ぴたりとふれる
ふるるとないて
きみはとおくの
ひかりかなたへ
はなをそなえて
はなをくすぐる
あかりともせば
いのるちいさな
いのちふるえて
...
埋葬される私の胸に
日記帳がのせられていた
長い乾期が始まり、色褪せた紫丁香花が
垂れ下がっている
台風を待てば故郷は救われる
そう言って村人をつなぎ止めた
かつての独裁者の像が見下ろ ...
俺様が
天下を取った
暁は
チョメチョメ半島
実効支配
弱腰の
政治家非難
する前に
チョメチョメドラマ
すぐ止めやがれ
褪色したかこはモノクロ
セピアのくすむ
鉄錆の
あかがね色
ふくざつに入り組んだそら
四角い工場群がある昭和のはじめは卵の
ちいさな箱
筒状のえんとつ
...
*
やあ天気が良いからなにか灰皿の代わりになるものを持ってきてくれないかと言うと掌をむける。あまりに白くて使いものにならないな、どこにいたって日かげをつくってくれるのならまだしも。
これはほんとう ...
固く強張った叫びの表面から
水が剥がれる
一枚の皮膚のように
音もなく
樹齢千年の眼差しに救われて
水は
季節の波紋を揺すり
懐かしい演奏を軸とする
流れと
陽光の到着を待ちなが ...
鳴るように
色付いて
はばたくように
ふれあう
それは
ひどく
不器用な鳥たちが
抱きあい
落下する 夕暮れ
ここ1年余り、自分は沈黙について思いを巡らさざるを得なかった。端的に言って震災によって亡くなられた方々を直接の被害が軽微であった場所から安易に話すことに抵抗を覚えたからだ。「語りえぬものについては人 ...
おばあちゃんが言った
ふりかえっちゃいけないよ
茄子の牛に乗って空へ帰る人たちを
見てはいけないと言った
だってさみしくなるだろう
送る方も
送られる方も、さ
藁を燃やして送 ...
ひとを
見下し笑えたら
わたしの優位が成り立ちそうで
ひとを
けなして罵れば
わたしの優位が守られそうで
拳は
きょうも独りきり
石くれ気取りも甚だに
閉じたつもりの ...
例え握りつぶしたとしても
きっと
手は汚れないと思うんだ
乾いてひび割れてきている田んぼにも
まだ新しいビルの真っ白な壁にも
しっとりと重たい町屋の歪んだ屋根にも
よろよろ ...
長男が
本屋で突然
叫び出す
「ママ、細木数子が大キライ!」
(なんでまた
今どき細木数子なの?)
地獄に落ちたく
なくて止めとく
生きるってめんどうくさいことだらけだし
案外つまらないですね。
スピーカーから。
メイコさんは、カップを、割れた手で。
お母さん、とても若いですね。
信号機は、黄色だと、とてもき ...
先方は 意外と
疎遠だなんて
思って居ないのかも 知れません
気にしているのは こちら側で
多忙な 毎日の 中では
日々の循環が
あっと言う間だったりも
するのでし ...
温泉の波動呼び寄せ受け取ったそれぞれ違う特徴がある
君からの視線に気づき照れ笑い甘い果実を手に取り誤魔化す
コーヒーを一気飲みして出て行った朝が苦手な姉の習慣
夏色の君の背中が ...
ときおり四つんばいになってみる
なにか思い出すかしらんと
きしきしからだが鳴く
ないはずのしっぽがふるえる
あたしってちっぽけだにゃん
まわりがとても大きく見えて
痛んでくる腕 ...
成長した一つの細胞が
小さな二つの細胞に
分裂した
別れたあとには
なにも残っていない
細胞の
一つの影が
二つとなって
1+1=2
と表せる
見慣れた景色となる
小 ...
私がなくなると、私の中の水面は消えてなくなる。
私がなくなっても、流れる河の水面は存在する。
私でなくてもいい。
誰でもいい。
この地球に沈黙の春が訪れ、
誰もいなくなっても、
河は流れ、 ...
車で
見ていた
寝そべりながら
ステンレスの
寂しい腕時計を
ありふれた
言葉を
書くことから
この詩は始まる
人は
つまらない
言葉も
* ...
燻製卵、地球儀、機械人形、行列、大理柱
蘇生記、天球儀、機械鍵盤、行列、花崗柱
雛鳥卵、卵殻儀、機械書記、行列、石膏柱
死滅記、古生儀、機械動物、行列、雪花柱
誕生卵、新生儀、機械植物 ...
日々の中にある
偶然の一致の
意味深さに
迷う
不思議な力が働く
脳内の活動
畏怖すべき
何ものか
神経細胞の無数の足の
電位の迷走
その刺激によって
現る幻像
...
A
鉄分過多の静脈が
大気圏に侵食される事それが私の目覚め
骨髄を電熱線で縛る
酸素が乾く朝胎動が冷臓庫の奥で始まっている
「紙コップの中で受精卵が揺れている」
B
...
溶けかけた
まっ白なティーカップのうえ
紙の皿に乗った
ぼくの
回転する
小さな骨
銀の照明燈からは
ミルクが垂れて
何やらふわふわしたものが
ぼくの
心臓の殻 ...
三日月は盲いたふりをして
星達は目を伏せ囁いた
空が瞬きする間だけ
僕達は自由になれたんだ
輝く夕暮れの碧色に
叶わない未来を描いた
指に絡んだ君の嘘に
気付いて知らないふりをして
...
わたしは写実をつなぐ
紙に沈む点を見捨てる
森のむこうの森
水たまりにくちづける
紙を裂いたかたちたち
紙を裂いたかたちにつづく
涙を抄い抄われる手が
別のし ...
目をつぶれば
左下への回転
何も得るものなく
つどう
貝の内側に踊る白
芯を持たない腕と脚
外へ外へ
出ようとする色
絶え間なく音が
宙に消えてゆ ...
女って 大好きだ
女を喩えるなら
血の滴るような野薔薇の朱
生真面目な緑に身を固めた
この暗い原野の世界を点々と彩る
秘められた また明かされた 情熱の色
その両目は 傷つきや ...
垂直な光のピンで留められて
横たわる朝は散乱した昨夜の屍だった
まだ誰もいないスーパーの駐車場で
ぬるい風が砂埃を吹き上げている
一匹の小さな蛾が
逆らいながら飛んで行く
...
あなたの握るおにぎりは
いつも大きくて
中身はおおよそ梅で
わたしが出かけるときには
「お金を使わず済むように」って
たかだか100円程度のことなのに
保温のバッグに
詰めこんで
...
この街のひとがラテン系だと教えてくれたのも
陽気なラテン系のひとだって
その心には大抵ひとには言わないけれど
苦い悲しみを背負っているのよとも
教えてくれたのはきみだった
ぼくは生粋の大 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ふるえて
そらの とこ
自由詩
1
12/8/10 22:32
つち
mizuno...
自由詩
1
12/8/10 22:10
山城新伍短歌1
花形新次
短歌
0
12/8/10 21:34
フリーハンドのくろい線
石川敬大
自由詩
15*
12/8/10 18:48
米と三角
はるな
散文(批評...
0+
12/8/10 15:35
水路
綾野蒼希
自由詩
15+*
12/8/10 13:55
( )
はるな
自由詩
6
12/8/10 13:48
「沈黙」についてのノート--ヴィトゲンシュタイン、G.スタイ ...
N.K.
散文(批評...
3*
12/8/10 12:32
盆送り
そらの珊瑚
自由詩
23
12/8/10 10:59
拳
千波 一也
自由詩
3*
12/8/10 10:54
きみは、
あ。
自由詩
5
12/8/10 10:45
細木数子短歌1
花形新次
短歌
1
12/8/10 10:11
ストーリィ
由比良 倖
自由詩
3*
12/8/10 9:01
気にしているのは こちら側
藤鈴呼
自由詩
6*
12/8/10 8:58
温泉の波動
夏川ゆう
短歌
0
12/8/10 8:36
どうぶつになる
朧月
自由詩
4
12/8/10 6:59
分裂
あおば
自由詩
7*
12/8/10 3:54
水面
灘 修二
自由詩
2*
12/8/10 2:33
車で
番田
自由詩
2
12/8/10 2:03
オートマタの黄昏・分離の左右
高濱
自由詩
0
12/8/10 1:03
脳の神様
シホ.N
自由詩
3*
12/8/10 0:42
A/B
由比良 倖
自由詩
1
12/8/10 0:09
朝
〃
自由詩
5*
12/8/10 0:08
アレキサンドラ
智鶴
自由詩
1
12/8/10 0:03
ノート(羽音)
木立 悟
自由詩
9
12/8/10 0:00
冬漠手
〃
自由詩
2
12/8/10 0:00
女って
まーつん
自由詩
9*
12/8/9 23:45
僕が君を一匹のみすぼらしい蛾に譬えたなら
ただのみきや
自由詩
24*
12/8/9 23:43
梅のおにぎり
千波 一也
自由詩
8*
12/8/9 23:31
Latin OSAKA
HAL
自由詩
4*
12/8/9 23:03
3019
3020
3021
3022
3023
3024
3025
3026
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3028
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3030
3031
3032
3033
3034
3035
3036
3037
3038
3039
3040
3041
3042
3043
3044
3045
3046
3047
3048
3049
3050
3051
3052
3053
3054
3055
3056
3057
3058
3059
4.27sec.