その頃僕はまとめて洗濯した一週間分の靴下の仕分け作業中。
全部黒でポイントもない靴下の片割れを洗濯籠の中から見つけるのは至難。
もとからして同じような靴下なのだから、とあきらめる事も出来ず、
他 ...
こくさいほうが
とれなくて
たんいが
たりなくて
すてーきを
たべにいく
1000えんで
さらだばーが
ついていて
たくさん
べびーこーんを
たべて
きた
こくさいほうが ...
さわれないことば
冷えてゆくかけがえのなさ
いつもとぎれてしまうモチーフ
あたたかいスープもないテーブルでは
君の影がゆらめいてみえる
ほんとうは君の髪にふれていたかった
ゆびがい ...
Honey BeeとHornet
侮るな
集団の放つ熱を
殺して食らうを専らとする君よ
我々は日本蜜蜂に近い
飼うに難しく
蜜を採るに難く
強く優しい
...
もう
なつの光が消えてから
七年がすぎて
あれほど
うるさく
見舞いにきていた テントウムシも青空も海も風も
すっかり
あなたを
忘れてしまって・・・
もう
あの日から
七百 ...
作詞 花 水子
作曲 奥座敷まこと
歌 キャシー芭菜々田
赤ちゃん列車
あゝ、カンテラもなく黎明の
生ぐさ暗きトンネルを
...
わからないという
隠れ蓑を着てあるく夜
足跡も影も連れず
ぼっちぶって
背中そらして
なんだった?って文字に
どきりとするメール
わけもなくつぶやく
ごめんなさいと
手のひらは差し出した
昨日へと潜水し
やがて沈降に向かう
腐った魚を
捕まえようと
そこは夢精の海
繰り返される
日々が溢していった
鈍い光の残像
甘い果肉の歯触りと
悲哀 ...
母の日 父の日 子供の日
中途半端な日がほしい
どれでもないのは私です
いいじゃない
って言いたげな月も見え隠れ
中途半端な仲間顔
人とは違うんだと叫びたかった
でも結局全ての人々はそれぞれに違ったんだね
誰一人として同じ人はいない
みんな違うからこそ孤独なんだ
独りの孤独を噛み締めてるから傷つき震える
でもそ ...
暗闇の中に
長い間いるせいか
赤
と言う色を
忘れてしまった
他の色は
心もとなくも
なんとか
思い出せるのだが
どうしても
赤だけは
イメージできない
薔薇の赤
...
二〇〇八年七月一九日、昭和女子大学人見記念講堂に於いて八三歳の吉本が「自分がしてきた仕事が全部ひとつにつながるということを話してみたいんです」と希望して実現したのがこの講演会であり、至極当然のごとく ...
夜更けに植物たちの呼気が肺胞を満たし
ぼくはしずしずと座席におぼれていく
鶏頭の形をした虫みたいな小さな生き物が
呟きのように車内灯に集まり始めている
窓の外では乗り遅れた人が持て余し ...
女子並みの
ハイレグにしたら
タマキンが
イカの眼みたい
男子シンクロ
インキン
殲滅作戦第一弾
日曜の昼
半裸虫干し
子等つどい笑いほうばる柏餅
小豆つけ気づかず子等の柏餅
ちまちまと「ちまちまもー」と五月雨と
五月雨はみどりいろとの歌があり
雹が降る邪道な感じの五月雨の
花しょうぶ蜘蛛の巣かぶり陽のあたる
Baby 空の高さなんて
気にせず見上げて欲しい
太陽にも優しく
眩しさを感じて欲しい
生まれながらの幸せに よそ見で零れる涙を
拾ってくれる人に 投げかける心を忘 ...
蝶のくちもと
触れる予兆
硬い草色
舐め取るふるえ
粉にまみれた異母兄妹を
泡のように飲み干して
こぼれた光
夜の 市街
皆のところに行けない犬
噴水 ...
札を数えて
何年も過ぎた
それを見てニンマリとしている内
何百年も過ぎた
そしてとうとう使う機会のなかった札束は
今ちょうど土に還った
僕の人生は
一本の折れた樹
それでもその折れた箇所から
新たな花が芽吹くかもしれない・・・
そうしてそれは嵐の抵抗に打ち勝って
この世に清々しく咲くのかもしれない
人間は負けて始めて
美 ...
誰にでも許されるべき弱さがある
そしてそれが世界を回していくと
気付かない神の子孫達はこう言う
強さこそが総てを守れる唯一の力
俺は弱いが彼女の涙を知ってるぜ
愛なんてまやかしだと教わった事がある
目の前を黒猫が通り過ぎた夜はいつでも
へべれけになって好きな女の名前を叫ぶ
抱きたいわけじゃねぇが手を繋ぎてぇな
愛す ...
優しさを見て育ったから優しくなった
厳しさを見て育ったから厳しくなった
それなら俺は何も見てこなかったんだ
誰からも気にもされない透明人間だが
愛した女が一 ...
切り取られた一枚の記憶が川下へ流れては沈む傍らに
日暮れを思い起こせば深く胸に刻まれた年輪の危うさ
地上より高く聳え立ち
波は大きくうねりながら目蓋を伝い近づいてくるけど
‖溜まりに浮かぶ ...
仕掛けではなくて
普通のオフィスである
優しい表情でいた男が
背中を向けて振返ると
窓の方を向いて
皮膚が蒼白くなり
眼が鋭く光る
その顔を見た途端に
心臓に短刀が刺さる
逃げ出して ...
ある用事があって久しぶりに
母校の大学の図書館を訪れた帰り坂
どこかから何かを燻らしている様な
芳しいとも苦っぽいとも想える
懐かしいような想い出したくない様な
薫りが否応もなくぼく ...
今ではインターネットには様々なサイトが存在する。昔は日本語のページは少なかったが、日常生活の情報を調べるのに困らなくなった。グーグルによる検索が便利になってからは、マップやメール機能を含めてうまく ...
なんにもいらない
もうなんにもいらない
なんにもいらない
記憶にものこらなくていい
あなたが望む証が来るなら
ぼくは存在しなくてもいい
なんにもいらない
もうなんにもいらない
なん ...
ひらり おちる
消しゴムのかす
えんぴつを研いだ時の
木の破片
真っ白なノートに書きなぐった
たくさんの言葉たちが
笑う 泣く 笑う
書いては消した 小さな唄
ちっ ...
雨が降っている
雨が降っている
天気は西から東だから
夜中頃には飯田橋に届く
雨に願いを
雨に願いを
僕の夢は叶わなくていい
君の全てを肯定しよう
雨が ...
たいようの直下で
あおあおとした稲妻を注ぐ空を見た
母が困り顔のまま少し笑う
午後二時の積乱雲
影が濃度を増して
昼間の星が透けて見える
どこへも行かれなかった星座の線のような
稲妻 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
pairing
haniwa
自由詩
1
12/5/15 23:44
毛利ヤック
6
自由詩
4
12/5/15 23:36
グルーミング
梅昆布茶
自由詩
17
12/5/15 23:21
従属
ドクダミ五十...
自由詩
1
12/5/15 22:59
忘れ去られる・・・ひまわり・・・の
草野大悟
自由詩
5*
12/5/15 22:54
演歌のニーズを探る 2
salco
自由詩
11*
12/5/15 22:51
夜の影
朧月
自由詩
2
12/5/15 22:30
深海
飯沼ふるい
自由詩
3
12/5/15 22:04
仲良し顔の月
朧月
自由詩
1
12/5/15 21:56
Someday
文字綴り屋 ...
自由詩
0
12/5/15 21:07
失色症
和田カマリ
自由詩
6*
12/5/15 19:18
吉本隆明『芸術言語論』概説
石川敬大
散文(批評...
12+*
12/5/15 19:01
最終列車
たもつ
自由詩
8
12/5/15 19:00
変態短歌51
花形新次
短歌
0
12/5/15 17:20
柏餅、五月雨、花しょうぶ
榊 慧
俳句
1
12/5/15 13:20
優
朝焼彩茜色
自由詩
5*
12/5/15 12:20
ひかり まわりみち
木立 悟
自由詩
5
12/5/15 9:39
土の札束
yamada...
自由詩
4
12/5/15 9:36
冬のとある一日
〃
自由詩
4
12/5/15 9:35
強さ
永乃ゆち
自由詩
2*
12/5/15 8:44
まやかし
〃
自由詩
2*
12/5/15 8:39
性分
〃
自由詩
2*
12/5/15 8:35
少年スカイツリー
アラガイs
自由詩
6*
12/5/15 8:28
お化け屋敷
殿岡秀秋
自由詩
3
12/5/15 7:12
燻製
HAL
自由詩
11*
12/5/15 6:19
ITの問題
番田
散文(批評...
0
12/5/15 2:11
だから大丈夫
吉岡ペペロ
携帯写真+...
6
12/5/15 1:17
文房具
三奈
自由詩
31*
12/5/15 1:09
雨に願いを
吉岡ペペロ
自由詩
1
12/5/15 1:03
すいか(習作)
月見里司
自由詩
3
12/5/15 0:47
3016
3017
3018
3019
3020
3021
3022
3023
3024
3025
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3028
3029
3030
3031
3032
3033
3034
3035
3036
3037
3038
3039
3040
3041
3042
3043
3044
3045
3046
3047
3048
3049
3050
3051
3052
3053
3054
3055
3056
4.8sec.