私がその色を好きなのではなく、
その色が私を好いているから画面で美しく輝いてくれるのだと
そういう自惚れた考えかたをしていた10代の頃

私とその色とが共鳴しているのだ、と思っている今

...
ちかい 言えなかった言葉が余りに多過ぎて
溢れようとする言葉で喉が詰まる

失わなかった愚かさが余りに多過ぎて
嘔吐を覚えるほどに胃がせり上がってくる

落としてきたのものが余りに多過ぎて
どの ...
スパイラルの踊り場を形成している
      郊外の台地にたたずんで
黴臭い俯瞰図をひろげたとき

ベートーベンの交響曲第六番こそ
       漂ってはこなかったが
青い無窮の虚空に飛翔 ...
 
 
霊安室に母が椅子を並べている
「みんな死んだのよ」
いつこの仕事に就いたのだろう
死んだ体を扱うように
丁寧な手つきで並べていく
手伝おうとすると
「いいのよ、毎日、お仕事、 ...
眼を瞑ると何が見える

瞼越しにLED照明の残像が

やや遅れて

大脳葉で知覚される

残像はしばらく漂い、すぼんで消えたあとは

赤黒い闇のスクリーンに

何かを見よ ...
顔文字っていっぱいありますよね。
んで、その顔がどんな顔かって説明しよう、というスレです。
狐につままれたような顔、とかいう説明です。


Σ(||゚∇゚)
どうした?そんなアンガールズ ...
心がしんどい時は同じ風景を見たとしても感じ方がまったく違ってくる

風景は目に映るもの
自分は風景に映るもの

ベンチの小さな青虫にゆっくり休んでって感じたのなら
風景があなたにゆっくり休 ...
いつのまにか

中心に据えられて

またいつのまにか

中心探しからは外されて

うん・・・・

ぼくは太陽のようだ

いや、太陽ほど影響力もないから

太陽の子供のようだ ...
 「ここは入口ですか出口ですか。」
それすらわからないよ、どこかのミスター・ポリスマン?

 君には俺なんかじゃ返事もくれないの?って訊きたいけどどうせ答えてくれさえしないだろうってだから詩を書 ...
もうどうでもいい
って
騙されていく
老いのうたじゃあるまいにさ、
一生懸命だってさ、
しょせんは声を出す程度の、
「その程度の懸命さなら、」
僕はすでに捨て去った!


まだ消え ...
水飛沫だけは一人前の
まるで推進力がないバタ足で
取り付く島を探し回る毎日

学校の水泳授業を
見学してばかりいたツケが
今頃回ってくるとは思わなかった

後輩の回遊魚達には
軽 ...
車に乗り込むと会社に向かう
いつもの出勤時刻
晴れた朝は 陽ざしがまぶしい
光を避けて 道路を走る

段々と 車列がのびていく
大きな車も小さな車も車間距離は同じ
列のスピードに合わせて ...
    

あてどない希望について語ろうか?
俺達にはもうとっくに失われた
その希望について

もう亡くした夢について語ろうか?
俺が少年時代に夢見た
そして今、その残骸だけを有してい ...
   

言葉の沃野で
俺は途方にくれる
俺は詩人だ
ただ、自分一人でそう認めているだけの
もし君が世界に認められたいなら
そのノウハウはどこの書店にも置いてある
ただ、そうする事は僅 ...
左手を
襦袢の中へ
しのばせて
五十路女の
陰部楽しむ




ラウンド中
おばちゃん
林に連れ込んで
フルスイング
セックス依存症
あるところに
猿がいた
檻に閉じ込められ
外に出たかった

いい子にします。
自由をくださいと願った。
散歩に出された。
そして曲芸の練習した

いつも首輪をしていた。
ある日首 ...
彼はその 小さな両の腕に
美しく小さな光を放つ 玉(ギョク)を抱えて産まれた
そう、彼こそは
明けぬ夜の闇に支配されし世界に
再び光を授けんとする使者である

月のむすめは 彼の誕生を知り ...
増毛剤カタログふえても髪増えず

亜麻色の髪の乙女に足踏まれ

夜が来る妻の叱咤の恐ろしさ

おじ散歩犬と一緒に立ち小便

借金のかたに妻をいらないか?

足摺岬とこずれの母思い出 ...
セザンヌ展で
僕は 絵を 見ていた
その文学性を 画面の中に感じ取っていた
まどろむ色彩の中に潜む物とは何だろう だけど はっきり言って
お世辞にもあまりうまいとは思えないから
ここの鑑 ...
{引用=
捨て鉢になって、僕達は
あかるいみらい へ 霧散してゆく




あいとかこいとかゆめとかきぼうといった念仏
風の音に紛れて
いつも遠くで聞こえている



...
湿気が脳幹を溶かして、俺の意識は肉体と断絶する、白濁する視界と馴れ合う網膜、弛んだ自我が滑り落ちる先は…僅かに開けた窓から、初夏の雨が滑り込む夜だ、しっとりと濡れていて、透明な存在 ... ふたつの月が映る時

悲しき心蘇り

あなたの心もどらぬと

再び涙の川渡る
月の浮かぶ湖が淡い光に染まる

指の隙間から
流れ行く黒い水

心を映す鏡なのだろうか

冷たい手の指先から
光が生まれていく

光は体を伝い
抱くように包み込んだ

...
 君は 優しすぎる
 
 笑いすぎる

 身体をくの字に折って 土砂降りの雨の中で
 ラリッたシャムネコのように 笑い転げて

 まるで その細い身体を濡らすのが
 冷たい水の滴で ...
いつもなら
三月にくるはずだった
つばめがまだこない

家族はなにもいわないまま
その空間をみていた

朝 つばめが
そこにとまっていたから
ふんわり空気がやさしくなった

少し ...
綺麗だね
言うまでもなく 
その輪郭は
どこから見ても隙一つない

可愛いね
言うまでもなく 
そのつぶらな瞳は
いつ見ても弾けている

悔しいね  
焦がれても焦がれても
焦 ...
{画像=120616222037.jpg}



季節はなんて早く
通り過ぎて行くのだろう
もう春だと思ったら
陽の光は力いっぱいの強さで
もう初夏のようだ


季節の風は
確 ...
ポケットに



小銭があって



...
似たものばかり 重なる油絵の厚み
偏ってゆくけれど 分野を分けたくない 

 乾く前に重ね塗る 皮膚呼吸に気がつく

似たものばかり 増えて 要約に飽きる
バランスの軸だけで 死角を生き反 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
プルシャン・ブルーaria28...自由詩312/6/17 21:54
_十二支蝶自由詩012/6/17 21:44
FLUCUTUAT NEC MERGITURHAL自由詩3*12/6/17 21:34
もしかしてある日(四)信天翁自由詩112/6/17 20:39
名札たもつ自由詩812/6/17 19:12
雨音takano自由詩112/6/17 19:02
この顔文字、どんな顔?会議室12/6/17 18:03
Re:ガマパックン散文(批評...312/6/17 17:36
太陽の子供吉岡ペペロ自由詩712/6/17 15:49
Heaven.榊 慧散文(批評...012/6/17 14:54
Soak自由詩012/6/17 13:47
バタ足nonya自由詩23*12/6/17 13:26
光る車の窓砂木自由詩13*12/6/17 11:34
希望yamada...自由詩012/6/17 10:33
刺客自由詩212/6/17 10:19
変態短歌91花形新次短歌012/6/17 9:53
猿山ペポパンプ自由詩3*12/6/17 9:07
光闇論aria28...自由詩112/6/17 9:03
哀しみのおやじ梅昆布茶川柳1712/6/17 4:16
作品の中にある風景番田 自由詩212/6/17 2:34
2012/6/17鎖骨自由詩312/6/17 2:23
喀血するリリックの落ち窪んだベイビーホロウ・シカ...自由詩2*12/6/17 1:32
ふたつの月エメ自由詩112/6/17 1:31
暗闇れもん自由詩412/6/17 0:34
理由を捨ててまーつん自由詩12*12/6/17 0:03
つばめの家朧月自由詩612/6/16 23:25
綺麗∃観察komase...自由詩4*12/6/16 23:19
通り過ぎる春に / 駅裏の空地でbeebee自由詩25*12/6/16 22:22
いずれにせよ立つべきだTAT短歌212/6/16 21:53
斬新には今は届かない朝焼彩茜色自由詩8+*12/6/16 21:40

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