郎
教えておくれ
きみが映画で描いた通り
やっぱり死んだら驚いたのかい
...
赤い匂い、甘い、淡い青
羅針盤の形に姿を変えて木陰で待ち伏せして忘れ去られる、雨蛙になれば此処に居る誰にも気付かれはしないさ
無音で、玄関を、出て行くからそれは確かに、希望によく似 ...
きゅうりに背骨は
ないけれど
きみの背骨は
きゅうりの味が ...
時計は8時30分を指している
海面に凛と立つあなたを
私は海辺から涙をこぼしている
風は灰色だ
漣(さざなみ)を立たせたり
あなたの眼を見開かせたり
していて
宇宙は落ちてきそう ...
経済活動に力を注げ
体裁ばかりを気にするな
同じであろうとすることをやめなさい
働くことを やめなさい
はぁ〜あ、君たち。
納屋は鉢植えの葉っぱが判別もできないほど、伸び放題の雑草に囲まれていた
やわらかな西日が微かに反射するプリズム
曇った硝子の汚れを異物に浮かび上がらせて、枯れた観葉植物の茎根が足元に絡み付く
...
Mr.Don Henlyは《THE END OF INNOCENCE》の楽曲で
『ぼくらはお伽話に毒され続けて来た』と歌ったけれど
でもいまぼくらは自分のこども達に
語ったやれるお伽話はある ...
全身が混線しようと企んで逃がしてしまう唯一の鳥
{引用=
コードの
うねりを
生き物かと
おもった
先端に
触れそうなつまさき
電気が
必要
わたしはいつも
夏になり ...
それはいい眺めだった、コールサックで彼女を喰べる頭部、真っ赤なナイチンゲール、外圧を最大に高めた午後七時に女を手に入れ、都合の良い問いに助けられ、肌の隙間に、滑り込み車輪を浮かせる奴は緑色に錆びて ...
君は最後の彼女
君は僕のワイフ
君はロンリーハート
君はたった一人の女
はなさない
逃がさない
はなせない
あわてない
君に求めるものは
大きな乳房
美味しい料理
会話の ...
寂しさを通り越して
感覚が麻痺すると
人は寄ってくる
面倒臭くなる
勉強せにゃあかんと
思う反面
遊びたい
夢心地
夢でイカ入りの
ホワイトシチューを
食べる。
皆の為に ...
やっと人のネットワークが
できてきた。
網に掬われ
落ちないでいられる。
皆に愛され
皆に慕われ
皆に必要とされる
皆に大切にされる
他人とめしを食うと
関係が深まる
外出 ...
1. 自分の夢を応援してくれる人
2. 自分の想いに共感してくれる人
3. 自分を愛してくれる人
ここ最重要だからマーカー引いて
↓
4. 世界中の誰よりも愛せ ...
{画像=080302220223.jpg}
おいらは鈎にぶらさがったあんこうさ
口からいっぱい水を呑まされて
ぶらさげられて
身を削ぎ落とされる
皮も
鰭も
胃も
腸も
...
眠る前に まじないを 眠る前に カフェインを
呟いたとしても まじないを
ごくり と飲んだとしても カフェインを
影響など されない 隙間だらけの 想いまつげ
働き者の蟻さんが入れ ...
(dear L,)
西窓から
こがね色の蜂蜜があふれ
あけわたされた廊下を
遊び風が濯ぐ
木目の数だけ鈍くきしむ床に
罅割れた指を這わせて
(鳴いている?)
や ...
生きてゆくちからが 愛するちからがいまもあるならば
笑い転げたあのジョ−クを 思い出してよ
僕の最初のまちがいは 生まれたことだってね
いちばん不幸なのは 君と一瞬も離れることができないこと ...
運河に沿って
空の下駄箱が並ぶ
靴はまだ誰かの
想像でしかないから
父は今朝も裸足のまま
戦争に出かけた
船着場で
子どもが遊ぶ
声は聞こえなくても
音でわかる
...
四月病ってあるらしい
さりとて年度替りの初々しい賑わいとは
とうに縁遠くなっているのだから
花散らしの雨もあがり葉桜と化した桜並木を
これでよいのだと独りごちながら歩む
※
...
不器用な詩人を撫でる桜まじ
花篝燃えてくれるなまた泣ける
哲学の道を流れる花筏
散るまでの夢と知りつつ桜酒
高瀬川乳飲み子抱いて花の雨
岡崎の桜回廊象の声
...
きみの旦那は夢見ていたのさ
ホワイトハウス研修生との3Pで
お気に入りのBlow Jobを
きみには右サイドから
研修生には左サイドから
老練なテクニックと若い強引さを
競わせながら果てる ...
大きな声で叫んでいると
段々、自分がしぼんで遂には消えてしまう
一人、沈黙していると
再び僕が現れて蘇った
世界は大いなる言語に包まれて
それ故、人はどこにもいない
・・・僕は君の素顔が見 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
花びら
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4
12/4/17 14:25
自動再生可能装置
アラガイs
自由詩
5*
12/4/17 11:42
素直に
marux2
自由詩
3*
12/4/17 10:51
こころ
靜ト
自由詩
4
12/4/17 10:47
after words
そらの珊瑚
自由詩
6*
12/4/17 10:36
おおぐま座
風呂奴
自由詩
2*
12/4/17 10:21
鳥
るるりら
携帯写真+...
16*
12/4/17 9:35
ミスター丹波哲郎
花形新次
自由詩
3
12/4/17 7:17
レイン・ソング
в+в
自由詩
5
12/4/17 6:53
きゅうりと背骨
石田とわ
自由詩
11*
12/4/17 3:17
わたしは海面に立てないでいる
うめぜき
自由詩
7
12/4/17 2:39
_
番田
自由詩
0
12/4/17 2:37
今日の独り言 20120416
A-29
自由詩
0
12/4/17 2:21
棲魚
アラガイs
自由詩
11*
12/4/17 0:50
お伽話
HAL
自由詩
3+*
12/4/17 0:43
八月にあつまる
佐藤真夏
自由詩
3*
12/4/16 23:43
車輪の下
в+в
自由詩
0
12/4/16 23:30
You are the only one
ペポパンプ
自由詩
7*
12/4/16 23:23
カラオーケストラ
〃
自由詩
4*
12/4/16 23:23
ライフネット
〃
自由詩
4*
12/4/16 23:23
恋人の条件
文字綴り屋 ...
自由詩
2*
12/4/16 23:15
あんこう鍋 / 悪食賛歌
beebee
自由詩
25*
12/4/16 22:57
眠る まじないとカフェイン
朝焼彩茜色
自由詩
6*
12/4/16 22:19
白雨
紅月
自由詩
7+
12/4/16 21:10
こいのうた/2012
梅昆布茶
自由詩
9
12/4/16 20:39
下駄箱の夏
たもつ
自由詩
4
12/4/16 19:23
口ずさむひと
恋月 ぴの
自由詩
27*
12/4/16 19:01
#桜2012 #京都
北大路京介
俳句
18*
12/4/16 18:26
愛しのヒラリー
花形新次
自由詩
0
12/4/16 17:21
君の素顔
yamada...
自由詩
3
12/4/16 16:40
3052
3053
3054
3055
3056
3057
3058
3059
3060
3061
3062
3063
3064
3065
3066
3067
3068
3069
3070
3071
3072
3073
3074
3075
3076
3077
3078
3079
3080
3081
3082
3083
3084
3085
3086
3087
3088
3089
3090
3091
3092
4.76sec.