友達と会社を辞めた
川沿いの波紋を見つめて 歩いていった
そして 僕らの歌う歌は
あまり女の子の良く聴くような歌ではなかった
通り過ぎる人の誰も知らないような歌だった
そして ぼんやりと ...
ねむいって
いっていい

きょういちにちを
すごしたのだから

ねむりのなかで
おもいだしてもいい

きょう
いちにちのことを

とおい
むかしのように

...
 美少女罐詰め発売っ

 てゆうのは
 SF的には大して
 面白くもない発想なんですが
 僕は更に
 その先の地平線を視ています

 カップ美少女発売っ

 お湯を注いで三分のカッ ...
 キャリアウーマンの淳子さんは
 食事時間も不規則になり勝ち
 その上
 ジャンクフードしか食べられない
 昨日はピザを
 直接会社に届けて貰った

 そして
 会社のソファで

...
 一

 ポーズ変えるためだったんだけど
 ハンダで
 ドイツ兵突撃セット
 ジュジュッてやってて
 そのハンダ
 ふと
 ジェニーに向けた時は
 ムラッと来たね

 ジャンパー ...
帰り道 いつも通る住宅街の
薄暗い側溝の上に
夜が血まみれになって横たわっていた
誰かに捨てられたのか この世の
仕組みから外れて落下してしまったのか
夜はその黒い身体のところどころに
赤 ...
明日への扉なんてものは全部
閉ざされてしまえばいいんだ
性欲を喚起するだけの流行は
穢らわしくてもう耐えられぬ
と彼女は日付変更線上で叫ぶ




何も知らないままでいたくて
...
人間的な温かみには
人間的な御礼を
非人間的な仕打ちには
非人間的な仕返しを

パーソナルパーソン
自分だけの世界など
どこを探したって
見当たりそうにない

センセーショナルな会 ...
不完全なレイトショー
二連敗の前座ボーイ
条件付きのペントハウス
高慢ちきな御令嬢


メトロポリスの重大過失
ワルプルギスの夜の情事
ガダルカナルの島の遺骨
ペテル ...
当然のように
瞼を閉じれば
まつげの先から
スカートの中まで
そこはまっくらな
宇宙と一緒で
わたしのスカートの中には
宇宙
冥王星も
氷の山も
そびえたって
太陽を恐れている
...
刹那花ひらり乱れる春の風 脳裏かすめる君の幻影 

週末は桜吹雪になるのかな君の簪姿を見たい

桜散る頃に逝ければ葬式に付き合う子らも寒くなかろう  

満開の桜の下に捨てられる悪い ...
 
 
 
空で眠るのに必要な高さをはかろうとすればいつも
そびえたつビルの屋上に十三人の男女の影が並ぶのだった
みな一様にうつむき
しかしてんでばらばらにアスファルトの彼方を指さして
...
きみの手に
粘菌がついてるよ
銀河は渡らずに
ぼくの手で
拭けばいいよ
リキッドファンデーションの彼方へ
換気扇の吐き出し口から、ファンの雑音に混じってすすり泣く声が聞こえます

外はこんなに天気がよくて
芝生の緑が鮮やかなのに。
グミの実についた水滴が光を含んできらめいています
軋んだ声で ...
そんなにたくさん持ってて
歩けるの

私はあなたの秘密
平気だから

エリザベスを飲みましょう

ミサイルでもロケットでも
なんでもいいから
私をつれていって

光の塔
グー ...
わたくしが
ブロッコリーの作付面積比、堂々の全国第三位
この{ルビ片岩志=かたいわし}村の長となった暁には
まず、村名をブロッコ里ー村に変え
村民の皆さんにはブロッコリーの里の住民
ブロッコ ...
本当に信じてくれるなら
何にも聞いたりはしないで
やさしい言葉をかけて
僕の瞳を覗き込んだりしないで

ねえ、君はいい子
だから白ゆりの歌なんて唄わないで

ほら、叫び声が聞こえる ...
安い服を何枚も持つよりも
高価なお気に入りを一枚
好きなものを大切に
とは言うけれど
やっぱり数には惹かれるし
お気に入りだって
毎日着てればくたびれる
第一 本当に大切なものって
ど ...
自然に広がる青が好きだ

空に広がる明るくて薄い
無限の青が好きだ

海に広がる深々と水を湛えている
無限の青が好きだ

どちらも大好きだ
どちらも無限に広がって果てしなく
そこに ...
会社をたたむと決心して以来
もののたたみ方に注意するようになった
これまで自分でたたまなかった布団を
たたんでみたりするようになった
いつもはそこら辺に放り投げている
パンツや靴下もたた ...
福山を
思い浮かべて
マンネリの
夫の突きに
耐え忍ぶ妻




ケータイを
パンツの中に
忍ばせて
きみの振動
待ちわびている




ウオッカと
トマトジュー ...
見えない血を吐いている
(そんなに世界は攻撃的?)

見えない傷をつくっている
(そんなに自分を許せない?)

此処に留めておけるだけの鎖をはやく、はやく
魔女になる
わたしに
閉じ込めたい
たったひとつ
ふれた
あの眼の奥
同じ
死のにおい
きれいな蝶
ひらひら
この指に
殺された
希望は
あちらにありました

あの中へ
入りたくて

走って
走って
走って

でも距離が
縮まらなくて

きっとあそこは
居心地がいいんだろう

そう思っても
走り ...
 
 
私腹を肥やした市長と
新人の試験監督が
芝の敷き詰められた校庭で
シーソー遊びをしている
紙魚は紙幣を食べつくし
新月の夜に
湿った子音になる
質問が締め切られると
至福の ...
帰宅中の電車に揺られて
辺りをキョロキョロした

ハッと我にかえり
自分が何故
キョロキョロしたのかを
考えてたら

懐かしい香りで
無意識のウチに
君を探していたんだ

お香 ...
産業の海は
寒色インク
どぶのグラデーション
おっと
空だよ
自然の絵描きは
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝
今日は      鬱
やっつけ仕事で  鬱
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝
排水溝から
...
君にとっての世界

それはこの部屋のなかがすべて

出かけてくるよ

君は寂しげに小首をかしげ

ドアをあける気配に

まだかなまだかなと待ちきれない様子で玄関を覗き込む


...
... ギリギリ夕陽
飛び込んできた
稜線に消える
明日また
おとうさん
僕の人生
背中が重い
眼に点々
血の点々
書類の上に
フォーカス
日々と言う字が
焦げだした
ギリギリ夕陽
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
僕の名前は、DJタナカ番田 自由詩0+12/4/24 2:28
ねむり小川 葉自由詩312/4/24 1:34
カップおばさん藪木二郎自由詩0*12/4/24 1:00
淳子さん危機一髪自由詩1*12/4/24 0:59
自由詩1*12/4/24 0:58
血まみれの夜岡部淳太郎自由詩6*12/4/24 0:50
fauna鎖骨自由詩212/4/24 0:50
パーソナルパーソン葛西曹達自由詩112/4/24 0:42
弔う妄想ホロウ・シカ...自由詩6*12/4/24 0:28
出会ってしまったねc自由詩712/4/23 23:51
桜散る2012北大路京介短歌13*12/4/23 23:47
使徒たち、あるいは土曜日に朝食をとらないわけについて動坂昇自由詩312/4/23 23:17
渡らず川mizuno...自由詩012/4/23 23:08
明るい庭でゆべし自由詩212/4/23 22:59
thanks liquormizuno...自由詩012/4/23 22:50
次期村長選マニフェストsalco自由詩11*12/4/23 22:49
太陽はいらないв+в自由詩112/4/23 22:39
ないものねだりマフラーマン自由詩1*12/4/23 22:35
一 二自由詩912/4/23 21:47
会社をたたむ壮佑自由詩39*12/4/23 21:34
変態短歌12花形新次短歌012/4/23 21:31
見えなくていいムダ自由詩012/4/23 21:09
美音自由詩312/4/23 21:04
りり自由詩4*12/4/23 20:57
至福のシンバルたもつ自由詩212/4/23 19:17
無意識にちゃんこ自由詩512/4/23 19:04
は く さ い和田カマリ自由詩3*12/4/23 19:04
うつろぎのひと恋月 ぴの自由詩26*12/4/23 19:00
サンライズ王子からの遺品TAT短歌112/4/23 18:39
ギリギリ夕陽和田カマリ自由詩1*12/4/23 18:37

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