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酔いどれ船の上で
朝日を待っていました
海のない部屋で
発泡酒の空き缶を
3つ4つ潰す夜
浮かび上がる船体に
千鳥足で乗り込むだけの
シンプルな船旅
朝日は
僕らが ...
木々の緑とは虚無のことなのかも知れない
緑とは葉緑素の目に見える色のことだ
虚無とはどこか一点へと向かう苛々した無数の風のことだ
だから
色とは苛々した無数の風のことなのかも知れない
色は ...
ルナ聴いて あたしはメスよ 見上げてなんかいないのに
刺してこないで
ルナ聴いて あたしは好かないの 神秘過激な万月の花びらなんて
尖った爪に誤魔化しのネイルは効かない
ルナ あたし ...
自分の命を諦めかけた人間が
小さな命の火を
消さないように
じっと見つめて
そっと守った
寝る間も惜しんで
疲れも忘れて
弱りながらも火を燃やし続ける
小さな小さな命を ...
裸に響く 裸体のデザイン
剥く皮などないくらい ほどかす
捻らす裸の骨組み ギシギシと
全本の骨 全粒の細胞 セルフィシュに泳ぐ
利己的に利口
誰の為の人差し ...
この生が空しく過ぎることを悲しめば
問い返される
何が充実か
揚羽蝶がゆずの木にやってきた
仇やおろそかではない
ひらひらと儚くも天に任せる
愛しているさ、悲しんでいるさ
生の肯 ...
太古の昔から続いていて
これからも続いていく物語
誰が為に鐘は鳴るのか?
科学者は古しえよりその後継者に宿題を課し
核爆弾からDNAまで手に入れた
哲学者は古しえよりその後継者に宿題を課 ...
愛しさと打てば
涙と変換されるような
恋ならいらない
ただ一筋の
情熱が強さになるように
今日私は一重瞼を二重に整形した。
もう何十年も一重であることにコンプレックスを持っていたから。
(大好きだった彼にフラれたから)
(これで世界が変わると信じていたから)
午後一時、手術 ...
きみがいるだけで
どこからかちからがわいてくる
きみがいるだけで
そらをもとべそう
きみがいるだけで
ちきゅうのうらがわまではしっていける
きみがいるだけで
こんなにもなみだ ...
優しいとは
ねえ?
どう言う事?
未だに
答えは
聞けません
人間として
産まれ
ました
苦しい
もうちょっとを掬い集めても
もうちょっとはもうちょっとのまま
それでも息なんかふぅっと吹き付けたら
袖口でゴシゴシ磨いてみた
やっぱし、もうちょっとはもうちょっとのままだった
...
トリセツをただの一度も読まずとも正しい呼吸の仕方はわかる
もともとはペアであった靴下も気づくと穴が片方だけに
色褪せたペエジをめくる緑風が塗り替え時期と付箋をつけた
強風でバタンッと ...
モリブデン
好きか嫌いかでしか仕事ができないたちだった。特に見ているものを信じられたためしはない。僕は、そのままだったのかもしれない。今日もネットにアップするための文をつづっている。誰のことも信じていない。デ ...
かたり
音がするから
置き場を
探して
そこじゃない
そこじゃない
と
帰る場所 が
消えてゆく
昨日まで
いた場所に
君がいないのならば
もう
...
干からびた海に浮かべた船でわたしは舵輪を取る
祈りの形に凍りついた手
そんな人々を見送りながら
抜錨
伝声管から
機関よろし
声がかかる
土煙を上げる
...
この身体は大して僕じゃない
僕はもっと遠くにあるのだ
ほら
あの太陽の向こうに見えるでしょ?
そうやって
視線を逸らさせた瞬間に
僕は逃げるんだ
白い 陶器のような
冬季には 思い出せるような
鬣を 尻尾にまとう
オコジョのような
そんな パッパカさんが
走りたいと 嘆きながら
地下で 静かに 休んでる
其処には 緑の ...
コップに注がれたラムネは
辛すぎて
喉の渇きを癒すことができない
だから、
私はグラスを空にできない。
ベランダの風鈴の音は
錆びていて
私の耳にはとどかない
だから
私のこまく ...
覚えてる?
ゆびきりげんまーん って
指切り したよね
あたしなんかね 約束したことよりも
あの日の へんなオレンジの夕陽の方が
なんか 鮮烈に覚えてるの
...
体が重い、頭が重い
手先が器用で走るの遅い
夕やけ嫌い、夜ふけ好き
考えるのが趣味
思うのがよすが
知っているけど知らん顔
わかりもせずにわけ知り顔
かき捨ての恥まみれ
含羞忘れの外聞 ...
60ぐらいの爺さんに
ちくちくと批判されていやな気持ちになる
耐えている
それでも
批判してくれるひとに
耳を傾けると成長できるなんて嘘だ
無責任な嘘だ
...
パエリアが
高くて
1000円した
もとが
300円
えびが
200円
たこが
200円
ほたてが
200円
あと
100円は
サバ缶
ツイッターで相互監視し合う日々
...
熱がフィルター越しに唇に伝わるくらい
短くなるまでたばこを吸う
換気はバンゼンなのさ
太陽があんなに遠くになったよ芥子粒みたいだ
蓋は「ちゃんと」閉っているよ
開けたらオシマイだから ...
日暈が出ている
ゴルフそっちのけで写真をとる
これを見た誰かたいせつな人が
きれいだと感じて
洗われてくれたら
逆光で真っ暗だったから何枚も
何枚もゴルフそっちのけでとる
あ、オレの番だ
てきにたすけられ
みかたをまもる
てきも
たいへんなのだ
みかただった
ふるさとに
わがぐん
しろはたをふる
喋ると馬鹿がバレるからさ
語ると嘘っぽいからさ
怒ると皺が増えるからさ
泣くと幸せが逃げるからさ
止まると置いていかれるからさ
歩くと踵が減るからさ
群れると傷が増えるからさ
...
光
体温
希望
全て
それが君なんだ
ぼくの骨が溶けだして
飴玉のような
真っ白な塊になる
飴玉だよ、と
近所の子供にあげると
骨みたいな味がする
そう言って無邪気に笑う
骨の無いぼくは
ぐにゃぐにゃ ...
日付順文書リスト
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日付
「詩は、酔っ払って落水しても溺れる心配のない便利な海だ」と言 ...
風呂奴
自由詩
4
12/5/9 18:46
路上で考えていた
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
12/5/9 18:40
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朝焼彩茜色
自由詩
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12/5/9 17:30
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ジュリエット
自由詩
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12/5/9 17:24
裸の意図図(いとず)
朝焼彩茜色
自由詩
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12/5/9 17:01
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木原東子
自由詩
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12/5/9 13:41
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terada...
自由詩
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12/5/9 11:58
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永乃ゆち
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2*
12/5/9 9:37
なりそこない。
〃
自由詩
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12/5/9 9:21
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小原あき
自由詩
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12/5/9 9:14
ねえ優しいってなんだろう?
ドクダミ五十...
自由詩
1
12/5/9 9:07
もうちょっとなひと(みんなありがとう!)
恋月 ぴの
自由詩
38
12/5/9 8:49
夕焼け心中
そらの珊瑚
短歌
12
12/5/9 8:38
今日の独り言 20120508
A-29
自由詩
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12/5/9 4:05
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番田
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12/5/9 1:50
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AB(なかほ...
自由詩
6
12/5/9 1:49
カレタスフィア
高原漣
自由詩
4*
12/5/9 0:57
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sanat
自由詩
1
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藤鈴呼
自由詩
2*
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ゆき
自由詩
5*
12/5/9 0:18
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はるこ
自由詩
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12/5/9 0:06
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salco
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それでも
吉岡ペペロ
自由詩
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鉄の腕のゲッツ フォン ベルリッヒンゲン
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12/5/8 22:51
「 」
一般詩人-
自由詩
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日暈
吉岡ペペロ
携帯写真+...
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12/5/8 22:23
白旗
小川 葉
自由詩
2
12/5/8 22:08
circulate
faik
自由詩
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12/5/8 22:03
Missing
文字綴り屋 ...
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12/5/8 20:24
骨飴
たもつ
自由詩
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